人狼議事


17 吸血鬼の城

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示




 ――………。

[憐れみを施す……その言葉は、また心のやわらかいところに刺さる。

 どうすればいいのか  わからない。



 きっと、このまま抱きしめたとしても、
 彼は、なお、閉じこもるだけじゃないだろうか。]

 ――……君に与えられるものはあるのだろうか。
 いや、それを考えるのも欺瞞なのか?



[それでも白薔薇を打ち捨てない。**]




 沈黙は肯定なのでしょう。
 ―――実に愚かな偽善、ですこと。
 
 憐れみだけでも赦しがたいというのに、
 ましてや唯一ならざるものをこの私に――。
 
[気高き白薔薇は、
 その自尊心を害すことを、許さず]


 何故、私に与えたいなどというのです。
 ―――傲慢な。


[偽りを許さぬ、青はただ静か**]


[何を言っても、態度が崩れない。
 段々と、本当にどうしていいかわからなくなる。

 いっそ、放っておけばいいのか、と、思うけど、
 それだけができなくて……。


 なぜだ、と考えて……。
 またその姿を見て……。]

 ――……そうですね。
 君に何か与えてあげよう、とか、無理かもしれない。
 だけど……。

[そこまで言いつつ、言葉に詰まる。]



[与える、その言葉に眉根を顰め、
 迷うような沈黙と揺れる視線に、苛立ちをまた誘われる]



 理由も言えぬとは、
 つまらないこと―――己の意思もないのですか。

 はっきり仰いなさい。
 いまだ己の浅はかさを認めがたいのですか。

[白き薔薇は飽いたように眼差しを流す]




 ――…だから、憐れみとか、そういう気持ちじゃないんだ。

[そして、はっきり…といわれ、向き直り……。]

 憐れみじゃない、
 護ったのも、そして、君に、あんなことをしたのも。



 私は、君を……。


               愛してるから。



[白薔薇は重たげに、
その睫毛を瞬かせながらゆるやかに首を傾いだ]

 ――……ああ、

     ああ、なんて都合のよい言葉。


[男を覗き込む白薔薇の双眸は濡れて]

 あなたはただの欲望に、
 そのような名を付けるのですね。
    ―――よいでしょう、ならばそれが違う、と。


   証明して差し上げればよいのでしょう?


[両の腕は男の首に絡められて、薔薇は微笑む]




[白薔薇の手が首に絡んで…
 そうか、絞めるのかと思った。]

 ――…ただの、欲望じゃな  い。

[否定の言葉を絡みつく前に吐き出して……。
 そのまま、濡れた眸を見た。



 そう、
 瞬時に護ったのも、最初に欲しくなってしまったのも…もうそれしか理由が浮かばなかった。]



[絡んだ指先、一度だけ力が込められると
その指先は掠めるように這わせながら背へとまわされた]


 ――お黙りなさい。


[白き薔薇の口唇、口付けは甘く
 されど情欲を煽るみだらなもの――離れて、吐息を零せば]

[消えない憎悪、それはただ欲望に踊らされるを暴かれたが切欠――男自身はそれをごまかしているというのに。それは同属ゆえの嫌悪にも似て]

 
 ならば、あなたも貴方の言葉を証明なさい。

      ……私は貴方の浅ましい姿が見たいのです。


              [薔薇はその執着の名を知らず]




[その指先は首に食い込むが、すぐに離れ、悩ましげに身体をすべって…

 その指先を目が追った時、口唇が濡れる。]

 セシ……

[黙れといわれて、でも黙る意思の前にそれは塞がれて……目は一瞬見開かれる。]

 ――……

[そのまま、抵抗などするわけもなく……。]




[証明しろといわれて、目を細める。
 もう二度、戯れた躯。離れた口唇をまた追いかけて、押し当てた。]

 ――……

[沈黙は肯定。
 そういわれるまま、無言で……。




              欲望の牙を見せて…。**]


ランタン職人 ヴェスパタインは、小悪党 ドナルドを巻き添えにした。

Ayame 2010/06/26(Sat) 21時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、良家の娘 グロリアに拍手した。

Ayame 2010/06/26(Sat) 21時半頃


[不意に城主の聲が響きます。
呼ばれた名は私が人であった頃の響き。
私のローズ、と慈しんで呉れた名残は感じられません。
感傷的になっていた心が冷静になってゆくのを感じました]

私はドナルドの血を頂いたばかり。
今は渇きなどありません。

貴方はもう私に興味などないのでしょう?
貴方の寂しさ、私には埋められないのですよね。

愛しいお兄様……
私に時間と慈悲を与えて呉れてありがとう。
――…お別れ、です。

[客人の事には触れず、
必要とされなくなった私は幸せを願った魔性に
別れを告げたのでした]


