66 【突発】世界滅亡のお知らせ。
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///末/書///>

【人】長老の孫 マーゴ 10/03 01時頃
(58)
[空には、オーロラがたなびいていた。
 ふわふわ、ひらひら。
 まるで、天女の羽衣のように。]

 とっても、きれい。

 ね、オスカー。
 私、オーロラって、ここ、きて、はじめて、見た。

 オスカーは……?

[誰かと話しながら歩くのは、たのしい。
 ここに着くまで、ずっと、ひとりであるいていたから。]

【人】牧人 リンダ 10/03 01時頃
(59)

 ん?

[彼の目の前へと歩み出て
 そっと両手を差し出すと]

 何って食料。
 お腹空くでしょ?

[どうぞ、と缶詰を二つ差し出した]

【人】長老の孫 マーゴ 10/03 01時頃
(60)
[世界樹が、だんだん大きく見えてくる。]

 ……あ。

[足を早めようとして、繋いでいる手を思い出して、やめる。]

 おおきな、樹……。

[やがて、もっと樹に近付くと。
 幾つかの人影が、そこにあった。]

 えーっと……?

[夢の中で会った顔は、そこに、あるだろうか。]

【人】双生児 ホリー 10/03 01時頃
(61)
なにかおかしい事言った?

[イアンの表情が緩んでいるのに気付くときょとんとした目を向けて首を傾げる]

ねえ、イアン。
イアンには大切な人は居なかったの?
好きな人とか、気になってた人とか。
家族、とか。

[彼の事を少しでも知りたくてあれこれと質問をしてしまう、意味のない質問。
あと幾度か剥がれ落ちた空が積み重なれば世界は終わるだろう、逃げろと言う者が居ようが逃げ場などないのだから]

【人】小悪党 ドナルド 10/03 01時頃
(62)
そーいえば、しばらく食ってねぇな。食いもんとか。

[受け取った二つの缶詰を、目を丸くしてまじまじと見つめる。自覚すると、急激に腹が減ってくるもので]

世界が終る間際でも、こうして腹って減るもんなのな。

[ポケットからナイフを取り出して缶詰の縁に当て、拾った瓦礫をナイフの柄に打ち付ける。小器用に缶を開けると、中のオイルサーディンを見て口元を綻ばせて]

ほんと、生き物って、死ぬ直前まで生きてんのな。

[魚をひとつつまみあげると、それを口に放って指まで舐めた。そしてその缶を、そのまま彼女に差し出す]

【人】牧人 リンダ 10/03 01時半頃
(63)

 でしょ

[彼の言葉に小さく頷いた
 横に座るとしまった、と一瞬思う
 缶詰を開ける道具が無い、と後悔したのも束の間]

 ……わぁ

[彼の慣れた動きに感嘆の声を上げた
 差し出された缶には少し驚いて]

 ―――、私はもう
 少し食べて来たから
 全部食べて?

[悲しそうに首を左右に振った]

【人】マーゴは、オスカーとともに、世界樹の木の下へ………** 10/03 01時半頃

【人】小悪党 ドナルド 10/03 01時半頃
(64)
[差し出した缶詰に、返る言葉。遠慮でもしているのかと思ったが、悲しげな様子がどうにも気になって]

少し、じゃ足りねぇだろ。
お前さんが見つけてきたんだしよ。

[ただ食べろと勧める以上に、彼女の悲しげな様子の理由を問うような。そんな眼差しで]

【人】長老の孫 マーゴは、メモを貼った。 10/03 01時半頃

【人】牧人 リンダ 10/03 01時半頃
(65)

 ……

[彼の眼差しが痛い
 逸らしてしまいそうになるけれど
 それは余計に疑いを持たせてしまうだけだ
 じっと見詰めたまま]

 傍に居たいの
 だからあなたに全て食べて欲しい

 足りないならまた探してくるから
 だから

[そんな話を彼は言ってるんじゃない事くらい解る
 けれど彼に食べてもらわなければ意味がない
 私が此処まで無傷で居られた理由
 
 極力余計な心配はさせぬよう
 悲しさを振り払うように朗らかに笑った]

【人】小悪党 ドナルド 10/03 02時頃
(66)
んだよ、それ……、

[彼女の声に感じる、切実な響き。朗らかな笑みは、かえって先の哀切を際立てるようで。彼女に向ける表情に、いくらかの当惑が混じる]

……腹減ったら、言えよ。次は俺が探してくるから。

[そうして差し出した手を引っ込めて、魚をひとつふたつと口に運ぶ。彼女がこちらを見ているならば、時折そちらを見て、うめえよ、と笑ってみせた]

【人】牧人 リンダ 10/03 02時頃
(67)

