73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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……理解っておい。そういうのは――私も混ぜろ。
[目の前で行われる行為にくらりとした。 素直すぎるにも程があるのではと理性は訴えるが、別に良いのではと新しい自分は言っていて。
ヴェスを真似るようサイラスの頬に口付けを落とす。 次いで、ヴェスにも一つ落そうと。]
(+28) 2012/01/03(Tue) 23時頃
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な、に?
[ノックスの視線に首を傾げて、唇が端に触れると軽く眼を閉じて]
うん。
[頷いてオスカーの元へ。 五匹になった雪うさぎに微笑んでなんてんの実で一粒ずつ眼を入れていく。 人数分できる頃にはなんてんの実も残り少なくなっていた]
……白薔薇、咲くといいな。
[作り終えれば、ポツリ呟いて]
(+29) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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―――〜〜〜っ!!
[口内、ぬめりとした感触。 カルヴィンと交わした拙いそれとは違う 慣れた舌の動き。 フィリップはわかっていないが、棘の作用。 酷く、酷く、熱い。脳の裏が焼かれる。 ただ同時に酷い屈辱にも感じ悔しくて翠から一滴毀れる。 その屈辱が快楽に抜けそうな力を支え突き放す。]
……………ふ、ふざけ、るなっ
[いまだ、棘の渡し方を正確に知らぬフィリップは その言葉が棘の移動だと気がつかず。 ただ、一度燈った熱が酷く暴れ、求めることにも 酷い屈辱を感じて片手を口でぬぐいながら 上着のすそを引っ張り高ぶりを隠す。]
……変態……っ
(35) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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[三番目に誰を書こうか、迷った末に名前を出したのは当時生徒会長になったばかりのレオナルド。 接点などないのに、一般的な生徒会長像を崩さぬよう自分のような後輩にも優しくて人望に厚い先輩と書いた。
続けて、名前を出すのはジェフェリーのこと。 当時生徒会副会長であり、噂を聞く機会があった。自分に厳しく、他人に厳しいその姿勢を尊敬していると書いたか。 手紙に出した時には知り合いですらなかったのに。
他者との関わりについて触れられていないことについて、両親に心配されたから、ノックスについても触れてみた。 すぐに抱きつく先輩がいると、書いてはみたものの、自分は抱きつかれたことすらない]
(+30) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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フィリップは、そう言って距離をとろうと後ずさった。
2012/01/03(Tue) 23時半頃
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[嘘で嘘を塗り固めて、送り続けた手紙。 両親を安心させたくて、自らの世界を壊されたくなくて、偽りの世界をもう1つ手紙の中に作り出した。 だけど、両親の心配は止まらない。当たり前だ。表面的なことにしか触れていない手紙では、すぐに嘘もばれる。 一方で、善良な両親は息子の言葉を完全には疑えず、否定もできない。
冬休みは帰省するつもりだった。 だけど、直近の手紙。最後に綴られた文字に目の前が真っ暗になった。 「あなたの友人の話を直接聞くのを楽しみにしています。もし、良かったら、友人も連れてきても構いません」 帰れないと思った。文字にするだけで精一杯だったのに、話すほどのことなんて、あるわけがない。 それに、連れて帰るほど仲が良い友人なんてもちろんいない。
自業自得。嘘を嘘としないためには、それ以上の嘘を吐く。そして、嘘を吐き続ける。そうし続けた代償はあまりにも重い。
「ごめんなさい。仲が良い友人が寮に残るから、僕も残りたいんです」 そうやって断って、そして寮に残った面々を見て戸惑った。 何故、よりにもよって手紙に綴ってしまった偽りの友人や先輩達なのだろう。考えても仕方ないことなのに、余計に追い詰められた]
(+31) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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― 自室 ―
[薄くミルクがとけたような白霞の空気の中、 俺は再び目を覚ました。そこに薔薇の匂いはなかった。 俺はベッドの上で両膝を立てると、腕で抱くようにして座った。 冷たい鉄のヘッドボードは堅く、熱を奪った。 そうでなくても内からの熱などいつの間にか霧消したようだった。 粗末な俺の部屋。粗末な俺の実態そのものだ]
これが俺の全部なんだ。 贅沢な暮らしも、豪奢な家具も、金糸銀糸の織物もない。 汚い仕事に手を染めて、得たものでだって飾りきれない。 ホプキンスの名前と自分以外、何も持ってないんだもん。
[シャツとネクタイを緩め、金の標を取り出した]
これ以外は。
