66 【突発】世界滅亡のお知らせ。
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
【人】厭世家 サイモン 09/27 11時半頃
(0)
嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。

天のお告げ (村建て人) 09/27 11時半頃
(#0)
そう、聞こえるのは滅亡への足音。

ちらちらと空から降るのは雪でしょうか?
いえ、それは剥がれて落ちる空の色。

砂のようにサラサラと、世界は崩れて溶けていきます。
ここは終焉の地。
全ての並行世界がぶつかり合って収束し、そして全て消えてしまうのです。

鳥使い フィリップが参加しました。
【人】鳥使い フィリップ 09/27 19時半頃
(1)
 ……確かに此処だ。
 この樹は、あの夢で見たのと同じ…

[枯れかけの大樹に触れ、梢を見上げた。]

 なぁミスタ、わかるかい?
 世界は、ここで終わるんだとさ。

受付 アイリスが参加しました。
【人】受付 アイリス 09/27 20時半頃
(2)
[乾いた大地。荒んだ風。枯れた空]
[春色の、場違いなまでに柔らかい色合いのスカートが翻る]
[砂漠の岩の上、仁王立ちをする小さな影]

──滅べばいいのよ、なにもかもが終わればいいの。
そうすればもう、あたしを嗤うものはいなくなるんだから。

隔離政策なんて莫迦々々しい。
シェルターの中だってなにひとつ安全じゃないのに。

[呪詛を零しながら足元を睨み付けた]

──“お前たちはシェルターの中で死ぬ”。

【人】受付 アイリス 09/27 21時頃
(3)
あたしに言い当てられるのが怖かっただけのくせに。
死という現実を突きつけられるのが厭だっただけのくせに。

[ふてくされた表情で、ガツリと軽く岩を蹴る]

あたしがなにに感染していたというの。
預言者の存在なんて信じてもいなかったくせに。

[ガツ、ガツリ]
[ひとり所在無げに足元を蹴る姿は、まだ幼い**]

【人】鳥使い フィリップは、メモを貼った。 09/27 21時半頃

【人】受付 アイリスは、メモを貼った。 09/27 22時半頃

【人】鳥使い フィリップ 09/27 23時頃
(4)
[肩の上の鳥は鳴かず、ただぎょろりとあたりを見回すだけ。
 乾いた埃っぽい風に、小さく咳き込んだ。]

 もう、誰も居ないのかな?
 …みんな……

[不安そうに振り向けば、歩いてきた道は色の失われた世界。
 その中で、肩の上の鳥だけは未だ鮮やかな色を帯びている。

 ここに辿り着くまでに、沢山の死を、沢山の別れを見てきた。

 それでも…最初から知っていたんだ。
 ここに辿り着くことができるのは………──]

定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
【人】受付 アイリス 09/28 09時半頃
(5)
[ガツリ、ガツリ]
[ひとしきり蹴った後、俯き、そしてか細くため息を吐いた]

もう、いいよ。ゆこう。
未練なんてないんだから。
お父さんもお母さんもお姉ちゃんも、みんな。

みんな死んじゃえばーかばーか。
世界なんか滅んじゃえばーかばーか。

[のろのろと岩の陰へと足を進める]
[銀色の、四角い箱。少女がしゃがんで入れるくらいの]
[少女が人差し指で触れると、ぱかりと側面が開いた]

あの夢に見た場所へ連れてって。
あたしはあの夢の鸚鵡に会いに行っちゃうんだから。
だからあたしはシェルターになんか入らなかったんだから。

[少女が中に入ると、銀色の箱は震えながら土の中へ沈んでゆく]
[終焉の地まで、もう一眠り**]

靴磨き トニーが参加しました。
【人】靴磨き トニー 09/28 12時半頃
(6)
―滅びゆく世界・どこか―

[さらさらと散りゆく空を眺め、少年は笑った。
何かを嘲るかのように、高らかと]

はっは!
見たまんまだ!

俺の頭の中の世界じゃなかったわけだ、ここは!
夢……じゃねえ、よな?

[確かめるように一つ、小石を蹴り飛ばす。
も一つ拾い上げて、ぐっと握る。
その感触と、軽い痛みが、少年に現実を教えてくれた]

【人】靴磨き トニー 09/28 12時半頃
(7)
これで妄想とバカにされることもなければ、
あんな事件起こすこともなくなるわけだ!

