人狼議事


17 吸血鬼の城

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


花売り メアリーは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 23時頃


……んっ……はぁ…

[冷たい唇が這う度に、湧き上がる喘ぎ声を抑えるのが精一杯だった。
そしてゆっくりと血が吸われると、抗う力も力が抜け、空ろな瞳で領主の赤い目を見つめていた。
心とは反対に身体は最後の生きた証しとばかりと言わんばかりに熱り、領主の言われる様に悦んでいる事に、漆黒の瞳からはただ僅かな涙だけ流すばかりだった。]

……。

[もう全身の力を奪われ、無造作に扱われて、テーブルに乱暴に置かれ、背中に硝子やナイフ、フォークが刺さり一瞬の呻き声を上げる。
僅かに開いた扉からはロビンと呼ばれる男の姿が見えて――。

――そして

領主の行おうとしている事を理解して、声にならない悲鳴を上げる。]


[領主のの言葉に対して返す言葉は無く、ただ弱々しい甘い吐息と喘ぎ声を上げるのみだった。
与えられる快楽はもう男の思考を奪い去るのには充分で。
身体は冷え切っていると言うのに、それでも身体は快楽に身を委ね悦びに満ちて、更に求める様に熱っていた。

己の内の汚濁が全身に回り、自分が汚れた人間と改めて認識して、そして心内には快楽を求める自分が居る事を知って、

――彼の心は限界だった。]

殺して―…‥

[犯される度に、血を吸われる度に、幾度も無くされる弱々しい呟きは、懐中時計の音にかき消されて、]

――殺して―…‥

[最後に残ったのは、様々な体液によって、汚れてしまった詩人の絶望に満ちた哀しい漆黒の瞳。]


【人】 花売り メアリー

─客室─

[兄の遺体から離れ、仮初の静謐が支配する客間の一室。
喧騒が届くのも未だ、物言わぬ影の用意したらしい紅茶を口にしながら、ぼんやりと古びたペンを手元で弄んでおりました。]

………、っふ…。

[ペンを見れば、思い起こされるのは遠い思い出。
軽やかな銀の羽根と交換に兄が手にした古びたペンは、ところどころ柄の塗りが剥げるほど

──兄が常に、身につけていたものでした。]

(34) 2010/06/22(Tue) 00時頃

【人】 花売り メアリー


……。


[はたり。
流れ落ちるものを拭うことなく、思い起こすのは翡翠の瞳、兄の最後の姿、天上の青、案ずるように掛けられた薬屋の青年の声。>>2:223

どれほどの時、そうしていたでしょう。
やがて顔を上げ、流れ落ちたものを丁寧に拭き取りました。
そうして真紅のドレスの胸元に、似つかわしくない男物のペンを差したのです。]

(35) 2010/06/22(Tue) 00時頃

【人】 花売り メアリー


泣くのは──、これが最後。


 ……見守っていてね、お兄さま。


[きゅ。と、ペンを右の手でロザリオのように握ります。
そうして瞳に強い色を浮かべて、仮の自室を後にしました。]

(36) 2010/06/22(Tue) 00時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 00時頃


絶望の果てに目を覚ました男の瞳には、灰色の大地が広がる。
草木も何も無い大地で男は、
 一人座り込み己の汚濁に嫌悪し、
  そして己の罪に苛まれ、
   救いを求める聖歌を歌う。

Aus tiefer Not schrei' ich zu dir,
Herr Gott, erhoer' mein Rufen,
Dein gnadig' Ohren kehr zu mir,
Und meiner Bitt' sie offnen!
Denn so du willst das sehen an,
Was Sund' und Unrecht ist getan,
Wer kann, Herr, vor dir bleiben?


【人】 花売り メアリー

─廊下─

[廊下に歩み出ますと、ざわざわと落ち着かぬ人の声が響いています。
時折聞こえてくる大きな声、あれは怒声でしょうか。>>29

迷い、歩みが変えぬままに廊下を進んだのです。
その先に、幾人かの気配がざわめいています。]


 …マーゴットさまですの?

