人狼議事


226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】

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【人】 トレーサー キルロイ

[床に散らばった薬を途方に暮れて見つめつつ、
とにかく一つ拾い上げて飲もうと立ち上がりかけた時]

 ……あ?

[扉を叩く音と声>>3に気付き、視線を向ける]

 おー、いるぞ。ヒナコか?

[出来るだけ、平穏を装った声で返す。
あまり此処の仲間に前で、痛がる姿は見せたくない。
頬を一筋、冷や汗が流れた]

(10) 2015/06/05(Fri) 02時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ヒナコの声に、さらに続くもう一つの声>>6
素直に心配の色を滲ませるそれに、僅か言葉を詰まらせて]

 ――はは。もう朝だったか?
 昼前に起きれたんだから、俺にしちゃ上出来だな。

 おはよう、ケイトリン。

[分かっている。
こんな強がりは多分、無意味なのだとは。
それでもやっぱり何というか、男の意地という奴だった。

二人を出迎えようと、ゆっくり立ち上がる。
床に散らばった薬の回収は、後回しにして]

(11) 2015/06/05(Fri) 02時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[――キルロイは幼い頃から、絵を描くのが好きだった。

彼に兄弟は無く、両親は早くに事故で亡くなっていた。
其の為、物心付いた頃より父方の祖父母の元で育てられた。

祖父母は両親の分まで、彼に温かな愛情を注いでくれた。
祖母はかつて絵の先生をしており、彼は自然とそれに倣って絵を描くようになった。キルロイの描いた絵を見ると祖父母は嬉しそうにするので、彼は喜んで絵を描き続けた。

十四歳の時、腕に違和感のような痛みと変化を覚えた。
それが例の奇病に因るものだと悟るまでに、
長くの時間はかからなかった。
孫の奇病が発覚した時も、祖父母は最後まで庇おうとした。
施設に収容後、もう二度と逢えなくなることを、
察していたのかもしれない。
ただ、]

『爺ちゃんと婆ちゃんに、迷惑かけられねえし…』

[大丈夫だよ、なんて根拠のない強がりを言って笑って。
彼はこの隔離病院へやって来た]

(17) 2015/06/05(Fri) 05時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[入所したばかりの頃は、腕の痛みも大したことはなく。
腕が翼になっていくのも漠然とした不安はあれど、
ちょっと格好良くない?なんて冗談を言う余裕もあって。

――毎日、日課のように祖父母へ絵付きの手紙を書いた。

ある日偶然、それが一切外部へ届いていないことを知った。
急にこの施設のことが恐ろしくなって、こっそり少しだけ泣いた。

そんな頃だろうか、ケイトリン>>8と親しくなったのは。
彼女の弟のことは果たして知らされていたかどうか。
いずれにせよ、彼女との会話は癒しとなっていた。
日々、その表情から感情が抜け落ちていくとしても、
ケイトリンの心優しい人となりは何も変わらない。
だからこそ、余計に強がってしまう面もあるのだ。
大丈夫、心配ないからと、安心させたくて]

(18) 2015/06/05(Fri) 05時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[祖父母への手紙は無意味になってしまったが、
彼は絵を描くことは止めなかった。
どうせ暇を持て余す病院生活、
色んな場所でのんびり絵を描いていた。

少しずつ、入れ替わって行く入所者たち。
その"今"を残すように、描き続けた。
もしかしたら其れは、種類は違えど同じ翅を持つ少女と、
文通という形でも行われていたかもしれず。

……しかし、三か月前。
痛みと翼に浸食された指の使用の不自由さに、
遂に十分に鉛筆を動かすこともできなくなり。
彼はものをかくことを辞めてしまった。

後に残るのは"過去"の風景を描いた大量のスケッチブックだけ]

(19) 2015/06/05(Fri) 05時頃

【人】 トレーサー キルロイ

―自室―

 俺は"いつも通り"だ。心配いらない。
 でも気を遣わせたかな。二人とも、ありがとう。

 ああ、開けても大丈夫。 

[扉へ腕を伸ばしかけて、またずきりと痛みが走る。
軽く顔を顰めて硬直していると、>>12扉が開いた]

 おはよう。
 ちょっとドジって床が汚いが、気にしないでくれ。

[苦笑を浮かべながらも、とりあえず無事だと主張。
それから、重症ではなさそうだが、
手当ての跡の残る少女の手へ視線を向けて]

 あれ、ヒナコ、手ぇどうしたんだ。**

(20) 2015/06/05(Fri) 05時半頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/05(Fri) 05時半頃


