66 【突発】世界滅亡のお知らせ。
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【人】流浪者 ペラジー 10/03 20時半頃
(78)
― 世界樹の根元 ―

[随分骨を折って、僕はようやく彼の名前を聞き出した。

なにしろ彼―サイモンには、こちらと意志を疎通するつもりが皆無なのだ。

すべてをあきらめ、投げ出したのは僕も同じ。それでも、僕は他者への興味を失ってはいない。
個性というものはこんなに態度を違えるものなのか、と、僕はそんなすごくどうでもいい事に感心していた。やっぱり、人間は面白い生き物だ。

――残念ながら、僕は人間ではないけれど。]

【人】流浪者 ペラジーは、メモを貼った。 10/03 20時半頃

【人】受付 アイリス 10/03 20時半頃
(79)
[あ、と思った]
[ >>44出会った時の生気のない笑い方と同じ]
[乾いたような、投げやりなようなトニーの表情]
[強く強く握られた手が痛かった]
[でも離すことはしなかった]
[フィリップの言葉を聞く >>47]


──神とは傍観者である。

決して裏切らない。けれど助けることもしない。


[何かで読んだもののセリフ]

いまも箱庭のあたしたちをただ眺めているのかしら。
終わりを迎える仔羊がどうするんだろうって。
ユグドラシル、あんたがもしかして箱庭の番人なのかしらね。

【人】受付 アイリス 10/03 21時頃
(80)
[ >>60そして、やってくる人影]
[手を繋いだ男の子と女の子]
[ >>77会釈されたので、こちらもいちおう頭を下げた]
[フィリップの話では10人前後が向かっているというけれど]

フィリップはずるいよね、みんなの名前も識ってて。
来る人たちから自己紹介求めなくていんだもんね。
ずるいずるい。

えーっと、ユグドラシルへようこそ?
ってあたしもさっき来たばかりなんだけど。
あたしはアイリス。
科学都市セントアラスから来たわよ。

ちなみにあたしはフィリップみたいに来る人の名前とか知らないから。
いっしょにしないでちょうだいね、あたしはただの一般市民よ。

[フィリップとオスカーが空を見上げるのに首を傾げ]
[つられて視線を空へと動かせば]

【人】受付 アイリス 10/03 21時頃
(81)

──あ。


[ここからは見えなかった筈のもの]
[剥がれ落ちる空に揺れ浮かぶそれは禍々しく鮮やかに]

[ただちっとも嬉しくないのはなぜだろう]

あたしはミスタのほうがいいや。
だってきっとあの空には手が届かないし。
触りようがないし。
あったかくもないだろうし。
なによりあたしミスタに会いに来たんだし。

ってゆーかフィリップ、ミスタ独り占めしてずるい。

[フィリップの肩で翼を広げるその姿はまるで]
[世界樹の根元に舞い降りた天使のようで]

【人】牧人 リンダは、メモを貼った。 10/03 21時半頃

【人】双生児 オスカー 10/03 22時頃
(82)
[金髪の男の名を知ったのは彼自身の口からか、それか僕の会釈に >>80会釈を返した少女が彼に向けた文句でか。
その少女がこちらに向けた名乗りを聞いて、口を開いて。]

よろしく、アイリス。
僕はオスカー。
何処から来たのかは、覚えてない。
僕も多分ただの一般人だったんだと思う、けど。

[記憶を失くしているのはこういうときに不便だな、と少し思う。
でも、少なくとも今の僕はただの人だ。
記憶を護る為に視ることを拒んでいるんだから。]

【人】双生児 オスカー 10/03 22時頃
(83)
[その後見上げた空は、僕の目にはただ綺麗なものでしかなかった。

崩れ逝く世界を彩る、鮮やかな光。

それは世界の終わりを臨んだ場所に相応しいように思う。
フィリップにまた文句を言うアイリスの声にも視線は向けないまま、空を見つめて。

けれど、いまだ手を繋いだままなのに気付いて視線を落としマーゴを見。]

着いたことだし、手、離すよ。
あんた、此処からはもう動かないだろう?

[問いかけて、返事を聞くまでは手は繋いだままでいただろう。]

【人】双生児 オスカーは、メモを貼った。 10/03 22時頃

【人】牧人 リンダ 10/03 23時頃
(84)
―― 世界樹の傍 ――

 もうじき着くと思う

[二人で手を繋ぎ歩き出してどれ程の時間が過ぎたろう
 長いような短いようなはっきりしない時間だった
 ぽつぽつと幾つか会話を交わしもしたが
 それはどれも他愛の無いもので]

 ねぇ
 あなたは何を願うの?
 何の為にあそこに行くの?

[ふと、気になった事を問い掛けた]

【人】受付 アイリス 10/03 23時半頃
(85)
[ >>82オスカーの歯切れの悪い言葉には首を傾げたけれど]
[特に尋ねることもせず、空を見上げる横顔を眺めるに留めた]

[そしてオスカーの言葉 >>83を聞いて]
[ふと、トニーと繋いだままの、自分の手へと視線を落とす]


…………えっと。


[拒まれないし、繋いだままでいいんだろうか]
[それとも離したほうがいいんだろうか]
[ぐるぐる]
[そんなことを真剣に考えて眉間にしわがよっている**]

【人】受付 アイリスは、メモを貼った。 10/03 23時半頃

【人】小悪党 ドナルド 10/03 23時半頃
(86)
願い?

[唐突に向けられた問いに、幾度か目を瞬く]

そう言われると、わかんねぇな。なんとなく、っつーのが一番正直だ。
ただ俺はもう、この世界のどこにも行く宛てがねぇし。それなら訳がわからんまま座して死を待つよりは、向かっていった方がなんぼか気も紛れるだろう。

[一番正確なのは、やっぱり「なんとなく」だけどな、と肩を竦めて]

……そういうお前さんはどうなんだい。
そういう質問する時ってぇのは、同じ質問されたい時って相場が決まってるんだぜ。

[にやりと笑って、握る手の力を強める]

【人】ドナルドは、巨大樹に近づくにつれ、遠く、白いフードと、黒く蹲る人影が見えてきた。 10/03 23時半頃

【人】牧人 リンダ 10/03 23時半頃
(87)

 私?

[握られた手に篭められた力
 此方からも強く握り返すと微笑して]

 私は何度も言ってるもの
 あなたの傍に居たいだけ

[そ、と視線を目的の大樹へ遣った
 遠く、白いフードと蹲る人影が見えた]

 あなたが行くから私も行くの

[ね、と小さく頷いた
 あの人影は生きた人なんだろうか]

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