人狼議事


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薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 01時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 02時半頃


【人】 薬屋 サイラス

――…!

[その『声』が届いた時、男はちょうど執務室にいた。

己が会議で空けていた間の通信記録やらは、
全て膨大な資料として己の元へ一度届けられる。
とは言え、中には機密のものも多く存在するものだから
人前で眼を通す事もおいそれと出来るものではない。
故に、自然と職務中の己の居場所は、通信室か執務室に限られていた訳だが。]

…厄介な。

[ギリと、歯噛みした。僅かに眉を寄せながら、
手元に揃う各師団長の所在控えを、
今しがた間で眼を通していた通信記録の上へと並べる。]

(33) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

【人】 薬屋 サイラス

――緊急事態だ、各師団長の所在確認を急ぎ頼む。

[副官を含む、師団の面々が揃う通信室へ一報を入れる。
速度と正確さを求められる情報を扱う師団の者達だ、
暫くもせぬ内に居場所の報告は手元に揃うだろう。
その点の優秀さは信を置いているし、己の師団である以上当然の事だった。

一報の後、一度は脱いでいた上着を手早く羽織る。
見苦しくない程度に身なりを整えた後、『声』の示した書庫へと足を向けた。]

― →書庫―

(35) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 02時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―選帝資料書庫―
[ミケから寄せられる情報を、随時脳内で統括していく。
書庫に辿り着くまでの、大半の者の居場所は知れるか。
イアンが説明することの状態を耳で捕らえながら、目視と共に確認する。
血溜まり、机上から発見された書面。 其れを捉えるたびに眼が細まる。

…了解した。
第3師団で、責任を持って預かろう。
――他の者も、必要であれば…直接執務室まで来てくれ。

[幾人が書面に眼を通した後、ディーンから預けられた其れへ
一度視線を落として、――懐へと確かにしまう。
…師団長以下の者へどう通達すべきかは後に考えるとして
この場は必要以上に、外部の目に晒す訳にはいかないだろうと。]

(44) 2011/03/23(Wed) 02時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 03時頃


【人】 薬屋 サイラス

ミケ――いや、ユ・シハ師団長。
円卓会議への召集を、此処に揃わぬ者にお願いできるか。

[緊急会議を唱えるディーンの言葉に呼応するように、
その言葉は自然「師団長」のものへと変わる。

…不本意にも幾分か早まってはしまったが、元より会議の予定はあった。
事態は既に各師団長には知れているし、急を要することは判るだろう。
人を使っても良かったが、その場の彼女に頼む方が、より確実で早い。]

…――、どうしたものかな。

[サイモンが運ばれた後も暫くは現場保存の為か…
未だ生々しく滴る緋色に、ぽつりと言葉を零す。
現状が示す――師団長にしか起こせぬだろう一つの事実。
会議場へ向かう歩みは止めぬまま、何を思ってか僅かに眉を寄せた**。]

(52) 2011/03/23(Wed) 03時半頃

【人】 薬屋 サイラス

―回想・数刻前/選帝資料書庫―

『それで、何が言いたいのかな。――シェルベリ第3師団長。』

[呼ばれた名に、男は目前の人物――サイモン・L・ジャーヴィスへと向き直る。
職務中同様、上まできっちりと留めた詰め襟を更に正して
紡ぐ言葉は毅然とした、師団長としてのもの。]

我々の中で皇子らを間近で見続けていたのは、確かに貴方だ。
そこに異論はありません。平和を望む民の声も確かに多い。――…ですが、

[そこで、僅か躊躇にか一度口を閉ざす。
しかし一つ吐息を零すと、再び向き直った。翠が、サイモンを捉える。]

ランドルフ殿下に、国を真に率いるだけの力があると判断しての推薦なのか
…腑に落ちません。俺が、貴方程に殿下達を知らない事もあるでしょうが。
貴方の主観に基づいたものではなく、納得の行く説明を頂けませんか。