[黒髪の少女の背に声をかけます。
漆黒のドレスは変わらぬまま、けれどヴェールは白い顔を覆ってはいないようでありました。]

(45) 2010/06/22(Tue) 00時頃

花売り メアリーは、小悪党 ドナルドの姿を壁際に認めて一度瞬く。

2010/06/22(Tue) 00時半頃


【人】 花売り メアリー

─廊下─

[バタバタと駆け去る音が聞こえます。
そうして、それを見送る幾人かの姿もまた。]

マーゴットさま。
ああ…。

[彼女の表情に、先程の出来事が知られていたのだと知るのです。
はしばみ色の瞳を伏せ、胸元のペンを一度指で触れました。>>54

 ──…お気遣い、感謝致しますわ。

[けれどもそれ以上感情を乱すことはせず、まっすぐに黒い瞳を見つめて、僅かに哀しく微笑みました。
そうして、その場の見慣れぬ面々へも視線を巡らせたのです。]

(63) 2010/06/22(Tue) 00時半頃

【人】 花売り メアリー

ごきげんよう。

…お加減でも優れませんの?

[壁に凭れるように座り込むドナルドの様子に、僅かに小首を傾ぎます。>>47
どこか痛みを堪えるようにも見えたのは、光の齎す錯覚でしょうか。

細い眉根を寄せ、片手をひらりと上げる隻眼の男性の顔を少し覗いたのです。]

(69) 2010/06/22(Tue) 01時頃

【人】 花売り メアリー

─廊下─

 ……。マーゴットさま。貴女にも。

[祈りの声に、小さく膝を折って礼を返します。
痛々しいほどに儚げな白い顔に、毒の痕跡はありません。

けれども、尚もその唇と爪の先に散った鮮やかなまでの薄紫色が、奇妙に目を引くのです。


──平穏を祈る言葉は、胸の中にもうひとつ。
祈りを呟くように、胸元のペンを握り締めたのです。
今は何処にあるかも分からぬ、翡翠の君に。]

(82) 2010/06/22(Tue) 01時頃

【人】 花売り メアリー

お風邪…ですの?

[ドナルドの言葉に、ことりと小さく首を傾げます。>>79
冗談のように軽い口調、けれども真実息苦しくはあるようでした。]


あっ…、無理をしては。

[立ち上がる様子に慌てて声をかけかけ、その視線の先につられたように目を遣ります。
廊下の先、ここまで声は届かぬものの、不穏な空気は伝わってくるようでした。]

(87) 2010/06/22(Tue) 01時頃

【人】 花売り メアリー

よくない、こと…。

[ドナルドの言葉に、咄嗟に兄の面影が脳裏を過ぎります。>>97
僅かに顔が青ざめ、そうして小さく首を振りました。
胸元のペンを護符のように握り締めます。]


イアンは…サイラスさまは、ご無事でしょうか。
お2人に、用があったのです。


 ──…けど。

[廊下の先、黒薔薇の従者に対する背は記者のものでしょう。
案ずるように視線が再び向かい、やがて聞こえた軽口にくすりと笑みが零れました。]

送り狼は、ご自分のことを送り狼だなんて言いませんわね。

(103) 2010/06/22(Tue) 01時半頃

【人】 花売り メアリー

─廊下─

──、そう。
イアンは、きっと…無事ですわね。

[廊下の先を眺め遣る、それは勘。>>116
兄の死を目の当たりにしての、吸血鬼の流儀に対する朧な理解。]

っ、そんなわけでは…。

[言いかけ、本気の言葉ではないことに気付きます。
隻眼が思いのほか優しく笑うのにつられて、同じように笑みを返しました。]


…わたくしはメアリー、ですわ。どうぞお気をつけて。

[名を名乗り、歩み去る後姿をそっと見送ります。
そうして「食事」の間へと向かおうとはせず、静かにドレスの裾を返したのです。**]

(128) 2010/06/22(Tue) 02時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 02時頃


―煉獄―

[其処は、天国に行ける程清らかでは無く、地獄に行く程罪深く無い人間が逝く処。
既に死を迎え、何時来るか分からない審判の日まで留め置かれる場所―…‥]

……。

[深い淵から救いを求める歌を歌い続けた男は、何も無い灰色の大地を眺める。
其処には色も何も無い世界。]

