17 吸血鬼の城
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─廊下─
……っ…。
[どれだけ走ったでしょう。 僅かに顔を歪め、壁に手をつきました。]
わたくしは───
[何を、見捨てたのでしょう。 ただ分かるのは、騒ぎの只中に走り込んで何かを変える力など、持ってはいないということだけ。]
(8) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
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─廊下─
───…?
[喧騒から少し外れた廊下の先、見知った姿が語り合っているのが目に入ります。 そのうちの一人、求める人の姿にほっと息をつきました。]
──ドナルドさま。
イアン……?
[安堵が足を速めさせます。]
(13) 2010/06/22(Tue) 23時半頃
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─廊下─
あ…、…
[廊下の一隅に認めたのは、ドナルドとイアンの姿。 そこにかかる新たな声に振向き、見知らぬ青年の姿にふわりと礼を送るのです。>>21]
(26) 2010/06/23(Wed) 00時頃
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まあ、バイルシュミットさまも…。 お邪魔、でしたかしら。
[少し困ったように小首を傾げ、曖昧な視線をイアンに向けます。>>25]
…メアリーで良いと、申しましたわ。 ミスタ・イアン。
[未だ簡易な敬称の取れぬ相手に少し笑って、辺りの人々を見遣ったのです。]
──ご無事で、いらっしゃいましたのね。
[そうして、この場にいない人を思って僅かに目を伏せました。]
(30) 2010/06/23(Wed) 00時頃
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お兄様……
気が晴れぬなら……
白く美しい薔薇でも愛でて
お心をお慰めになっては如何でしょう。
[感情の読めぬ聲が城主へと囁かれる]
白薔薇を?
[黒薔薇へ手を伸ばす城主へ
かかる声音
廊下へ出て行った彼はこの場に居らず]
追うのは、億劫だが。
[折角の提案ならば。
向かうべきかと気乗りのしない聲を洩らす]
億劫と仰られるなら無理にとは申しません。
お兄様のお心のままに……
[兄が黒薔薇と戯れるならそれ以上何も言わず。
気乗りせぬ彼の聲に静かに頭を垂れる]
あれが気になるなら
……お前が後を追えば良いだろう?
[聲は幾らかからかう風を持って響く]
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─廊下─
…っ、サイラスさまは…。ええ。
[ドナルドの口から出た名に、一瞬視線が泳ぎます。>>31 表情に迷い、顔を伏せるしかありませんでした。]
──ええ、お会いしましたわ。
(42) 2010/06/23(Wed) 00時頃
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…まあ。
では、わたくしもミスターとお呼びしなくてはなりませんわ、イアン。
[くすりと微笑み、首を傾げて見上げます。>>39 けれど続く言葉に、ふと沈黙が落ちました。]
(49) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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───…いいえ。
あれは…、あれは完全ではなくとも。 兄の…望んだこと、でしたもの。
──だから…。
[声がくぐもるのに、咄嗟に唇を噛みます。 顔を俯かせて首を振り、小さく息を落としました。]
(50) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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――……死ねたのに、
[呟きはけれど、耳の良い者には響いた]
私が………?
[からかうような声音に僅かに首を傾げる]
――…私が行って良いのかしら。
[ぽつと呟く聲は感情を殺したように、薄い]
――……っ
[白薔薇の呟きに女の表情が強張る。
嗚呼、彼も私を置いていくのだろうか。
そんなことを思い翡翠は伏せられた]
[死にたかったのか。
彼のつぶやきには少し、驚いている。
だけど、自分も同じようなことを考えている。]
花売り メアリーは、少しの沈黙の後、顔を再び上げて──
2010/06/23(Wed) 00時半頃
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…ごきげんよう。
[と、もう一人の青年へ挨拶を返したのです。>>44 けれども続くその話しの内容に、ふと眉が曇るのでした。]
──また、どなたかが。
[胸の前で手を組み、小さく呟くのは鎮魂の祈りの言葉。]
(56) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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私のローズ
お前の思うままに、生きるが良い。
[行って良いのかどうか。
その聲を後押しするように、囁きを向ける]
何度も口にするほどあれが気になるのだろう?
