66 【突発】世界滅亡のお知らせ。
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイモンが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
妖精の輪
なんということだろう!一人が森に立ち入り、妖精の養子になってしまった。明日以降も、彼は村人を裏切り続けるだろう……。
決定者や光の輪の持ち主なら、このときにその力を手放してしまう。
現在の生存者は、フィリップ、アイリス、トニー、ペラジー、リンダ、オスカー、ドナルド、ホリー、イアン、マーゴの10名。
【人】小悪党 ドナルド 10/04 00時頃
(0)
[向かう先、大樹の麓を見つめるその横顔を眺める。
まだ会ったばかりの自分。その傍にいることに、強い執着を見せる彼女]
どうして……、
[問う言葉を、紡ぎかけて止める。その問いに意味はあるのか。
そう自分に問いかければ、その先は紡げなくなる]
……どうやら先客らしいな。
[視線を大樹の方へと戻し、静かに呟いた]
【人】双生児 オスカー 10/04 00時頃
(1)
[アイリスが自分の言葉で悩み始めたなど気付くわけもなく。
マーゴの返事を待っていたが、ふとフィリップに視線を向けて。]
…そういえば。
僕のこと、髪が短いからオスカーだって言ったよな。
てことは、あんた。
ホリーのこと、識ってんの?
[ホリーは此処に来ているのだろうか。
そんなことを思いながら、フィリップに*問いかけた。*]
【人】双生児 オスカーは、メモを貼った。
10/04 00時頃
【人】牧人 リンダ 10/04 00時頃
(2)
ん?
なあに?
[彼が紡ぎかけた言葉
聞こえた範囲と表情を見れば
だいたいの意図はわかった心算だった
けれど彼には未だ報せないほうがいいと、思う]
……良い人だと良いね
暖かいと良い
話が出来ると、良い
[言葉の意味は其々に二通り
生きている人間ならば、良い
そして"私の姿、言葉"が"届く"相手ならば良い]
【人】記者 イアン 10/04 00時頃
(3)
確かに、可愛い女の子が一人で来るような場所じゃないよな……
誰かとはぐれちゃったのか
[寂しげな瞳で俺を見上げるホリー]
会えたら、いいな
[先程よりは些か乱暴にホリーの頭をぐりぐりと撫でる
そのせいでホリーの髪が少し乱れてしまったかもしれない
こんな所ではぐれた知人と再会できる確率なんて
限りなく低いだろう
か細い光、そうホリーが表現するのを言い得て妙だと頷いた
先程の岩場から随分離れ、巨大樹に近づくにつれ
何やら樹のまわりに幾つかの人影が見えた]
あの中に、いたりしてな!
[いつものように、人懐こい笑みでホリーに向き直った
――もちろん、そんな事は微塵も思っていなかったが。]
【人】牧人 リンダ 10/04 00時半頃
(4)
綺麗な樹――
"ただいま"
[恐らく後に続く言葉も
私の身体から発せられる仄かな光も
傍の彼には見えても聞こえてもいないだろう]
吸い込まれてしまいそう
"未だもう少し、時間はあるよね"
[或いは同属であれば見聞き出来るだろうが
人では無い私の存在理由までは
きっと何者にも解らない]
【人】記者 イアンは、メモを貼った。
10/04 00時半頃
【人】小悪党 ドナルド 10/04 00時半頃
(5)
そうだな。話の通じる奴ならいい。
どうせもうすぐ終わるってのに、同じ人間同士殺しあったって……なんの意味もねぇ。
[聞こえる声の影にひそむ言葉に気付くこともなく、ただ思い出すはあの血腥い地下室。自分が全て、奪った物]
綺麗、か。そうかもな。あまりにも綺麗すぎるものは、えてして恐ろしいもんだ。
[幻視の中で邂逅したおぞましい「あの存在」は、それと同時に美しかったのかもしれない]
【人】双生児 ホリー 10/04 00時半頃
(6)
可愛いとか、可愛くないはここに来る事と関係ないんじゃ……。
[可愛いと言われるとほのかに頬を赤く染めて、照れ隠しにイアンをぺしりと叩いて]
どう、かな。
もしかしたら、家に帰っちゃってるかも……。
あうっ。
[乱暴に頭を撫でられると髪がぐしゃぐしゃになり恨めしそうにイアンを見る、手櫛で爆発した頭を直しつつ巨大樹のふもとの人影に目をやる]
他にもこんなに人が居たんだ。
私が見たのはこの世界の欠片だけだから。
景色とか、最後の瞬間とかそういうのしか見えなかったから。
人がこんなに集まるなんて思わなかった。
[その中に人ならざる者がいると言う事は露も知らず、ただ隣に居てくれるイアンの笑みに寂しそうに微笑んで返した]
【人】牧人 リンダ 10/04 00時半頃
(7)
そう
憎しみ合って いがみ合って
お互いを否定するのは辛いもの
[そんな言葉を発しながら
私は幸せな存在だと、思う
彼に否定されることなく傍に居れるのだから]
だから私にとっては、
[そ、と彼へ視線を向けた
仄かな笑みに滲む光は小さく揺れただけ
きっと彼の見た"存在"を見れたのならば
綺麗、と思ったのかもしれない]
あなたも、綺麗。
[男性に対して使う言葉としては適切じゃないかもしれない
けれどそれは偽り無い本心だった]
【人】鳥使い フィリップ 10/04 00時半頃
(8)
…あぁ、ここは失礼。
俺はフィリップ、コイツはミスタ。
そうだよ、オスカー。
君のことも、ホリーのことも、何度も"見た"から。
…そう、だから来たんだろう?君も、俺も。
[終わりを識って、それでもここで見守ることを選んだ。
それは同じだろう?と視線で問いかける。
肩の上の鮮やかな翼は、バサリと空気の中を泳ぐように、「逢いに来た」と語る少女の元へ。]
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