人狼議事


97 せかいがおわるひに。

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ねえ
もしかして

ねえ


どこにいたの?

わたし、

みたかった……



撮りたかった

 最期の表情

最期の声は

聞けたけど

きっとカメラでは拾えてないね…



 ―― ルーカスさん

ルーカスさぁん……

[持ち主が既にいない電話口へ、呟き続ける。]




[こみ上げる悔しさ。
せっかく人の。最期に。
遭遇ができたのに。

電話越しだけれど。

今、このむこうに。

  ―――― さいごが。]




もったい ない……


[その姿をカメラに収める]



[ぞくり、と。
背中を走る感情は。]


「たすけて」

「しんじゃう」

「いたい」


[断片的に聞こえる声は、そんな感じの内容だった。
それに返事もせず、ただただ、カメラを回し続けている。]

……

[その様子に、彼女は切実な表情を返してくる。]


 ――…


[手が伸ばされる。こちらには届かない。
撮影をする。

ああ カメラ目線だ。
カメラ越しに、彼女の表情を  ――― みる。]


[ た す け て ]

[はっきりと口の動きがうつった。
リアルな、助けを求めている、人が、目の前にいるのに。

私はやっぱり、動かない。]


[彼女はだんだん諦めてきたのか、こちらに手を伸ばす事をやめた。泣き出している。何かを言いながら。こちらへの悪態かもしれない。

失血は続いているだろう。

もしかして、もうすぐなんじゃないだろうか。]


… くるしい?


[最初にかけた声は、それだった。
ばっとこちらへ視線をあげる。]

――…

[ふふ、
少しだけ、笑ってしまった。

その表情に、彼女は、絶句して。
次に見せたのは、おびえるような、表情で。]


[いつの間にか涙も零れはじめている。

気持ち悪い。
手が震える。
こわい。

何でわたし、こんなことを。]


[それでも、カメラを見ると落ち着いた。

ああ。

最後を撮るんだ。

そう思えた。


カメラを持つことで己を保っているのだろうと。
スティーブンが思った事は、半分は正解で、半分は不正解。

カメラを持つことで。
己を崩壊させていっているのが、多分、正解。]


[電話越し、大丈夫?と聞こえたセレストの声。]


… わかん なぁい…


どうだろ、…


[死んだ相手を思い出す。]

ルーカスさんは、
どんなきもち…?

[電話の感じからは、おそらく事故なのだろう。
この状況において、事故死。

ああでも、隕石自体が事故みたいなものだから。
きっと、かわらないのかもしれない。

でも。
何も解らないままに死ねるのは、もしかして。

楽なのかもしれない。]



なんで、天文台のひとは、

回避できないってしってて、

発表したんだろ


なにもしらないまま、
しねてたら、


世界が、おわってたら

ねえ…

どうなってたのかなぁ…


[独り言を呟き続ける。
それは全て、カメラに収められ続ける。]


あは、…


映画のせりふみたい……


――…


でも現実なんだよね…

せかいの

おー わー 、り…


[でも
それでも――


カメラを止める事はなく。]


― 一ヶ月とちょっと前 ―

ねーぶちょぉお
あの脚本本気ー?

本気いー?

[ひたすら抗議をしていた。ひたすらだ。
だって馬鹿みたいな脚本で、馬鹿みたいな展開で、馬鹿みたいな ああもう、全てが馬鹿じゃないかと思える映画。

手はずは全て整って、クライマックスの天文台での撮影シーンも、既に許可は取ってあるという。 後輩女子からちょうおじょうさまな衣装の準備も整ってますといわれた。

こういう時の手際のよさはなんなの。まじでなんなの?毎度戦慄く。

映画研究部の部長も3年で、今年の夏休みで作るショートムービーを最後に引退する事になっていた。 それは私もだ。 あと少しだけだから、あんな馬鹿な脚本に修正依頼もださず(修正却下された事柄もかなり多いが)、おとなしく見事可憐で病弱な美少女を演りきってあげたんだけども。]


[絶対似合う。
と、わけのわからない根拠を持ち出して力説する部長の姿にじと目である。このお嬢様が男の好みの塊である事は、容易に想像がついて、睨み付けまくった。]

……

[最悪。と、思いながらも。
どこかで少しほほえましく思ってしまう理由は、何だっただろう。]


― 一ヶ月前 ―

[撮影当日。
あの衣装を着たまま移動するなんて屈辱すぎたので、着替えを持っていった。 トイレを借りて更衣する。
トイレから撮影場所までの道のりが遠い。 本気で、あの二人のシフトが入ってない日でよかった。 この日付だけは死守してもらった。

ルーカスは、セレストたちの所に遊びに行ったときに何度か見かけたので、本当に会いたくはなかったんだけど。
衣装とメイクと演技のせいで、誰かは気付かれないといいと、心底思っていた。 もう来れなくなる。

ドームに隣接する、野外観測用の屋上スペース。
なんだなんだ、と見学者はちらほらと集まっていた。 はずかしい。 にげたい。

でも、しかたないから。 ひらきなおるしかないから。

気合一発。懇親の演技が出来てしまった…。 少し後悔している。

聞こえる観客の笑い声は、救いだった。救いだったんだけども、笑い死ぬほど笑いまくっていた見覚えのある職員を、休憩中にじろりとものすごく睨んだのはよい思い出だ。
いやよくないけど。]


[こうして作られた黒歴史フィルムは公開された。
けれど、どういうわけか部長があまり広めなかった。
セレストが知らなかったのもその理由が大きい。

理由は――…。

察しはついたけれど、あんまり認めたくなかったものだから、知らないふりをした。

まあ結局、それがあんな悲しい事件を引き起こすなどとは、*思っていなかったけれど*]


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