人狼議事


17 吸血鬼の城

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小悪党 ドナルド! 今日がお前の命日だ!


……っ……

[「喰わせたくないのならお前が喰うと良い」咬まれたときの言葉を思い出す。城主にドナルドを咬ませるのは確かに嫌だ。だけど、かといって友人を吸血鬼になどさせたくない――]


【人】 奏者 セシル

[フロレスク――祈りの血、
その家名の意味など知らぬものにとっては解せぬこと

しかし

黒き薔薇の口にするその呪縛に、
白き薔薇はその場に崩れ落ちる]


 足りない、――まだ、足りないのです。


 ――旦那様、ああ……


[こめかみと頬を、手から流れる血で濡らし、
白き薔薇は己の血でその身を染めてゆく――苦しげな呻き、
魔の血とは決して、相容れぬ祈りの血が己が身を蝕んでゆく]

(3) sen-jyu 2010/06/25(Fri) 23時頃

 どうする、ベネット?
 ……そうだな

 お前が其の男にうまく血を分け与えられたなら
 イアンは逃がしてやっても良いが。


[唆す為の囁きは、酷く甘く]


【人】 奏者 セシル

[浄化の時が訪れる、

  壊れぬように、と加減して与えられた血
  同胞たるあの男から奪った魔性の血

  そして、主から与えられたその血を

          ――――祈りの血が拒絶する]

 ――…ああ、これは、

[ひとたび傷つき、深く割れた手から流れ出る血は
もはや尋常な量ではなく己が身を抱くようにすれば、
白き薔薇は己が取り入れた魔性の血によって

赤く、赤く、染まり]

(6) sen-jyu 2010/06/25(Fri) 23時半頃

……!?

[囁かれる、甘い誘惑。2人とも大切な友人で、どちらを選ぶこともできない。それに、約束など守るかどうかわからないではないか]

……それはつまり……ドナルドを眷族にしなければ、イアンさんも逃がすつもりはないと……そういうこと、ですか。

[漂ってくる甘い香りが 甘い 美味しそうな匂いが――喉が渇きを訴えている。ごく、と唾をのみこみ。そんなものでは渇きは癒えない]


 嗚呼、飲み込みの早い子だ。


[闇の底から湧く虚無
眷族の聲が其れを遮る。
城主は恐ろしくも妖しげな微笑を浮かべ、肯定を返す]


 お前のすべきことは一つ。
 ……わかるな、ベネット?

 ドナルドは永遠の生を得、イアンはここを無事に出る事が出来る。
 お前の望みどおりだろう?
 

[ドナルドは人としての生を失い
イアンとは恐らく二度と会う事も叶わなくなるだろうけれど]


【人】 奏者 セシル

[天上の青は、銀のナイフを見つめて、
そして凍てつく蒼の去り行く背を追った――]


 ――……自死は、なりません。


[血塗れた白薔薇は微笑う]

[己が身より、魔の血が流れいで薄れれば、
それは自ずと掠れた記憶を蘇らせる。
信仰の容だけは失えぬ薔薇は静かに首を振り]

 ええ、それに
   どの途、わたしは……

[法悦にも似た表情を浮かべる。
信仰と祈りの血、浄化の躯。
白き薔薇はただ静かに、己の身が赤く咲き誇るのを待っている]

(12) sen-jyu 2010/06/25(Fri) 23時半頃

[頭がぼーっとする。だけど眷族の、城主の声はしっかりと耳に届く]

……そんなの、僕の望みじゃ……――


[囁く声音は甘く
惑わせるように優しく語り掛ける]


 お前の望みは、二人無事でいきること
 ……そうではないか?


[まやかしと
何より傍で香る強い血の芳香
狂わせるに足る其れ等を前に、果たして何時まで我慢のきく事か]


【人】 奏者 セシル

[主が囁きが、同属が声が、もう聞こえない
白薔薇は少女へと、言の葉を紡ぐ]


 ―――行きなさい、

    逃げて、振り向かずに、 ――逃げて。

 決して、  決して戻ってきては

             だめ ……

[それはかつて紡いだと同じ言葉]

(13) sen-jyu 2010/06/25(Fri) 23時半頃

【人】 奏者 セシル


 ――あぁ……、

[差し伸べられる手、
ずっと望んでいたものを齎された気がした。

けれど魔の血を取り入れすぎたその躯に、
残された血は僅か、思うようには動かない]