はっは!

まったく……、むなしい……。

[急にしおれて座り込み、そのまま地面に寝転ぶ。
張り付いたような笑顔はもうない]

このまま世界、滅びちまうのかな。
俺、何もできてねえよ。

はあ……。

[少年は、目を閉じて耳を澄ました**]

【人】受付 アイリス 09/28 17時半頃
(8)
[ふいに、ピコピコと可愛らしい音が鳴った]
[正面のスクリーンに小指で触れる]

──『生体反応を発見しました』
──『近くへ浮上しますか?』

[画面の上の指を、すっと縦に滑らせる]
[ごとごとと微かに箱が揺れた]

あの鸚鵡かなあ。
それとも違うなにかかなあ。

[ぽつり呟いた声に応えるように箱の側面が開いた]
[かがんで外に出て、スカートを直しながら辺りを見回す]
[知らない場所]
[しかし終焉を纏う空気は自分の街と似ているように思えた]

【人】受付 アイリス 09/28 17時半頃
(9)
[てくてく]
[少し歩くと地面に寝転がってる少年が見えた]
[相手は少女が近づく足音に気付いているだろうか]
[首をかしげ、足を止める]

なにしてんの?
あんたもひとりなの?

[たぶん生きてるだろうと思い、声を掛けてみた]

【人】靴磨き トニー 09/28 18時頃
(10)
[さくりさくりと、何者かの足音がした気がして、少年は目を開けた。
近付く人影が目に入る。
逆光で――太陽はまだあるのだろうか?――ぼんやりと人らしいとしか見えないそれが、声をかけてきた]

うえ?

[自分でも変な声が出たな、と思いつつ。
少年は身を起こした。否、飛び跳ねるように立ち上がった]

生きてるよ!
一人、なんじゃね?

この世界で人に出会うなんて、俺の頭ん中にはなかったけどな……
はっは!

[乾いた笑いだった]

【人】靴磨き トニー 09/28 18時頃
(11)
[滅びゆく世界に不釣合いな少女。
少年にはそう見えた。

普通で、ひらひらした服着て、なんか。
変なの。

そう感じた]


あんたは何してんの?

[少年は何もしていなかったのだから。
鸚鵡返しに問いかけるだけだった]

【人】受付 アイリス 09/28 18時半頃
(12)
あ、生きてた。
しかも結構元気っぽかった。

あたし?

[訊ね返されるとは思わなくて、少し面食らう]

あたし、は、そうね。

ユグドラシルに鸚鵡を見にゆくの。
……それだけよ。

[ぽつりと零すと、少年の傍らへと足を進める]
[となりにしゃがむようにして、彼の顔を覗き込んだ]

ここどこ?
あんたひとりぼっちなら、あたしといっしょいく?

【人】アイリスは、しゃがんだのは、スカートが風に翻るのが気になるから。 09/28 18時半頃

【人】靴磨き トニー 09/28 19時半頃
(13)
[少年の眉がきゅっと上がる。
聞き慣れない言葉ばかり飛び込んできたから]

ユグドラシル? オーム?
何だそりゃ……。
この世界の地名か? ここがどこか、俺が分かりそうに見える?

[両手を上げて、ぐるりと回ってみせる。
ちらりと、建物のような幽かな影が目に入った気がした]

ま、でも。
一人はつまらんから、一緒に行ってやるよ。
魔物でも出たら危ねえしな。
世界が滅ぶってのに危ないも何もねえかもしれんけど。

[そう言って、また乾いた笑い。
ひょいと少女のほうに右手を差し出して言った]

俺はトニー。トニー・ザグゥエアランジュ……
いいや、トニーとだけ呼んでくれ。

【人】鳥使い フィリップ 09/28 20時頃
(14)
[疲れきった足で、大樹に背を預けるように座り込んだ。]

 ねぇ、ミスタ。
 もうすぐ来るのかな?