キルロイは、ヒナコに話の続きを促した。

2015/06/05(Fri) 16時半頃


【人】 トレーサー キルロイ

―自室―

 そうだなぁ。おっちゃんの飯は美味いから。
 今日はおかげで、食いっぱぐれずに済みそうだ。

[小さく喉を鳴らして、ケイト>>28へ返す言葉は本心。
やがて扉が開いて顔を合せれば、真っ直ぐ重ねられる眼差し。
変化のない筈の彼女の瞳が、雄弁にその心配を語っている]

 ―――…はは、敵わないな。薬は今朝の分は、未だこれから。
 
[男と女の意地がぶつかった場合、
男が折れた方が上手くいくと誰かが言っていた気がする。
もっとも最終的に彼女に甘えてしまうことも多いのは、
男自身の弱さ故だろうが。

申し訳なさそうに苦笑しつつ、部屋の洗面台で水を汲んできてもらえないかと請うた。"痛い"と明言はしなかったけれど、この状態でまた手元が狂って惨事を重ねる訳にもいかないから。
水と薬が手元に揃えば、規定量の4錠を飲み干して一心地]

(48) 2015/06/05(Fri) 16時半頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ちょっと寝ぼけててな……。

[眉根を寄せるヒナコ>>37へは、あくまで軽い調子で返す。

彼女に最初に話しかけて貰った時>>35のこと。飾り気のない褒め言葉が、素直に嬉しかったことを覚えている。

『絵を描くのが、好きなんだ』

絵を描くのは好き。
それで誰かが喜んでくれるのは、もっと好き。
だから祖父母への手紙の件で自分が落ち込んでいる時、レター用紙を差し出されたのには驚いたけれど、とても救われた心地がしたのだった。

――沢山の物を描こう。現実も、決して届くことのない夢も。

彼女に送った絵は、風景画、人物画、中にはこの施設の皆で外の世界を旅行しているような、そんな現実離れしたイラストも含まれた。彼女が綴る文章は真っ直ぐで、温かみがあって、いつも返事が待ち遠しかった。
文通が"存在証明"になると思えば、なおのこと]

(49) 2015/06/05(Fri) 16時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[それなのに。
自分は描くことを諦めてしまった。

口に筆をくわえて絵を描く画家がいるらしい。自分は未だ指だって動く。頑張れば、描き続けることが出来るのかもしれない。
ただ、恐ろしかった。日増しに動きに繊細さを欠く指先が。痛みと共に震える指先が。その現実を思い知らされるのが]

 大丈夫かよ……。
 あんまり、無理するなよ。

[バランスが取れないというヒナコ>>37を心配そうに見る。腕が大丈夫かと言われてその視線を逸らしてしまったのは、一方通行になってしまった文通への後ろめたさも相まって。

薬を拾う彼女の動作は、やはり何処か頼りない。しかし微笑みを崩さない相手に、それを追究することは躊躇われ]

 ありがとな。

[部屋を去ろうとする彼女の姿>>38を、内心では憂いつつも、同じように笑みを浮かべながら見送った**]

(50) 2015/06/05(Fri) 16時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ヒナコはナナオを探すと言っていたが、何かあったのだろうか。
薬のおかげで痛みが少し楽になり自由になった思考は、不意に彼女と出会った頃のことを思い出していた。

『何かいてるんだ?』

ある日少年は中庭で、自分と同じ位の年頃の少女が真剣にノートに向き合っている姿を見つけた。最初は遠巻きに眺めていたのだが、もしかしたら彼女も絵を描いているのかもしれないという期待と、その熱心な様子への興味に負けて。
半ば脅かすように後ろから覗きこんでみたが、彼女の反応はどうだったか。

それ以来、此方は彼女のことを友人だと思って接している。
…そして今から1年ほど前のこと。鎮痛剤だけで眠りにつくのが厳しくなってきた頃、彼女へ半ば冗談めかして愚痴ったことがある。

『最近、寝つきが悪いんだよなー。
 子守唄的なものって作れない?そしたら俺、毎日聞くよ』

欠伸を噛み殺しつつの、無茶な要求。しかし半分は冗談だったが、実はもう半分は大真面目だったというのは、此処だけの話*]

(59) 2015/06/05(Fri) 20時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[少し苦労しながら床に散らばる薬を全部拾い上げ、ケイト>>64の方へ顔を上げる]

 俺も食堂に行くよ。
 それにしても、ケイトリンは本当にきし麺が好きだなぁ。 

[良かったな、なんてのんびりと呟く。
自分の方はこの腕が悪化して以降、食事はパンやおにぎりなど食べやすい物に変えてもらっている。多少周りを羨ましく思うが、これに関してはそういうものと割り切っていた。
歩きかけ、ふとヒナコが去っていた方向を見つめ、真面目な顔でケイトを振り返った]

 ……俺は良いんだけどさ。ケイトリンは大丈夫?
 
