66 【突発】世界滅亡のお知らせ。
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////書///

【人】牧人 リンダ 10/02 14時頃
(31)

 でも皮肉ね

 人の願いが集まった結果が
 終わりを報せる象徴だなんて

[遠く聳える大樹を見遣った
 人の音は久しく届かない
 傍の彼の呼吸音と歪んだ空
 幻想で世界を包むベールは静かに揺れている]

 あなたには未だわからないだろうし
 最後までわからないで居て欲しいの

 大樹があなただけに与えた
 本当の、―――"意味"。
 

【人】牧人 リンダ 10/02 14時頃
(32)

 私が今、あなたに触れているのは
 きっとそんな意味があるの

 だから

[そ、と手を離すと
 少し悲しげに、けれど努めて明るく笑った
 温もりを与えてくれた彼だけに]

 私はあなたの傍にいるわ
 私のことを、忘れないでね
 

【人】リンダは、ドナルドを見詰めながらそっと立ち上がった。 10/02 14時頃

【人】牧人 リンダ 10/02 14時頃
(33)

 "すぐに戻ります"

[傍の瓦礫から適当に小さいものを拾う
 地面にがりがりと文字を書き残すと]

 二人分、探してくるから

[くすりと笑ってふらふらと*歩き出した*]

【人】流浪者 ペラジー 10/02 20時半頃
(34)
―― 世界樹の根元 ――

[辿り着いた巨樹の根元。
そこには、蹲る男が一人。]

――やあ。僕はペラジィ。君は?

[僕は彼に近づき、経験上、通じる可能性が最も高い言語を選んで話しかけた。

幾つもの『世界』を渡っていると、時々、自分の常識と全く違う言語体系に出会って面食らう事がある。

発音が困難、なんて、まだ可愛い方だ。一度など、語順に全く規則性のない言語の世界に迷い込んで、結局滞在期間中、誰とも意思疎通が図れないままだった。]

【人】流浪者 ペラジー 10/02 20時半頃
(35)
『……逃げろと、言ってるだろう。』

[僕の不安をよそに、彼から帰ってきたのは聞き慣れた言語だった。つまり、僕の母国語と同じ。僕は多少、ほっとした。週末の地で、言葉も通じない人間と最期を迎えるなんて御免だ。]

君も、終わりを見た人?
もう、何処へ逃げても同じだよ。滅びの未来は定まった。
――ほんの短い間だけど、よろしく。

[握手を求めて、利き手とは逆の手を差し出す。が、彼はそれを無視して。]

『俺に…俺に構うな。
もう、放っておいてくれ……』

[頭を抱え、小さく震えながら。僕は彼を刺激しないよう、極力優しい調子で、続けた。]

ここで会ったのも何かの縁、じゃないかな。
他にも人影が見えたけど…誰かに会った?

[彼はもう、何も答えず。
僕は、小さくため息をついた。]

【人】流浪者 ペラジーは、メモを貼った。 10/02 21時頃

【人】受付 アイリスは、メモを貼った。 10/02 21時頃

【人】受付 アイリス 10/02 21時頃
(36)
[>>:75少年と鸚鵡の名を手に入れれば]
[ふれくされた表情のまま、視線を落としてよろしく、と]
[口の中で彼らの名前を復唱する]
[そして >>0:112唐突に振られた声は内容に反して軽く]
[しかし少女は首を傾げた]

あたしはわかんないわ、そんなの。
死ぬのは怖いんじゃないかしら。
苦しかったり痛かったりしたら、やだもん。

でも、まあ、そうね。
終わるのが少し楽しみかもってゆーその気持ちは。
わからなくもないわ。

滅多にないってゆーより今しかないって感じだし。
あたしもそれを見に来たんだもの。

【人】受付 アイリス 10/02 21時頃
(37)

──そう、今しかないのよ。

あたしの一生の中で。世界という刻の流れの中で。
今しか、ないのよ。

[遠くから聴こえた逃げろという声 >>0]
[それはフィリップにも聞こえていたようで >>2]
[舞いあがった極彩色を眼で追いながら、呟く]

もう何もかも無駄なんだったら、
いっそ立ち向かっちゃったほうが楽なんじゃない。

【人】受付 アイリス 10/02 21時半頃
(38)
[と、鳥を追い視線を動かしたとき]
[白っぽい布を被っているような人影が掠めた >>34]
[距離はまだ、少し、あるようだけれど]
[こちらから見えるということは、あちらからも見えているだろう]

