人狼議事


73 ─深夜、薔薇の木の下で。

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【独】 奏者 セシル

/*
ご挨拶が遅くなりましたが、お疲れ様でした。

体調不良やら、他事に忙殺されて、ようやく来れました。
お正月、大変。

自己愛という宿業を芯としていたので、他者と絡んでいく配分というか理由付けが上手くいかず、申し訳ありませんでした。

みんな素敵だったので、絡みたかった、です。両親に宛てた手紙に全員友人でも、知り合いでもないくせに、勝手に名前を出したかったですが、ちょっとうざすぎないかと思って、有名そうな人だけ出してみました。

とりあえず、セシルの表を何とか〆ないとと思いつつ。
放っておくと、眠ったままを選択しそうなので、目覚めなきゃと思いつつ、それが難問。

(-642) neige 2012/01/05(Thu) 21時半頃

【人】 奏者 セシル

──音楽室──
[音楽室で一人、意識だけの存在のまま、佇む。
何かが終わる気配がした。時がゆっくりと動き出したような、そんな予感。
それでも、自分は目を覚まそうと、思うことはなく────

視線を床に移せば、横たわる自らの身体。
幼い頃から、願い続けてきたことが今目の前にある。叶わないと思っていた願い。いつしか願うことすら諦めていた願い。

鏡越しの自分への口付けは冷たさしか齎さない。自分の顔がそこにあっても、触れる実態は所詮鏡なのだ。
だから、願った。生身の自分と向き合いたいと、ただそれだけを……──
自分の身体を抱きしめることはできる。そうやって、寂しさを癒そうとして、だけど思い知らされる。
どれだけ、自分を愛したところで、自分とは口付けを交わせない。

それが、未だ意識だけの存在として此処に残る理由。目の前にあるのは紛れも無く生身の自分の身体。
願い続けた生身の自分の身体を前に、その頬にそっと手を伸ばす]

(62) neige 2012/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 奏者 セシル


………触れられる、わけ、ない……か。

[何の感触も無く、すり抜ける自分の手。
こういう形で願いが叶うとは思わなかった。そもそも、これは叶ったと言えるのだろうか。

感じるのは、軽い絶望感、否、喪失感と呼ぶほうが近いか。目の前が真っ暗になるような気がした。

ここが非現実の世界であることは分かっている。
現実の世界は自分には優しくなかった。非現実の世界も自分には優しくない。
どうあっても、どんな世界でも、自分は生身の自分と向き合って、触れあうことはできないことを思い知らされた。
分かっていたのに、それがどうしようもなく哀しい。

もう諦めるべきなのだ。全てを手放せば、楽になれる]

(63) neige 2012/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 奏者 セシル


僕は……きっと、…ずっと。

[堕ちていなくて良かったとレオナルドが紡いでくれた言葉>>6:76が甦る。
堕ちたかったのかと言われると、そうではない。でも、何もかも忘れたいと思っていたのもまた事実。

這い上がれないほど、堕ちてしまえれば、楽になれたのだろうか。今となっては言っても詮無きこと。振り払うように、一度首を振る]

…………

[意識だけの自分の手を広げて、目の前で翳す。
生身の自分の小指に咲いた紅痕。それは薔薇の棘が刺さったかのように小さな痕。
意識だけの自分の小指にも何故咲いたか、分からない。

演奏家らしい無骨な指。されど、自分が自分と向き合ってきた年月を物語っている指。愛しく思わないはずがない。
徐に、意識だけの自分の親指を口元に持って行き、労うようにそっと口付ける。
次に、人差し指。その次は中指、そして薬指まで口付けて、睫毛を伏せる]

(64) neige 2012/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 奏者 セシル


………なんで、だろう。

[小指にも口付けようと、唇を寄せるも、どうしてか触れられない。
唇と小指の距離は1mm。少し指が震えるだけでも、触れることができる距離なのに、それ以上は距離を縮められない。

なんでと紡ぎながらも、原因は明らかだった。
咲いた紅痕。それが躊躇させている。自分の身体なのに、この小指は自分の知らない色を残す]

……………消えたいのに。もう、終わりに、したいのに。

[呟いた後、沈黙だけが音楽室を満たす。
このまま沈黙に溶けてしまいたいと願っているのに、どうしてもできない。
それは、未練と呼ぶにはあまりにも拙い感情。
諦めたように、一度唇から小指を遠ざけて、小さく息を吐く]

(65) neige 2012/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

[ただただ自分の小指だけをぼんやりと見つめて、考え込む。
指にもそれぞれ意味があるとは何の本で読んだか。
全ての指の意味は覚えていない。どうでもいいと思ったから。
ただ、一本。小指だけが、記憶の片隅に残っている]

小指は、確か………

[自らの小指に咲いた紅痕。それに意味を求めるなんて、馬鹿げている]