[最近、具合の悪い者が多い気がする。
その筆頭ともいえる自分が言えた立場ではないが] 

 俺が逆に君を起こしに行くようになるなんて、嫌だぜ。
 いや、もしそうなったら、行くけど。

[自分の症状は、ある意味とても分かりやすい。しかしそうでない者達も、此処には大勢いる。昨日まで元気だと思っていた友人が、朝起きたらもういなかったなんてことも何度か経験していた。
彼女の受けた告知>>62>>63は何も知らない。
知らなかった、けれど]

(65) 2015/06/05(Fri) 21時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[強いて言うなら、彼女が薬を拾おうとしなかったことへの違和感だろうか。ただの偶然かもしれない。自分が水を頼んだせいかもしれないが]

 俺が泣いてた時のこと、覚えてる?
 爺ちゃんと婆ちゃんの手紙が、駄目になってた時のこと。

 あのときは流石にもう本当に落ち込んでさ。
 俺って何なんだろうって。
 もっと辛い思いしてる奴もいっぱいいるのに、
 今思えば情けないけど。

 でも、ケイトリンが慰めてくれて。
 泣くだけ泣いたら、ちょっと楽になったんだよ。

[的外れなことを言っていても、それはそれで良いと思った。いずれにせよ、お互いに何時何が起きても可笑しくは無いのだ]

 だから本当に、感謝してるし。
 困ったことがあれば助けたい。

[まあ、この腕じゃあんまり何もできないんだけどさ、と。茶化すように付け足して、笑った]

(66) 2015/06/05(Fri) 21時頃

キルロイは、メルヤに話の続きを促した。

2015/06/05(Fri) 21時半頃


トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/05(Fri) 21時半頃


【人】 トレーサー キルロイ

 麺類は久しく食べてないな。
 はは、今度おっちゃんに、
 焼きそばパンを強請ってみるのはありかもしれない。

[現実を見据えつつも、出来るだけ暗くはならないように。与えられた"今"の中だけでも、何か幸せを見つけられれば良い。そうやって此処で生きてきた。そうしなければ、心が折れてしまいそうだったから。
なお、その一環としてピラフを"あーん"と食べてみたものの、此方ばかりが照れてしまって何となく負けた気分になったのは、また別の話である。

微かにあがるケイト>>83の口角。その僅かな表情の変化が、とても嬉しくて、少しだけ悲しい。真似するように、自分もニイと楽しそうに笑った]

(94) 2015/06/05(Fri) 22時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

 俺が起こす当番になると、揃って寝坊確定だ。
 それでもいいなら、やらなくはない。

[茶化した言葉>>84に、軽口を返す。
彼女は大丈夫だとは言わない。…言ってくれない]

 ……………。

[遠い昔の日のことを、覚えていると言ってくれる>>85ケイト。
記憶の中の少女と、今の彼女の姿が重なって。
その表情は随分と硬くなってしまったけれど、それでも]

 変わらないな、ケイトリンは。

[この病院へ来てから、様々な理由で精神を病むものは多い。
それは仕方のないことだと、そう思ってはいる。
けれど彼女は、あの日からずっと変わらず、優しく温かい。
そのことを再度確認して、少し気が緩みかけてしまった。

だから、だろうか]

(95) 2015/06/05(Fri) 22時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

 ――――――…えっ。

[彼女の小さな小さな声が告げた願いごと>>86を、
聞いた瞬間に息が止まるかと思った]

 ………………。

[彼女は案外、茶目っ気はあるのだが。それでも深刻な冗談は言わない。特にこんな場面では、絶対に。
つまり明日にでも、ケイトと逢えなくなる可能性があるのだ。それを彼女は、自覚しているのだろう]

 ケイトリン。

[そんなの嫌だと、久しぶりに痛い以外で泣きたい気持ちになった。でも、その答えでは駄目だ。駄目だから]

 分かった、約束する。
 絶対、覚えてる。何があっても。

[ゆっくりと、黒い翼と化している腕を彼女へ伸ばす。もう指切りすら、自分にはできないけれど。それでも御呪いでもするかのように、彼女の手を殆ど動かぬ自分の両手で包み込んだ]

(100) 2015/06/05(Fri) 22時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

―昔の話/中庭にて>>81

[この病院では、話しかけても返事が戻ってこないことも多い。だからたった一文字でも、声が返ってくれば少し嬉しい]