(+32) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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天の父よ、薔薇は願いを自分でかなえるしかないと言いました。 ぼくは、ぼくは、―――
[最後の口づけを思い出しながら、ぼくは十字架にキスをした。罪深い自分を神様に詫びながら、目をつぶり、祈りを捧げた。マリア様は静かに微笑んでいた]
(+33) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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………嬉し、かった……。
[音楽室で楽譜をぎゅっと抱きしめる。 楽譜をジェフェリーが拾ってくれたことから、全ては始まった。 エリアスのピアノを聞く許可をもらうことができた。 ロバートをフィリップの鳥から助けようと一歩だけ踏み出すことができた。 ノックスに自室を貸すことが許すことができた。 フィリップのために初めて自分との会話手段でしかなかったバイオリンを弾くことができた。 フィリップとカルヴィンの望みが叶うことを願うことができた。 薔薇の香りが齎す不快感など問題にならないくらい自分は他人と関わりを持つことができた]
だけど、……それでも。
[他者と関われば、関わるほど、自分が不適合者だと突きつけられるような気がした。 自分はどこまでも自分のことしか考えていない。自分のことしか優先できない。 何よりも恐れ続けたのは自分が傷つけられること。その壁は乗り越えられなかった。 すぐに見捨てるであろう自分が他人と関わるなんて許されることではない。
だから、……だから、だから……全てを終わりにしないといけない]
(+34) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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[自分が生きた年数はたった16年。それなのに、途方も無く、長かった。 当たり前だ。自分だけを見つめ続け、自分だけを愛し続け、変化しない毎日を送っていたのだから。 もう十分ではないか。そう思ったのはいつのことか。 気付けば、終わりのことばかり考え続けていた。
自殺は決して許されない。道義的な意味や宗教的な意味ももちろんあったけれど。 それより優先すべきは徹底した自己愛。自らの身体に傷を付けることなど許しはしない。
毒を飲むとかも論外だ。外傷がなくとも、内傷があれば、それは結局傷に変わりない。 眠る前、いつも願い続けた。このまま目覚めないことを。 夢に囚われるなら、自分の体は傷付かない。誰も、傷付かない。 それが一番良いのだ。もう嘘を嘘で固める必要もなければ、手袋で外界に触れることを拒絶しなくとも構わない。
急速に眠気が襲ってくる。抗うこともせずに、易々と手放される意識。そして、潜りゆくは自らの深層。 最深層に辿り着けば、他者の干渉を許さない。誰にも邪魔されない世界で一人。二度と目覚める気はない。 自分が最後に手にしたものはバイオリン。それで構わない。バイオリンの音とともに、自らを封印する]
(+35) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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/* ウヒャーッ セシル、ぶったぎってしまってごめんなさい;;;
(-19) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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嫌なら見ててもいいけど。 でも、嫌いじゃないでしょ?
[頬に口づけを受けながら甘い瞳は ジェフの瞳へと試すような視線を投げる。サイラスの肩に顎がちょうど乗れば 彼の方がいつの間にか背が上になったのかと いくらか首を傾げるが履き物の差もあるやも知れず]
…俺は自分に素直になるって決めたんだもの。 後悔なんて、しない。
(+36) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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……っ……
[何故か頬に熱い痛みを感じて、意識が最も深い部分に落ちるのを妨げられる。 何が起こったか分からず、おぼろげな意識を現実に向ければ、誰かの声が聞こえる。 それが誰の声か。聴覚に優れ、また極端に少ない人間としか関わっていない自分はすぐに気付いた]
な、ぜ……?
[瞳をゆっくりと開けば、自分の頬を撫でるレオナルドの姿>>6:74。 思わず、自分の手を撫でられた頬に当てても、もちろん手が重なる感触を感じることはない。 人の感触…―――体温を感じないがゆえに、怯えることもなければ、どこか他人事のように見つめる]
(+37) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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……………!!!
[持ち上げられるために触れられた指>>6:76 誰にも触れないようにしていた手袋は外界との断絶の象徴。 誰かに触れてしまえば、自分の世界が形成できなくなる。
自分が関わるのは、自分だけ。自分が触れるのも、自分だけ。 その手が他者に触れられている。恐怖や嫌悪は無い。意識だけの自分では実感に乏しく……]
…………な、んで…?
