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【人】 鳥使い フィリップ― 寮・自室 ― (0) 2013/01/28(Mon) 00時半頃 |
【人】 鳥使い フィリップ ああ、そういや、イリス先輩たち大丈夫かな? (1) 2013/01/28(Mon) 00時半頃 |
【人】 鳥使い フィリップ― 食堂 ― (15) 2013/01/28(Mon) 00時半頃 |
【人】 鳥使い フィリップ[そして、また今度はちらり、プリシラをみやる。 (21) 2013/01/28(Mon) 01時頃 |
【人】 鳥使い フィリップ[グレッグが手を合わせてこっちに謝ってくる。 (26) 2013/01/28(Mon) 01時頃 |
【人】 鳥使い フィリップ ――…… (34) 2013/01/28(Mon) 01時頃 |
【人】 鳥使い フィリップ― コンビニ ― (39) 2013/01/28(Mon) 01時半頃 |
[目を覚ますとシメオンの顔が間近に在る、それだけで俺はドキドキするしほっとするし、何よりこんな風邪の真っ最中なのに幸せかもって思えた。もうだめかもしんない。
先輩が汗をかいてるならそっと前髪をかき分けて額に触れる、まだ熱は高そうだ。自分が熱いだけかもしれない。]
せんぱい…………?
――シメオン。
[こっそりと名前を呼んでみる、まだ起きる気配が無ければそーっと頬にも口付けた。]
大好きだよ、先輩。
風邪治ったら、もっと距離が近くなってるといいな。
[多分聞こえてなかっただろう、でもいいんだ。先輩が目覚めたらもう一度きちんという。
ずっと側にいさせてください、って**]
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【人】 鳥使い フィリップ[プリシラの部屋ではその話を聴いて、とくに反論もせずいただろう。話途中も、友人以上のことなどはなにもせず、 (144) 2013/01/28(Mon) 16時頃 |
あー。
[まれに起き出して水分を取ったり用を足したりはしているが、ほぼ寝ていた。おかげで若干熱は下がっている。
そして何度目か。眠っていた。]
うん?
[名前を呼ばれた気がして、目を開けるが、既に
ノックス。
[呼び返すように抱きしめて、また眠りに落ちた。*]
【人】 鳥使い フィリップ>>89 (168) 2013/01/28(Mon) 19時頃 |
【人】 鳥使い フィリップ― 講義室 ― (172) 2013/01/28(Mon) 19時半頃 |
―昨晩―
[ゾーイさんやイリス先輩等が集まって入れ違いの話をしてくれた。理屈では分らないけど、感覚的に感じていたものが氷解したので、それについては深く疑問を呈したりする事は無かった。話に自分から加わる事は無く、一人自室に戻る。でも、こんな事があると、不思議な事も、自分では想像をしていなかった事も、この世の中には有るのかなっ、なんて思ったりもしてくる。
今まで強く気づく事は無かったけど、もしかしたら、ずっと前からそうだったのかもしれない。でも、それを確りと私の中で認識する事は無かった、と思う。同性を恋し、愛する事。]
手を握り合って――…。
私、初めて。
[ぎゅっと手を握られた事を思う。その時に感じた気持。握り合った手を通じて、鼓動の動きが伝わってしまうと想えば想う程、顔が赤くなった。でも、それがとても幸せに感じたから、握る手はずっとそのままでいたいと想ってしまった気持。
彼女と手を握りあって歩いている内に、彼女の笑顔がさらに明るくなっていったような気がしたのも、とても嬉しかった。気持が通じ合ってゆく感じ、今までに感じた事の無い感情で満たされていった。]
好きに――…。
[瞳を閉じれば、浮かぶのは彼女の笑顔。そして、今でも彼女の手の温もりが手に残っているよう気がする。一晩中、ただ彼女の顔を眺め、指を絡ませて手を握り合っているだけで、幸せになれそうな感じがする。
そして、今、瞳を開ければ彼女の姿が見えないのが、とても寂しく切ない。
彼女に想いを告げたい。楽しい事や嬉しい事を共に喜び、辛い事や悲しい事があったら二人で乗り越えて行きたい、から――**]
―翌日・自室―
[朝起きて思うのは一つの事。今日は講義の予定は入っていないから自由に動ける。ローズマリーさんを、ううん、さん、じゃなくてローズマリー。急にそういったら彼女はどう思うだろう。うん、でも、もうさんなんて付けたくない。もしくはマリーって、わ、わ、すこし声を出しただけで、すごく照れる。鼓動が外まで聞こえてしまいそうな感覚。]
大学よりはバイト先だよねっ。
うん。
[バイトで忙しい彼女を、大学で捉まえるのは難しそうかな。確か、バイトは三つほど掛け持ちしていたと思う。喫茶店と、ファミレス、バー。後でバイトの終わる頃に彼女を尋ねようと思った――**]
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─ 回想 ─
[昨晩の、ゾーイ達が打ち明け話をした際。
自分はその場にはいなかった。
一人で食事を済ませた後、取り分けたスープを雑炊にしてノックス達の元に届けに行ったから。
───本当はプリシラの部屋にも声をかけに行ったのだけれど、ベッキーの声が聞こえてきたから。
話の邪魔をしたら悪いかなと思ったら、入れなかった。
雑炊を鍋ごとシメオンの部屋に届けると、使った食器は後で片付けに来ると声をかけて。
この時桃ゼリーも届けたから、ノックスから嬉しがられたりしただろうか。
食堂に戻る理由もなかったから、一旦部屋に戻って。
ノックス達の使った食器を片づけに行った時には、もう食堂は閑散としていたことだろう。]
【人】 鳥使い フィリップ― 寮・夕暮れ ― (183) 2013/01/28(Mon) 21時頃 |
─ 回想 ─
…誰か、話聞けたらえぇなぁ、思てたんけどな。
[まさか風邪で潰れてるノックス達にあの課題について聞く訳にもいかない。
さっきメールで提出するようにと催促があったと教えられたから、元気になるのを待つのもどうかと思うし。
かといって、この時間から人の部屋を訪ねて聞くのも気がひける。
もしも邪魔に思われたら──そんな思考はすぐ止めて。]
…ま、しゃーないか。
自分なりに考えて書くしかないな。
[ぱたん。
自室に戻ると、机に向かった。]
「愛とは何か。
結論としては、私には解らないと言う他無いだろう。」
[序文を綴る手は滞り無く。
難しいと放り投げた時よりも、迷いなく続く。]
「理由としては世間一般における愛の定義は曖昧だから、という他ない。
少なくとも経験の浅い若輩の身で語って良いものではないだろう。
ただ、自分なりにこうではないかと思う所はある。
愛とは、分かち合い、与え合うものではないだろうか。
他者に対して与えるばかりでは涸れてしまう。
求めるばかりでは溢れてしまう。
それは自分自身に対しても、変わらないだろう。」
「だが、これはあくまで私の見解にすぎない。
私自身も、これが正しいと胸を張って言える程の自信がない。
そもそも愛とは、同一の形があるものなのだろうか?
古来よりその答えを明確に出せた者は無く、ならば私も出せることはないだろう。
故に、私には解らない、と締めることとする。」
[最後までペンを走らせると、溜息をついて。
原稿を無造作に鞄にしまって、そのままベッドにもぐり込んだ。**]
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─ 今日 ─
[朝の目覚めはあまりスッキリしなかった。
正直言ってあの課題に対する論文は納得いってない。
いい加減に書いてはいないけれど、もやもやしたものが胸に残る。
面白くない、のだろうか。でも何が。]
……わからへん、なぁ。
[邪魔になりたくないから、話を聞きにいくのを躊躇った。
あの時から、なんだかもやもやが、止まらない。]
【人】 鳥使い フィリップ[グレッグの声に顔を開けて扉を見る。] (185) 2013/01/28(Mon) 21時半頃 |
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