96 黒の森でわんわんお
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
オスカーが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
今日は、特別なことのない一日のようだ。さあ普段通り、誰かを処刑台にかけよう。
現在の生存者は、ヴェラ、ギリアン、コリーン、ヤニク、クラリッサ、カルヴィン、メアリー、トニー、ヒューの9名。
― とても暑い日 ―
じりじり。じりじり
なんだか随分暑くなってきました
この熱気はしばらく続きそうです
丁度良く水遊びをしている狼もいるようですね！
(#0) 2012/07/03(Tue) 23時半頃
ところで……
メアリー[[who]]あたり…暑い中ではしゃぎすぎて、大変な事にならないといいんですけどね！
(#1) 2012/07/03(Tue) 23時半頃
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― 岩場 ―
なんか…なんか、聞き捨てならない単語を含んだ遠吠えが聞こえた、よね？聞こえたよね？
[とりもちとか。とりもちとか]
ボスのふかふかつやつやの毛並みにアレでソレな災難が起こったりしたら！
[ぶるぶる]
(0) 2012/07/03(Tue) 23時半頃
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―洞穴の所―
？
［元々、内緒話などせず何でも開けっ広げに喋る上に、
耳をすませば遠くまで、気にしなければ近くだけ、
鳴き声は聞こえるものなのだと。
てっきりそう思って、
狼の囁きと遠吠えをあまり区別していない幼狼は、
カルヴィンの言うことに不思議そうな顔をした］
(1) 2012/07/03(Tue) 23時半頃
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[溶岩魔人でも近くを通っているんじゃないというように、じょじょに洞穴内の気温も上がってきた。
心なしか飴色の毛が汗をふくんで重たく感じる]
わん？わふわふ
(2) 2012/07/03(Tue) 23時半頃
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たいほだーーーーぁ！
[強面でスキンヘッドの大男が怖い顔で立ち上がる。
その直後、ふわっと体が揺れるような感覚]
…ぁれ。 あ
あつい
[舌を出してハーハーした]
(3) 2012/07/03(Tue) 23時半頃
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『なんだ？いくら魔界でも急に暑くなりすぎだろう…。
それに、ここは涼しい洞穴内だぞ？』
(*0) 2012/07/04(Wed) 00時頃
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ヒュー先に行っちゃったかなぁ。
［洞穴の出口を見遣る。
近くにはいるのかも知れないが、すぐには見当たらず］
……カル、どうしよっか？
(4) 2012/07/04(Wed) 00時頃
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な、なにかなー
これも溶岩魔人のせいなのかなー
…火事とか心配……
[いやそんなことより、とりあえずタイホだ。
門柱におしっこするような奴はこの際、現行犯じゃなくてもタイホだ]
よーし、見つけるぞ！
[大男は、はいいろ狼に変身して暑そうに舌を出したままその場を離れて駆け出した]
(5) 2012/07/04(Wed) 00時頃
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トニーは、人型でも分かるくらい気温が上がってきた。
2012/07/04(Wed) 00時頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/07/04(Wed) 00時頃
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わーふー
[遠吠えより内緒話を性格的に好むタイプだったので同年代の中では区別するのも早く。それを不思議そうにされる原因だと気づいていない。
興奮して囁き声を使うと遠吠えになるという感覚が分からないのだろうかと首を傾げはした]
(6) 2012/07/04(Wed) 00時頃
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ワーハハハハ！
ハハハッハー！
[元気良くずんずん。
なんだか体もあったまってポカポカして来たー]
わははははh―― ん？
あんなとこで不発弾（掘りっぱなしで放置された落とし穴）が爆発しとー
(7) 2012/07/04(Wed) 00時頃
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ヒューは、まだ熱があるせいか気温の変化に気付いていない
2012/07/04(Wed) 00時頃
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『ヒューのことだから試しにボスと呼んでみたらすぐに目の前に俺様登場と現れる気がする。
私の勘だと秘密兵器の噂を聞いた正義感溢れる人物と戦うことになると思うな―。とりもち、としか言っていないんだがやるような狼は彼位だろうからね。
とりあえず、狼型でいると熱気にやられそうだ…。
しばらく、人間の姿でいたほうが良いだろう。あと必要なのは水分補給だろうか』
(*1) 2012/07/04(Wed) 00時頃
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だーれー？オレさまの華麗なる罠に引っ掛かった哀れな子羊はー
[道の真ん中に出来た大穴をわくわくで覗き込む]
……
[土と枯れ葉が底に溜まってるだけだった]
あらー？
(8) 2012/07/04(Wed) 00時頃
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ヒューは、穴の縁に座って汗を拭っている
2012/07/04(Wed) 00時頃
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わおーん
[少し遅れて滝にたどりつく。
何だか心なしか、暑さを感じる]
(9) 2012/07/04(Wed) 00時半頃
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あらー、メアリーったら気が早い。
(*2) 2012/07/04(Wed) 00時半頃
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ヤニクは、滝の上から見下ろした。
2012/07/04(Wed) 00時半頃
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あっちー。
［掌で顔を扇いでみたが、たいした効果はなかった。
カルヴィンの言葉は聞いてはいるのだが、
幼狼には何だか早口に聞こえて口を挟む余地がない］
……せいぎかんってボスのこと？
ボスいつ帰ってくるかな。
おみやげ何かな？
［さっきヒューがボスをやっつけると言っていたので、
そこは遠回しな言い方を察しない短絡的な思考］
帰ってきたら遊んでくれるかなあ。
(10) 2012/07/04(Wed) 00時半頃
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[ちょうどいいので、飛ぶ前に水遊びでもしておこう。
川でばちゃばちゃと跳ねる。
水が冷たくて気持ちいい]
(11) 2012/07/04(Wed) 00時半頃
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トニーは、ちょっぴりのすたるじっく。
2012/07/04(Wed) 00時半頃
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はわー……
ダメだ！ ここあつくてヤダー
別んとこ行く！
［暑さに我慢出来なくなり、洞穴を出ることにした。
だがしかし、外も猛暑日だった］
…………あっぢー……
［へろり］
(12) 2012/07/04(Wed) 00時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2012/07/04(Wed) 00時半頃
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[穴掘りの労力の都合上、落とし穴と言ってもそんな深いわけじゃない。
もしはまって動けなくなったとしても、吼えれば誰かがすぐに気付くわけで]
なんなー
つまらんー
[じんわり汗の玉が浮かんだ鼻をひくひく。
穴の底に微かに残ったのは――]
オスカーのにおーい
[不発弾には気をつけろって一応言ったのに]
後で笑っちゃろ
(13) 2012/07/04(Wed) 00時半頃
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[はふはふと暑そうに口を開けていた狼の身体の形が崩れて、霧が立ち上るように少年の姿へと入れ替わる]
全身を毛に覆われているとあついな…。
ん―、ボスじゃないよ―。
ボスが帰ってくるのはあの人がもう飽きたと思った時だね。
おみやげはなんだろうか？食えない物より食べ物の気がする。
[きっちりと閉じていた浴衣の襟元を緩めて、手首をぐるりと回して手のひらに扇子を取り出す。
そして、ぱたぱたと仰ぎだした。時折、トニーにも風を送ったりする]
帰ってきたら飛びつくか？
[その後で鬼ごっこという遊びになりそうだなと提案してみる]
(14) 2012/07/04(Wed) 00時半頃
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しっかしなんぞベタつくー
服やら、なんでこんなモン着るんかね人間は
[もぞもぞ、シャツを上に引っ張って首から引っこ抜いて半裸になると、しばらく周囲の匂いを嗅いでみたが]
オスカー、このへんにはおらんの……
あ、水のにおーい
…
(15) 2012/07/04(Wed) 00時半頃
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水浴び！
べとべと！
[バッと立ち上がった。
とりもちのことはすっかり忘れてる]
滝ー滝ー
しゅぎょーしゅぎょー
[脱いだシャツを逆さにして振ると、ぼとっとタコの魔物が地面に落ちた。それを拾って、滝の水音の方へ歩き出す]
(16) 2012/07/04(Wed) 00時半頃
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あっ―…。森から焦げた匂いは全くしないから火事を起こして、暑くなっているわけでもないのに…。
別のところだと、滝壺が一番涼しいんじゃないだろうか。
[滝から落ちる水が周りの空気を冷やしているから川よりも居心地良さそうだ。
この気温に思考も蕩けそうだと洞穴を後にするトニーについていく。
足元が下駄だから少し歩きづらい]
(17) 2012/07/04(Wed) 01時頃
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