[自分への愛しさのあまり募っていた想い。自分に触れ続ければ、触れ続けるほど感じていた虚しさ。 今レオナルドに触れられている感触こそ感じないのに、心が何か暖かいもので埋められる。 それが満たされるという感覚であることは今までに経験が無い故に気付けない。 翻弄されないように首を振り、自分を守るために、頑なに心を閉じようとする]
(+38) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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………ぇ………!?
[呆然としている間に脱がされていく服。 凍りついたように呼吸を止めて、目を見張る。 何事か意味も分からず、制止の言葉すらかけることもできない。 自分の体なのに、何故か盗み見してしまっているような妙な気持ちになり、直視するに堪えず、結局目を逸らす]
…………何が、…ぇ?
[良かったと呟き、安堵する姿を見つめ、瞳が動揺に揺れる。 何故脱がされたかはともかくとして、レオナルドが自分の身を案じてくれていたことを知り、一歩後ずさる。 自分の身は自分が案じなければ、誰も案じてはもらえないもののはずなのに。 そうでなければならないのに。そうであると思っていたからこそ、自分は自分だけを慈しみ、愛し続けてこれたのに。 内心の迷いとは裏腹に瞳はレオナルドに釘付けになる]
(+39) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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――……此処まできたんだもん 咲くといいね。
[出来あがった人数分の雪うさぎを見詰めながら 聴こえたベネットの言葉に相槌を打つ。
雪うさぎは、なんとなくどこか誰かに似ていて、 面白いなーと、見ていく1つは家出先予定だった後輩に 似ている気がした。]
そう言えば、なんで鏡隠してって言ってたのかなぁ。
[ふと、思い出して小首を傾げた。]
(+40) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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セっちゃん寝落ちかしら。 大丈夫かなん
(-20) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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[抱き寄せられる体。衣服すら身に付けていないためか、触れられた場所が熱を持って、熱く感じる。 鎖骨に唇が当たった時には、反射的に自らの鎖骨に手を当てて、さらに距離を取ろうと後ずさる。 意識の自分は既に遠巻きにしかレオナルドと自分の体を眺めることができない。 困惑に揺れる自分の意識は、もはやそれは自分の体ではないと思い込もうとすることで、平静を保とうとする]
………っ……!
[小指に刻み付けられるように残される紅痕。 熱だけではなく、チリッとした痛みを自らに齎した気がした。 視線を落とせば、意識だけの自分の小指にも紅痕が浮かび上がる。 拒絶を示すように首を何度も何度も振る]
(+41) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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棘をくれるって言ったでしょう。 力づくでも貰うよ。 ……カルヴィンには秘密にしておくから、エリアスには秘密にしておいて。
[目の前にいるのに、セレストが見ているのは別の場所。変態と言われても気にした素振りも見せず。]
こうしないとエリーも、カルヴィンも目覚めないんだ。仕方ないでしょう?
[そのためならば手段は選ばないと。あけられた距離を再び詰める。]
……お願い、だから。
[気づけば自分のそれも反応を見せていて。エリアスのためと言いながら、欲に流されそうな自分に、嘲りの涙が一滴こぼれた。]
(36) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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ベネットは、ノックスに鏡? と聞き返す
2012/01/03(Tue) 23時半頃
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どうし、て………?
[レオナルドは薔薇の香りに飲まれたのだろうか? その瞳の色を見ようにも、距離を縮めることはできず。されど、膝を抱えて、自らの瞳を閉じて、見ないこともできず]
………ぁ………!
[首筋に寄せられる唇に小さく声をあげて、弱弱しく首を振る。 薔薇の香りに噎せる姿を見れば、一瞬心配そうに見つめる。 きっと、何かがあったのだろうと、そう思い込もうとした。 生徒会長を務めるほどなのだから、品行方正で優秀な人なのだから、彼がしていることに不審な点などあるわけがない。 そうやって、他人の善良な部分にばかり目を向けたがるのは、結局は自分が穢れたくは無いから。
自分はどこまでも成長しないし、変わらない。そのことが若干胸に引っかかる。
上着をかけられて、レオナルドはそのまま音楽室を後にする。御礼を言わなきゃと思った時には、既にその姿はない。 小さく息を吐く。今の出来事が衝撃的過ぎて、意識を自分の内に向けてこもろうとすることができず、この場に留まるしかない]
(+42) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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/*なんで最終日くらいなのに中盤の壊れ方してるんだろうね!