(主よ、貴方は残酷です。
地獄であれば、責めで一時でも自らの罪を忘れられると言うのに―…‥。
それすらもお許しにならない程に、私は罪深いのですか。)

[死の直前の出来事は―…‥、
それは耐えられぬ苦痛であり、何にも代えられぬ快楽であり、そして狂おしい程の罪悪感を持たされ、

――それでも狂えない。]


私の人生は何だったのでしょうか―…‥。

[叫ぶ事は無い。
近くにいるが、近くにいない、煉獄の影の様な住人達の中で、ゆっくりと同化する様に、己の罪の中に沈んで行った**]


メモを貼った。


【人】 花売り メアリー

─廊下─

もう…、これ以上は。

[血腥い食事の間に背を向け、ドナルドと別れて薔薇の仄かに香る廊下を歩きます。
食事の間、そこで起きたことの──犠牲になった者の気にならぬわけではなく、ただその惨劇はまだあまりに生々しいものでありました。]

(232) 2010/06/22(Tue) 16時頃

【人】 花売り メアリー


無事で…いてください。

[いつかの言葉。>>2:120
呟いた言葉は、記者へと向けた遠い返答。

そうして、もう一人。
同じような言葉をくれた人がありました。]


 ───あなたも。

[捜し求めたのは、静かな気遣いをくれた薬屋の姿。>>2:223

(233) 2010/06/22(Tue) 16時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 16時頃


花売り メアリーは、長老の孫 マーゴの声は未だ聞こえず。

2010/06/22(Tue) 16時頃


花売り メアリーは、水商売 ローズマリーの面影を脳裏に描いて、ふ…と、目を伏せました。

2010/06/22(Tue) 16時頃


【人】 花売り メアリー

─廊下─

……っ…、あれは。

[咄嗟に、廊下の角に身を滑らせます。
物陰からそうっと見遣った先に見えたのは、酷く物騒なその姿。>>216

何をするつもりなの…?

[口元に手を当て、呟きます。
彼が向かう先──あちらは、客室の並ぶ方ではないでしょうか。]

(236) 2010/06/22(Tue) 16時頃

【人】 花売り メアリー


 …、まさか。

[絶望に囚われた人間の行く先を、誰が知り得ましょう。
けれども行いの想像するには易く、慌てたように廊下の一角で真紅のスカートが翻ります。]


  殺し合いなんて…っ。

[想像は足を速めさせます。回り込んで、先へ。
やがて客室の見えて来たとき、先程の男性の姿はまだ見えていないようでありました。]

(237) 2010/06/22(Tue) 16時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 16時頃


【人】 花売り メアリー

─廊下─

はっ……あ…。

[廊下を走り、息が切れます。
どくり、どくりと心臓が脈を打ち熱い血を巡らせるのです。

 ───彼らにはもうない、赤い血を。]


……。

[髪を整え、真紅のドレスへと手をやります。
廊下で身なりを整えて顔をあげますと、ひっつの部屋の扉が開いているのが分かりました。]

(242) 2010/06/22(Tue) 16時半頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2010/06/22(Tue) 16時半頃


【人】 花売り メアリー


あの…サイラスさま。いらっしゃいまして?

[こんこん。

来訪を知らせるべく、扉の横の壁を叩きます。
あまり良い音は出ませんでしたから、そのまま思い切って声をかけたのですが、]


 ────…?マーゴットさま?

[その場の様子に、ぱちりと瞬きます。

見れば見慣れた薬屋の姿はそこになく、黒い天鵞絨に紫水晶を止めた背の高い男性の姿が、ひとつ。丁度顔は見えなかったのですけれども、彼に対するようにしてベッドの脇に座り込んだマーゴットの姿は、良く廊下からも見えたのでした。]

(246) 2010/06/22(Tue) 16時半頃

【人】 花売り メアリー

………っ!!