 ……し。

[どうやら、え、ではないようだ。
そっぽを向いた少女の視線の先を、真似するように追いかけて]

 頑張れ。

[創作する姿に勝手に親近感を抱き、邪魔にならないよう控えめに応援しておいた。いや、傍に居るだけで十分邪魔だとは思うのだが。
以降は彼女の姿を見かければ、何となく話しかけたりして。しかし此方の自己満足で、きっと聞き流されているのだろうと思っていた。だから本当に子守唄が作って貰えた時には、少し恐縮してしまう始末で]

 ありがとう。これで今日から安心だ。

[曲に聴き入ってその日は逆に眠れなかったということは、自分だけの秘密にしておいた*]

(117) 2015/06/05(Fri) 23時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[ケイトは此方のことも、変わらないと言って>>112くれた。
そうであればいい。
病気が進んだとしても、大切なことだけは変わらずに]

 ……泣き虫は、余計だ。

[表情はなくとも、柔らかく感情を語るケイトの声。
駄目だ、でもそんな風に言われてしまったら。
我慢している筈の涙が、溢れてしまうじゃないか]

 泣くのは、悪いことじゃない。
 情けなくもない。 

 ―――――…分かってる、けど。

[真っ直ぐ此方へ向けられる東雲色。淡くて深い空の色。
仮令忘れろと言われたって、
この美しさを忘れることなんて一生できはしないだろう]

(128) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[彼女が微笑む>>113。その姿を映す視界が、滲む]

 もう…、困ったな…。
 少しくらい、格好つけさせてくれよ。

[彼女の手に触れると同時、堪えきれずに涙が頬を伝った。
強がって笑っているのに、これでは台無しだ。

ケイトの瞳からも、零れ落ちる淡紅色>>113>>114
とても、綺麗で優しい色をしていた。
それは宝石だから、ではなく。
きっと彼女の瞳から生まれたものだから]


 あったかい、よ。


[彼女の手に間隔が殆どないことを知らず。
自分の手に走るのは痛みばかり。
それでも確かに温もりを、感じることが出来た気がする]

(129) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[この腕では、彼女を抱き上げることも
運んでやることもできはしない。
出来ることと言えば、]

 ……俺からも、一つだけお願い、良いかな。

[瞳を閉じ、綺麗な雫を落し続ける彼女へ更に歩み寄る。
逃げられないならば、
そっとその身体を支えるように翼で包み込もう]

 ケイトリンの、涙。貰っても良いか?

 先生が言ってたんだ。
 冗談みたいな言い方だった、けど。
 大切な人の涙が、俺の病気の治療薬だ、って。
 だから。

[そんな御伽噺なんて、と当時は思っていたけれど。
今は何だか、それを信じても良いような、そんな気がして]

(130) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[涙が未来に繋がるならば、生きる活力となるならば>>138
この感情と共に、前に進んでいくことが出来るだろうか。

―――彼女のいなくなった世界で?

考えただけで、涙は溢れて止まらなくなるのに]

(152) 2015/06/06(Sat) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ


 俺がケイトリンに勝てたことなんて、あったっけ?

[彼女に手を触れたままだから、頬を伝う雫を拭うこともできない]

 嘘吐けないよ、君の前では。
 ……全部、御見通しなんだから。

 別に良いけどさ。
 君のそういう所も、 嫌いじゃないから。

[君が願うことなら何だって、叶えてあげたいと思う。
けれど自分にできることは、余りに少なく。
良いさ、男の意地くらい、今日は迷子になって貰おう]

(153) 2015/06/06(Sat) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ケイトリンも、あったかいよ。

[彼女の寂寥の全てに、気づくことは出来ず。
それでも告げる言葉に嘘は無い]

 ずっと忘れない。
 君がくれた言葉、温もり、涙、全部。

 俺が先に向こうに行くことになっても。
 どうなったとしても。

[腕――翼の中に収まる彼女の姿は儚げで、
簡単に溶けて砕けてしまいそうな錯覚に陥る。
気持ちだけでも、守るように、護るように。
そっとそっと、包み込む]

(154) 2015/06/06(Sat) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[彼女の頬から滑り落ちる綺麗な欠片たち。
これだって、彼女の生きている証なのだ。
彼女が感じた感情が、生み出した存在証明なのだ]


 それなら、遠慮なく持って行く。
 御守りとして、ずっと大切に持ってる。

 ケイトリンが、今此処で涙を流してくれたこと。
 その気持ちと一緒に、全部俺が持って行くから。


[ケイトリンが言いかけた、言葉の先は分からないけれど。
彼女の端整な顔が近づいてきて、こんなときでもどきりとする。
頬に触れる柔らかな温もりを受け入れる。

自分の涙も、彼女の薬になればいいのに。
そんな御伽噺を夢想しながら、少しだけ頬を赤くした]