エリアスへのデレが早すぎ&残りすぎたんや……。 それでこれエピになるの明日あるの全くわかりません。
(-21) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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/*ってシステム的に最終日だよぼけてるな俺。
(-22) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2012/01/03(Tue) 23時半頃
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―回想:ロバートの部屋―
[ノブを掴み、捻った。難なく開く扉。 室内はどんなにか豪華な家具で囲まれた部屋だろうかと。 その幻想を打ち消すかのように、冷えた空気がレオナルドを出迎えた]
ここは…本当にロバート殿の…部屋………?
[事実だと物語るように、古いベッドにロバートが横たわっていた。 粗末な祈祷台、マリア像、木の机、椅子…。 少ない荷物。]
まるで、牢獄ではないですか。
[造りの良い、牢獄]
(37) 2012/01/03(Tue) 23時半頃
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[同じように昂ぶる様子に気づけば、 セレストが何をしようとしているのか 彼が棘の受け渡しをどう認識しているのかわかり 一気に顔が青ざめ、 寝台に腰の力が抜けてへたり込む。]
…………やっ
[いやだと言う前に、目覚めること、を口にされれば それ以上拒否もつむげず。 へたり込み俯いた先、影が近づくのにおびえる。
ただ、暖かいものが手にかかり、 呆然と見上げた先、 セレストも泣いていることに気づけば どうして、こんなことになったのだろう と、思ったまま、翠を閉じた。]
[自分を翻弄する快楽に意識が流され眠りにつくまで、 その思いは消えることなく……*]
(38) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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家出先を了承してくれた後輩がねー。 鏡を隠してくれればって言ってたから。 あの時はさ、理由聴くなって言われたんだっけ ……余裕なくて考えることもしてなかったけど。
[聴き返す声に、んー……と思考を飛ばしながら返す。 家出しなくて良くなったとか、伝えてないなぁと、思いながら音楽室の辺りを見上げるのは、夢の世界で聴いたヴァイオリンの音がそこから降っていたから。]
普通に考えたら、自分の姿を見たくないから、かなぁ。 綺麗な顔してるのに、変な話だけど。
[ブツブツと考えていることは、 そのまま唇から音となって零れていく。]
(+43) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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……やっぱり部屋を出ていこうって思ってたんだ?
[少しむくれた表情。それでも、そのあと続いた言葉に寮の方を見て]
自分の姿を見たくないなら、最初からない気がするけど、どうなんだろうね。 二人の時に鏡が邪魔だった、としても、わからないな。
[不思議そうに考え込む]
(+44) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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[エリアスの体力が限界で、 図書室の窓辺近くにごろりとだらしなく目を閉じて倒れていたけれど、 棘がまた高ぶったように震えたことに息をもらす]
…セレス……どこ、だろ……
[彼とは夢の中と思しき所>>3:259で会ったきり。 まさか自分のためにフィリップと、なんて思い至りもしない]
…また、怒られるかな…… 俺が…迷惑ばっかで、さ……
でも……迷惑かけてたら……近くに、いて…くれるのかな……
(39) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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[壁にかけたコートは新品には思えず。親族のお下がりかと予想出来た]
はは、はははっ
成程なるほど。これが、近寄るなと言われていた理由ですか。
[ベッドの上で眠るロバートに近付き。見下ろし。 手を取って甲に口付けを]
没落したとはいえ、流石はホプキンス家の方。
(40) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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[結局薔薇の一人よがり。 勝手に咲いて散ればよかったものを。
けれど薔薇も探していたものがあったのかも知れない。
ずっと昔、誰かが冬薔薇を喜んでくれたから。 また咲いたら、誰か喜んでくれるのではないかと。
ただ、それだけだったのは確かで*]
(41) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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誇り高き方。
どうかあなたの『個人的な』望みが、少しでも叶いますように……。
[己と少し似ている所が在る…と。 家名との狭間で苦しんでいただろう姿に、愛しさを感じた**]
(42) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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[受け入れるつもりでいたのに、気づけば二人分、まとめて擦り合わせていた。二人の気持ちが似た方向を向いたせいか、棘は新たな宿主へとうつりゆく。]
君のことなんて、嫌い……!
[快楽に溺れながらも、少しだけ。出会い方が違えば友人になれたのかと、思った気もした。]
(43) 2012/01/04(Wed) 00時頃
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