ランタン職人 ヴェスパタインは、執事見習い ロビン>>-467は研究員でいいじゃない。

Ayame 2010/06/26(Sat) 23時半頃



[追いかける口唇が重なる、
それはかつての官能の記憶を呼び覚ます。
冷たい熱が甘く溶けて重なりゆけば、薔薇の香は漂う]


[布を噛んで押さえ、手袋を外す、
   その指先は男の胸元を弄り――触れたのは刻印
  がりと爪を立てる 欲望が迫る 目元だけで微笑えめば]


  ――――……ん、  ぁあ……



 [咥えた手袋は落ちる]


[白き薔薇はその執着の名を知らず、
されど男に標した刻印は決して消えることはない]



[甘美なる地獄に、救いがたき魂がふたつ 

  行為を愛と呼ぶ者 行為を欲と呼ぶ者

    薔薇の褥に、艶やかなため息は、零れる――**]


 ――…何処へなりと、好きに行くが良い
 お前は……自由だ。


[低く暗い音
彼女の聲に漏らした音
興味が無いと
埋められぬと
其れは城主自身にもわからぬ事
答えは其れだけしか返せなかった]


 
 私の愛しいローズは――泡と消えた
 そう、思う事にしよう。
 お前の墓は作らぬ。


[ざわ、と風が森を騒がせる。
何時しか霧は弱く薄く
魔の結界はとけて消えた。
喰らってしまうぞと脅しにも屈する事の無かった彼女は
何処まで行くのだろう
もう人には戻れぬ其の姿で。
霧の先を見通す事は、出来ない]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ひとり、またひとり
この手の指の間から逃れていく人間。
歩み寄る>>57>>55同族たちに、視線を向けることもなく
城主はゆっくりと首を振った]


 ……暫し、休む。
 

[疲れたような声音。
霧となり身を移した先は城門の前。
妹だった彼女の背はもう、見えなかった。
地に咲く染まった薔薇を、拾い上げる
思った以上に軽く、其れがまた
城主の胸にしこりを生んだ]

(106) Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 お前も――…外へ行きたいとでも、言うのか?
 愚かな。


[朽ちた薔薇は墓場へと埋葬される。
隣に眠るのは、つかの間の眷族――薬師だった男の墓
墓石の前に立ち、城主は墓石に白のワインを垂れ流した]


 永劫其処で暮らすが良い。
 私の白き薔薇


[並ぶ墓標は眷族達のもの。
死してなお、城主と共にあるようにと
其れは執着の証
其れは孤独の証]

(107) Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

――それから――

[最上階、城主の私室
黒き薔薇の投げ込まれた暖炉
傍らでまどろむのは、先日ベネットが拾ってきた黒毛の子猫。
城のあちらこちらと歩き回る其の姿は、彼の慰めになっているのかもしれないと思う。
血を交えるたび染まる髪はもうすっかり城主と同じ銀に変じていて、地を染めた瞳もまた色素を失ってしまったようだった。

あれが父上と呼ぶようになったのは、大分前。
嫌がらせの心算だったのかもしれないが
ひとの家族の真似事でもする気かと、軽く受け流した。
そのうち改める機会もなく、今ではすっかり定着しているよう]

(108) Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[喉の渇きを覚え、時を止めた同族の元へと向かう。
父上と呼ぶ彼に微笑みを浮かべながら、
影にワインを持ち寄らせた。
この城に白のワインはもう無い。
紅い液体がグラスの中で揺れるのを目を細めて見遣る。
時は移り逝く。
ひとの従者はもう居らず、薔薇は散り
妹と呼んだ同胞は泡と消え、同属にした男は去っていった。
新たに迎えた息子は日々仇だった己と共に有ることに馴染んでいく。
変わらないのは、城主だけ]

(109) Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃

 この黄昏の向こうは……別世界
 あの者とて、数十年か数百年もすれば戻ってくるだろう

 此処より先に
 ひとの住処には我等は立ち入れぬ。
 我等が城に、人が足を踏み入れられぬと同じように

 永遠を願うひとと、終幕を求める魔と
 決して双方が相容れることなど、無いのだ


 ベネット
 私の大事な息子よ

 外を眺めるのは、止めてしまえ。
 黄昏の色も周囲を再び閉ざす霧も
 我が力続く限り、永遠に変わる事など無いのだから


 この城にいる限りは
 お前を怯えさせている魔物狩人も
 獣たちも
 誰もお前を傷つけることは出来ぬ。


 ――そう、私以外には……な


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 さあ、食事にしよう。
 ――――…喉が、渇いただろう?


