人狼議事


17 吸血鬼の城

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靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/20(Sun) 23時半頃


【人】 靴磨き トニー

――廊下――

 ……そんなこと、ないです。
 いきなりだから驚いただけで。 

 それに、あんまり、お腹が空いてなくて……。
 
[恐ろしいものに見えたか、と苦笑する白薔薇に向けて慌てて首を振り、もごもごと答える]
 
(この人は城の召使で、魔物……なんだよね。でも――)

[此方に向けられる青が不意に和らいだように見えた。
ヘクターの忠告は当然覚えているけれど、その相は魔物の従者に相応しくないように思えて。少女の黒い瞳に戸惑いの色が浮かぶ]

 執事、さん……。白薔薇さん……はヘクターの友達、なんですか?

(5) 2010/06/20(Sun) 23時半頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 00時頃


 嗚呼……良い、悲鳴が聞こえる。


[満足気な囁き]


 良い子だ
 私のローズ


【人】 靴磨き トニー

 かつては……。じゃあ、今はもう、
 
[友達じゃないんですか? どうして?
――そんな言葉は飲み込んで]

 ……白薔薇さんはやっぱり、あっちの ひとなんですね。

[青から視線を逸らせないまま、少しだけ悲しそうに呟いた]

(29) 2010/06/21(Mon) 00時頃

【人】 靴磨き トニー

 ……そうだけど、でも――。

[自分でも何故問いを重ねるのか理解できないまま、口を開こうとして]

 ――何?

[不意に客室階のどこかから悲鳴が聞こえ、立ち竦む。
白薔薇に問いかけようとすれば]

「今宵はもう大丈夫」

[そんな分け知りな言葉を告げられ
――ここは魔物の城で、目の前の男は魔物の従者――厳然たる事実を思い知らされる]

(49) 2010/06/21(Mon) 00時半頃

お気に召したなら……良かった。


[満足げな聲にほっと胸を撫で下ろし]


お兄様……
そちらも騒がしいようですが……
従者のいずれかを向かわせましょうか?


 嗚呼、思った以上に
 愉しかった。


[胸を撫で下ろすローズマリー
彼女がサイモンに囁いた言葉も
彼の恍惚とした表情も
其の先に待つ未来故に、城主を酷く満足させた]


 いや……元凶は部屋に戻ったようだ。


[騒がしいと言うのには、もう済んだと短く答える。
実際の所、始まるのはこれからかもしれなかった]


 私のローズ
 黒薔薇に、あれの監視を怠るなと
 それだけを。


[兄の言葉に嬉しそうな表情が過る]


それなら……


[緩く頷き従者への言伝を繰り返す]


あれの監視を怠るな、ですね。
――…伝えておきます。


【人】 靴磨き トニー

 ……お風呂は、もう、いいや。

[震える声音で影に告げ、白薔薇の去った廊下を引き返す。
こんなときにのんびり風呂に浸かっていられないし、悲鳴の聞こえた方に確認に行くほどの勇気はない。

恐怖に鳴り出しそうな歯を食いしばり、早足で部屋へと逃げ帰った]

(59) 2010/06/21(Mon) 00時半頃

【人】 靴磨き トニー

――客室――

[ばたばたと騒がしい音を立てて、自室に飛び込んで。
そのまま後ろ手で施錠し、力尽きたようにその場にぺたりと座り込んだ]

 ……誰かが酷い目にあったん、だよね。

[やだ――消え入りそうな声でぽつり呟く]

(65) 2010/06/21(Mon) 00時半頃

 良い子だ。
 後で……部屋へ向かう。
 啜った其の血を、私にも分けてくれ。


[循環を目的と言いながら
城主の狙いは彼女の記憶を薄め
純血種に近づかせる事にある]


 さて……集った人間達は
 どう出るか

 是から、愉しくなると良いが
 私たち二人ではゲストが手持ち無沙汰になるやもしれんな


【人】 靴磨き トニー

 きゃっ!?

[まさかヘクターが戻っているとは思わず、出し抜けにかけられた声に悲鳴が零れる]

 ……いつの間に帰ってきたのさ。脅かさないでよ。
 
[だが連れの姿に安堵するが早いか、今度は銃声が響いて]

 何が、起こってるの……?