──フィリップは、さ。
ここに色んな人が集まってくること知ってたみたいね。

何人くらい向かって来てるんだろ。
そして、そのうちの何人がここまで辿りつくんだろ。

もう何人くじけたんだろ。
あと何人間に合うんだろ。

なにが世界を終わらせるんだろ……。
あたしの居たところは科学が世界を滅ぼしたけど。

【人】双生児 オスカーは、メモを貼った。 10/02 21時半頃

【人】双生児 オスカーは、メモを貼った。 10/02 21時半頃

【人】受付 アイリス 10/02 21時半頃
(39)
[淡々と、抑揚なく言葉を紡ぐ]
[連動するように表情はふてくされた形のまま]
[言葉を発していないと何かに押しつぶされてしまいそうで]


[たぶん、ほんとは、きっと]
[ただ思い切り泣いてしまえたら幾らかすっきりするのに**]

【人】受付 アイリスは、メモを貼った。 10/02 21時半頃

【人】靴磨き トニー 10/02 21時半頃
(40)
―半回想・ユグドラシル前―

[アイリスの箱――としか呼びようのないそれがいつの間にか移動していたことに、少年は首をひねったが、それは些細な問題だった。
目の前の大樹、色のない、そして心から砕けていくような空を見て、少年は笑った。

はっは……

声にはなっていなかっただろう。
「あ」という少女の声につられ、彼女の見る方を眺め、色彩鮮やかな鳥を目に止める。
少年はその見たこともない鳥の美しさ、そしてその背後にある空とのアンバランスなまでの対極に、見とれた。

不意にアイリスに手を繋がれただろうか?
鳥を乗せる男はトニーの名を知っていただろうか?

やがて、 >>0の声が聞こえた]

【人】双生児 オスカー 10/02 21時半頃
(41)
…あんた、変わってるな。
僕が悪いヤツだったら、とか考えないわけ?

[マーゴの手を取りながら、 >>0:115嬉しそうな微笑みに面食らって問いかけた。
ただ単純に疑問に思ったことを口に出しただけだから、彼女の返事はあってもなくても気にしなかったがどうだったろう。
そのまま自然と、マーゴの歩調にあわせて歩きだして。
けれど、ホリーとも、と彼女が言った言葉に足を止めた。]

ホリー、と。

[呟いた声は自分でも弱く聴こえるものだった。
会いたい。でも、どうして今側にいないのか、理由はもう僕の中から消えてしまったから。
もしかしたら、僕が彼女を遠ざけたのかもしれないと。そうなら、会えるものなんだろうか。
解らない。でも。]

…………うん。会えたら、良い。

[暫く考えた後、そう答えてまたマーゴの手を引き歩きだした。]

【人】双生児 オスカー 10/02 22時頃
(42)
[歩き始めてどれだけ経った頃か。
どこからか聞こえてきた叫び声 >>0にまた足が止まった。]

逃げろ、か。

…今更何言ってんだか。

[此処が最後の終焉のはずだから。
此処以外のどこに逃げる場所があるのか、と口元を歪ませる。

その歪みを止めたのは、繋いだ手に込められた力。 >>3]

…どうかした?

[何か言いたいことがあるのかと思って、マーゴを見た。]

【人】小悪党 ドナルド 10/02 22時頃
(43)
[傍に居たい。そんな風に求められたことなどなかった。
頭に乗せられた帽子と、向けられる微笑み。頬を撫ぜる手に、反射的に目を細める]

寝つけるかわかんねぇけどなぁ。

[彼女の子ども扱いが何故か心地よくて。身を横たえて、目を閉じる。疲弊した体と精神は深く眠りを求めていた。けれどそれと同時に、意識を落とすことに対する拭いきれぬ恐怖も存在する]

……、

[自分の手に、そっと重ねられる温もり。夢と現の混濁した意識の中で、その熱が心の強張りを溶かしていく。温かな色を塗り込めたような闇の中で、静かな声がそっと響く]

【人】靴磨き トニー 10/02 22時頃
(44)
逃げた先から滅んでいくっつうのに、どこに逃げるんだか。
はっは!