(82) 2011/03/23(Wed) 18時半頃

【人】 薬屋 サイラス

…理想だけで、国は維持出来ない。

16の師団が足並みを揃えねば、意味が無い事など
――貴方が一番お分りの筈だ、ジャーヴィス師団長殿。

[一瞬の沈黙。一度サイモンがゆっくりと瞬くのを見て取った。
何を調べていたのか…尤も選帝資料の集う場所だ、考えずとも凡その予想はつくが――
手にしていた書簡を閉じると、書庫へと戻しながらサイモンは男へと向き直る。]

『…成る程、君の言い分は理解した。シェルベリ第3師団長。

ただし、一つ確認したい。
…私には君が納得したいのでは無く
――ランドルフ皇子殿下が、即位する事そのものに、
…異論が有るように聞こえるが。』

(83) 2011/03/23(Wed) 18時半頃

【人】 薬屋 サイラス

――…、

[沈黙が落ちる。
互いに交えた視線を逸らす事は無く。いかほど経ったのか――
漸くそれを破ったのは、小さな吐息。
一度は伏せられた翠が、ゆるりと上がった。]

――流石は、皇族の近衛師団を務める方と言うべきでしょうか。

…そうですね。認めます。
確かに、このままランドルフ皇子殿下を王位に添えたとして
若い彼に、この長く続いた膠着状態を打破し、真に和平を築く力があるのか、
…疑問に感じている事もありますよ。

『…事も、とは、どういうことだろうか』

[淡々と紡ぐ言葉に、感情はない。
あくまで義務的に、色の無いそれが師団長としての言葉なのは
サイモンにも十分に理解出来たろう。]

(84) 2011/03/23(Wed) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

……、まぁ、ここまで言えば、隠し立てしても意味が無いでしょうね。

[投げられる問い。一つ、吐息を零す。
くつ、と。小さく漏れたのは苦笑にも似た。]

…正直に申しましょう。
仮にランドルフ殿下にその力が備わっていたとしても、
このまま和平を成し遂げられては



――俺としては、些か困るのです。

(85) 2011/03/23(Wed) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

…“サイモン・N・ジャーヴィス”師団長殿。

『…、何かな』

[突然名を呼ばれたサイモンは、一寸の沈黙の後、短く口を開く。
大半を察しただろうこの状況にして、冷静を保つ彼の姿勢には
流石と言わざるを得ないが。

薄く、笑みを浮かべる男に何を思ったか――
次いだそれは、尚更唐突な問いに聞こえたろう。]

例えば、そうですね。
…紙で、指を切った経験は一度ぐらいお有りですか?

(86) 2011/03/23(Wed) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

俺も良く切ります、乾燥している時期は尚更ね。…下手なナイフより、ずっと鋭利だ。
…少し前に、ちょっとしたミスで目元を擦りそうになりまして。

[まるで、世間話のように。なんて事は無いとばかり
言葉を続けながら、手近の棚に納まった背表紙を、指先掛けて引き抜く。

ひどく分厚い――この国の歴史を物語る書籍の一つ。
ぱらぱらと捲ると、薄い紙が空気を含んで
僅かに黴び混じりの匂いが鼻を突いた。]

実際に起こったと考えたら、ゾッとしませんか。
……例えば、この綴じられた書簡の紙面、全て。

…“一、十、百――千に連なる刄が、”
           “――目前へ迫りくる”としたら。

(87) 2011/03/23(Wed) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

    ―――“切り裂け”

[――それが、合図。

相対する男へ、言霊を届ける為の全ての符号は整えた。
ばらりと解けた書簡の束は、言霊が紡いだ通り
――幾枚を束ねた刄と姿を変え、サイモンの視界を遮る様に。奔る。

一度紡ぎ終えた言霊は、打ち消す言の葉を唱えるまで尚続く。
…相手は近衛師団の長だ、容易に行くとは勿論想定していない。
――刄が緋色を奔らせ、柔らかな紙面床へと散らばる迄に、数刻を要した。