 うん

[探してくる。
 そんな言葉が本当に嬉しかった
 彼が食べる様子をまじまじと見詰め]

 ふ

[うめえよ、と笑うなら
 その度に、にこっ、と一瞬笑う
 真顔が見られれば笑い
 見られれば笑い、少し間抜けかもしれない]

【人】小悪党 ドナルド 10/03 02時半頃
(68)
[自分が物を食べる様子を見て、嬉しそうに笑う様子に。これでよかったのかもしれないと、思う。小さな引っかかりを、心に残したまま]

ん。ごちそーさん。……さて、

[食料をたいらげて、ふい、と見上げる先。未だ変わらず佇む巨大樹]

行くことに、意味があるかは、わかんねーけど。行くか?

[問いかけて。ゆっくり立ち上がると、彼女に手を差し出した**]

【人】小悪党 ドナルドは、メモを貼った。 10/03 02時半頃

【人】牧人 リンダ 10/03 02時半頃
(69)

 うん
 ……きっと

 行かなきゃ駄目だと思うから

[彼の手を取ると確り握って
 向こうに佇む大樹を仰ぐ]

 ……

[忘れないでいて欲しい
 傍に居たい
 そしてそれが私の存在出来る*理由なのだから*]

【人】牧人 リンダは、メモを貼った。 10/03 02時半頃

【人】記者 イアン 10/03 04時頃
(70)
 ん、いや別に。

[何かおかしい事を言ったかとホリーに問われれば
首を軽く横に振り再び歩みを進める
そうやって数歩歩みを勧めた所で
ホリーから矢継ぎ早に飛んでくる質問
離れた所で逃げろとのたまう男の声を右から左へ聞き流しながら
俺はその質問の答えを探していた]

 そうだな……まず家族はいないだろー
 恋人もいないしー

[そう言った後で
後腐れなしのプレイメイトは2人ほどいたかと思い出す
こんな状況に陥ってやっと思い出すくらいだから
大切な人、というわけでもないだろう]

【人】記者 イアン 10/03 04時頃
(71)
 大切な人ねぇ……

[ライフライン…金蔓という意味での大切な人は大勢いたが
ホリーが聞きたいのはそういう事ではなく
守りたい人とか、そういう方面の、青い春的な方の大切な人
という意味なのだろう、きっと

ふと、一人の女が脳裏をよぎったが
大切な人かと言われると少し違う気がする
もう随分と長い事会っていないし、連絡も取り合っていない]

 遠い昔にいたような、いなかったような…ってとこかな。

[とりあえず無難にそうとだけ答え]

 そういうホリーちゃんはどうなの
 ホリーちゃんにこそいるんじゃない、そう言う人がさ

[にたりと笑って同じ質問を当人に返した]

【人】記者 イアンは、メモを貼った。 10/03 04時頃

【人】イアンは、ホリーの返答を待ちながらゆっくり樹に向かって歩いている** 10/03 04時半頃

【人】鳥使い フィリップ 10/03 07時頃
(72)
いらっしゃい。
マーゴと、そっちはオスカーかな?

うん、髪が短いしオスカーの方だ。

[歩いて来た二人にかける声は、馴れ馴れしい。
見上げる空は、極光みたいな輝く極彩色。

空へと延べた指からはキラキラと光の破片舞い落ちる。
肩に降り立った鸚鵡が羽を広げれば、それはまるで背中に翼の生えたよう。]

【人】双生児 ホリー 10/03 08時頃
(73)
そう……。

[遠い昔と言われ家族の事だろうかと考える]

私は……。
いた、けど。
置いて行かれちゃったから。

[空いた手の平を見つめて寂しげな色を瞳に宿し、寂しげに笑ってからイアンに振り返る]

もしかしたら、ここに来てるかもしれないと思って。
か細い光を探しにここに来たの。

だけど、私本当はこんなところ、来たくなかった。
滅びの時はこんな寂しいところで迎えるのではなくて、日常の中で緩やかに終わって行きたかった。

[片割れが見に行きたいと言わなければきっとここに来る事もなかったのだろうとそう思う]

【人】双生児 オスカー 10/03 19時頃
(74)
─ 回想 ─

さぁね。
善悪どっちかに偏ってるつもりはないけど、忘れたことが多いから。

…たださ。
僕が悪いヤツだったとして、素直にそうだなんて言わないよ。

[記憶を全部持っていた自分はどうだったか解らないから、 >>48マーゴの疑問には曖昧に返した。
付け加えた言葉は若干呆れた声音だったが、表情には出さない。
が、いいひと、と言われるとあからさまに呆れた顔をしてマーゴを見た。]