[鮮やかな紅玉の瞳を向けられた瞬間。>>247
思わずハッと息を呑み、はしばみ色の瞳が大きく見開かれました。

押し黙るその姿、身に纏う衣服も──何よりも、その気配を変えたサイラスの前に、思わず呆然と立ちつくしたのです。]

な──…。

[ゆるり。視線を巡らせますと、マーゴットの蒼褪めた白い顔が見えていました。]

(250) 2010/06/22(Tue) 17時頃

花売り メアリーは、薬屋 サイラスの転がした薬に「あ…」と声を上げてしゃがみこみ、

2010/06/22(Tue) 17時頃


【人】 花売り メアリー

…、サイラスさま。

[手の中に転がり込んできたのは、淡い菫の色の粉薬。
それをそっと握りしめ、そうしてもう一人の娘の顔を見返しました。]


マーゴットさま…、……。

[鋭い制止の前に部屋に足を踏み入れてしまったことが申し訳ないのか、この場に行きあってしまったこと気掛かりなのか、もはや自分でも判然としない心もちで、ただ情けない顔をマーゴットへと向けたのです。]

(252) 2010/06/22(Tue) 17時頃

【人】 花売り メアリー

─サイラスの部屋─

あ…っ…

[ふわり。と、華奢な身体が揺らぎます。>>254
それへと両手を差し伸べ、とん。と、共に縺れるように壁へと背をつきました。

縋るように倒れ掛かった彼女の、肩口に感じるのは僅かな震え。
泣き崩れるのを堪えているのだろうかと思われるのは、先に兄を失った自らにその姿を重ねる所為。]


 …大丈夫。だいじょうぶ、ですわ…。

[ひどく空虚な慰めの言葉を呟き、その身体を抱きしめます。

……いいえ。
支えを、温もりを必要としたのは、自分自身であったのかも知れません。]

(259) 2010/06/22(Tue) 17時頃

【人】 花売り メアリー

……、サイラスさま。

[無言のうちに、退室を促す黒い背中。
けれども、その姿がひどくもの寂しげに見えましたので──

片手に薬を握りこみ、震える声で問い掛けたのです。]


 あなたは、……。


[口にしかけたのは残酷な問い。
その問いの向こうにある現実の冷たさに口を噤み、逡巡するように沈黙が落ちます。]

(260) 2010/06/22(Tue) 17時頃

【人】 花売り メアリー


─────…。


[拒絶の言葉に、その先が続けられることはありませんでした。
きゅ。と握った掌の中、渡された薬だけがひやりとその存在を伝えるのです。]


 …、…わたくしは「諦めません」わ。



   マリーねえさまも…あなたも。
 

(263) 2010/06/22(Tue) 17時半頃

【人】 花売り メアリー

…、…マーゴットさま…。

[涙声にくぐもる彼女の声を聞き、一度瞳を僅かに伏せます。
小刻みに感じる震えは、彼女のもの、そうして「あの時」の自らのもの──

今は震えを押さえ、蒼褪めた顔を上げて変わり果てた青年の姿を、強いて目を逸らさずに見つめ続けておりました。]


 ……、行きましょう?

[問いに返す答えはなく、ただ静かな声で促したのです。]

(266) 2010/06/22(Tue) 17時半頃

【人】 花売り メアリー

お薬──…




   …ありがとうございます。


[ただ、それだけを薬屋の青年の背へと投げかけました。]

(267) 2010/06/22(Tue) 17時半頃

【人】 花売り メアリー

─廊下─

 あ…っ

[マーゴットがへたりこむのにつられて、同じく廊下にしゃがみ込みます。

ふらりとひらいたのは、真紅と黒の花2輪。
薄く重ねられた絹が、かすかな衣擦れの音を響かせました。]


 ──…、マーゴットさま…。

[詳しくは知らずとも、きっと大切に思うお方であったのでしょう。
声に気遣いの色を乗せ、彼女の白い顔を覗き込みました。]

(270) 2010/06/22(Tue) 18時頃

花売り メアリーは、良家の娘 グロリアの声に振り返り──

2010/06/22(Tue) 18時頃


【人】 花売り メアリー

…まあ、バイルシュミットさま。


[その姿は、宴の始まりを告げる白薔薇の広間で見かけた女性のもの。
すこし驚いたようにはしばみの瞳を瞬き、そうして困ったように眉を下げました。]

大丈夫、だいじょうぶですわ…ただ。


 ただ… すこしだけ、驚いただけ。


[泣き笑いに似た表情を向けたのです。]

(271) 2010/06/22(Tue) 18時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:メアリー 解除する

処刑者 (5人)

メアリー
20回 (6d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
客席
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.132 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび