97 せかいがおわるひに。
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クラリッサ……。
[クラリッサは裏切り者なんかじゃなかった。むしろなんだか可哀想だった]
クラリッサはなあ……見た目と中身にギャップがあるからねー……。
[慰めようと思ったはずなのに、口から出てきたのは慰めとは程遠かった]
ま、まあ! デートはしたんだしいいじゃん! あたしなんかデートすらしたことないよ!
[これは……慰めになった、かな?]
(2) 2012/07/19(Thu) 00時頃
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[そうだ、あの日から。
各地の天文台が宇宙の異変に気が付いたあの日から。
飛び出し、未来を行くはずの闇色の空から、隕石が降って来る。
それがわかった日からずっと――……怯えていた。
怯えてそして、ただ観測しかできない自分の力の無さを実感した。
徐々に狂う人々、毀れていく街。
天文台のある穏やかな郊外の街の仮面が、剥がれていく。]
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あ、せんせー赤くなったー。
[柵を握り締めている方の手が疲れてきた。持つ手を変えて、少しじんじんしている柵を持っていた方の手で先生を指差した]
思い出してるんでしょ。 いいな。 いいなー。
(3) 2012/07/19(Thu) 00時頃
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[そしていつしか、願うようになった。]
―――……早く、終わってくれ。
[この残り火のような世界に、幕を。]
[私ねー]
[ 言いかけた言葉]
… 世界の終わりを 撮りたいの
[飲み込んだ言葉]
[終わりって、いったい何をさすんだろう]
[だって私の撮影は、まだはじまってもいない。
何も目指せてすらいない。
なのにもう終わってしまう。
もう終わってしまうなら。
その終わりを。
撮るしかないじゃない。
ううん
… 撮りたい。]
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悲しい過去?
[クラリッサの言葉の意味がわからない。だって先生、赤くなってるし。昔の甘酸っぱい思い出を思い出してるんじゃないの? だけどそんな疑問は、クラリッサの説明に吹っ飛んだ]
あっは! そんな人間だと思い込んで交際を申し込む方もどうかと思う! そんな人間いないって! 女の子に夢見すぎ!
[あはははとひとしきり笑った。笑いすぎて、ちょっと柵から手を離しそうになったくらい。慌ててまたしっかり握りなおしたけど]
って、そこであたしも可哀想とか言われたら、なんかみじめなんだけどー。
[デートしたことがあるクラリッサ。赤くなって何かを思い出している先生。二人を交互に見比べて、私は唇を曲げる]
せんせー。 あたしとキスしてみないー?
(9) 2012/07/19(Thu) 00時半頃
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……なんてね! じょーだん!!
[特に大事にしていたわけでもないファーストキス。その機会がないまま死んじゃうのもなーなんて思ったけど、冗談だ。 そもそも、赤くなって思い出すことのある先生に言うことじゃない]
うんうん、先生は可愛いよ! どっかのケダモノとは大違いだよね!
[クラリッサの言葉に大きく頷いて、だけど向けられた質問には、ちょっと困ってしまった]
別に、決めてないけど。 他に行くところとか、思いつかなくってさー。
[あえて言うならバイト先? だけど、私が働いていたのはミニコンビニ。つまり……略奪のターゲットになっている可能性もあって。 騒ぎに巻き込まれるのはごめんだなあ]
先生とクラリッサはこれからどうするのー?
(10) 2012/07/19(Thu) 00時半頃
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……冗談だったけどさ。 そこまで安心されると、なんかへこむんだけどなあ?
[明らかに一安心!オーラを醸し出して隠さない先生にじっとりとした視線を向ける]
一応ぴっちぴっちの現役女子高生なのに。 そりゃお姉ちゃんみたいな美人とは程遠いけどさー。 そこまであたしって魅力ない?
[さすがに、ちょっとへこむ。へこんだから、可愛いの意味が理解できない先生に、教えてやらない]
(14) 2012/07/19(Thu) 00時半頃
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そっか。
[先生は、怪我人を治療して回るつもりらしい。最後まで、お医者さんであろうとしてるんだな、と思う。それは、とても先生らしいと思えた]
けど、怪我人のいるところっていうことは、物騒ってことだから。 先生、気をつけてね?
[やることがあるっていうのは、いいなと思う。私のやることはなんだろう。 私は、どうやっておしまいを迎えたらいいんだろう?]
わかんないけど。 ……ひとりは、やだな。
(19) 2012/07/19(Thu) 00時半頃
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あっは! そりゃ最優先事項だね!