簡単にいいひととか言うなよ。
僕があんたのこと襲うつもりだったらどうすんの。

[実際にそんなつもりはないけれど、彼女の無警戒過ぎる言葉に苦言混じりの問いを重ねて。
>>49逃げる場所なんてないというマーゴの笑顔には、そうだね、と頷きを返した。]

【人】双生児 オスカー 10/03 19時頃
(75)
─ 回想 ─

うん、綺麗だ。

[ >>60オーロラを見てはしゃぐマーゴを見て、無邪気だな、と思いながら同意の頷きをみせる。
オーロラを見たことがあるかと聞かれると、少し考えて。]

どうだろう。
少なくとも今の僕には覚えは無い、な。

[失った記憶の中にはあったのかもしれないけれど、それはもう取り戻せないものだから。
少し眉を寄せ目を伏せた後、軽く頭を振って。]

最期まで、あると良いな。
オーロラ。

[マーゴが嬉しそうなのはオーロラのせいだろうと思い、そう口にした後。
マーゴと他愛ない話をしながら、世界樹へと近付いていった。]

【人】双生児 オスカー 10/03 19時頃
(76)
─ 世界樹 傍 ─

……でっか。

[遠くに見えていた樹は大きいだろうと思っていたけれど、近づけば近付く程にその大きさに圧倒された。

自分も思わず呟いたが、 >>60繋いだ手からマーゴが駆け出そうとしたのが感じ取れて、ぎゅ、と手に力を込め。]

あれは逃げたりしないから、慌てなくて良いよ。
あんた、ただでさえ転びやすそうだし。

[マーゴにはそう言って、歩調を変えぬままに世界樹へと向かっていった。]

【人】双生児 オスカー 10/03 19時半頃
(77)
…やっぱり、いた。

[樹に近付くにつれ人の姿が見えて、呟く。

こちらを見た金髪の男がマーゴと自分の名を口にしたのが聞こえて、軽く目を細め。]

…悪いけど、僕はあんたのこと知らないから。
人の名前呼ぶ前にそっちの名前名乗ってくんない?

此処にいるってことは、あんたも此処で最期を迎えるつもりなんだろ。

[名を知られていることに驚くことはしない。
どうせこいつも僕やマーゴと同じだろう、そう思っているから。
男の傍に少女や少年の姿もあったなら軽く頭を下げるくらいはしたが、こちらから話しかけることはしないで。
空を見上げ、大樹とはためく光の布を*見つめた。*]

【人】双生児 オスカーは、メモを貼った。 10/03 19時半頃

【人】受付 アイリスは、メモを貼った。 10/03 20時頃

【人】流浪者 ペラジー 10/03 20時半頃
(78)
― 世界樹の根元 ―

[随分骨を折って、僕はようやく彼の名前を聞き出した。

なにしろ彼―サイモンには、こちらと意志を疎通するつもりが皆無なのだ。

すべてをあきらめ、投げ出したのは僕も同じ。それでも、僕は他者への興味を失ってはいない。
個性というものはこんなに態度を違えるものなのか、と、僕はそんなすごくどうでもいい事に感心していた。やっぱり、人間は面白い生き物だ。

――残念ながら、僕は人間ではないけれど。]

【人】流浪者 ペラジーは、メモを貼った。 10/03 20時半頃

【人】受付 アイリス 10/03 20時半頃
(79)
[あ、と思った]
[ >>44出会った時の生気のない笑い方と同じ]
[乾いたような、投げやりなようなトニーの表情]
[強く強く握られた手が痛かった]
[でも離すことはしなかった]
[フィリップの言葉を聞く >>47]


──神とは傍観者である。

決して裏切らない。けれど助けることもしない。


[何かで読んだもののセリフ]

いまも箱庭のあたしたちをただ眺めているのかしら。
終わりを迎える仔羊がどうするんだろうって。
ユグドラシル、あんたがもしかして箱庭の番人なのかしらね。

【人】受付 アイリス 10/03 21時頃
(80)
[ >>60そして、やってくる人影]
[手を繋いだ男の子と女の子]
[ >>77会釈されたので、こちらもいちおう頭を下げた]
[フィリップの話では10人前後が向かっているというけれど]

フィリップはずるいよね、みんなの名前も識ってて。
来る人たちから自己紹介求めなくていんだもんね。
ずるいずるい。

えーっと、ユグドラシルへようこそ?
ってあたしもさっき来たばかりなんだけど。
あたしはアイリス。
科学都市セントアラスから来たわよ。

ちなみにあたしはフィリップみたいに来る人の名前とか知らないから。
いっしょにしないでちょうだいね、あたしはただの一般市民よ。

[フィリップとオスカーが空を見上げるのに首を傾げ]
[つられて視線を空へと動かせば]

