人狼議事


17 吸血鬼の城

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良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/06/20(Sun) 23時頃


良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/06/20(Sun) 23時頃


良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/06/20(Sun) 23時半頃


【人】 良家の娘 グロリア

あら、これだけの古城、しかも人が住む城は珍しいと思いますが?

[城主の言葉(>>1:407)に心から不思議そうな顔をした。その後の発言(>>1:408)を聞いても酷く察しの悪い愚鈍そうな素振りのままだった]

(1) 2010/06/20(Sun) 23時半頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/06/20(Sun) 23時半頃


【人】 良家の娘 グロリア

けだ…もの…?

[ドナルドの息を呑む音も、ベネットの震えた声も耳には届かず。ただ何かに魅入られたように、城主の貌を、その牙を...は凝視していた]

けものの、きば
けものの、きば
きば
きば
きば

[呟き続ける。何かを繰り返すように続けるように]

(8) 2010/06/20(Sun) 23時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

笑った口。
囁いた口。

[吸血鬼の城などという噂も、ベネットの姉が死んだなどという話も彼女の脳裏からはとうに吹き飛び、消し去られていた]

赤い赤い喉。
白い白い歯。

[大きな口をあけてよく笑う人だった。
楽しい事を見つけては、面白がる人だった。
何処かへ旅に出ては、その思い出を愉快げに語る人だった]

(14) 2010/06/21(Mon) 00時頃

【人】 良家の娘 グロリア

噛み砕かれ、
引き裂かれ、
玩具のように千切れ落ちていったもの。

その口が、

[――を切り裂き]

その口が、

[――を貪り]

その口が、

[――を食べ尽くした]

あ、ああ……

(16) 2010/06/21(Mon) 00時頃

【人】 良家の娘 グロリア

あの人は、私を――なかった。

[それは満月の夜の食事会の日の出来事。
誰も知らず、誰も判らず、誰も覚えてはいけない記憶]

狂っていたのに、
あんなに狂っていたのに、

[歳の離れた婚約者に夢を語っていたあの人。
人生というものを大事にしていたあの人。
誇りを持って生きていたあの人は]

私を見て―――

[戻ってしまった。
正気を取り戻して、しまった。そして今自分もまた――]

あああああああああああああああああああああああああっっ

[絶叫し、牢獄から駆け去っていった]

(21) 2010/06/21(Mon) 00時頃

 嗚呼……良い、悲鳴が聞こえる。


[満足気な囁き]


 良い子だ
 私のローズ


【人】 良家の娘 グロリア

ああああああああああああああああああああああああああ

[喉が裂けんばかりの絶叫と共に、階段を上り駆けて行く]

『あの人は あの人は あの人は!』

[自分の目の前で、自分を引き千切った。
家族を喪った娘の前で、
頼るべき者を亡くしたばかりの子供の前で、
狂乱の果ての詫びの言葉と共に、
ただ一人、縋るべき者は自ら砕け散った]

(31) 2010/06/21(Mon) 00時頃

【人】 良家の娘 グロリア

― 自室 ―

や、だ。
やだ。やだ、やだやだやだやだ!

[子供のような駄々をこね、宛がわれてた自分の部屋へと駆け込んだ]

死なないで! 死なないで! 死なないで!

[少女は必死に死にゆく婚約者を呼ぶ。
異形の者と化した者を。
月の魔力に惹かれて狂い果てた者を。
彼女自身の家族をその牙と爪で――た者を。]

(32) 2010/06/21(Mon) 00時頃

【人】 良家の娘 グロリア

私は! 私は! 私は!

[時間も記憶も駆け抜けて、突然全てを失った女は叫ぶ。叫ぶことしかできないでいた]

まだ、まだ私は――

[必死になって荷物を漁る。衣服を引っ張り出しては投げ出していく]

違う、ここじゃない!