[どうせもうじきなくなってしまう。フィルムも、見る人の存在も。そんなことは言わない。 抹消してくるというクラリッサに頷いて]
顔だけ、って。 美人なんだからそれだけで気をつけないと危ないって! 先生みたいな人ばっかりじゃないんだし。
[可愛いの意味がわからないままでいる先生に、追い打ちをかけるようにそんなことを言って]
(23) 2012/07/19(Thu) 01時頃
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慰めはけっこーですー。
[おどおどと弁解しようとする先生にはまたじっとりと返しておいた]
年の差がなにさー。 世界が終わっちゃうっていうのに、そんな細かいこと気にしてられるかってのよ。
[いや、別に。 世界が終わるなんて分かる前から、そんな風に気にしたことなんて、なかったけど。 大人だなって、思ったくらいで。 だからタメ口なんてきいてるわけだし。
ちなみにもっと歳の近いルーカスさんには敬語でないと話せなかったりする。だってあの人なんとなく怖いんだもん]
(26) 2012/07/19(Thu) 01時頃
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そ。 極限状態になるとケダモノになる男もいるんですー。 先生は紳士だねー?
[据え膳まで食べないんだから、なんて意地悪は言わない。別に追い詰めたいわけじゃないし]
うん。気をつけて。
[だから、背を向ける先生を笑って見送った。またね、と言いかけて、飲み込む。だってまたがあるかなんて、もうわからない。 わからないから、ひらひらと手を振った。背を向けている先生には、見えなかっただろうけど]
(36) 2012/07/19(Thu) 01時頃
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あたしの黒歴史かあ。
[なにかあったかな?と考えてみるけど、世界が終わる前に抹消しておかなくちゃいけないほどの黒歴史は思い出せなかった]
うん、武器。 実際使わなくてもさ、持ってるだけで、相手の反応が違うんじゃないかな。
[丸腰の女の子と、武器を持った女の子。どちらか襲うなら、狙われるのはきっと丸腰の女の子の方だ]
野球部のバットとかいいかもねー?
[そんな風に笑って、私はまた一人に戻る。 片手で柵を持ったまま、座り込んで足を投げ出した]
心残りはいっぱいあるけど、今やることっていうと思いつかないのは何でかなあ。
[心残り。思い残し。頭の中でぐるぐると考えて、きらきら光るプールに目を落として]
……泳ぐか。**
(38) 2012/07/19(Thu) 01時頃
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そこでわざわざ"美"を自分につけるところがあんただよね……。
[別に否定はしないけどさ。まあ自分で自分のことを美少女とか言っちゃっても嫌味に聞こえないところはすごいな]
いいじゃん、不審人物。 見た目に騙される男どもに見せてやればいいよ。 不審人物なら、ますます狙われないだろうし?
[軽口を叩きながら、私もバットの1本でも拝借しようかなあ、なんて思う。 悲しいことに私は美人じゃないけど、この極限状態だ。女なら誰でもいいなんてケダモノがいないとも限らない。八つ当たりできる人間でありさえすればいいなんて輩もいるかもしれないんだ]
(49) 2012/07/19(Thu) 01時半頃
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…………。
[眠そうな顔で、クラリッサが私の名前を呼ぶ。それがあまりにも日常の光景過ぎて。 ……なんだかちょっと、泣きそうになってしまった。 もう戻れない、日常の欠片。数日前までは、当たり前だったのに、今は泣きたくなるくらい、懐かしい]
おー。 まったねー!
[唇を1回噛んだあと、私は笑う。大きな声で返事をして、空いている方の手をひらひら振って。 そうしてドアが閉まった後、ひらひらしていた手は、ぎゅうっと拳の形になる]
……うん、泳ごう。
[泳げば、分からない。 プールの水なのか、涙なのか**]
(50) 2012/07/19(Thu) 01時半頃
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笑えねえ。
現実より隕石の方が綺麗だなんて
――……、笑えねえわ。
[闇色から零れるその様は鮮やかに
廃れた現世よりも光彩を放つ。
幾分楽しげに映るホリーに視線を向けた鉄色は
表情を変えず、淡々と呟き]
でもそのほうが、今より綺麗になれっかね。
[つと指先に触れたオイルライタを手繰り寄せかけ――やはりやめて]
[たん
とん
ととっ]
[学校の階段を降りる音は軽い]
くーろーれきしー
のー
まっしょうー
[歌声が響いて聞こえる。音程は外れていた。]
抹消…
[されるのは――、]
わたしたち?
[だとしたら]
もしかして
なぁんて ね
なーんて、なーんて〜
ふふふんー
[途中から鼻歌になる。
誰にも聞かれぬまま廊下に響いた。]
[部室を見回す口元は戦慄く。
表情だって泣きそうだ。
こんなに、こんなに、
この部屋に未練があるなんて。
思ってなかった。
私、思ってなかったよ。]
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―高校・プール―
[野球部の部室でバットを1本、保健室でタオルをいっぱい拝借して、プールのフェンスを乗り越える]
よっ……と。 あーもー、なんであたし、水着持ってこなかったんだろ?
[わざわざここまで来たっていうのにさ。肝心の水着がないなんて。バスタオル代わりのタオルは調達できても、水着はどうしようもない]
服のまま泳ぐとかあとが困るし……。 いっか、下着で。
[どうせこんなところ、わざわざ来る物好きはいない。物好きが3人もいたんだ、もうそろそろ打ち止めだと思う。 それに、プールは目隠しがされている。わざわざフェンスを乗り越えてプール内に侵入するか、高いところから見下ろすかしないと、中の様子は分からない。 ぽいぽいとTシャツとショートパンツを脱ぎ捨てると、タオルの上に置いて、私はプールに飛び込んだ。 どぼん、と水音が立つ]
……あー……気持ちいいなー……。
(78) 2012/07/19(Thu) 09時半頃
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セレストは、ヒューがふと頭を過ぎった。喧嘩とか、してなきゃいいけどね。
2012/07/19(Thu) 09時半頃
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がっこに来い来いってうるさく言ったけど。 こんなことになるんなら、別に来なくてもよかったのかな。 あたし、余計なお節介してたかなー。
[どうして今ヒューのことを思い出したのか、それはよくわからない。 ふと考えたことも、どっちが正しかったのかなんて、わからない。 わからないから、頭を振ると、壁を蹴って泳ぎだす。がむしゃらに、クロールで。
リアルドライブゲームをしている人たちのことが頭に浮かんだ。今の私も同じようなものかもしれない。 無心に水を切って進んでいる間は、もうじき世界が終わってしまうことなんて、忘れていられる。 だけど、さっきの眠たげなクラリッサの顔がふと思い出されて、冷たいプールの水に、あたたかなものが混じってしまった。 またねとクラリッサは言って、またねと私は返事をして。それは、いつもの、当たり前の会話で。 だけどそのまたが本当に来るのか、それはもう、わからない**]
(79) 2012/07/19(Thu) 09時半頃
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[じわりと目元を熱くしたものは、すぐプールの水に紛れて消えた。 がむしゃらに泳いで、泳いで、壁を蹴ってターンして、また泳いで。 100mを一気に泳ぎきって、壁に手をついて立つ]
セレスト選手、ごー……る。
[はあはあと荒い息で、そんなことを言って、ちょっと笑った。 下着姿で泳ぐ水泳選手なんて、いないってば]
ふー。
[ざばっと水音を立ててプールから上がると、飛び込み台に腰掛けて、足をぶらぶらと揺らした]
(87) 2012/07/19(Thu) 13時頃
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[真面目な生徒なんかじゃない。勉強は好きじゃない。 だけど、学校は、割と楽しかった。水泳に捧げた高校生活は、そんなに悪いもんじゃなかった。 って、何過去形で考えてるんだろう、私]
だからなのかなあ……。
[例えば、自分の好物を不味いと言われたら、残念だ。 例えば、自分が面白かった漫画が、つまらないと言われたら、悲しい。 好きなものは、楽しいことは、共感したいし共有したい。 ヒューに学校に来いといったのは、そんな子どもじみた動機だったのかもしれない]
今、どうしてるんかな。
[最後に会ったのは、珍しくヒューが来た期末テストの時だったかな。それとも、天文台の売店だったっけ。 私がレジをやってるっていうのに、悪びれもせずに「煙草」なんて言って、「売れるわけないじゃん、ばーか」なんて返したこともあったかもしれない]
馬鹿なこと言ってる暇があったら、がっこ、来なよー……。
[ぽつりと呟いたのは、いつか言ったかもしれない言葉]
(89) 2012/07/19(Thu) 13時頃
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[じりじりと日差しに体が焼かれる。下着が乾くのはありがたいけど、プールの水は塩素臭い。 ちゃんと真水で髪も体も洗わなきゃ。身だしなみなんて、もうどうでもいいのかもしれないけど]
……その前に、せめてもう一泳ぎ。
[呟きながら、立ち上がる。泳ぐのも、これが最後かもしれないから。これから何かやる時は、全部"これが最後かも"って思うのかな。 最後の水泳、最後のご飯、最後の出会いに最後の別れ]
最後のキス、なーんて。 まだ最初もしてないっつーの。
[馬鹿馬鹿しいことを言って、苦笑して。 息を整えると、またプールに飛び込んだ**]
(91) 2012/07/19(Thu) 13時半頃
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[あと1本。あと1本。何度も自分にそう言い聞かせて、結局私は泳ぎ続けていた。 泳ぐのはこれが最後。そう思うと、なかなかやめることができない。"おしまい"にできない]
……ぷはっ。
[それでも人間には限界ってものがやっぱりあって。疲れたのと、おなかがすいてきたので、とうとう私は泳ぐのを止めた。 プールの壁に手をついたまま、荒い息を吐く。 関係ないけど、泳ぎ終わって水から顔を上げた時の「ぷはっ」っていう音、なんだか間が抜けてるよね、なんてずっと思っていた。 多分誰にも言わないまま、私は死ぬんだろうな。だったらこれは、永遠の私の秘密か。ものすごくくだらないけど]
(104) 2012/07/19(Thu) 21時頃
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