[グラスを傾けると、唇の端を朱が流れる。
首筋を伝い鎖骨に溜まる其れを見せつけながら城主は
彼等を招き入れた時と変わらぬ
妖艶な笑みを浮かべてみせるのだった**]

(110) Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―黒猫―

[>>122黒猫は実に自由奔放であった。
閉ざされた城のなか、乱された書を片付けに行くのも
倒れた置物を直しにいくのも、吸血鬼の仕事
可笑しな話である]


 ……また、私に……か?
 狩りの仕方くらいは、知っていると言うのに
 嗚呼しかし、感謝するぞ。


[蛇を咥えて戻った猫を褒めて以来其れが習慣となった様子で
目前でつまみ上げ、喰らっては頭を撫でるのが城主の常となった。
広間には相変わらず白い薔薇の香りがする。
染み付いてしまったのだろう
この城に薔薇はもう存在しないと言うのに]

(138) Ayame 2010/06/28(Mon) 21時頃

――…私の望みは『自由』ではなかった。
けれど、後悔はしていません。

これは私が望んだ事だから。


[兄と慕った魔性の聲は女の耳には届かない。
それでも時折女は語り掛けるように独り言ちる]


ねぇ、お兄様――…
貴方の『望み』は叶いましたか……?
貴方は今、しあわせですか……?


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[銀の首輪がしゃら、と鳴る
其れは黒猫に誂えなおしたもの。
死闘の果てに漸く首に輪をつけた時のことを思い出す。
酷く憤慨した様子で、暫くは傍に近づくのを警戒していた。

其れも今となっては昔の話。
猫は気まぐれに傍へ近づき、足元にまとわりつく]


 ……構ってほしかったのだろう、ロビン
 散々放っておいたからな……おもうさま貪るが良い
 誰もお前を咎めはせぬぞ。


[ただ数年しかもたぬ生き物だと、知っている。
言葉のわからぬ獣
黒猫の添えた彩に、其れでも今は穏やかな時が流れていた**]

(141) Ayame 2010/06/28(Mon) 21時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

Ayame 2010/06/28(Mon) 21時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[あれから10年。
ぬるま湯の中に居た城主はまた、宴を始めると傍らのベネットに告げた]


 もう、あれに招待状を出した。
 ……今更止められぬぞ?


[薄笑いを浮かべて、闇色の魔物は窓へ手をかける。
城を覆う深い霧は、再び開かれた。
招待状は一通。
さて、招かれし客は幾人か。
窓辺で転寝をしていた黒猫が、ぴくりと耳を尖らせ視線を上げた]

(147) Ayame 2010/06/28(Mon) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 嗚呼――…お前も気付いたか?
 しかし、心配はいらぬ。

 あれは、私の招待客だからな。


[護衛でもする心算なのか
其れとも単純に己のテリトリーに入り込んだ異物に反応しただけか。
未だ森の中にあるひとの身に気付き、口元が弧を描く]


 ……随分と……様変わりした
 ヘクターも、そうだったが……

(148) Ayame 2010/06/28(Mon) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[にゃあと小さな声で猫が鳴いた。
城主は同属へ向けて首を振る]

 
 いや、出迎えは私が行こう。
 あれは、硝煙の臭いを纏ってきたようだ。

 
[姿の変わった彼に、成長した子供が気付かぬ可能性もある。
出来ることならば優雅に美しくことを進めたい]


 猟銃は最初に効かぬと教えてやろう。
 其れから眷族を紹介して――…嗚呼、其の時の反応が楽しみだ


[血の色をした瞳を細め
城主は久方ぶりに血が滾るのを感じていた**]

(149) Ayame 2010/06/28(Mon) 22時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、小悪党 ドナルド気にするな。誠意は身体で示してくれれば問題ないぞー

Ayame 2010/06/28(Mon) 22時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

Ayame 2010/06/28(Mon) 22時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、花売り メアリーのはとを労った。

Ayame 2010/06/28(Mon) 22時頃



[薔薇は微笑った、男の愚かさに]

 ――嗚呼、  ああ……

    実に、実に愚かしいことですね。


  それが貴方の語る 愛 なのですか。


[声をあげて薔薇は哂えば]


  ―――欺瞞もここまで限度を越えれば、笑うしかありませんね。


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ヴェスパタイン 解除する

生存者
(9人 79促)

ヴェスパタイン
22回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
客席
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.125 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび