66 【突発】世界滅亡のお知らせ。
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///末/書///>

【人】鳥使い フィリップ 10/01 22時半頃
(86)
[目を閉じれば、風に乗って届くのは集まってくる人の気配。]

 …あぁ、始まるねミスタ。

 いや、そうか…終わるんだっけ。

[鳥はまた、甲高い声で啼いた。
 まるで、道標のように。]

【人】小悪党 ドナルド 10/01 22時半頃
(87)
んなっ、おいっ、

[腕にしがみつかれて、振り払うだのなんだのの前に純粋に面食らった。面食らって、目を見開いて、そして次第に眉が下がる]

……ったく、能面みてぇに笑うかと思えば、そのすぐ後には迷子犬みてぇな。

[帽子の上から、女の頭をぽんぽんと、撫ぜるように叩く。
女にしがみつかれているというのに、昂りよりはむしろ、やけに懐かしい温みを感じる]

ボディーガードはできねぇぞ。

[からっぽの武器を瓦礫の中に打ち捨てて、巨大樹に向かって歩き出した]

【人】長老の孫 マーゴ 10/01 23時頃
(88)
 たくさん、転んじゃったから。

 私も、よく、分からない。
 ここ、来なくっちゃ、いけない気がして。
 たくさん歩いて。
 疲れたら、眠って。

[その時に見た夢のひとつが、せかいのおわり。]

 いっしょ、いいな……。

 私、パパも、ママも、お兄ちゃんも。
 船が、沈んで。
 みんな、海に落ちて、しんじゃったから。

 私、それ、知ってたのに。
 止められなかった……から。

[俯いて、哀しげな笑みを浮かべる。]

【人】牧人 リンダ 10/01 23時頃
(89)

 うん
 いいの護って貰えなくても
 傍に居れるだけでいいの

[彼の身なりは別に気にならなかった
 以前の私なら絶対に近付かないタイプの人間だけれど
 それ以上の凄惨さを目の当たりにしていたから]

 私には元々あの樹は見えなかったの
 でも今はね、はっきり見えちゃうんだ

[私はしがみついて子供みたいに笑い
 彼の眸を真っ直ぐに見詰める事が出来たんだと思う]

 あなたも私も一緒だね
 

【人】リンダは、ドナルドにしがみつく力を時折強めた。温もりを再確認する為に。 10/01 23時頃

【人】双生児 ホリー 10/01 23時頃
(90)
― 荒野 ―

[空にかかるオーロラ、オスカーと一緒に見たいねと話していたそれを一人で見つめる]

……これ、が、見たかったもの、なのかな。

[二人で見た終焉はおぼろげなものとして頭に残っている、オスカーが一緒に見に行こうと引かれた手に視線を落として手を閉じたり開いたりしながら巨大な樹へと歩き出す]

【人】双生児 ホリーは、メモを貼った。 10/01 23時頃

【人】双生児 オスカー 10/01 23時頃
(91)
たくさん転んだなら、もっと足元に気を付けろよ。

…来なくっちゃいけない、か。

[眉を顰めながら >>88女性の言葉を咎めたが、続いた言葉に少し考えて。]

その気持ちは解らないけど、目的地は同じみたいだし。
あの樹のところまで一緒に行く?

ま、あんたが良ければ、の話だけど。

[首を傾げて、どうする?と問いかけて。]

【人】双生児 ホリー 10/01 23時頃
(92)
[巨大な樹への方向は一度見れば十分だからとただ掌をじっと見ながら前へ前へと歩いてゆく。
やがて大小様々な岩が転がっている岩場へとさしかかるがそれにも気づかずに歩けば岩に躓いて砂に倒れ込む]

……煙草の臭い?

[灰色の砂から顔を上げるとどこからか紫煙の臭いがただよってきて辺りを見回す]

誰か、居るの?

【人】長老の孫 マーゴは、メモを貼った。 10/01 23時頃

【人】小悪党 ドナルド 10/01 23時頃
(93)
そうかい。じゃあアレも、不吉なもんなのかねぇ。

[急に見えるようになった。まるで世界の終わりと符合するように。
そもそもよく考えれば、あんな風景が、自然に発生するとは思い難い]

……お前さん、そんな笑い方もするんだな。

[向けられる、子どものような無邪気な笑み。今まで自分の存在を損得なく喜ばれたことなどない。それがこんな終末の間際とは]

まぁ、悪くねぇな。最期の最期で、一緒、っつーのも。

[笑う女の頬を、存在を確かめるように指先でひとなでして。
巨大樹目指して歩きながら、腕に押し当てられる体温と鼓動と、時折強められる力に、面映ゆいようなくすぐったいような気持ちが胸に座った]

【人】小悪党 ドナルドは、メモを貼った。 10/01 23時頃

【人】双生児 オスカー 10/01 23時頃
(94)
…一緒だった、だよ。
今は側にいないんだから。
ずっと一緒だったのに、手を離して、離れて、しまった。

[いいな、と呟いた声に苦く返す。
今も変わらず彼女が大事なのに、大切なのに。
どうして手を離してしまったのか、失った記憶は答えを隠したまま痛みだけを与えてくる。
家族の死を止められなかったという女性の言葉には、途中に口をはさむことはせず。]

僕は、双子の…ホリー以外の家族のことは覚えていないから。

ちゃんと家族を覚えているあんたが、羨ましい。

[俯く女性の表情は見えない。
ただ、淡々と告げた後。]

…行こうよ。此処にいても、仕方ない。

【人】長老の孫 マーゴ 10/01 23時頃
(95)
 ……気をつけてる、もの……。

[むぅっとして、抗議する。]

 うん、一緒に、いく。

 ……………。

[その時、ふっと意識が途切れ、身体が傾く。
 かくりと膝が折れ曲がり、目の前の少年に凭れるように。]

【人】長老の孫 マーゴ 10/01 23時頃
(96)
 …………。

[すぐに浮上する意識。]


 おすかー。

 ほりー。

[ゆっくりと瞬きしながら、紡ぎ出す言葉。]

【人】小悪党 ドナルド 10/01 23時頃
(97)
変なもんが見えるやつなんて、俺以外には初めて見たな……。
他にも誰か、アレが見えてるやつはいるのかねぇ。

[終末を告げるように現れた巨大樹。なのにその姿は空に聳えて神々しくも見えて、あの場所を目指さずにはいられない。

死を呼び招く、誘蛾灯のようなものだろうかと。歩みを止めずに、思った]

【人】牧人 リンダ 10/01 23時頃
(98)
 良くないものだとは思う
 だけどね

[久しい人の温もりは弱っていた私の心を
 優しく溶かして行った
 帽子の上からぽんぽんと叩かれると首を竦め
 終末を思えば恐怖は拭えないけれど]

 終わりを教えて呉れてるんだって思えば
 少しは……

[麻痺させる事が出来る気がした
 頬をざらついた大きな指がひと撫ですれば
 擽ったそうに眸を細めて]

 やっぱり一緒は、嬉しいね
 へんなものって? あなた、あれ以外にも何かみえるの?

[歩きながらも甘えるような声で問い掛けた]

【人】双生児 オスカー 10/01 23時頃
(99)
でも転んでるんだろ?

[ >>95むっとした顔をみても動じることなく返し。
行くという返事を聞くと、じゃあ、と言いかけたのだが。]

ちょ…!

[急に体勢が崩れた女性に慌てて手を伸ばし。
自分に凭れかかるように傾く身体をなんとか支えてどうしたのかと問おうとして、 >>96彼女が紡いだ名を聞いて目を瞬かせた。]

…僕と、ホリーの名前。

今のがあんたの、視え方なんだ。

【人】記者 イアン 10/01 23時頃
(100)
[大きく息を吸い込み、紫煙を肺へ送り込み
一呼吸置いて、吐き出す
目を瞑り、その余韻に浸りながら青空を仰ぐと
何処からか甲高い鳥の鳴き声が聞こえてきた]

 こんなとこでも、鳥は鳴くのか

[誰に言うでもなくそう呟いた刹那、声が聞こえた  >>92
そちらに目を向けると、少し離れた所に少女が倒れ込んだ姿勢のまま
こちらに顔を向けていた]

 女の子ぉ?!

[辺りの風景とはあまりにもミスマッチな少女
煙草はまだ半分ほど残っていたが、岩場に火元を押しつけ火を消し
少女のもとへと向かった]

 あーっと……大丈夫かい?

[言いながら少女に手を差し伸べる少女が手をとれば引き起こすつもりで――]

【人】双生児 ホリー 10/01 23時半頃
(101)
人……。

[差し伸べられた手とその手の持ち主の顔を交互に見てから差し伸べられた手を取る]

ありがとう。
砂だらけだから、平気。

[引き起こされてから服についた砂を払い、じいっと男の顔を見つめ]

私はホリー。
貴方のお名前は?

【人】長老の孫 マーゴ 10/01 23時半頃
(102)
 ありがと……。

 も、だいじょぶ……。

[オスカーの肩に手を掛けて、立ち直すと、こくりと頷き]

 ……深く、寝てる時は。
 何も見えないの。

 でも、短い眠りの中で見る夢は、ほんとうのことばっかり。
 今みたいに、名前が分かるだけだったり。
 なくした指輪の場所だったり。

 ───せかいの、おわりだったり。

【人】双生児 オスカー 10/01 23時半頃
(103)
今あんたが言った通り、僕の名前はオスカーっていうんだ。
あんたの名前も教えてくれる?

僕の目、21(0..100)x1回に1回くらいしか視えないから。
教えてもらわないと、多分ずっとあんた呼ばわりしか出来ない。

[視えないというのは嘘だ。
本当はただ視たくないだけ。視ればまた記憶を失うから。
まるで視えるはずのないものを視る代償のように、記憶が消えていく。
これは自分だけなのか、それともホリーも同じなのかは解らない。
彼女に聞いたかどうかすら、記憶はもう曖昧で。
でも出来るなら、自分だけであって欲しいと願うのは失った記憶が愛おしいからだろう。]

【人】小悪党 ドナルド 10/01 23時半頃
(104)
終わりを教えてくれる、か。それが良かったんだか悪かったんだか。

[人の体温が、こうも恐怖を宥めるものかと。寄りそう者との会話に、束の間、自分が真っ当な人間であるかのような錯覚に陥りそうで]

なんも知らないで、知らないうちに終わった方が、楽だったんじゃねぇかと思わんでもないけどねぇ。

[頭を撫でられて目を細める彼女の仕草は、子どもや懐いた猫を思わせるようで。しかし甘えた声で尋ねられた内容には、小さく目を瞬いて]

お前さん、「変なもの」見たのはあれが最初か。そりゃまた、

[不憫な、と言いかけてやめた。教えてくれた、と言った彼女だから]

……アレが見えて、終わるとわかって、それで実際に終わるまでの間によ。お前さんは、なんかやりたいこととかあんのかい。

【人】双生児 オスカー 10/01 23時半頃
(105)
…ピンキリだな。

[ >>102彼女の視る真実のスケールの違いを簡素に表現しつつ、ちゃんと立っているらしいのを確認すると手を離した。]

【人】ドナルドは、そっとささやかに、話の向きを少しだけ変えた** 10/01 23時半頃

【人】小悪党 ドナルドは、メモを貼った。 10/01 23時半頃

【人】長老の孫 マーゴ 10/01 23時半頃
(106)
 うん。
 私の名前は、マーゴ。

 世界が終わる時まで、よろしくね、オスカー。

【人】牧人 リンダ 10/01 23時半頃
(107)

 知らないうちに終わるのは
 悲しい事だと思うの

 だって誰にもさよなら
 言えないでしょ?

[寄り添う彼に始めて反意を示した瞬間だった
 それは実弟の最後を思い出したからだ
 眸は彼の表情と向こうの空を移して微かに揺れた]

 やりたいこと?

[そんな事を問われるなんてこれっぽっちも
 考えた事は無かった
 ううん、違う
 もっと正確に言えばこんな世界になってから、だ]

【人】記者 イアン 10/01 23時半頃
(108)
[少女が手をとる
あまり多くの力を使わずとも、少女を引き起こす事が出来た
礼を言い、ぱたぱたと砂を払う少女
その肩口に僅かの砂が残っているのを見つけ
手で払おうと――した所で名を問われた]

 俺かい?
 俺の名前はイアン。イアン・シーモア・アンダーソンだ。
 好きに呼んでくれていいよ、ホリーちゃん。

[そして少女の肩口に付いた砂を右手でぱたぱたと払ってのけた
人懐こい笑みをオプションにつけて。]

【人】双生児 オスカー 10/01 23時半頃
(109)
ん、マーゴね。

よろしく、マーゴ。

[ >>106彼女の名前を聞くと、軽く頷いて。
手を差し出して、ユグドラシルへ向かおうと言外に*促した。*]

【人】牧人 リンダ 10/01 23時半頃
(110)

 ……私ね

[少しの沈黙を経て
 微笑を湛えながら私は思い出していた
 声には微かに懐かしむ色が滲んだと思う]

 獣医さんになりたかったんだ
 そのための学校にも行ったし
 そのために毎日毎日頑張ったし
 ……そのために

[蘇る記憶は溢れ出る水のようだ
 零れるばかりで飲む事も出来ず
 それは決して器に帰ろうとしない
 眩い過去への羨望ばかりが身を縛っていく]

【人】双生児 オスカーは、メモを貼った。 10/01 23時半頃

【人】牧人 リンダ 10/01 23時半頃
(111)

 ―――、ごめんね

[其処で漸く気付いた
 彼の問う所の意味はこんな事じゃない筈だ
 微苦笑を浮かべながら抱く力を少し強めた]

 わかんないの
 いま、じぶんがどうしたいのか
 終わるまでの間に何が出来て
 何をするべきなのか、わからないの

[ぽつぽつと零す声は抑揚なく淡々と
 そうでなければ泣いてしまいそうだった]

 あなたは?

[誤魔化すように彼へ問い掛ける]

【人】鳥使い フィリップ 10/02 00時頃
(112)
 ねぇ、アイリス。
 終わるのって、どんな気分なんだろう。
 死ぬのって、どんな気持ちなんだろう。

[小さな問いかけは、ただ無邪気に。]

 無くなってしまうこととか、終わってしまうこととか、
 怖いより先に、ほんの少し楽しみなんだ。

 だって、こんなの見れる機会、滅多に無いじゃん?

【人】双生児 ホリー 10/02 00時頃
(113)
イアン……。
ありがとう。

[名を聞いてこくりと頷く、覚えたと言わんばかりに。
肩の砂を払われれば再び簡素な礼を口にして]

イアンは、本当に存在しているんだよね。
偽物じゃない?

[笑みを浮かべるイアンの頬に手を伸ばして存在を確かめるように触れようと]

【人】記者 イアン 10/02 00時頃
(114)
[ホリーに礼を言われれば、どういたしまして、と再び笑顔で応える
次いで訪れた問いに首をかしげ]

 俺の偽物できるくらいのイイ男がいたら
 ぜひ紹介してもらいたいね。

[冗談めかして言いながら
ホリーが自分の頬に手を伸ばそうとしてくるのを見て
ホリーの手を包むように自分の掌を重ね自らの頬へと導いた]

【人】長老の孫 マーゴ 10/02 00時頃
(115)
 うん、よろしく。

[オスカーに嬉しそうに微笑みかけ、世界樹の方へと歩き出す。]

 ホリーとも、会えたら、いいね。

[オスカーとよく似た少女の顔は、先程一瞬眠った時に、ちらりとだけ見えたから。
 きっと、出会えば分かるはず。]

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