お前のしたい事をすれば良い。
それだけの力がお前にはあるのだから。
[従者の呟きは聞こえていても、城主の其の囁きはまだ
ひとの身である彼には届かぬもの]
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──…いいえ。
[ドナルドの言葉に、ふと意を決したように顔をあげます。>>53 はしばみの瞳に、何かを堪えるような光が浮かんでいました。]
いいえ、ドナルドさま。 サイラスさまは…亡くなっては、おられませんわ。
少なくともわたくしが知る限りは、未だ。 けれども、あのお方は──「かわって」しまわれた。
…どうか、お気をつけ下さいませ。
[そこまで一気に告げて、きゅ。と指先を握りました。]
(62) 2010/06/23(Wed) 00時半頃
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お兄様……
[城主の聲に伏せた亜麻色の睫毛が震える]
気になるから留めたいと思うのかしら。
嗚呼、私はあのひとを留めておきたいの。
[望むことを口にする。
けれど女にはそれが良いのか悪いのか
そんなことさえ分からない。]
この力はお兄様に与えられたもの。
この力はお兄様の為だけにふるわれるもの。
[自らに言い聞かせるように小さく繰り返す]
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─廊下─
…ドナルドさま、それに…ベネットさま? 気に、なさらないで下さいませ。
──…わたくしは、わたくしたちは… 不安に怯えるだけでは、…何をも、なし得ないのですから。
[ベネットと呼ばれた青年を制するドナルドの様子に、ゆるうと首を振ります。 そうして、歩き出そうとするイアンに少し微笑みかけました。]
(75) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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───死が、望みだったとは申せません。
けれども、兄は「逃げない」ことを… マリーねえさまに語り続けることを、選んだのですわ。
…自らの、命よりも。
[頭を下げる記者にいいえと首を振り、気遣わしげに見遣ったのです。]
──イアン、お気をつけて。
[あと何度、この空しい祈りを口に乗せるのでしょう。]
(76) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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どうした、私のローズ
[傍に居ながら、聲を使うのは
彼女の内なる聲を聞かせたくないと
可笑しな心持ちから。
どの道同族には聞こえていると言うのに]
気に留まれば、喰らいたいと思う事もある
留めて置きたいと思う事もある
そう、お前が其の力を得て、此処に居るように。
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…ええ、恐らくは。
[返したのは、肯定の意。>>71 グロリアの立ち去る後姿へも無事の祈りを小さく呟き、そうして再び隻眼の青年へ視線を戻したのです。]
サイラスさまは…、「かわってしまった」けれども、「おなじ」 心は、───おなじなのですわ。
…だから。
[辛そうに口にして、訴えるようにその場の青年たちを見渡しました。]
(82) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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───…。
[自らの零した言葉が、人ならざるものの聴覚に捉えられているとは思いもよらず。
けれども、思い描くのは──、]
マリーねえさま…、わたくしも「諦めない」
[囁くような、小さな呟き。 胸元に握ったのは、古びた一本のペン。 恐らくは銀の羽根飾りとほぼ同じ年月を過ごしただろう、今は持ち主を喪った形見でした。]
(85) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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如何もしないわ、お兄様。
[返事をするまで暫しの間があった。
それは自らに暗示を掛けるための時間]
――…私はお兄様に望まれたから
今、此処に居るのね。
[今はその事実だけで良い。
それ以前の事を兄に問うことはしなかった。]
そう、私がお前を望んだから
お前は永遠に美しいまま、私の傍で咲く事が出来る。
[間をおいた返事に、柔かに笑みを混ぜる。
其れは、崩れていた調子が戻った様子を伝えた]
それなら良いの。
私は――…お兄様を少しでもお慰めできる華でありたい。
[親鳥を慕う雛のように女は兄を心酔する。
兄の笑みを認めれば安堵したようにふ、と微笑を過らせた]
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──…そう、でしたの。
わたくしも、どうしてそうなったかは存じません。 けれども、サイラスさまは──…
[言葉を切り、疑問を浮かべたベネットの瞳をじっと見ました。]
…こころも、記憶も、ひとのまま。
──わたくしには、そう見えましたわ。
[そうして、ドナルドへと視線を巡らせたのです。]
(96) 2010/06/23(Wed) 01時頃
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