[ >>0:112の声には、挑発的に]

箱庭をぶっ壊すのと何も変わらねえんじゃねえの。
箱の中に蟻の巣作って、自分で水流してすべてを無に帰して、それがでかくなっただけじゃん。

俺たちは、その水が流れるのを今こうして眺めてるんじゃねえのかな。

[アイリスと手を繋いでいるなら、きっと強く握り返したことだろう]

俺の世界は魔物が世界を喰らい尽したよ。
だから……。

[何かを思い出したように黙る]

【人】双生児 オスカー 10/02 22時頃
(45)
[マーゴの返事はどうだったか。
言葉が返されたなら額面通りに受け取ったが、不安そうな顔をしていたら頭を軽く撫でたりした後。]

ま、逃げることなんか出来ないけど、さ。
今の声で、あんたと僕以外にもまだ人がいるってのは分かったな。

…いこっか。

[そう言って、彼女の手を引いてまた世界樹へと向かい*歩き始めた。*]

【人】双生児 オスカーは、メモを貼った。 10/02 22時半頃

【人】小悪党 ドナルド 10/02 22時半頃
(46)
[沈んだ意識がゆるやかに浮上して、かすかに瞼震わせてから目を開ける。

一面に広がる空。ゆらめく光布。

頬に触れた熱の名残を確かめようと手をやれば、かすかに濡れた跡があるのに気付いて愕然とする]

……ん、  おい、

[目を閉じるまで傍に在った気配がない。身を起して、辺りを見回して。残された書き置きに気が付いて、小さく肩を落とす]

どこへ何しに行ったんだかなぁ。

[ぽつりと呟いて。その場に座り込んだ姿勢のまま、ぼんやりと空を*見上げた*]

【人】小悪党 ドナルドは、メモを貼った。 10/02 22時半頃

【人】鳥使い フィリップ 10/02 22時半頃
(47)
 そうだね、ここに辿りつけるのは…精々10人くらいだったはず。
 姿も名前も、見たらきっと思い出せる気がするんだ。
 僕は…識っているから。
 
[もちろん君のことも、と手を繋いだトニーにも微笑んで。
 箱庭の例えに、興味深そうに頷いた。]

 その言い方は、わかりやすいなぁ。

 …沢山終わってきたうちの一つかもしれない。
 終わらせるために作ったのかもしれない。

 でもきっと、こんなに一度に終わるのは、はじめてなんじゃないかな?

 僕のところは…崩れて消えてしまった。
 強い光の後に、白い塵が降ったんだ。
 色褪せて、風に吹かれて、少しづつ崩れていったっけ…

[思い起こすように唇に触れる指先は、
 少しづつ色褪せ、透き通っていくよう…]

【人】長老の孫 マーゴ 10/02 23時頃
(48)
 オスカー、わるいひと、なの?

[緩く、首を傾げる。]

 でも。
 いいひとも、わるいひとも。

 世界が終わっちゃったら、おんなじ。

 それに、今の私には。
 オスカーは、いいひと、だから。

【人】流浪者 ペラジーは、メモを貼った。 10/02 23時頃

【人】長老の孫 マーゴ 10/02 23時頃
(49)
 …………ん。

[オスカーの問いかけ >>42に、ぴくっと、指先が動く。]

 逃げる場所なんて、ないのに……って。
 そう、でしょ?

[向ける笑みは、儚げなもの。]

 ………うん。

 行こ……。

【人】長老の孫 マーゴは、メモを貼った。 10/02 23時半頃

【人】流浪者 ペラジーは、メモを貼った。 10/02 23時半頃

【人】記者 イアン 10/02 23時半頃
(50)
 へぇ、それなら……

[別にいいと言う言葉とは裏腹に
ホリーの体はまだ少し強張っていただろうか
その肩に手を回し、先ほどよりも近くに身体を引き寄せる

しかしその後に聞こえたホリーの呟きに僅かに眉をひそめて]

 どうせ…ね。

[と、ホリーに聞こえるかどうかの小さな声を吐いた
何をされても良いと言われると据え膳のようだが
どうせ、と言われると捨て鉢になっているだけのように感じられて
些か良い気持ではなかった
世界が終ろうとしている今、
捨て鉢になるなと言う方が無理な話ではあるのだろうけれど]

 冗談だよ。

[そう言ってホリーの額に軽くキスをしてその身体を解放した]

【人】記者 イアンは、メモを貼った。 10/02 23時半頃

【人】小悪党 ドナルドは、メモを貼った。 10/03 00時半頃

【人】小悪党 ドナルド 10/03 00時半頃
(51)
もし俺や、……あいつ、以外にも、未来が見える奴がいるんなら。
そいつらも、あの樹に向かって集まっているんだろうか。

[そういえば名前を聞いていなかったと、今更ながら思い出す]