【人】受付 アイリス 10/03 21時頃
(81)

──あ。


[ここからは見えなかった筈のもの]
[剥がれ落ちる空に揺れ浮かぶそれは禍々しく鮮やかに]

[ただちっとも嬉しくないのはなぜだろう]

あたしはミスタのほうがいいや。
だってきっとあの空には手が届かないし。
触りようがないし。
あったかくもないだろうし。
なによりあたしミスタに会いに来たんだし。

ってゆーかフィリップ、ミスタ独り占めしてずるい。

[フィリップの肩で翼を広げるその姿はまるで]
[世界樹の根元に舞い降りた天使のようで]

【人】牧人 リンダは、メモを貼った。 10/03 21時半頃

【人】双生児 オスカー 10/03 22時頃
(82)
[金髪の男の名を知ったのは彼自身の口からか、それか僕の会釈に >>80会釈を返した少女が彼に向けた文句でか。
その少女がこちらに向けた名乗りを聞いて、口を開いて。]

よろしく、アイリス。
僕はオスカー。
何処から来たのかは、覚えてない。
僕も多分ただの一般人だったんだと思う、けど。

[記憶を失くしているのはこういうときに不便だな、と少し思う。
でも、少なくとも今の僕はただの人だ。
記憶を護る為に視ることを拒んでいるんだから。]

【人】双生児 オスカー 10/03 22時頃
(83)
[その後見上げた空は、僕の目にはただ綺麗なものでしかなかった。

崩れ逝く世界を彩る、鮮やかな光。

それは世界の終わりを臨んだ場所に相応しいように思う。
フィリップにまた文句を言うアイリスの声にも視線は向けないまま、空を見つめて。

けれど、いまだ手を繋いだままなのに気付いて視線を落としマーゴを見。]

着いたことだし、手、離すよ。
あんた、此処からはもう動かないだろう?

[問いかけて、返事を聞くまでは手は繋いだままでいただろう。]

【人】双生児 オスカーは、メモを貼った。 10/03 22時頃

【人】牧人 リンダ 10/03 23時頃
(84)
―― 世界樹の傍 ――

 もうじき着くと思う

[二人で手を繋ぎ歩き出してどれ程の時間が過ぎたろう
 長いような短いようなはっきりしない時間だった
 ぽつぽつと幾つか会話を交わしもしたが
 それはどれも他愛の無いもので]

 ねぇ
 あなたは何を願うの?
 何の為にあそこに行くの?

[ふと、気になった事を問い掛けた]

【人】受付 アイリス 10/03 23時半頃
(85)
[ >>82オスカーの歯切れの悪い言葉には首を傾げたけれど]
[特に尋ねることもせず、空を見上げる横顔を眺めるに留めた]

[そしてオスカーの言葉 >>83を聞いて]
[ふと、トニーと繋いだままの、自分の手へと視線を落とす]


…………えっと。


[拒まれないし、繋いだままでいいんだろうか]
[それとも離したほうがいいんだろうか]
[ぐるぐる]
[そんなことを真剣に考えて眉間にしわがよっている**]

【人】受付 アイリスは、メモを貼った。 10/03 23時半頃

【人】小悪党 ドナルド 10/03 23時半頃
(86)
願い?

[唐突に向けられた問いに、幾度か目を瞬く]

そう言われると、わかんねぇな。なんとなく、っつーのが一番正直だ。
ただ俺はもう、この世界のどこにも行く宛てがねぇし。それなら訳がわからんまま座して死を待つよりは、向かっていった方がなんぼか気も紛れるだろう。

[一番正確なのは、やっぱり「なんとなく」だけどな、と肩を竦めて]

……そういうお前さんはどうなんだい。
そういう質問する時ってぇのは、同じ質問されたい時って相場が決まってるんだぜ。

[にやりと笑って、握る手の力を強める]

【人】ドナルドは、巨大樹に近づくにつれ、遠く、白いフードと、黒く蹲る人影が見えてきた。 10/03 23時半頃

【人】牧人 リンダ 10/03 23時半頃
(87)

 私?

[握られた手に篭められた力
 此方からも強く握り返すと微笑して]

 私は何度も言ってるもの
 あなたの傍に居たいだけ

[そ、と視線を目的の大樹へ遣った
 遠く、白いフードと蹲る人影が見えた]

 あなたが行くから私も行くの

[ね、と小さく頷いた
 あの人影は生きた人なんだろうか]

情報/ プロ/1日/2日/エピ/終了
ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:
P1/P2/P3/P4/P5 [全5P]
///末/書///>