[崩れ行く色の無い空を見上げて、肩の上の鳥に問いかけた。]

【人】受付 アイリス 09/28 20時半頃
(15)
ユグドラシルってゆのは、百科事典に載ってた大きい樹のこと。
本当はどうなのかよくわかんないけど、夢で見たの。

街がなくなって、世界のすべてから色が消えて、
ユグドラシルさえも枯れかけて、
でも、そこに一羽の鮮やかな鳥がいるのよ。
あたしはそれを見にゆくの。

[コールドスリープでくりかえし見続けた景色]
[生気の抜けたような笑い方をする少年にちょっと首をかしげ]
[差し出された右手に、少女は自分の左手を重ねた]
[そのまま、握手ではなく、引っ張るように手を繋ぐ]

ざぐえええ? あ? ……うん、トニーね。トニー。
あたし、名前はアイリスよ。

魔物ってなに?
百科事典にのってるような、狼男とか、妖精とか?

【人】受付 アイリス 09/28 20時半頃
(16)
あたし、キャット・イン・ザ・ボックスに乗って来たの。
銀色の四角い乗り物よ。
一人乗りだけど、あたしがちっちゃいから、
窮屈だけどトニーも入れるはずよ。

[ぐいぐい、自分の来た方向にトニーを連れて行く]
[乾いた風が、少女の春色スカートを揺らして吹き抜ける]

【人】鳥使い フィリップ 09/28 22時頃
(17)
 …ミスタ?
 何処へ行くんだい?

[鳥は唐突に肩から飛び立つ。
 色のない世界に、たったひとつの鮮やかな色。]

【人】靴磨き トニー 09/28 23時半頃
(18)
[ぐっと手を繋がれて驚きつつ]

魔物って、魔物なんだけどな。
妖精は魔物とは違うんじゃねえかな。狼男も。

魔物っていうのは、もっとこう得体の知れないっつーか、形のない恐ろしいもんだよ。まあこの世界にはいないのかもしれんけど。

って、アイリス!
どこに連れてくんだよ!?
おーい、そのキャット何たらって一体何なんだ!
俺は……

[少女にぐいぐいと引っ張られ、どこかへ向かう。
しかしその表情は、誰かとやりとりできて嬉しそうだった**]

定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
【人】受付 アイリス 09/29 08時半頃
(19)
キャット・イン・ザ・ボックス。
時間とか空間とか次元とかそういうものを超えちゃうナニカよ。
そして可能性の箱よ。
箱を開けるまではみんなが生きてるか死んでるか、
世界がまだ存在してるか滅亡してるか、
両方の可能性がおなじだけあるの。

あたしは箱を開けてしまった。砂漠を見てしまった。
──だからもう、元には戻れないのよ。

[説明するというよりは、ただ独り言のように]

【人】受付 アイリス 09/29 08時半頃
(20)
妖精って魔物じゃないの……?

[少女にとっては、狼男も妖精も、十分得体の知れないものだったが]

でも、そうね、形のないものは確かにこわいや。
どうやって対峙すればいいかわかんないもの。

[トニーの手を引きながら銀色の箱の元まで来る]
[本当に、なんの装飾もない、ただの四角い銀色の箱]
[少女が人差し指で触れると側面が開いた]

狭いけど。ちょっとのしんぼうよ。たぶん。

[トニーに先に乗ってもらおうと振り向いて、彼の表情に気付く]
[さっきまでは生気の抜けたような笑顔を貼り付けていた彼の変化]
[少女もつられるように頬が緩みかけたが]
[なぜか逆にむっとしたような表情を作って、トニーを引っ張る**]

ほら、乗って乗って。
すぐに出発しちゃうんだから!

【人】靴磨き トニー 09/29 12時半頃
(21)
[少女の説明には、ちんぷんかんぷん]

よ、よく分かんねえけど、乗り物なんだな?
まあ歩くよりはいい、か……?

[少女が箱を操作するのを怪訝な表情で見つめながら。
せかされて、少年は少しだけむっとする。
そして箱に押し込まれ]

確かに狭いな。
おい、くっつきすぎだろあんた。
もう少し何とかなんねえのか。

[ちょっと怒りながら、その口調は朗らかだった]

【人】鳥使い フィリップ 09/29 18時頃
(22)
[鮮やかな色の鳥は、色の無い空を舞う。
 何かの気配を見つけて、その上を大きく旋回した。]

情報/ プロ/1日/2日/エピ/終了
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