人狼議事


313 【完全RP村】朝焼けの穹に、さあ一杯。

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【人】 羽化昇天道 イナリ

──いってらっしゃいおでかけ組──

[ジェルマンから菓子包みを受け取って>>1:325
狐は恭しく合掌した。
先程客にも配った薔薇星雲の欠片>>1:49だ。
一息ついたときにでもいただこう。]

いえ。我々としても助かります。

[店側としては、彼の求人は
むしろ渡りに船だ。
無一文だからと言って、マスターも己も
いきなり身ぐるみを剥ぎはしないが
対応には格別の配慮が必要となる(婉曲な表現)。
何やら近づいてきている現地生物を追い払い
更には雇用費まで客人持ちとなれば
断る理由など無い。合法であれば。]

(2) 2022/08/09(Tue) 16時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

ですが、どうぞお気をつけて。

[そうして外に向かったのは、ジェルマン、
ソルフリッツィ、ソランジュ、ヘリンヘイモ、
毛が膨れたモイ、毛が膨れたヤツデだっただろうか。
なんだか膨張率高めな気もするが
それはそれとして。]

おや、あなたも行くのですか?
では、皆様のお邪魔にならないよう
十分に気を付けるのですよ。

[ぞろ出ていく集団に、
蛇が光の尾を引いてついて行った。]*

(3) 2022/08/09(Tue) 16時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

──そうして残る留守番組──

なにやら随分静かになりましたねぇ。

[そう言いながら店内を見渡す。
ギロチンはマッシュポテトを残し
クリームチーズを抱えながら
もちゅもちゅと食べている。]

……ふ。
そんなに見つめていただけると
お洒落をさせてあげたくなりますね。

[狐はハムで小さなリボンを作り
マッシュポテトの頭のあたりに添えてやった。]*

(4) 2022/08/09(Tue) 16時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

──後からついてくアシモフ様>>1──

[チーズのお客様もお留守番。と思っていたら、
引力に引きずられて出て行った。]

あ、お客様……

[と呼びかけても後の祭り。
なぜかお客様は
やたら目立つ虹色になっているし
狐の感覚からすると、
とっても見つけやすくて
とっても反撃されなさそうで
とっても一口サイズで
ありていに言って食べやすそう。]

……大丈夫ですかね?

[ぽつんとこぼした言葉は、おそらく届かない。]*

(5) 2022/08/09(Tue) 16時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

──おるすばんティム様>>321──

[やっと笑いが収まったティムに
狐はチェイサーを差し出した。]

まぁ、無理に外に行く必要はありませんね。
皆様腕には覚えがあるようですし。

[あの中では最も幼く見えるモイだって
鳳凰の実だ。そう簡単にはやられはしまい。
その時はアシモフは店内にいましたし。]

それとも……じっとしているだけでは
血が騒いで落ち着きませんか?*

(6) 2022/08/09(Tue) 16時頃

羽化昇天道 イナリは、メモを貼った。

2022/08/09(Tue) 16時半頃


【人】 羽化昇天道 イナリ

──やったね店員仲間が増えたヨ──

[キャンディの言葉に、
狐は穏やかな笑みを向けた。>>10

おや、よろしいので?
それは大変助かります。
お客様は現代的な感性をお持ちですので
楽しいお飲み物が見れそうですね。

[彼女は金に困ってない気もするが
人手が増えるのは大歓迎だ。]*

(11) 2022/08/09(Tue) 19時頃

羽化昇天道 イナリは、メモを貼った。

2022/08/09(Tue) 19時頃


【人】 羽化昇天道 イナリ

──観客やぶ蛇・バイト見学>>21──

[アメフラシがシュゥっと噴霧した霧から
蛇は間一髪で上空に逃れた。
だが数人──少なくともモイと、
もしかしたらソランジュが
霧に覆われてしまったようだ。
ふわりと浮き上がった上空からは
霧の中がうかがえず、おろおろと円を描く。

やがて霧が薄くなったころ頃。
モイの影が見えて、蛇は嬉しそうに急降下した。
近くに降り立ち、その小柄な背に近づいて
──彼女に生えた尾が、
己と同じ蛇の形をしていることに気づき
不思議そうに首をかしげた。]*

(22) 2022/08/09(Tue) 20時半頃

羽化昇天道 イナリは、メモを貼った。

2022/08/09(Tue) 20時半頃


【人】 羽化昇天道 イナリ

──ソルフリッツィ様・閑話>>12〜──

[部屋に沈黙が満ち、星の瞬く音が大きく響いた。
やがて、流れ星のように、ぽつぽつと言葉が落ちる。]

はい。

[友だろう、と問いかけられれば>>13
躊躇うことなく肯定した。
狐の眦は普段より下げられているようにも見えたが
赤い目は背けられたから気づかなかったか──
いや、兎人の彼のこと、背後の狐は見えていたか。]

(44) 2022/08/09(Tue) 22時半頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

[飾りをそぎ落とした彼の言葉には
本質だけに宿る力があった。
狐は目を閉じて、その声に耳を傾ける。
おそらくは、彼が今見ているであろう
故郷の星を──その歴史を
瞼の裏に描こうとした。
自らの生まれ育った故郷が滅び、
その身に根付いた奇病のために
故郷の土さえ踏めぬ苦悩は、
想像するだに胸が痛んだ。]

……ラント?

[ただ黙って耳を傾けていた狐が
聞き慣れぬ単語>>14を繰り返す。
瞳を開ければ、調度長い耳が動いたか。
あぁ、と納得の相槌を打つ。

そこで話題は切り替わった。]

(45) 2022/08/09(Tue) 22時半頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

[独り言つような言葉の後に
ソルフリッツィが近づいてきた。>>15
影が重なり、脆弱な首筋に息を感じても
静かな眼差しは微動だにしない。
ただ、豊かな尻尾がゆらめいて
ソルフリッツィの背中に回された。

やがて、来訪者の赤い目が何度か瞬けば、
するりと尾が解かれたか。]

はい。
今日も良き一日となりますよう。

[そのようにして、最初の来訪は終わった。]*

(46) 2022/08/09(Tue) 22時半頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

──ヤジ蛇──

[モイの尾をのぞき込んでいた蛇は
蟠るような声>>33に少女の表情を伺った。
とたん、愛らしかった顔に
不穏な色を感じ取って
そろり、そろりと後ずさる。
と。何やら嫌な予感がして
首をすくめた途端、
頭上を青い何かが駆け抜ける。]

──!

[そこには、触手を伸ばす従業員の姿があった。
そりゃあ食欲は強かったし
やたらと餌付けされてはいたが
客に手を出すような奴じゃない。>>@4
おまけに、触手は小動物にも伸ばされていて
蛇は思わず長い尾で目を覆った。]

(65) 2022/08/09(Tue) 23時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

[だが、断末魔は一向に聞こえてこない。
いやなんだか突っ込みどころ満載の悲鳴>>39
聞こえていたが、死ぬときはそんなもんじゃない。
恐る恐る尾をどけられた時、
蛇も思いっきりブシャられたか。

水蛇じゃないもんでぶるぶると頭を振っていると
一緒にいた小動物も霧を被っていたようで。

心配するようにのぞき込むと──
なんか出た。>>49

(66) 2022/08/09(Tue) 23時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ


!!!

[食物連鎖の限りなく下の方の小動物に
突如としてボム砲を繰り出され
蛇は現地生物と共に地を抉りながら吹っ飛んでいった。]*

(67) 2022/08/09(Tue) 23時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

──ぼっふんティム様>>23──

[笑いが収まっても、
ティムの服は盛り上がったままで
まるでイースト菌が混ざってるようだ。>>23

発見ですか。ティム様なら、
色々見つけられるでしょうね。

[普段の納品を考えれば、腕はあるだろう。
やがてティムはヴェルヌイユと話し始め
狐は穏やかにグラスを磨きながら見守った。

やがて何かを取り出したティムが
すぅっとその毛を鎮めると
狐は穏やかな笑みのまま目を伏せた。
ほら、いろんなものを見つけている。]*

(74) 2022/08/09(Tue) 23時半頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

──やじ蛇──

[小動物のせいで>>71吹っ飛ばされた蛇は
毛が一つなく、じゃなかった怪我一つなく
──まぁ毛が一つなくでも間違いではない
──こそこそと岩陰に隠れた。
下手にグレイズ狙うと撃たれると学んだのだ。
そうして見つめる先には、さて、何があったか。]*

(79) 2022/08/09(Tue) 23時半頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

──ギロチン様と>>75〜──

[マッシュポテトにリボンをつけると
ギロチンは目に見えて興奮した。
ぷぅぷぅとケダマッシュ(造語化)に
話しかけたり、見つめてみたり。
毛玉と称するのは抵抗がある、なんとなく。
ころころと表情を変えるギロチンに
狐は穏やかな笑みを向けた。]

えぇ。どういたしまして。
動けませんが、彼女にも
ギロチン様の喜びの声は聞こえていますよ。

[ふさふさの毛の奥から、
つぶらな瞳が覗いている。
その目に見上げられていると
訳も無く触れたくなる想いと
ほんのりした罪悪感が襲ってくる。]

(86) 2022/08/10(Wed) 00時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

[思いの外気に入ってくれている。
どうあがいても最終的には消えるもので
作るのは軽率だったかもしれない。

と、分かっているはずなのに]

……ふ、ふっ。仲良しですね。
折角ならお二人で食べませんか。

[並んだ二つの丸に思わず心が動き
愚かな狐は、
ケダマッシュにクリームチーズを持たせ
更にお客様扱いしてしまった。

愛別離苦。
これ以上情を芽生えさせても
別れが苦しくなるだけなのに。]*

(87) 2022/08/10(Wed) 00時頃

羽化昇天道 イナリは、メモを貼った。

2022/08/10(Wed) 00時頃


羽化昇天道 イナリは、メモを貼った。

2022/08/10(Wed) 00時頃


【人】 羽化昇天道 イナリ

──クエストクリア・ミントン採取>>@13──

[客人は言葉を持たないようだが
仕草で意思を伝えてくれた。>>@13
ミントンを洗っていると、興味深げに
手元をのぞき込んでくる。
狐は穏やかな笑みを浮かべた。]

そうですね。折角取ってきてくれたのですし
こちらを使って何か作りましょうか。
しかし何を……おや

[洗っている水が音を立てて凍り始める。
水を捨てた狐は、しげしげと草を観察した。]

(128) 2022/08/10(Wed) 15時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ


氷結草が混ざってる……
これなら、あれが作れますね。

[そう言いながら取り出したのは、
組み上げた新鮮なミルキーウェイ。
鍋にミルキーウェイとミントンを入れ
とろ火にかけた。]

(129) 2022/08/10(Wed) 15時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ


さて……出来上がるまで、ひとつお話をしましょうか。
このミントンは、かつて妖精でした。
その美しさは、冥府の王に見初められるほど。
しかし、愛とは時に劇薬です。
彼の妻は嫉妬に怒り狂い、
ミントンを投げつけ、踏みつけました。
変わり果てたミントンを憐れんだ神は、
甘い香りのする植物にしてやったといいます。
それが、今のこのお姿だとか。

[やがてミルキーウェイが温まるにつれて
爽やかな香りが強くなる。
火にかけている間空いた手で
卵と星砂糖を混ぜあわせた。
シャカシャカと根気よく混ぜていれば
やがて卵が乳化して、もったりと白っぽくなる。]

(130) 2022/08/10(Wed) 15時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ


ところで、このミントンは、
非常に強いことでも有名です。
もとはたおやかで無力な妖精が
どのようにして力を得たのでしょう?

[シャカシャカという音は続く。
卵は混ぜ終わっていたが
今度は生クリームを泡立てていた。]

(131) 2022/08/10(Wed) 15時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ


かのたおやかな妖精は、酷いとばっちりで
辛酸を舐めました。
尊厳を踏みにじられた時、無力な妖精は
力への渇きを感じたことでしょう。
その渇きが、肥料も水与えられなくとも
雨を肥とし、風さえも水と変えて生きる
強き命に変じたのではないでしょうか。
そうしてついに芽吹くミントンは、
今も多くの者を惹きつけています。

[ミルクの縁がふつふつと泡立つ。
沸騰直前で火から降ろすと、
香りづけのミントンを取り出し
水を張ったボウルに氷結草入れた。
途端、氷を張ったボウルで
鍋を冷やすと、みるみる湯気が出なくなり
目に見えて冷たくなっていった。
泡立てた卵と生クリーム、チョコチップを加え
再びシャカシャカと混ぜ続ける。]

(132) 2022/08/10(Wed) 15時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

[狐は小さく息をつき、先刻前を思い出す。
現われた時からふらふらと漂っていた客人は
体の使い方に戸惑っているに見えた。
まるで何かから変じたかのように。]

どのようなご事情か分かりませんが
こちらに来られるまでに、
さぞかし強い飢渇に苛まれたことでしょう。
お疲れ様でございました。

[そうして出来上がったのは
チョコミントンアイスクリーム。
ダークマターの皿に盛り付け
果汁のソースで線を引き
食感のアクセントに、刻んだナッツを散らそうか。
飾り付けのミントンを盛るのももちろん忘れない。]

(133) 2022/08/10(Wed) 15時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ


お待たせしました。やはり採れたては香りが良い……
ミントンの鮮度は、お客様がよくご存じですね。

[会話を交わせぬ初の客を、どれだけ慮れるだろう。
心に添いたいと望んでも、時に思いは空回る。
だが、それでも添おうと臨み続けた結果、湯上りならば、
冷たいものが一層美味しくなるのではないかと思ったのだ。
ところでアイスって液体判定なんですかね?]*

(134) 2022/08/10(Wed) 15時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

──自戒狐>>120>>121>>122──

[ギロチンが
ケダマッシュ(E:クリームチーズ)に
囁きかけた>>121瞬間、]

ン゛ッ

[狐は胸を押さえて俯いた。]

(136) 2022/08/10(Wed) 16時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

[すー、はー、と音を立て
二、三度背中で深呼吸。
すぅっと姿勢を正した時には
いつものように穏やかに微笑んでいた。

心を乱してはならない。
大丈夫クリームチーズを食べ終わったら
次はケダマッシュに取り掛かるしかないのだ。
あのふかふかのきゃわいいおててで
ぎゅってちてるチーズだって
永遠に食べ続けることはできないのだ。
そしたらもふもふのぺたぺたちーじゅを
ふきふききれいきれいちて
けだまっちゅもぐもぐちまちょうね……]

(137) 2022/08/10(Wed) 16時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

[と思ってたら、食べ終わったギロチンは
うさちゃん(耳ロスト)に取り掛かった。>>122

ン゛ン゛ッ

[狐はカウンターの影にうずくまる。
どうしようとっても気に入ってる。
どうしようんぎゃわいいぃ。
どうしよううさちゃん食べ終わってからでもいいかな。
いやいや先延ばしにしてどうする。
既にケダマッシュだって乾燥して
カピカピになってきているし
いつまでも問題を先送りにはできない。
狐はすぅー、はぁー、と深呼吸して
耳をぺたりと寝かせ、カウンターに両手をついて
恐る恐るギロチンの様子を伺い見た。]

(138) 2022/08/10(Wed) 16時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

[ギロチン様は、
欠けたうさちゃん(本体)から離れ
再びケダマッシュのお隣に鎮座して
もすもすと潰し芋をお召し上がり中だった。]

ギャゥワンッ!

[狐は小さく悲鳴を上げると
カウンターに拳を叩きつけ、突っ伏した。]

(139) 2022/08/10(Wed) 16時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ

[拳に額を乗せたまま、
ぶつぶつと呟き始める。]

……十善戒の四口。言葉の行い。
不妄語、不綺語、不悪口、不両舌。
不妄語。嘘をつかない。
不綺語。言葉で飾りへつらわない。
不悪口。乱暴な言葉を使わない。
不両舌。人を仲違いさせるようなことを言わない。
嘘をつかない。言葉で飾りへつらわない……

[ぶつぶつと口の中で呟いた後
すうぅーーーー、はあぁーーーー、と
翼でも生えそうなほど背中を上下させ
すっと背筋を正すと二人、じゃなかった
一人と一個に向かって話しかけた。]

(140) 2022/08/10(Wed) 16時頃

【人】 羽化昇天道 イナリ


ギロチン様……
お詫びしたいことがあります。
私はあなたを欺いておりました。
それはギロチン様のお仲間ではありません。
実は、ただの

[その瞬間、ぼと、とクリームチーズこと
ケダマッシュの腕が崩れ落ちた。
長時間の常温放置によってぬるくなり、
脆弱になっていたケダマッシュの
当然の末路とも言える。]



[狐の声が、むなしく落ちた。]*

(141) 2022/08/10(Wed) 16時頃

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