[扉の向こうに怯えた視線を向けた]

(86) 2010/06/21(Mon) 01時頃

【人】 靴磨き トニー

 お風呂入ろうと思って……。だって、施術するのに、その、さぁ。
 
[施術する為に肌を見せなければならないことを思い出し、語尾が小さくなる]

 具合……。うん。もう、大丈夫だと思う。

[食欲はまだ戻らないけれど、頭の中のぼんやりは取れたような気がした]

(104) 2010/06/21(Mon) 01時半頃

お兄様の為なら幾らでも捧げましょう。
私はお兄様の為にあるのだから……


[兄の目的など知らぬまま
言葉どおり受け取り]


それでは手を増やすために
誰かを私と同じにしてしまうの……?


[兄を誰かに取られてしまいそうで
少しばかり不安げな聲が漏れた]


 嗚呼……そんな聲を零すな。
 私のローズ
 幾度も血をわけてきただろう?
 お前は特別だ。


[人としての記憶が薄れるほどに、血を分け続けた
彼女は純血ほどの力は無くとも、ただ眷属となった者よりも
魔力に秀でているはずで]


 お前と同じにするためには
 幾年もの時間が必要だ。
 そう簡単には、選ばぬよ。


[其の為従者は何時までも人のまま。
彼らを人である身から解き放つのは容易いと言うのに]


【人】 靴磨き トニー

 ……うん、分かったよ。

[強がるな、顔見知りにも気をつけろ――そんな言葉に小さく頷き、勧められるまま椅子に腰掛ける。
『城主と瑠璃色のドレスの娘』が魔物なら、白薔薇の執事は――]

 あのさ、ヘクター。……さっき、白薔薇の人と少しだけど話したよ。……やっぱり、あの人も――そうなの?

[魔物の仲間なの?――と]

(115) 2010/06/21(Mon) 01時半頃

【人】 靴磨き トニー

 セシル……さん?
 さっき食堂で誰かがあの人のこと、白薔薇って呼んでいたから、  
[人に風雅な綽名を付けられるほど、叙情的な感覚は磨かれていない。それよりも、白薔薇――セシルは間違いなく人間だと聞かされて]

 人間?……それなら、どうしてあの人は魔物の召使なんかやってるのさ?
 
[セシルも自分のように、城主の赤い目を見てしまい訳がわからなくなってしまったのだろうか]

(128) 2010/06/21(Mon) 02時頃

――…私はお兄様のモノ。


[ふ、と繰り返すのは記憶が蘇る事を怖れて。
特別、と囁かれると安堵の色が宿る]


嗚呼、早くお兄様のもとへ行きたい。


[花飾りの少女と話しているとこれまでの自分が揺らぐ]


お兄様に選ばれた者はしあわせね。
だって、私も……
お兄様の傍に居られて、しあわせ、だもの。


[それは幼子が甘えるような口振りにも似て――]


 そうだ、お前は……大切な妹。
 特別なのは、言うまでも無いだろう?


[閨で囁く子守唄のように、甘く低く聲を届かせる]


 嗚呼、私も早くお前の顔が見たい。
 其処へ行こうか、私のローズ。


[永遠とも思われる虚無を彩る華の名前を呼び
城主はつと気配を向ける]


【人】 靴磨き トニー

 ……そっか、あの人は負けちゃったんだ。

[セシルはあの赤い目に囚われて、そのまま飲み込まれてしまった。自分が魅了されかけた時と違って、誰も彼を助けられなかったのだろう。]

 ――……ヘクターは負けないでね。

[小さく呟き、神妙な面持ちで施術に関する説明に耳を傾ける]

(150) 2010/06/21(Mon) 02時半頃

【人】 靴磨き トニー

[ヘクターの説明を聞き終わり、暫く俯いたまま無言で考える。
だが、結論は最初から出ていた。この状況では、おそらく肌に直接施術することが最善なのだと。そうでなければ、最初から別の方法を提示するだろう。
顔を上げ、黒紫の瞳を逸らさずに見つめ]

 わかった。……やるよ。

[静かに頷く。
少なくとも、そう思える程度には――信頼に値するかは自分で判断しろと、そう語る彼を信用し始めていた]

(154) 2010/06/21(Mon) 02時半頃

お兄様との逢瀬には
此処は少し無粋だから……

部屋に戻ってから、と思ったのだけど。

[存外早く兄に会えた事に喜びながらも
ぽつぽつと言い訳染みた言葉を紡ぐのは
手を煩わせてしまったかという心配から]


 嗚呼、そうだな

 ただ
 私が待ちきれなかったのだ。


[態々出向いたのは
影伝いに視る彼女の異変に
幾らか危機を感じた為でもあった]