(155) 2015/06/06(Sat) 01時頃

【人】 トレーサー キルロイ



 ……ケイトリン、俺は、君が。


[今更そんなこと言って、どうするんだって。
思ったけれど。
素顔になれと言ったのは向こうだから、なんて]


 君のことが、好きだよ。


[自分は彼女のことを、忘れない。
彼女も自分を、覚えていてくれるだろうか。
出来れば心の片隅にでもいいから、在り続けたいと、願う*]
 

(156) 2015/06/06(Sat) 01時半頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/06(Sat) 01時半頃


【人】 トレーサー キルロイ

 身体が動かなくなっても、関係ない。
 勿論、君の笑っている顔は好き、だったけど。

 君の傍に居ると、気持ちが安らぐ。
 ―――あったかいよ。
 俺が知っている、どんなものよりも。

[だから、…だから、]

 俺も生きていてよかった。
 病気も、此処に来たことも、望まないことだったけど。
 君に出会えたから、それも……。

 これも俺の人生なんだろうなって。

[思いは上手く言葉にはならない。
それでも少しでも、伝われば良い。

君に出逢えて良かった。
君はとても素敵な人、優しくて温かい人なのだと]

(180) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[普段より近い距離。
鼓動の音までそのまま聞こえてきそうな程に。
繊細な宝石細工を慈しむように、
黒い羽根は彼女の頬を撫でて。

告げた思いへの答えは、なくても構わなかった。
ケイトリンを困らせていなければいいと、
言ってしまった後にそれだけ少し憂いたが。
…どうであれ、大切なことには何も変わりない。
何ものにも代え難い、宝物。

少し緊張した面持で彼女をじっと見つめる。
その頬が朱に染まって行く姿に気付いて。
今度は此方が、息を呑む。
知らず、彼女を包み込む腕に少し力が籠った。

彼女の瞳から零れ落ちた紅玉。
涙の色の示す感情の変化は知らなかったけれど。
その紅の雫を、酷く愛しいと思った]

(181) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ……………。

[囁くような、彼女の想いを乗せた言葉>>175
緩く漆黒を見開き、吐息を震わせる。

嬉しい。
本当に嬉しくて、本当に幸せで、ああ、その筈なのに]

 ありがとう。

[一度おさまったはずの涙が、また頬を伝う。
これでは泣き虫と言われても仕方がないな、なんて。
泣き腫らしたまま、静かに微笑んだ。
嬉しさの裏側にある切なさに、今は気づかない振りをして]

(182) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[東雲色を穏やかに見つめて、やがて目を伏せて。
そっと彼女に口付ける。

もしも時が止まるならば、今が良い、と。
夢想しながら全てを記憶に刻み込む。
彼女の体温も、貰った幸せも、全て**]

(183) 2015/06/06(Sat) 03時頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/06(Sat) 03時頃


【人】 トレーサー キルロイ

[ケイトリンに触れて、その存在を腕の中に感じて。
軋み強張っているのは緊張の所為だけではなく、
きっと彼女を侵食していく病の為。

零れ落ちる涙の欠片たちはこんなに綺麗なのに。
彼女の自由を奪っていくその煌めきが、悲しい]

 ――――…ごめん、言い難いこと、言わせちまって。

[唇を離し囁くのは、彼女の病状のこと]

 でも、知らなかったら、言えなかったら。
 俺は多分、後悔なんてものでは済まなかったから。

[最後にもう一度、優しく彼女を翼で包み込んでから解放する。

お互いに残された時間は、分からないけれど。
せめて彼女の笑顔を、一つでも増やせるように。
表情に出なくても良い、心が笑っていてくれれば]

(214) 2015/06/06(Sat) 12時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[不格好に涙を拭うと、床に散らばる宝石達を拾い上げる。
無機質な白い錠剤と違って、きらきらと輝いていて。
形も色合いも、一つ一つ全て違う。
何か気の利いた入れ物でもあれば良かったのだけど。
此の部屋にあるのは、生憎薬瓶ばかりだったから。

ひとまずそれを透明な瓶へ落し込めば、
寄り集まった宝石たちは照明の光に乱反射して、
淡く繊細に、けれど複雑に煌いた。

最後に彼女が零した大粒の紅玉だけ、
そっと懐へ仕舞い込んで]

 動けそうか?
 ………きし麺、まだやってると良いんだが。

[努めていつもの調子で、真面目な顔で、問いかける**]

(215) 2015/06/06(Sat) 13時頃

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