もちろん命までを奪うつもりではないし、それを目的とした言霊ではないから、
己の言葉以上を、成し遂げる事は出来やしないが。

…その有様を、男はただ黙したまま、顔色一つ変えず見守っていた。緋色を滴らせ、サイモンが床へ伏したのを見て、漸く。
かつ、と、小さく足音を鳴らして歩み寄る。]

(88) 2011/03/23(Wed) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

……貴方の能力、その対処も、全て存じています。
ですから、先ずはその目を封じさせて頂きました。

[傍らにそぅと屈み込み、静かに告げる声。
それに何事かを返そうと、サイモンの口が僅かに開くのを見て取ったが
当然だろう、痛みにか――その声すら絶え絶えだった。
…僅かに眉を寄せる。]

…人を呼びますか?――まぁ、来たところで意味は為しませんが。
帝都に忍び込んだ鳥を啼かすも、口封じも可能。
だからこその――情報を統べる《第3師団》です。

[喩え、見張りの誰かがたった今此処に立ち言ったとしても。
その目撃者ね記憶を隠ぺいする手立ては持つと、暗に告げる。
その一言に、彼が何を思ったのか。幸か不幸か、…解する術は持ち合わせていない。]

(89) 2011/03/23(Wed) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

此処で起こった記憶を、貴方の中から改変させて頂きます。
…元よりヴェスパタイン皇子殿下を推すよう、記憶を上から塗り潰す事が叶えば手早いのですが
――それを覆すには、貴方が積み立ててきた想いも、信念も。

……何より、俺の知り及ばぬ過去が多すぎる。

[そ、と。開くことの叶わない彼の目蓋の上から、掌をかざす。
僅か翠を伏せて紡ぐは、今の所業を顧みればあまりにも優しい色を含んで。]

――“おやすみなさい”
サイモン・N・ジャーヴィス師団長殿。

(90) 2011/03/23(Wed) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

[忘却の底に沈むまで。そう囁きを残して、暫し。
意識を手放したのを見て取って、漸くその場から静かに立ち上がった。

沈黙のまま、伏す身体を見下ろして暫し。
ゆっくりと踵を返すと静かに書庫を後にする。





それが、イアンが血の匂いを捉えるより――もう少し前の話。]

(91) 2011/03/23(Wed) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

―城内円卓会議場―

[――そして今。


第1師団を統べる彼へ凶刃を向けた男は、
第3の席で、*平然と黙したまま*。]
 

(92) 2011/03/23(Wed) 19時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 19時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/03/23(Wed) 23時頃


【人】 薬屋 サイラス

―城内会議室―
[淡々と進む会議、その中で男はただ只管黙しに徹していた。
喩え最中に意見を仰がれたとしても、
「第3師団長としては、決めかねる」と言葉を返すのみだったか。
――尤も、其れは決して偽りではなかったけれども。

ぱらぱらと席を離れて行く面々を見やりながら、
沈黙を保ったまま、暫くその場に留まり続けていた。

…ディーンの言葉に承服しかねた、という訳では無い。
事実、師団長の一人である自分の仕業で有る事も知っているが
師団長外に疑いを向けた所で、果たして意味が無いと思っていたし
――元より何のリスクも無しに、事は起こせるとは思っていない。
自身が拘束される時が有るならば、其れはそれでと既に胎は括っている。

ならば何故留まるかなど、深い意味などない。
…己が共に向かった所で反応なり何なり、偽りを重ねるだけだ。
勿論、即座に疑われるような演技力である心算は無いが。]

(174) 2011/03/24(Thu) 00時半頃

【人】 薬屋 サイラス

――…、

[思わず深く吐息が漏れた。
傍から見れば、疲労の色も滲んだものとも見えようが。]


[16師団の間ですら、意見が纏まる気配などない。
それどころか――たった一つ石を投げただけで、これだ。
銘々が主張を述べ、宣言し。    ――して、事の進展など見当たらない。

…嗚呼、だから言った事では無い。
数刻前に会話した男の顔を思い浮かべては、眉を寄せた。
…四方や、多数決でこの国の未来を決める心算だったのではあるまいか。]

――これが、“我ら”が護ろうとする国家か。

[誰に投げた皮肉ともしれない言葉を、独りごちる。
ただ呟いただけの言葉も、随分と静けさの戻ったこの場では
其れが誰の耳に届くか知れないが。]

(184) 2011/03/24(Thu) 00時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/03/24(Thu) 01時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/03/24(Thu) 01時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/03/24(Thu) 01時頃


【人】 薬屋 サイラス

――…嗚呼、失礼。

[視線に気付いたか、隣席へとゆるやかに翠が向けられる。
一寸、何事かと眉を寄せて――
先の言葉がどうやら聞こえたのだと思い当たる。
僅かに肩を竦めて、苦笑した。]

今回の事で、選帝の会議は更に意見が明確に分かれてしまったと――そう思いまして。
…、本来ならば、話し合い国の行き先を決めるべき会議が此れでは
混乱は、避けられない。

……ならば、それこそ思う壺ではないかと。

[其れを思うのは本心故か、淀みなく。
尤も、――皮肉を告げた先も、その言葉の意味ですらも
説明に事足りる返事では、無かったが。

テッドからの視線にも気付けば、薄い苦笑を其方にも返す。
あちらにも、先の言葉が聞こえたのか――そう判断して。]

(202) 2011/03/24(Thu) 01時頃

【人】 薬屋 サイラス

ハッセ師団長。

[第3席へと近寄る影に気付き、ゆっくりと振り返る。
呼ばれた名。何事かと、ゆるり一度翠を瞬いて――
それも数寸の事。 淡く、口許に弧を描いた。

席には腰かけたまま、相手へと身体を向き直る。]

――…ええ、どうぞ。俺は構いません。
何か、御用件でしたか。

(211) 2011/03/24(Thu) 01時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[ズリエルの言葉に、僅か翠を細めて。
しかし言葉と共に向けられた笑みには、薄く此方も口角を上げて返す。
その笑みは、作ったものではなく。何を思ってか確かに。

しかし、疑う事を知らぬ――とまでは行かないが。
美点であり、欠点でもあると。脳裏の評価にゆるやかに翠を伏せた。]

――ええ、全くです。
俺も含めてですが、皆師団長とも成られた方々ですから。
…考えがあってならば兎も角、意思が安易に揺らぐような方では確かに問題ではありますが。

…争い、一方を気落とし選ばれた未来など。
――結局、近い未来に争いしか生みません。

[俺は、そう思います。 と。静かに語るは淀みなく。
向き直った相手――ヨーランダの言葉を静かに耳にする。]

(225) 2011/03/24(Thu) 02時頃

【人】 薬屋 サイラス

…俺の負担などは、気になさらず。
情報を統括し、整理するのが俺の仕事ですから。

[仕事を取られては、と冗談めかして小さく笑う。
しかし、続く言葉にはその笑みも成りを顰めた。
何かを考えるように、口許に手を宛て――翠を細める。

――“氷”、其れを示す意味は勿論理解している。
一寸、第5席へと移った視線は、ゆるやかに戻されて。]

…了解しました、ご報告有難う御座います。
手掛かり、とは未だ成りえないでしょうが
『書庫を視た際』というのが、…確かに気にかかる所ですね。

今、書庫へ向かっている面々も居ますから――
他にも何か手掛かりが見つかれば、
そこからも、また公平に判断出来るでしょう。

(226) 2011/03/24(Thu) 02時頃

【人】 薬屋 サイラス

[テッドの言葉>>222も返れば、静かに頷く。
翠を細めて告げる言葉に、色は無い。
ただ、感想のみを告げるに留めるかの様に、淡々と。]