[そこで初めて、ベッドの下から油紙に包んだままの猟銃を取り出して手にすると乱暴に包装を切り裂いた]

あれは彼じゃないもん。
違う。違うもん。

[通りすがりの――が、ただ彼女と彼を襲っただけ。そんな記録と共に]

あ、あは。あはは。あは。違うもん。

[彼女の常軌と共に、何かが弾けた]

(41) 2010/06/21(Mon) 00時頃

【人】 良家の娘 グロリア

あははは、違うもん。
私はずっと前から、最初っから……

[突然伸びた牙。身体中から生えてきた剛毛。それはどんな怪物であっただろうか。だがそれは]

違うもん。
どこかに、きっとどこかに――

[未知の生物。謎の動物。それは旅をする婚約者の話によく出てきていた。決してそれらは怪物の類ではなかったけれど――]

いるんだ――もん。

[だから彼女は銃を取る。きっとどこかにいる筈のそれを彼女の"趣味"で撃つ為に。自分と彼を、彼女の妄想によって護る為に]

(46) 2010/06/21(Mon) 00時半頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 00時半頃


お気に召したなら……良かった。


[満足げな聲にほっと胸を撫で下ろし]


お兄様……
そちらも騒がしいようですが……
従者のいずれかを向かわせましょうか?


 嗚呼、思った以上に
 愉しかった。


[胸を撫で下ろすローズマリー
彼女がサイモンに囁いた言葉も
彼の恍惚とした表情も
其の先に待つ未来故に、城主を酷く満足させた]


 いや……元凶は部屋に戻ったようだ。


[騒がしいと言うのには、もう済んだと短く答える。
実際の所、始まるのはこれからかもしれなかった]


 私のローズ
 黒薔薇に、あれの監視を怠るなと
 それだけを。


【人】 良家の娘 グロリア

あ、あ、ああ。

[発狂という均衡を得たことで得たものは、覚醒と共に失われる]

あ、あれ。
あれ、どうして? え?

[あれだけ手に馴染んでいた銃身が、命乞いをする御者の脳天を撃ち抜いた引き金が、何度も何度も繰り返してきていた装填が、まるで別人に戻った如く上手くいかない]

あれ。あれ、あれ?

[獣が逃げてしまう。それは無論、先ほどの吸血鬼を名乗る城主でもなく永遠に失われた獣人と化した婚約者でもない]

どうして? どうしてよっ!
逃げちゃう! 逃げちゃう!

[苛立たしげに、震える手を叱咤する。その無様な姿は酷く滑稽で、そして彼女自身が何より望んでいた、真なる発狂への発芽でもあった]

(54) 2010/06/21(Mon) 00時半頃

[兄の言葉に嬉しそうな表情が過る]


それなら……


[緩く頷き従者への言伝を繰り返す]


あれの監視を怠るな、ですね。
――…伝えておきます。


【人】 良家の娘 グロリア

はぅっ!

[乾いた音。
 ロクに準備も整わぬまま発射された弾丸は、壁の何処かへ固い音を立てて当たるのみ。
 その様子は彼女の背に、その部屋に潜む影達によって伝えられているとも知らず判らず、
 手元から跳ねた銃身は硬い床に落ち、弾かれた彼女自身は引っくり返る]

(61) 2010/06/21(Mon) 00時半頃

良家の娘 グロリアは、自分でも訳がわからぬまま「うわぁぁぁ」静かに泣き出した。**

2010/06/21(Mon) 00時半頃


【人】 良家の娘 グロリア

不痴不聾不做家翁。

[...はもし扉の向こうから誰かに声をかけられれば、東洋のそんな諺を口にして、泣きながら鍵をかけたまま部屋に*引き篭もった*]

(71) 2010/06/21(Mon) 01時頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 01時頃


 良い子だ。
 後で……部屋へ向かう。
 啜った其の血を、私にも分けてくれ。


[循環を目的と言いながら
城主の狙いは彼女の記憶を薄め
純血種に近づかせる事にある]


 さて……集った人間達は
 どう出るか

 是から、愉しくなると良いが
 私たち二人ではゲストが手持ち無沙汰になるやもしれんな


お兄様の為なら幾らでも捧げましょう。
私はお兄様の為にあるのだから……


[兄の目的など知らぬまま
言葉どおり受け取り]


それでは手を増やすために
誰かを私と同じにしてしまうの……?


