人狼議事


114 bloody's evil Kingdom

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【人】 修道士 ムパムピス

― 廊下 ―

何故ここに?

[会釈を交わす。片や笑顔。片や無表情。嘗ての知り合い同士の騎士と修道僧。何度もあった光景。すれ違う二人。
大きく異なるのは表情が消えているのが甲冑を纏った騎士であり、笑顔を見せているのが黒き衣に身を包んだ修道僧。声をかけたのが僧で、関心を持たずに通り過ぎたのが騎士。全てが逆さま]

ここは俺の――

[薄く開いた騎士の口から黄緑色の吐瀉を吐き出すのと、黒僧が燭台を左目に突き立てるののどちらが早かったか。憑かれた騎士の口から伸びる黄緑色の怪物が顔を作り、二つに裂けて、牙だらけの口を模する]

(109) 2013/02/19(Tue) 03時頃

【人】 修道士 ムパムピス

俺の、いえ、だよ。

[闖入者。侵入者。襲撃者。招かざる客。敵。牙に爪を立てる。破ける皮膚。構わず握り締める。領主として村を護らなくては。護らなくては]

(110) 2013/02/19(Tue) 03時頃

【人】 修道士 ムパムピス

― 王城の何処か ―

[首が捻じ曲がった騎士の身体を、鎧を纏った男の身体を両手で持ち上げて壁に叩きつける]

泥棒には、死を。

[自分は奪うもの。奪われるものではない。捨てたもの以外に、失うものなどあってはいけない。女も、悦びも、財貨も、地位も、名誉も、土地も、家名も、奪って漁って、搾り尽くす。笑顔。妻の笑顔。得たもの。安らぎ。えがお。誘われたもの。笑い声。聞こえないもの。何度も、何度も、何度も、何度も思い返す]

(111) 2013/02/19(Tue) 03時頃

【人】 修道士 ムパムピス

何処だ。

[俺の]

何処だ。

[大事な]

何処だ。

[妻は]

何処だ。

[はにかんだ微笑]

(112) 2013/02/19(Tue) 03時頃

【人】 修道士 ムパムピス

何処だ。

[何故いない。汚物に塗れた農婦の死体。木のテーブルで田舎娘に腰を振る鉄兜。脱げる。顔。自分の顔。妖魔の顔。敵兵の顔。誰。妻。何処。誰]

何処、だ。

[甘い香り。床に落ちた木苺のジャム。泥靴で踏み躙られた醗酵した果実。あの戦場は何処だ]

何処だ。

[奏でられる演奏。舞い踊る貴族達。ホール。誘われる手袋の手。捕まえて口をその指先へと付ける。カードの負け。愛する人。告白。舞踏会は何処だ]

何処だ。

[度重なる戦勝。積み上げられた首。王直々の栄誉。兄弟の首。父の首。子供達の歓喜の声。領主さま。白い家。木で組まれた小屋。死骸。二人だけの新婚生活。死骸。穂先に貫かれた妖魔の首。豚の香り。あの世界は何処だ]

何処だ。

[かつて同僚として過ごした騎士の槍を手に、王城を彷徨う。周りは見えない*]

(113) 2013/02/19(Tue) 03時頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2013/02/19(Tue) 03時半頃


ムパムピスは、ユリシーズとの用事は事件前に済ませたかどうか。

2013/02/19(Tue) 03時半頃


ムパムピスは、コリーンと会う機会はなかったかどうか。

2013/02/19(Tue) 03時半頃


ムパムピスは、ミッシェルの姿を見ても素通りしただろうか。

2013/02/19(Tue) 03時半頃


【人】 修道士 ムパムピス

― 城内の何処か ―

[見回せば、死骸が転がっていた。]

出遅れた、か。

[自らの殺戮によるものか、他者の活躍によるものか。周囲のあちこちに怪物や魔物の体液や粘液に塗れた残骸が散らばっていた。人の死骸、人であったものの死骸も、陵辱に結びつく惨状もあったかも知れない。それをおかしいとは思わなかった]

(248) 2013/02/19(Tue) 22時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

(戦争では当たり前の事。)

[貴族の末子として王都で暮らしていた頃は、不仲や陰謀での生死を分けるやり取りも見聞きしてはいたが、こうも無遠慮で無分別な死体を積み上げるような現場を見た事はなかった。戦場で初めて知り、記憶した出来事。一つの村が妖魔に襲われた。敵兵に襲撃された。その現場を見た。だからここは戦地。決して王都ではない。そして槍を持つ、自分は]

騎士として…。

(夫として…)

[探し物を探す。途中、誰かに見られた>>209としても、気づかなかったが]

さがしもの、を…

(求めたものを…)

[悲鳴の先>>214を見た]

(249) 2013/02/19(Tue) 22時半頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2013/02/19(Tue) 22時半頃


【人】 修道士 ムパムピス

[助けてと求める声。湧き出したスライムを焼き払うべく赴く足音。

ここは戦場で、戦争になった。

怯える男は死に、
震える女は犯された。

群がる妖魔は散り、
思い思い、獲物を探す。

壊れていく。
景色が、世界が、日常が、

当たり前だった事が崩れ、朽ちていく。]

そこに、いるのか…。

[日常に取り残された自分の元から消えた妻。戦乱の真っ只中に、女と共に逃げている。逃げている]

(253) 2013/02/19(Tue) 22時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

邪魔、だ!

[フラフラと何処からか現れた子供を、槍で貫いた。
それは子供ではなかっただろうが。若い女は犯しても、子供老人は何の役にも立たない。
ましてや今は、ただの障害でしかない。向かうべきところへの、障害でしかない。]

――――――っ!!

[声にならない叫び。失われたもの。今、この世界にいないもの。それがある。あそこにある。知らない女と一緒に。一緒にいた。ならば追わなければ。大事なものが奪われる。二度と、二度と手放してはいけないもの。だから、追う。逃げていく先へ]

(255) 2013/02/19(Tue) 22時半頃

ムパムピスは、アイリスとクラリッサの逃げた先を追う。

2013/02/19(Tue) 23時頃


【人】 修道士 ムパムピス

泥棒には――

[探した。見えた。笑っている。誰か。]

死、を。

[奪う者>>245がいれば手にした槍を高々と構え、その顔面を狙って、全力で投擲した。力んだ事で、狙いは外れて二人の間を断つような軌跡で槍が飛ぶ。]

(263) 2013/02/19(Tue) 23時頃

【人】 修道士 ムパムピス

――っ!!

[投げた槍で二人の足を止め、クラリッサ>>264を求めるべく駆けつける。叫ぶ声は既に喉が割れ、言葉にならない。獣が叫んでいるように、喉奥から血が流れる]

(265) 2013/02/19(Tue) 23時頃

【人】 修道士 ムパムピス

[追う>>255

足を止める>>263

距離を詰める>>265

あとは――]

(273) 2013/02/19(Tue) 23時頃

【人】 修道士 ムパムピス

ジャマ――――ダァァァァ!!

[捕まえる。腕を。アイリス>>272の腕を掴み、闖入者>>260に向けてその身体をぶつけるように投げつける]

(275) 2013/02/19(Tue) 23時頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2013/02/19(Tue) 23時頃


【人】 修道士 ムパムピス

[邪魔なアイリスとヨーランダを無視して、一目散にクラリッサの元へ。ここは戦地。危険な場所。逃げなくては。護らなくては。手を伸ばし、その背中と足を持って抱えようとする。お姫様だっこになっているが、微笑ましさはまるでない]

家に。
家にかえろう。

[邪魔が入らなければ、そのままどこかへ向かおうとするだろう]

(282) 2013/02/19(Tue) 23時半頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2013/02/19(Tue) 23時半頃


【人】 修道士 ムパムピス

薔薇…?

[茨の蔦が足元に絡まる。靴先からズボンの裾に、そしてそのまま下半身へと覆っていく。動きが取れない]

花は、子供達に…。

[薔薇の花とは聞いていないと首を傾げる。教会の結婚式。胸元に抱えた花嫁>>283は抵抗するか。気を失うか。どちらにしろ、足を止める気はない。舞踏会は終わった。彼女が誘い、自分が受けた。さし伸ばされた手袋の手を、若干怯えながら受けたのだ。あの日から、彼女はボクの妻で、俺の妻で、大事な妻だった。家で待つ彼女。手の中にいる妻]

だいじょうぶ、だいじょうぶ。

[足を動かす。千切れる茨。割ける服。裂かれる肌。血が噴出す。それでも足を止めない。身体を覆おうとした茨の途中を千切って、茨の絡まった下半身を動かして、花嫁を、クラリッサを浚っていく]

(292) 2013/02/19(Tue) 23時半頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2013/02/19(Tue) 23時半頃


【人】 修道士 ムパムピス

(家に、帰ろう。)

[抱えたクラリッサに頬ずり。返り血が彼女の頬についたか。気にした素振りもない。途中、遮る人型のモノがあれば、自らの肩を突き出して弾き飛ばし、走りを止めようとする妖がいれば、踏み潰す勢いで駆けていく。目指すは厩舎。騎士団が、使う厩舎]

はっ、はっ、はっ。

[間違いない。紛い物ばかりつかまされていた]

(295) 2013/02/19(Tue) 23時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

[厩舎の様子はどうであったか。無事な馬を見つければ綱を解き、クラリッサを抱えたまま騎乗した]

――、――。

(帰ろう、一緒に。)

[裂けた喉からは血しか零れない]

(298) 2013/02/19(Tue) 23時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

― 教会 ―

[何故、馬を飛ばして向かった先は教会であったのか]

ただいま。

[出迎えたのは悲鳴と怒声。首が圧し折れた司祭がいた。腹部を膨らませたまま、哀願を続ける女がいた。顔面に黄色い卵をびっしりと産み付けられたまま、視界を失って這う子供がいた。人の首を齧るオークがいた。泣き叫ぶ女を犯すゴブリンがいた。死体を隅に積み上げているコボルト達がいた]

あ、れ?

[なのに出迎えるべく妻がいない。見ての通り、多くの他人がいた。多くいた。二人だけの家にしようと誓ったのに。誓ったのに。誰の手も借りないで。二人だけの]

嗚呼、
ありがとう、ありがとう。
集まってくれて、ありがとう。

[だからここは二人の家ではない。まだその一つ前。結婚式。二人で挙げた結婚式]

(302) 2013/02/20(Wed) 00時頃

【人】 修道士 ムパムピス

ありがとう。
ありがとう。

[コボルトが群がる。死んだように倒れたままのシスターを必死に犯しているオークの棍棒を拾う。打つ]

ありがとう。
ありがとう。

[真っ赤な花が咲く。一つ、二つと咲く。緑色の体液と共に撒き散らして、花が咲く。結婚式の祝福の為に子供達が撒く。花を撒く]

(305) 2013/02/20(Wed) 00時頃

【人】 修道士 ムパムピス

[弱者を甚振るコボルトは散り、女にしか興味のないオークだけが残る。そして]

「助けて!
 助けてください!」

「やめっ、もうやめっ」

[足元にクラリッサを下して、コボルトを駆逐した...に助けを求める。シスター達。数時間前まで愚鈍な男と見下した女も、精一杯笑顔と愛嬌を振舞ってくれた女も、無視を貫いた女も、犯される事もなく、死に損なっているだけの女も、意識のある者、手放している者もいた。参列者。だからゆっくりと頭を下げる]

ありがとう。
今日、集まってくれて、ありがとう。

[その言葉は血に塗れて、意味をなしていなかったとしても、彼の中では心からの感謝の意となっていた]

(308) 2013/02/20(Wed) 00時頃

【人】 修道士 ムパムピス

幸せになります。

[あの時誓った言葉]

きっと、幸せになります。

[言った筈の言葉。どれだけ戦場で血塗れになろうとも、戻れば家(此処)に彼女がいる。だから生きていられた]

(309) 2013/02/20(Wed) 00時頃

【人】 修道士 ムパムピス

『誓いのキスを』

[首の捻じ曲がった司祭の声に、足元にいたクラリッサの腕を取り、背中に手を回してだきあげる。実際はシスターを犯す事しか余念のないオークと、息のある女達の喚声と、呼吸音だけが響く教会で]

ずっと、一緒だよ。
もう、放さない。

[抱き上げた彼女の唇の自分の唇を重ねた。抵抗があってもなくても、頓着しなかった。自分の中に見える彼女は微笑んでいたから]

(313) 2013/02/20(Wed) 00時頃

ムパムピスは、クラリッサと共に、教会の奥に消えていった。

2013/02/20(Wed) 00時頃


修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2013/02/20(Wed) 00時頃


修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2013/02/20(Wed) 00時頃


修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2013/02/20(Wed) 04時頃


ムパムピスは、ユリシーズに見かけられていたとしても

2013/02/20(Wed) 04時半頃


ムパムピスは、ピッパに見かけられていたとしても

2013/02/20(Wed) 04時半頃


ムパムピスは、フィリップに見かけられていたとしても目にも入っていなかっただろう**

2013/02/20(Wed) 04時半頃


【人】 修道士 ムパムピス

― 教会 ―

おはよう、"     "。

[目を見開いたまま、静かに語り掛ける。目は開いていても、彼女の方を見ていていたとしても、見たいものしか見えていない。故に何かあった>>537としてもそれは見えていない]

(556) 2013/02/20(Wed) 23時半頃

修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2013/02/20(Wed) 23時半頃


【人】 修道士 ムパムピス

[怯える顔>>559は見えていない。恥ずかしがっているのか、照れているのか。顔が見たい。見えている筈の表情ではない、見たい顔が見たい]

ぅ…く…

[パイプオルガンのベッドから起き上がろうとして、ふらつく。極度の酷使の続いた身体。箍を外していたからこそ出た力。ズボンに撒きついた茨、引き千切るようにして脱ぎ捨てた衣服、それらが疲労感と共に身体に纏わり付く]

(562) 2013/02/20(Wed) 23時半頃

【人】 修道士 ムパムピス

嗚呼。
ああ。
ああ!

[目の前に犯された妻。蘇る光景。犯された、否。犯したのは俺。帰宅したボク。ボクが見たもの。じゃあ彼女は、誰が。誰があの日]

(567) 2013/02/21(Thu) 00時頃

【人】 修道士 ムパムピス

あの日、君を殺したボク。

[帰宅した時、陵辱の跡だけを残して転がっていた妻。あの時、虚ろな目で出迎えた彼女にしてあげられなかった事、代わりにしてしまった事。嘗て見た村の暴行されていた農婦のようにと、最期を徹底した。壊して壊して壊しつくした微かな記憶の残滓が、今こうして脳裏に張り付いていた。彼女は逆らわなかった。逆らう体力も気力もなかったのか。一方的な暴力の果てに、終わってしまった事]

(572) 2013/02/21(Thu) 00時頃

【人】 修道士 ムパムピス

あの日、犯してしまったこと。

[やり直したい。初めから。帰った時から。娶った時から。出会った時から。そこからならきっと、失敗しない。殺したり、殺されたりするような関係になったりなんかきっとしない。しない筈。だから求め続けた。もう一度妻を。もう一度彼女を。もう一度クラウディアを。抱きしめて、囁いて、今度こそ愛を誓う。彼女がこの世界にいないのなら、いる世界へと求め続けた。今度こそ、二人の家でと――ただ、願っていた]

(574) 2013/02/21(Thu) 00時頃

【人】 修道士 ムパムピス

だからこそ――ああ!

[振り下された細いパイプ>>569は真っ直ぐに、不用意に近寄った...の左胸に突き刺さる。それはクラリッサへの慈悲であったか。より濃厚な悪夢への誘いであったか。胸から血を噴出させる...は、よろけ、倒れる]

(580) 2013/02/21(Thu) 00時頃

【人】 修道士 ムパムピス

嗚呼。

["クラリッサ"を見て、自分の胸に突き立ったパイプの先を見た。見えた。それで大きく嘆息をする。血を吐き出しただけだったかも知れないが]

ああ。
でも――これも、いい。

[嘗て殺した君に今殺されるボク。

いいじゃないか。

間違っていない――俺とお前。お似合いだと言われたことはなかった。けれども今なら言ってもらえるかも知れない。俺たちは、君とボクは!]

(582) 2013/02/21(Thu) 00時頃

【人】 修道士 ムパムピス

ありがとう。
やり直しをさせてくれて。

[手を伸ばす。届いていれば、その手はクラリッサの頬を撫でる。いや、彼の中では撫でていた。実際にできていたかどうかは判らないが。目の焦点が定まらなくなっていく。それでも笑みを作った口元は崩れない]

(583) 2013/02/21(Thu) 00時頃

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