【人】小悪党 ドナルドは、メモを貼った。 10/03 00時半頃

【人】牧人 リンダ 10/03 00時半頃
(52)
―― 瓦礫の街 ――

 っ、く

[彷徨うのは瓦礫で覆われた街の片隅。
 なんとか動かせそうな大きさのものを動かし
 私は建物だった残骸へと踏み入った]

 ……奥までは無理そう

[途中から向こう側は完全に
 瓦礫でふさがれてしまって進めそうにない
 だけど、]

 二つ、か

[その少し手前に缶詰が4つ落ちていた
 うち、二つはひしゃげて中身が飛び出していた
 なんとか使えそうなものは、二つ
 それを大事そうに拾い上げた]

【人】牧人 リンダは、メモを貼った。 10/03 00時半頃

【人】双生児 ホリー 10/03 00時半頃
(53)
[イアンに身体を引き寄せられれば目を硬く瞑り何事かを待った、イアンの呟き等も耳に入らぬままに唐突に額に温かい感触を受けて解放される]

え……?
冗談。

[少しばかり安堵の表情を見せてからイアンの隣から立ち上がる]

……ねえ、イアン。
ここにずっと居るのもなんだし、あの樹のところまでいかない?

[気まずい雰囲気になるのを避けるように彼の腕を引いて、荒野の中にひときわ目立つ巨大樹を指差す]

【人】牧人 リンダ 10/03 00時半頃
(54)

 ねぇ、とり

[ポケットの中の"彼"へと語り掛ける
 勿論、答えは返らない]

 二つで足りるかなぁ

[微苦笑を浮かべては]

 足りないだろうね

[あの体格では足りないだろうなぁと思いながらも
 来た道を引き返していく]

【人】牧人 リンダ 10/03 00時半頃
(55)

 ……

[二つの缶詰を手に彼の元へ
 空は相変わらずの様子だったけれど
 食べ物を確保できたことが嬉しくて]

 あ
 ……起きた?

[彼の元に辿り着けば
 にっこりと微笑んだ]

【人】小悪党 ドナルド 10/03 00時半頃
(56)
[近づく足音に、振り返る。彼女の笑みに、ホッとしたような、それだけじゃないような、複雑な笑み浮かべて]

おう。ちっとは楽になったぜ。
……どこいってたんだ?

[彼女が何か抱えているのを見て、怪訝そうな表情]

【人】記者 イアン 10/03 01時頃
(57)
[冗談だと身を引けばホリーの表情に安堵の色が浮かぶ
やはり、どこか強がっていたのだろうか

程なくホリーは立ち上がり
巨大樹のそばに行ってみようと俺の腕を引いた

彼女なりに気を使ってくれているのか
もしくは只の好奇心からか
その両方かもしれないな、と考えると
なんだか少し微笑ましく思えてきて無意識に顔がほころんでいた]

 そうだな、いつまでも此処にじっとしていてもしょうがないし
 もしかすると俺達みたいなのがいるかも知れないしな。

[立ち上がりぱっぱと軽くスラックスを払い砂埃を落とす]

 行こうか、ホリーちゃん。

[ホリーに引かれた腕を解く事はせずに
少女の歩調に合わせ巨大樹へと足を向ける]

【人】長老の孫 マーゴ 10/03 01時頃
(58)
[空には、オーロラがたなびいていた。
 ふわふわ、ひらひら。
 まるで、天女の羽衣のように。]

 とっても、きれい。

 ね、オスカー。
 私、オーロラって、ここ、きて、はじめて、見た。

 オスカーは……?

[誰かと話しながら歩くのは、たのしい。
 ここに着くまで、ずっと、ひとりであるいていたから。]

【人】牧人 リンダ 10/03 01時頃
(59)

 ん?

[彼の目の前へと歩み出て
 そっと両手を差し出すと]

 何って食料。
 お腹空くでしょ?

[どうぞ、と缶詰を二つ差し出した]

【人】長老の孫 マーゴ 10/03 01時頃
(60)
[世界樹が、だんだん大きく見えてくる。]

 ……あ。

[足を早めようとして、繋いでいる手を思い出して、やめる。]

 おおきな、樹……。

[やがて、もっと樹に近付くと。
 幾つかの人影が、そこにあった。]

 えーっと……?

[夢の中で会った顔は、そこに、あるだろうか。]

情報/ プロ/1日/2日/エピ/終了
ログ/メモ/履歴/村一覧
視点:
P1/P2/P3/P4/P5 [全5P]
////書///