真偽の程はさて置き――的外れではないかと思いますね。
我々の意見を割ることによって、…何を目論んでいるのかまでは判断しかねますが。

――もしかすれば脅迫状に有る通り、単純に実力行使で
ヴェスパタイン皇子殿下の即位を望んだ末かも知れませんし。

[尤も、万が一その様な想定で事を行ったのであれば…
あまりに先見能力が無いと、判断されても仕方が無いだろうが。]

(227) 2011/03/24(Thu) 02時頃

【人】 薬屋 サイラス

…いえ、ハッセ師団長殿もお疲れでしょう。
わざわざ有難う御座います。

[緩やかな波を描く黄朽葉を揺らして、
丁寧に其れに返すよう、此方もゆるやかに頭を下げた。

その脳裏で、今の話を情報として取り入れた男の思考は絶えず動き続ける。
…強い意志、能力の残滓、何らかの干渉。
此れの示す意味と―― 。

口元へ手を添えたまま。考え込むように緑はゆるりと伏せられる。
其れも暫しの後、薄く笑みを浮かべ向ける。]

貴女の能力は、俺としても信に足りると思っておりますので。
――丁重に、扱わせて頂きますよ。

(241) 2011/03/24(Thu) 02時半頃

【人】 薬屋 サイラス

――これが真に内紛を想定したもので有り、
…内紛が招く事態を避けたいと、そう考えるならば。

[ディーンの言葉>>239に、翠を細める。
暫くの沈黙。 考え込むようにして、ようやく口を開いた。]


…此れを目論んだ者を、一刻も早く見つける事です。

ジャーヴィス師団長殿に牙を向き、脅迫を用いて、
狙いの一つに、第2皇子殿下の即位が含まれているのは間違いない。
…その外部要因が、事態の悪化を生んでいる。

脅迫に与する気など、師団長の誰一人とて思わないでしょう。
ただ、脅迫文が有るからこそ、其の意に飲まれたくないと考え――
…我を通したいと、其々が意思を覆せなくなった結果が此れだ。

[淡々と、口にする。
その口調に、何の感情も――色も含まれない。
其れが真実かは知れない。ただ、己の思うありのままを、実に伝えただけの事。]

(252) 2011/03/24(Thu) 03時頃

【人】 薬屋 サイラス

[そうして、グレイヴ師団長の行方を問う言葉にはゆると顔を上げ。
…しかし、続いた周囲の反応に薄く苦笑して名乗り出るのを取り止める。

一人が追うのであれば流石に異論を挟むべきかとも思ったが
これ程名乗り出るのであれば、問題は無かろうと。
そう言った態で、再び深く椅子へと腰を掛け直した。
下手に動いて目立つのは、得策では無い。
――其れ以上に、考えることも多くあった。

周囲の者たちが、グレイヴ師団長を探しに会議場を後にした頃
第3の席には腕を組み、沈黙に何か思案に耽る男の姿が*見られたか*]

(254) 2011/03/24(Thu) 03時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/03/24(Thu) 03時半頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2011/03/24(Thu) 23時頃


【人】 薬屋 サイラス

―回想・会議場―
ただ、此れが我々師団長の分裂を図るだけならば、
この文面でなくとも、良い筈なのです。
――例えば…、即位しなかった皇子殿下を廃する。…とか。

[ディーンが何か言おうとすれば、…勿論喩え話ですよ。と、言葉を重ねるだろう。
仮の話だ。自分とて、そこまで愚かでは無い。]

…そして、統括役たるジャーヴィス師団長を除くだけでいい。
混乱を招くだけならば――それで、事足りるでしょう。

しかし、今回の文面は少なくとも何かを要求する意図を含んでいる。
もし要求に我らが屈した時…少なくとも「事を起こした者に」とって、事態が好転する内容で無くてはならない。