[兄を誰かに取られてしまいそうで
少しばかり不安げな聲が漏れた]


 嗚呼……そんな聲を零すな。
 私のローズ
 幾度も血をわけてきただろう?
 お前は特別だ。


[人としての記憶が薄れるほどに、血を分け続けた
彼女は純血ほどの力は無くとも、ただ眷属となった者よりも
魔力に秀でているはずで]


 お前と同じにするためには
 幾年もの時間が必要だ。
 そう簡単には、選ばぬよ。


[其の為従者は何時までも人のまま。
彼らを人である身から解き放つのは容易いと言うのに]


――…私はお兄様のモノ。


[ふ、と繰り返すのは記憶が蘇る事を怖れて。
特別、と囁かれると安堵の色が宿る]


嗚呼、早くお兄様のもとへ行きたい。


[花飾りの少女と話しているとこれまでの自分が揺らぐ]


お兄様に選ばれた者はしあわせね。
だって、私も……
お兄様の傍に居られて、しあわせ、だもの。


[それは幼子が甘えるような口振りにも似て――]


 そうだ、お前は……大切な妹。
 特別なのは、言うまでも無いだろう?


[閨で囁く子守唄のように、甘く低く聲を届かせる]


 嗚呼、私も早くお前の顔が見たい。
 其処へ行こうか、私のローズ。


[永遠とも思われる虚無を彩る華の名前を呼び
城主はつと気配を向ける]


お兄様との逢瀬には
此処は少し無粋だから……

部屋に戻ってから、と思ったのだけど。

[存外早く兄に会えた事に喜びながらも
ぽつぽつと言い訳染みた言葉を紡ぐのは
手を煩わせてしまったかという心配から]


 嗚呼、そうだな

 ただ
 私が待ちきれなかったのだ。


[態々出向いたのは
影伝いに視る彼女の異変に
幾らか危機を感じた為でもあった]


私もお会いしたかった。
だから……
お兄様が来てくれてとても嬉しかったの。


[兄の訪れにより女の不安は掻き消えた。
彼の姿があればメアリーの言葉に
女の心は揺らがないはずで]


 お前が望むなら、私は何時でもお前の傍に。
 ……さあ、血の循環を

 私にお前の喰らった其れを、分けてくれ。


[閨へ誘うような色を持って、妹として愛でている彼女へ囁く。
揺らぐひとの心も何もかも、この純血で記憶の底へ
封じ込めてしまう為に**]


愛しいお兄様。
私が望まぬわけがないでしょう……?

いつでも、お兄様の意のままに。
私はお兄様の為に在るのだから。

[緩く首を傾げれば亜麻色の髪がさらりと流れ
白く細い首筋をあらわにする。
誘いを喜びこそすれ拒絶はありえない。
出逢った頃は如何だっただろう。
ふと持たぬ過去を考えかけて僅かに目を伏せた]


[過去の彼女を思い出す事は、もう殆ど無い。
恐怖に引き攣る顔も、吸血の快楽に堕ちる様も
幾万と視てきたものと同じ
ただ違うのは、傍に置こうという気を起こした事くらいで]


 ――…


[声ならぬ聲ではなく、間近で囁きかける
まるで睦言のような甘い言葉]


[――記憶は戻らない。
白薔薇の園でトレメイン兄妹と過ごした時間は
確かに存在していたというのにそれは欠けたまま。
人としての穏やかな時間は女にとって幸福だったというのに
人ならざる城主と出会い魅せられ抗いきれず
女は人と呼べぬ存在になってしまった。

記憶が欠けたのは自らが壊れぬ為。
なれど郷愁を感じるのは――



人としての心が僅かなりとも残っているから]


[与えられし純血の魔力は契りの証。
女は満ち足りた様子で聲を紡いだ]

お兄様。
お客様が手持ち無沙汰にならぬように
手を増やすのでしたね。

何方を此方に迎え入れましょう。

[緩く首を傾げ兄の意向を伺う]


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処刑者 (5人)

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