人狼議事


305 【3dエピ村】夜明けの晩に、さあ一杯。

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【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[さて、林檎事変について語ることは少ない。
なぜなら壮大な奪い合いが起きたわけでもないからだ……
ともあれこの客の判断で第二次林檎事変が起こることは避けられたわけだが。
ハラフの言葉を冗談と受け取ったのか、>>3
く、と喉の奥からあげた笑い声はほくそ笑むように]

そう言ってくれるな。
私はこれでも貴方のことは友達――とは違うが、
信頼がおけるとは思っているのだぞ?

[たとえ怠け癖があろうとも、だ。

しかしまあ軽口をたたきながら飲むカクテルというのもまた格別だ。
シュワリ、と独特の感覚とともに喉を抜けていく]

(32) Akatsuki-sm 2020/07/09(Thu) 23時半頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[そうこうしているうちに、いつの間にやら皿の中身もグラスの中身も空っぽになってしまっていた。
もはやフォークに引っかかるのは果実から零れ落ちた汁ばかりである。
ゆるりと、テーブルの片隅にいつも設置してある紙ふきんで口元を拭くと、
すっくと立ち上がって杖を片手に歩き出す]

まったく今宵はいい夜になったものだ……
イメージが雲のように湧き音が雨と降り注ぐ。

[なお当初まったく何も思いついていなかったのは脇に置いている]

(40) Akatsuki-sm 2020/07/10(Fri) 00時半頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[ともあれ向かう先はピアノの方なのだが、
途中でふわふわした感じのシルエット(たくさんいるうちの一匹か?)を視い出すと、
さっと摘み上げて肩の上に乗っけてしまう。
どうやら勝手にゲストシンガーにでもするつもりのようだ*]

(41) Akatsuki-sm 2020/07/10(Fri) 00時半頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[さて、キッドナッパーではなくひとかどのプレイヤー(演奏家)であるところのヴェルヌイユだったが、
肩の上で楽しげな鳴き声――と思われる。うむ――をあげるギロチンの一匹に顔だけ向けると、>>43
見目ばかりはよく、一本だけ立てた人差し指を自らの口元へもっていった。
いわゆる「しーっ」のしぐさである]

ふふふ、私がピアノを弾き始めるまでは、
おとなしくしていた方が賢明だと思うぞ?

[などという難しい言い回しが彼(?)に通じるかは定かではないが]

(62) Akatsuki-sm 2020/07/10(Fri) 23時半頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[とはいえ相変わらず肩の上で歌われてしまったとしても、
少なくとも追っ払うことはしなかった。

彼(?)を追っ払っても代わりのギロチン24号が探せばどこかにいるやも……
とか、そういう問題ではないのである。

やがてピアノ前に置かれた黒い椅子に腰かけ――る前に、
立ったまま鍵盤のひとつをぽーん、と鳴らす]

相変わらずいい音をしている……

[満足そうな呟き。
早速一曲弾き始めてもいいくらいだったが、
ここまで皆が集まるのをちょっとの間だけ待った。
拍手の音>>61なんかも聞こえたし、たぶんすぐだろうとあたりをつけて]

(63) Akatsuki-sm 2020/07/10(Fri) 23時半頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[やがて挨拶もなしに弾き始める。

まずは透き通るようなアルペジオ。
これは空を飛ぶ天使をイメージしたものだ。
音の連なりはだんだんと暗い調子を帯びていく。
音が雨のようにしとどに降る。
しかし、やまない雨はないように暗かった曲調も、
一瞬静まり返った後にまた明るくなっていく。

  天使は輪っかを落としてしまったが、
  そう長くない彷徨の末、
  それを見つけて再び飛翔する。

最後に高らかに曲を〆た―――のも束の間、
今度は先程とはうってかわった軽快なポルカ調の曲を弾く]

(64) Akatsuki-sm 2020/07/10(Fri) 23時半頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[まるでお祭りをしている城下町で流れてきそうな曲だ。
もっとも城下町なんて、古いムービーの中でしか見たことがないが。

こういう曲の方がギロチン好みだと、この客は知っている。>>44
己が連れてきたギロチン17号のみならず大勢集まってくれれば、
それはそれで楽しいのだが、はてさて]

(65) Akatsuki-sm 2020/07/10(Fri) 23時半頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[ギロチン、と呼ばれる生き物がどれほどいるのか――
(少なくとも24匹はいるようだが)正確な数は知らない。
それにしてもこの大合唱、今まで聞いたこともないくらい、
わんさと集まってやしないか?

それに驚く声は未だ聞こえない。
むしろギロチンたちの創り出した輪に加わらんとする声が聞こえるくらいだ。

 ――おいおい酔ってるな?

ティムの声にひそやかに思う。>>69
これは経験則だが酔客というのは往々にして曲のテンポから外れやすい。
ならばどうするか。
奏者は己、指揮者も己、
しかしそんな役目にある者だからこそ、周りを置いてけぼりにするわけにはいくまい、とは思うが――]

(73) Akatsuki-sm 2020/07/11(Sat) 01時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[ええいままよとばかりにほんのわずかだがさらにテンポを上げる。
これでつまずくようであれば徐々に徐々に遅くしていけばいい。

指先は滑らかに音を紡ぎつつ、鋭い聴覚がタップ音や手拍子の音を捉えて場の様子を読む一助とする]

淑女のエスコートは大変だなぁ?

[踊るひとりがふたりになった頃にぼそりとそんなことを。>>72>>74]

(77) Akatsuki-sm 2020/07/11(Sat) 01時半頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[意味ありげにちらっと踊るふたりに顔を向ける、
そんな一幕もあったことか。
もともと見えないのだ、鍵盤から目を離したところでなんの支障があろうか。

唐突に始まった演奏は飽きれば終わるものだが、
演奏者に飽きた様子は見られない。
今はただこの時夜もう少し続けと願うばかりであった**]

(79) Akatsuki-sm 2020/07/11(Sat) 01時半頃

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