【人】 靴磨き トニー

[軽口を述べ、親指を立てるヘクターに緊張した面持ちを向ける]

 ……じゃあ、お風呂まで着いて来てよ。

[さすがに外の状況も分からないまま、一人で出歩く勇気はなかった。だからヘクターの提案を受け入れて]

 それと、終わった頃に迎えに着てね。

[追加条件を出した。

そうして分厚い背中を追って風呂に向かい、悠長とも思えるくらいの時間を掛け、念入りに身体を拭き清める。
肌が垢染みていたら上手く施術は出来ないだろうし、それ以上に薄汚れた身体を晒したくはなかった]

―― →風呂――

(162) 2010/06/21(Mon) 03時頃

私もお会いしたかった。
だから……
お兄様が来てくれてとても嬉しかったの。


[兄の訪れにより女の不安は掻き消えた。
彼の姿があればメアリーの言葉に
女の心は揺らがないはずで]


 お前が望むなら、私は何時でもお前の傍に。
 ……さあ、血の循環を

 私にお前の喰らった其れを、分けてくれ。


[閨へ誘うような色を持って、妹として愛でている彼女へ囁く。
揺らぐひとの心も何もかも、この純血で記憶の底へ
封じ込めてしまう為に**]


愛しいお兄様。
私が望まぬわけがないでしょう……?

いつでも、お兄様の意のままに。
私はお兄様の為に在るのだから。

[緩く首を傾げれば亜麻色の髪がさらりと流れ
白く細い首筋をあらわにする。
誘いを喜びこそすれ拒絶はありえない。
出逢った頃は如何だっただろう。
ふと持たぬ過去を考えかけて僅かに目を伏せた]


靴磨き トニーは、風呂や湯帷子の使い方が良く分からなくて、四苦八苦していた**

2010/06/21(Mon) 03時半頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 03時半頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 03時半頃


[過去の彼女を思い出す事は、もう殆ど無い。
恐怖に引き攣る顔も、吸血の快楽に堕ちる様も
幾万と視てきたものと同じ
ただ違うのは、傍に置こうという気を起こした事くらいで]


 ――…


[声ならぬ聲ではなく、間近で囁きかける
まるで睦言のような甘い言葉]


[――記憶は戻らない。
白薔薇の園でトレメイン兄妹と過ごした時間は
確かに存在していたというのにそれは欠けたまま。
人としての穏やかな時間は女にとって幸福だったというのに
人ならざる城主と出会い魅せられ抗いきれず
女は人と呼べぬ存在になってしまった。

記憶が欠けたのは自らが壊れぬ為。
なれど郷愁を感じるのは――



人としての心が僅かなりとも残っているから]


【人】 靴磨き トニー

――浴場―― 
 
[影が自分の為に用意したと思しきガウンと夜着を見て、ほぅと息を零す。そっと取り上げれば、掌を流れる生地の、触れたことのない滑らかな触り心地に思わず目を瞠る]

 ……お姫様の服みたい。

[蝋燭の明かりを受け、薄らと透き通るような光沢を放つ生地をうっとりと眺めるが]

 遊びに来たわけじゃないしね。
 ……こんなひらひらした格好じゃ、いざと言う時走れないし。

(――第一、私には似合わないよ)

[綺麗な服を着てみたいという、危機的状況にそぐわない思いを打ち消すように首を振り、元の襤褸じみた服を纏った。
浴場の外、椅子に腰掛け人狼の牙を弄びながら迎えを待つ]

(239) 2010/06/21(Mon) 19時半頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/21(Mon) 19時半頃


【人】 靴磨き トニー

――廊下――

[迎えを待ちながら、ぼんやりと窓越しに空を眺める。
雷鳴は既におさまり、霧かかる空の向こうに紅い月が炯々と輝いていた。

其れは城主の血色の瞳が、誰も逃さないよう月に姿を変え、地上を睥睨しているかのように思えて。
息苦しさと圧迫感に胸を押さえる]


 ……こんなとき、母様や姉様は唄を聴かせてくれてたっけ。


[闇を恐れて眠れなかった夜。悪夢に脅え震える夜。
怖くて、寂しくて、どうしようもなかった夜。
そんな時に小さな身体を抱かれながら、耳に落とされた唄を思い出して。

幼い日の懐かしいメロディを小さく口ずさんだ]

(248) 2010/06/21(Mon) 20時頃

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