[向けられる視線>>256に、動揺の色は見られない。
第2皇子の即位を望むのが、狙いの一つであること――其れが、…男にとって事実だからなのか。それとも。…尤も、それが相手に判る事は 今はまだ無いだろうが。]

――ならば少なくとも、この脅迫状の文面を用意した者は
…ヴェスパタイン皇子殿下の即位を要求している。そう考えるべきです。

(387) 2011/03/24(Thu) 23時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[第2師団の宣言を、我を通したいが故と視るか。
その短い問いに、僅か翠を細める。
己が先に答えた結論と、同じ答えを持っていたと言う彼が
…そうかと問われれば、…答えは、否だろう。

その思惑までは、解り兼ねるが。]

――さぁ。ただ…君の事だからな。
俺の考える寄り、もっと先を見ている気がするが。
…違うか?

[勿論、それに答えは求めていない。
何を思ってか、何処か楽しげに薄く笑う。
次いだ言葉には平然と。しかし窺う顔には、気付いて尚素知らぬふりをした。]

…悲観的に物事を捉えるのは、俺の性分だよ。――気にするな。

(394) 2011/03/24(Thu) 23時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[会議室の影が随分と疎らになった頃、小さく零れる吐息に気付いて
緩やかに、其方へと視線を向ける。
席を立つ第1席の様子を見やりながら]

…そこまで、空腹は感じていないんだが。
そうだな、身体の空く内に――少しぐらいは口にするべきか。

[先の承諾に基づく離席にも元より異論は無い。
己も続いて席を立とうとして――投げられた言葉に、その動きは一寸止まる。
紫電へと、翠は緩やかに向けられた。]

――其れは。…『軍人(サイラス)』に聞いているのか。
『俺』に聞いているのか。

[どっちかな、と。口許に弧を添えて問う。
個人として、思う所があるのかと。――その問いに否定は返さない。
妙な言い回しだったろうが、其れを彼が問うより先に
会議室へと戻ってきた二人に、視線は遷るだろうか。]

― →現在軸へ―

(400) 2011/03/25(Fri) 00時頃

【人】 薬屋 サイラス

―会議室―
[ベネットとナユタの帰還に、緩やかに翠はそちらへと向く。
ただ黙したままその報告を聞きやって――
唯一、一度だけ色が変わったとすれば、本の存在が報告された時か。
されど、僅かに見開いた翠も、直ぐに常のものへと戻る。

カモフラージュに、せめて抜きとった痕でも埋めておけばよかったかとも思えど、
そうした所で――恐らく見つかるのは時間の問題だったろう。
今から戻した所で意味は無いし、血痕の残る状態では第一其れも叶わない。

解かれ散らばったその書物は今、
多く山詰みになった師団の資料の中に、紛れこませて有るが。


ゲイルが会議場へ姿を現したのは、丁度その直後か]

(413) 2011/03/25(Fri) 00時半頃

【人】 薬屋 サイラス

―会議室―

お疲れ様です。…ガーランド師団長殿。

一息ついたら、少しは休まれては如何か。
…事が起きてから動いてばかりでしょう。
根を詰め過ぎると、貴女が倒れてしまいますよ。

[ゲイルからの報告を受けている間は、黙したまま。
報告される内容に間違いもなさそうだ――流石はガーランド師団長殿。
そんな事を脳裏で思いながらも、しかしとて口を挟む気は無かった。
下手に口を挟んで、有らぬ助言をする必要もあるまい。
別段、わざわざ掴まりたいと思っている訳ではないのだし。

…尤も、例え己が無関係だったとしても、恐らく口を挟む事は無かっただろう。
元より後援師団。第2師団が動き、その補佐に徹するのが己の役目故に。]

(417) 2011/03/25(Fri) 00時半頃

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