 ――……、

[指先はいちど、掠めて、落ちる]

[屑折れそうになりながら、白薔薇は微笑んで。
――望むのは、少女がその門を無事に越えてゆく姿、
それが見たいのだ、と――震える唇は、音なく言葉を紡ぐ、


                  いきなさい――と] 

(20) sen-jyu 2010/06/26(Sat) 00時頃

【人】 奏者 セシル

[それはかつて望んだ光景]
[祈りの中で夢見た出来事]


  ―――…… 、


[青ざめた死の影の浮かぶ、
その目蓋が閉ざされる今際の瞬間まで、

天上の青は、闇の果てへ消えてゆく小さな背中を見つめていた**]

(32) sen-jyu 2010/06/26(Sat) 00時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

sen-jyu 2010/06/26(Sat) 01時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

sen-jyu 2010/06/26(Sat) 01時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

sen-jyu 2010/06/26(Sat) 01時半頃


 ローズマリー


[妹と呼び愛でていた娘へかける聲
海の泡と消えてしまうのだろう、そんな予感を胸に抱きながら
名を呼ぶ]


 お前も――食事に来るが良い。
 よもや、彼女らを逃がそうなどとは、言うまいな?

 同族喰いは、避けたい所だが。


[嘗て白薔薇達に迫った選択と、似ている気がした。
万一ひとの娘を助けたいと思うなら
代わりにその身を差し出せと。
さて、その後の話はまた後ほど語る事としよう]


 ――この世ならざる世界で――

[それは薔薇のかぐわしき香を漂わせ、
かつての薬売りが傍ら、
毒華のさいていようとも、躊躇うことなく歩み寄る。
白手袋を外せば、襟ぐり掴みあげて平手を一発、頬へ]


 ―――さて、あなたの為された所業の数々、

      どのように詫びていただきましょうか?


奏者 セシルは、薬屋 サイラスにビンタするために起きていたといっても過言ではない

sen-jyu 2010/06/26(Sat) 02時半頃




[ふと、気配を感じ、振り向くと、白薔薇。
 いや、白薔薇と呼ばれていた、かつての同胞というべきなのか。]

 セシル……

              ――?!

[そして、いきなり頬を張られ、しばし茫然と……。]

 ――……侘び?

[思い出すのは、なぜ、庇ったかと詰め寄られた記憶。]


[一度見遣れば、手袋をはめなおし]

ああ……
貴方はなにもわかってらっしゃらない。
何も知らずに、人をこれだけ好き勝手するとは対したものですね。

フロレスクの名で私を抉り、
血を吸った上に勝手に慰みを施して、
その上、私を勝手に生かした挙句、自分ばかりは自死も同然。
罪悪感の自己満足で亡くなられたのでしょう?

人を殺す罪と 人を生かす罪と 

ねえ、どちらが罪深いのでしょうね?


奏者 セシルは、薬屋 サイラス罪深い貴方にそのようなことが赦されるとでも?(ぎゅしてる人をけった

sen-jyu 2010/06/26(Sat) 02時半頃




[茫然としたまま、彼の言い分を聞けば、段々と、表情は厳しいものになる。]

 ――……そんなつもりは……。
 生かす罪……だと?

[その言葉を聴いて、またしばし考え込む。]

 ――……君はやっぱり、死にたかったのか……?


[その問いかけに眇められていた眼差しを、
 投げやりに華やかなあの微笑みにかえれば]

 あなた、私の恥を暴かれておいて――
  今更そのようなことを問うのですか?

[白き薔薇は、その鈍感さに呆れたようなため息を]


奏者 セシルは、薬屋 サイラス>>-73 かわってあげましょうか?(にこ

sen-jyu 2010/06/26(Sat) 03時頃


奏者 セシルは、じぃ

sen-jyu 2010/06/26(Sat) 09時半頃




[微笑みとため息に、目をそらす。
 彼がフロレスクとして、目覚めることをどこか期待していたのかもしれない。

 いや、その覚醒を男が見ることはなかったのだが…。]

 違う、恥を暴いたわけじゃ……。
 いや、でも、




               すまない。

[目は見ないまま]



[目をそらすのなら、その指先は頤へ]

 たとえ
 あなたがそんなつもではなくとも、なしたことは変わらない。

 
 それに
 だから、よいと……

 ―――吸血の快楽に浸された身の、私なら
 私にならなにをしてもよい、と思ったのでしょう?

[その双眸を青はどこまで追って]



[視線を感じて、チラと視線を戻す。
 貌を掴まれると、苦しげに呼気を整えようと…。]

 そんなことは……あのときは、自分は……

[そうあの時、吸血の魔族になったとき、
 自分からなかったもの、そしてあふれ出していたもの。
 それは、理性と、欲望と……。]

 ――……ッ

[認めざるえない感情にやはり目を伏せる。]

 そうだ、そうだな、
 自分は、君が………

            欲しかったんだ。

[最初に見た蒼穹、そして、フロレスクであるという事実。きっとその時から、彼には特別な感情があった。]


奏者 セシルは、覗き見なんて様式美はいりませんよ!<ひきずりだしておいた

sen-jyu 2010/06/26(Sat) 11時頃



[目を伏せたそれからは、触れた手を離して、
 白薔薇は断罪者の如くそれを見下ろすように]


 ―――…なんて、罪深いこと。


 あなたはつまり、自分の欲望を魔の本性と挿げ替えて、
 己自身をも騙そうとしたのではありませんか。

[青はその眼差しを狭める]

 そのその事実から目を覆い、逃げたのでしょう?
 己の本心を認めたく、なくて。

[足元には広がるは、棘持つ白薔薇、漂う薔薇の香気]




[己さえも騙して、の言葉にはっとするけど、
 また眸を閉じて…]

 ――……

[否定はできず、でも肯定をできる強さもなく、
 ただうなだれた。]



[沈黙が返れども、
 白薔薇は容赦なく断罪の言葉を紡ぎ続ける]


 そして逃げ出したまま、命をも投げ出した。 
 あれはあなたが施したもの、なのでしょう?
 ――…責任でもとったつもりですか。


 さぞ、満足でしょうね。
 醜い己自身の欲望と向き合うことなく、綺麗に死ねたのですから。
 
 ――…あなた自身は、私にフロレスクたる汚辱と、
 己の浅ましさと、向き合うことを強いたというのに。




[白薔薇の呪うような言葉は止むことなく、
 逃げ道を塞ぐように己を責めてくる。

 否定はやはりできず…だからといってもう、為してしまった業にどう応えていいのかもわからない。]

 ――……そうだな。
 吸血鬼たる自分からも、逃げたかった。


[認めるといった口調で、深く深く息をついて、


 やっと、逃げてはいけないのだと、その眸に向き直った。]

 ――……で、君は私に何を?
 君の怒りをどうすればいい?

[じっと、乱れた髪の向こうから彼を見つめる。]


奏者 セシルは、メモを貼った。

sen-jyu 2010/06/26(Sat) 11時半頃



[揺らがぬ白薔薇とて裁く立場になどあろうはずがない。
 けれどその言の葉は止まず]

 己の欺瞞もお認めなさい。
 ――…本当に、救いがたいこと。


[しばらくして、その沈んだ色が向き直れば、
 向けられる問いに、ただ、問いを返して]


 赦されたいですか?
  ―――それとも、償いたいとでも?


[そして自らの言葉に微笑う。
後者もまた罪悪感よりの欺瞞に過ぎないだろう、と蔑むように]



[白薔薇は開放しないとでもいうように問いを問いで返して……。

 そして、赦されたいか、償いたいか、と訊いてくる。]

 赦されるのか?
 ましてや、償えるのか?

 君は私をどうしたい?
 私は君に何ができる?



 いや、きっと、何もできない。

 だが、一つ確かなことがある。

 これだけ言われてもなお、私は君を……救いたいとも思う。

[まさに欺瞞……。]



[それは噴き出すように笑って]

 ははッ っく……

    ――……ああ あぁ……

[白薔薇が胸の薔薇を手にすれば
 その棘持つ枝葉が、目の前の者を打たんと振り下ろされる]

 なんという傲慢、欺瞞。
 あなたの罪悪感に付き合えとでも?
 そんなものあなたの自己満足でしかないでしょう。

 だいいち、
 何も出来ない者がどのように私を救うというのですか?

[静かな怒りの滲む眼差しが、見据えて]


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