確か、……そう。────願いを叶える指。

[相手と自分。双方の願いを叶えることが転じて、約束をする指とも言われていたか。
その時は、約束なんてどうでも良かった。だって、約束をする相手なんていなかったのだから。
ただ、願いを叶えてくれるなら、何にでも縋りたかった。
もっとも、小指に願掛けをしたところで、叶わなかったけれども───

苦い想いがこみ上げて、眉を寄せるも、気になったのはそこではない]

(66) neige 2012/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 奏者 セシル


……やく、そく。

[今初めて、約束という言葉が心に響いて、ぽつり呟いて、中庭へと視線を向ける。
薔薇のために、バイオリンを奏でると、確かに自分は言った。それは約束になるのだろうか。
何故だろうか。他者なんて気にかける必要もないのに、心に棘が刺さった気がした]

それに、上着、……。

[自らの身体にかけられたレオナルドの上着。このままでいいのだろうかと、そんなことが気になった。
必要なら、きっと回収しに来る。あるいは誰かが届けてくれる。
気にする必要はないんだと言い聞かせても、どうしてか気になる。それに、小指の紅痕の意味も問いたい]

あぁ……だけど。

[翻弄されるのは嫌だ。他者と上手に関われる自信もない。また、虚しさを募らせて、変わらない毎日を送るだけの日々を送るくらいなら……───
終わりはすぐそこにある。これを機に深い眠りについてしまえば、全てが終わる。それはとても甘美な誘い。
夢と現実の狭間で、ただ苦悩する。自分が選ぶのはどちらが正しいのか、分からず、立ち尽くす**]

(67) neige 2012/01/05(Thu) 22時半頃

【独】 奏者 セシル

/*
こんばんは。
カルヴィンの人はお久しぶりです。お会いできて、非常に光栄です。


自分愛するって、とってもとっても恥ずかしいです。もうじたばたして、どうしようもないです。
色々悩みながら、眠らない方向に、方向に持っていってみようとしてみましたが…。
煮え切らないうちに、ちょっと離席しなきゃです。**

(-678) neige 2012/01/05(Thu) 23時頃

【独】 奏者 セシル

/*
ただいま、戻りました。

エリアス先輩はお疲れ様でした。
音楽仲間で嬉しかったです。ピアノ弾いているのを聞いたり、薔薇様にバイオリン弾いてみたりしたかったです。
セレスト先輩とお幸せに。

(-716) neige 2012/01/06(Fri) 00時頃

【人】 奏者 セシル

――音楽室――
[意識の中で苦悩し、自分の殻に閉じこもろうと膝を抱えて、蹲る。
何かに迷うとき、どうしても自分は内に内に居場所を見つけようとしてしまう。

そして、心の扉すらも閉じてしまおうとしたところで……

耳に届く微かなピアノの音。それは、バイオリンと合わせた時に聞いた音か、あるいは現の世界の音か。自分には判別がつかない]

――――…た、い。

[呟いた自分の声すらも、遠くそれでもふらふらと立ち上がり、何かに惹かれるように意識を向ける]

……もっと、………この音を。

[何かを掴もうと紅痕が残る小指を伸ばす]

聞いて、みたいんだ。

[望みを口にしても、おぼろげにしか聞こえない音。
吸い寄せられるようにさらに意識を向ける先にあるものは――――――]

(77) neige 2012/01/06(Fri) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

――音楽室――

………ここ、は?

[現と夢の狭間を彷徨っていたのに、意識を向けた先。音楽室に自らの身体は横たわっており、身を起こす。
そこにある先輩の姿>>79。自分は元生徒会長である彼のことを知っている。でも、彼はきっと自分のことを知らないはずなのに。
夢か現か分からない世界で名乗ったことを、覚えてくれているだろうか?
確かめるようにその瞳を見つめようとし、自分の衣服が脱がされていたことを思い出し、僅かに頬に朱が走る]

すみません、………ピアノの、音。

[何から説明したらいいか、困ったような顔で紡ぎ]

………ピアノの、音を……聞こえた、気がして。……よければ、もう少しピアノを……聞きたいです。
あと、それと……もし、この上着のこと。覚えていたら……お礼を言いたくて。

[小さな望みを口にして、はにかんだように小さく笑う。
自分の音だけで形成されていた世界がほんの少し、――――他と繋がった気がした**]

(82) neige 2012/01/06(Fri) 00時半頃

【独】 奏者 セシル

/*
ご挨拶を。

色々と動けなかったり、絡めなかったりで、拙い部分が多くて申し訳ありませんでした。
皆さんと一緒に過ごせた日々は本当に楽しかったです。

また、どこかでお会いできたら、構っていただけたら嬉しく思います。

寒い季節ですが、ご自愛下さい。


レオナルド先輩は本当にありがとうございます。

(-759) neige 2012/01/06(Fri) 00時半頃

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