人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 小悪党 ドナルド





[それからの男の足取りは霧に消える。]

(113) birdman 2010/06/28(Mon) 15時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

―       ―

[外は酷い雨だった。
朝から降り続いた雨は未だ衰えることを知らず、石畳を叩いている。
酒場で歌い日銭を稼ぐ女は、客が来なけりゃ稼ぎにならないとばかりに
グラスを片手に窓から外を見やる。
軒先に誰かが駆け込んで来たのはちょうどその時だった。
見るからにずぶ濡れで体を震わせて水気を飛ばそうとしているが、なんの意味もないようだ。
思わず窓を開けて声を掛けた]

ちょっと、傘を忘れたの?
こんな寒いのに、風邪ひくじゃない。
ほら、入れたげるからはいんなよ。

(114) birdman 2010/06/28(Mon) 15時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[掛けた声に男が振り向いた時に、女は目の前の男の様子を初めて観察できた。
赤毛の隻眼の――]

「悪ぃな、助かるぜ」

[どうってことないから、ドアから入ってよ。と女は顎で示す。少なくともこれで退屈することはなさそうだ。

店に踏み入れた男はおどけた仕草で女の手の甲にキスを落とす。
女はその人の悪い笑みに思わず笑みを浮かべ―
男の目の中で赤く鈍く光るものに気付く機会を失った**]


「なあ、喉乾いたんだけど。」

(115) birdman 2010/06/28(Mon) 15時半頃

小悪党 ドナルドは、えろすなセシルンにタラシは転職のお墨付きをもらった!どなじろうはレベルが1上がった

birdman 2010/06/28(Mon) 15時半頃


奏者 セシルは、どなじろうのレベルアップ音を聞きつつりせきる。

sen-jyu 2010/06/28(Mon) 15時半頃


【人】 奏者 セシル

 ―朽ちた白薔薇―

[それは落ちる意識]


 Selig sind die Toten,
      die in dem Herrn sterben,


[自らに向けた祈りは、しかし、
その幸いの決して訪れることなく、遺される存在への祈りでもある]

[掠めたその手が落ちたのは、躯のせいか想いのせいか。]


(――――越えられない)


[望んだその手であったのに、立ち並ぶ墓標の意味を知った今となっては、この落ちゆく意識でさえも裏切りであるやもしれず。]

(116) sen-jyu 2010/06/28(Mon) 17時半頃

【人】 奏者 セシル


[青の双眸が再び世を認識したのは、
 その目蓋にやさしい淡雪の降れるを感じて]
 

[薔薇の唇が音無き声を紡ぐのは、
 その口唇が甘い芳香の美酒に湿らされるを感じて]   


[束縛を望む呪いの過ぎさったその後、
 白き薔薇の蒼褪めた影は立ち並ぶ墓標の中に、ある]

(117) sen-jyu 2010/06/28(Mon) 17時半頃

【人】 奏者 セシル

[終わらなかった夜への救いは確かに存在した。
   けれど救われがたき執着が己が裡に一つ、


   消えることなくふつりと涌いて


血に赤黒く染まった白薔薇は、既に瑞々しさを失い枯れ果てて、
―――いずこからか吹き抜けた風にその花びらを散らした]

(118) sen-jyu 2010/06/28(Mon) 17時半頃

【人】 奏者 セシル



 [――――薔薇は沈む、深遠の果て]                                                 

(119) sen-jyu 2010/06/28(Mon) 17時半頃

【人】 奏者 セシル

[嗚呼、天上に還ることなどできはしない。
空は灰色に沈む――白でもなく黒でもなく、
正しくもなく悪しくもない世界、魂のひと時の拠り所。


    その白薔薇の花園には、鋭き棘の満ちてゆく。


咎人はやがて苦界に落ちて、いばらの責め苦を受けるであろう。
それに相応しき者は、もう1人――


――――救われがたき魂を抱いたまま、偽りの蒼穹を見上げた**]

(120) sen-jyu 2010/06/28(Mon) 17時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

sen-jyu 2010/06/28(Mon) 17時半頃


薬屋 サイラスは、本当に憎まれまくってる

nostal-GB 2010/06/28(Mon) 18時頃


良家の娘 グロリアは、ではまた後ほど。

Elizabeth 2010/06/28(Mon) 18時頃


【人】 薬屋 サイラス

>>81

[とりあえず、一錠飲み込んでしまって、動揺するけれども、
 じわりとあがってきたのは身体の熱さ…だけ。

 幻を視るまでにはいたらず、素直に飲めと言われて、うん、というわけはなかった。]

 ――…冗談ッ……

[下の口から、というのもハッタリと決め込んで、少し酩酊したけれども、その眸は目の前の男をまた睨んだ。]

>>77>>82
[だが、ヘクターに気をとられていて、来訪者にはまだ気づいていない。
 いや、確かに、少し、酔ってきているのかもしれない。自身の作った媚薬に。]

(121) nostal-GB 2010/06/28(Mon) 18時頃

薬屋 サイラスは、みんながちゃんとえぴろるする中、本当にすいませんと思いつつ。

nostal-GB 2010/06/28(Mon) 18時頃


【人】 執事見習い ロビン

黒い子猫が主人の夜着に爪を掛け、前足を引く。
夜着の繊維がぷつりと音を立て、猫の爪がその存在を主張した。

猫は常に気ままであった。
城の隅々を駆け回り、書庫に眠る本の隙間をすり抜けてはバサバサという音を生み出す。飾り棚の上に登ってじっと天井の一点を見つめ、じっと動かない時もある。時に日向でぼうっと過ごし、時に拷問道具の倉庫で眠り、城を我がもの顔で闊歩している。

外に出れば数時間は戻らないことも多く、帰還したと思えば口に蛇やら雀やらを咥えている時もある。その都度、にゃあと嬉しそうな声を上げ、城主にそれを「土産」として捧げるのが、猫の習慣となったようだ。

白薔薇の香りのする広間には微かな陽の光が射すこともあるらしく、黒猫はそこで眠るのがお気に入りだ。鞭のように尻尾をしならせ、すやすやと眠る姿は、まさに無防備そのものであった。

(122) leeha 2010/06/28(Mon) 18時頃

【人】 執事見習い ロビン

黒猫にとって城の生活は至極快適であったが、ひとつだけ不満があるらしい。どうやら城主に与えられた銀の首輪はお気に召さないらしく、時々にゃあにゃあと声を上げては首輪を外そうとするのだ。だが子猫の力でそれを外すことなどできるはずもなく、首輪は虚しく首の周りでくるくる旋回するだけであるのだが。

それでも奇妙な程に猫が寵愛されている理由は何だろうか。
猫は知る筈もない。まあ、知る必要がないのかもしれないが。

名前を呼ばれ手を差し伸べられれば、時に応じて、時に逃げる。その手に噛みつくこともしょっちゅうだ。猫は猫なのだ。それ以外の形をした生物の都合など、知る筈も無い。


白薔薇の香る広間で、黒猫はふわあと欠伸をして、全身をぷるぷると震わせている。遠くで城主が己の名を呼ぶのを聞き、今日はそちらに行ってやろうと足を向けた**

(123) leeha 2010/06/28(Mon) 18時頃

執事見習い ロビンは、それではまた後ほどノシ

leeha 2010/06/28(Mon) 18時半頃


花売り メアリーは、華やかな地獄ですわね**

dia 2010/06/28(Mon) 19時半頃


花売り メアリーは、華やかな地獄ですわね**

dia 2010/06/28(Mon) 19時半頃


水商売 ローズマリーは、花売り メアリーは可愛いなぁ、と和んでいる。

helmut 2010/06/28(Mon) 19時半頃


【人】 墓荒らし へクター

>>121

冗談のつもりだったとしても、そういう顔を見ると、本気にしたくなるぜ。

[耳元に囁いた時、背後に、翼のはばたきもなく現れたセシルを認め、半身をずらしてその視線を受ける。]


――ふうむ。
“見える” だけでなくて “呼べる” のか、ここだと。

[立ち上がり、サイラスの状況を隈無く示してやる。
 首筋の鍼だけは、もっと近づかなければ見えないだろうけれど。]

(124) enju 2010/06/28(Mon) 19時半頃

墓荒らし へクターは、来たばかりで難だが、夕飯だ。**

enju 2010/06/28(Mon) 19時半頃


【人】 奏者 セシル

>>123>>124

 ――…呼べる?なんのことです?

[薔薇が問えば、その答えは返るのか。
 戯びと知れば、それは少し呆れたように嘆息したが]

 壊れぬ程度でしたら、お好きなように。

[血とその花の香気だけを漂わせ、
 白薔薇はその青の眼差しを落とし、いまだ佇む]

(125) sen-jyu 2010/06/28(Mon) 20時頃

【人】 薬屋 サイラス

>>124

[それでも耳元で囁かれれば、目をぎゅっと閉じて熱い息を吐いた。
 半身離れたヘクターの身体を思わず追うような動きになってしまった。
 手足が動いていれば、きっと縋り付いていた。]

 ――…呼べる?

[その男が追う視線の先にやっと気がつく。]

(126) nostal-GB 2010/06/28(Mon) 20時頃

【人】 水商売 ローズマリー

― 娘が消えた或る日のお話 ―

[これは遠い過去。
Rosmarinus(海の泡)と消える運命の娘がいました。
けれど娘が悲嘆に暮れることはありません。
何故なら娘の傍には優しい幼馴染の兄妹が居たのですから。
二人の存在が娘の何よりの心の支えだったのです。

病弱だった娘にも望んだ幸せがありました。
それはささやかなもの。
それはありふれたもの。
大事な人たちと限りある時間を共に過ごす。

それは御伽噺の人魚が声を引き換えとして望んだこと。
娘には引き換えなど必要とせず其れを手にしていたから
少しも不幸などとは思いませんでした。

――そう。
娘は幼馴染の兄妹の笑顔を見ているだけで幸せだったのです]

(127) helmut 2010/06/28(Mon) 20時頃

【人】 水商売 ローズマリー

[白薔薇が咲き誇る庭園にはいつもと同じ光景。
幼馴染のサイモンが娘の隣に居りました。
彼の妹のメアリーは少し遠くで花を愛でているようでした。
サイモンは或る日、娘に小箱を差し出します。
開けば中には丁寧な細工の指輪が静かに輝いておりました]


 『───私のローズ。

         何があろうと私は君の傍にいるよ。

             ――これはその約束の証』


[はにかむように微笑むサイモンの言葉に娘は驚きました。
それはとても嬉しく、――そして哀しい申し出。
娘は自分が消えてしまった後の事を考えると
サイモンの申し出を受けることが出来ません。
これ以上彼の優しさに甘えてしまえば彼を苦しめることになる。
だから、娘は彼に首を振るのでした]

(128) helmut 2010/06/28(Mon) 20時頃

【人】 水商売 ローズマリー

 『君が頷いてくれるまで、私は待つよ。

   だからその時まで、これは君が持っていて――』


[手渡された小箱を娘はぎゅっと握り締め
漸くサイモンに頷き泣きそうな微笑みを向けました]


――…サイモン、ありがとう。
         でも、私は…………


[サイモンは娘の薔薇色のくちびるにそっと人差し指を宛て
ただあたたかな笑みを浮かべその先の言葉を優しく封じます]

(129) helmut 2010/06/28(Mon) 20時頃

【人】 水商売 ローズマリー

 『寂しがりな君が寂しがらずに済むように

        私がずっと君の傍にいる。だから――…』



[泣かないで、とサイモンは娘の目許を拭います。
サイモンはいつか娘が頷くと信じて疑いませんでした。
娘もまた彼の熱意に折れる日が来るだろうと感じておりました。

けれど――、
サイモンが言った『その時』が来ることはありませんでした。
何故なら娘はその夜に消えてしまったのですから。
何時か改めて返事を、と娘は思っていたのでしょう。
娘の部屋には小箱が大事にしまわれていたそうです**]

(130) helmut 2010/06/28(Mon) 20時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

helmut 2010/06/28(Mon) 20時頃


【人】 靴磨き トニー

――昼 尚昏い森の中――

[消えかけた古道を、茜色の髪を靡かせ女が征く。
霧に覆われた向こう、目指す先に深く濃い闇の気配を感じれば、首筋から胸元へと続く紋様に、さあっと宵闇の色が奔り、すぐに消えた]

 ――あいつは、もう私に気付いただろうな。
 
[強い魔の気配に女の身体は小さく震え、肩に掛けた猟銃がかたりと音を立てた。此処から先は魔の領域。進めば、もう戻ることはないかも知れない]
 
 あのときも、怖かったけど……。
 
[かつての臆病な少女は、過去に思いを馳せた]

(131) ひびの 2010/06/28(Mon) 20時半頃

【人】 靴磨き トニー

――回想――

[宴が終わり、城から逃げだして暗い森を越え、魔性の手から逃れても、少女の上に穏やかな眠りが訪れることは無かった。

例えば、嵐の夜。
吹き荒ぶ風の音は城に取り残された者達の呻きと代わり、
一人逃げ去った少女を責め苛んだ。

空に煌々と月が輝く晩。
丸い月は鮮血の赤を纏って「宴」から、
悪夢からは決して逃れられないのだと少女を見下ろし嘲笑った。

だから少女は大切な人の後を追うように魔物狩人となった。
いつか城主を討ち、あの人の仇を取れれば、きっとこの悪夢は醒めるだろう――そう信じた]

(132) ひびの 2010/06/28(Mon) 20時半頃

【人】 靴磨き トニー

[かの淑女から譲られた猟銃を供に、夜の眷属たちを討つべく、
少女は血と硝煙の匂いに抱かれ幾つもの夜を越える。

凍てつく夜に孤独な身体を温めてくれる者などなく、
あの人と同じ道を歩めども、その道行はどこまでも孤独なもの。

昏い闇の中、血と泥濘に塗れ、魔物たちと生命を掛けて踊り狂う間は、悪夢も寂しさも忘れることが出来たけれど。

ふとした瞬間に――命ハ 巡ル。マタ 会エル、――大切な人の最期の言葉を思い出して]

 
 ヘクター。――会いたいよ。


[あの夜から何度目になるか分からない涙が頬を濡らした]

(133) ひびの 2010/06/28(Mon) 20時半頃

【人】 靴磨き トニー

[それから十年の時が流れた。

あれから、どうやっても魔の城に辿り着くことは出来なかった。
仇を討つことも出来ずに悪夢に心を苛まれ、擦り切れそうになった女のもとに、差出人不明の一通の手紙が届いた。

封蝋に捺された薔薇の印に、忘れえぬ記憶の淵をまさぐられ、もどかしく封を切れば立ち上る、淫らがましくも艶めいた匂いはあの忌まわしき夜の主のもの。
招待状に記されていたのはただ一文]


"「宴」にて汝を待つ"


[半ば諦めかけていたところに届いた招きに、女の瞳が爛々と輝いた――]

(134) ひびの 2010/06/28(Mon) 20時半頃

【人】 靴磨き トニー

――再び、森の中――

 見られて、る?

[視線を感じて、霧の向こうに霞む城の尖塔を振り仰いだ。
いつの間にか空にはあの日と同じ紅い月が昇り、地にある者を睥睨する]

 そう言えば――。

[――まだ少女だったあの日。
魔物の血の紅玉のような瞳が、どうしようもなく綺麗に見えたことを覚えていたから。
悪夢が醒めないのは、本当に恐怖からだけかという疑問が今になって心を過ぎる]

 ――……もしかしたら、私の魂はもうどうしようもないくらい、
 あいつに囚われているのかも知れないね。

(135) ひびの 2010/06/28(Mon) 20時半頃

【人】 靴磨き トニー

[黒い薔薇の言葉に心乱されたこと。白い薔薇の言葉に背を押されたこと。
貴人から譲り渡された武器も、そして大切な人との絆でさえ――
全てがあの悪夢の城に、女を繋ぎ止めるために用意された軛ではないか――そんな予感すらして胸がざわめいたけれど。

それでも、首元を飾る古ぼけた人狼の牙を握り締めれば、胸に暖かいものが満ちて身体に力が漲るのを感じる]

 ……ねぇ、ヘクター知ってる?
 貴方が一緒にいてくれるなら、私には怖いものなんかないんだよ。

 ――さぁ、行こうか。

**

(136) ひびの 2010/06/28(Mon) 20時半頃

【人】 墓荒らし へクター

>>125 >>126

[サイラスの躯を楽々と掬い上げて、セシルの前へ連れてゆく。]

医者の不養生ってヤツかねぇ。
屋敷の外は管轄外などと冷たいことは云わないで、看護してやれよ。
そういうのは慣れてンだろ。

 
[歩み寄れば、佇むその姿が纏う血と薔薇の香りに、肌が疼く。]

――…おれの求めたもの――おまえが手に入れたのか。
 

(137) enju 2010/06/28(Mon) 21時頃

墓荒らし へクターは、今度は風呂いってくる。ハニー襲撃。**

enju 2010/06/28(Mon) 21時頃


薬屋 サイラスは、墓荒らし へクター・・・・・・それって、風呂一緒に入るってこと  か?( ノノ9

nostal-GB 2010/06/28(Mon) 21時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―黒猫―

[>>122黒猫は実に自由奔放であった。
閉ざされた城のなか、乱された書を片付けに行くのも
倒れた置物を直しにいくのも、吸血鬼の仕事
可笑しな話である]


 ……また、私に……か?
 狩りの仕方くらいは、知っていると言うのに
 嗚呼しかし、感謝するぞ。


[蛇を咥えて戻った猫を褒めて以来其れが習慣となった様子で
目前でつまみ上げ、喰らっては頭を撫でるのが城主の常となった。
広間には相変わらず白い薔薇の香りがする。
染み付いてしまったのだろう
この城に薔薇はもう存在しないと言うのに]

(138) Ayame 2010/06/28(Mon) 21時頃

【人】 水商売 ローズマリー

[――これは夢。
手を伸ばしても掴めぬ夢。
目を覚ませば消えてしまう儚いもの]

――…っ!

[空へと伸ばされた手は何も掴むことなく
ゆっくりと下ろされてゆく。
戻ってきた屋敷の自室の天井は
女に寂しさばかりを思い出させた]

……二人の声が聞きたいわ。
嗚呼、もし聞く力があったとしても……
私には語り掛けて貰う資格などないわね。

[白薔薇の庭園に佇む二人の墳墓を
憂いに満ちた翡翠が見詰めていた]

(139) helmut 2010/06/28(Mon) 21時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[屋敷と白薔薇の庭園には穏やかな日々が続いている。
広い屋敷は寂しくて時折誰かを招きたくなるけれど
女は誰も招く事なくただ静かに暮らしていた。

血を口にせずにいれば何時か命も尽きるだろうか。
たとえ口にせずともこれまでの罪が消えるわけではないと
わかってはいたけれど贖罪の念が女にそうさせていた。

或る日、女は風の噂を耳にする。
バイルシュミット家の令嬢が無事戻ったという話。
女は懐かしく思いペンを取った。

無事戻れて何よりだという喜びを綴り
貴女だけはもうあの城に戻らぬようにと願いを綴り
送り主の名だけを綴った簡素な手紙を鳥に託した。

あの日、中庭で慰めてくれた彼女が
再び惨劇の宴に迷い込まぬ事を女は密やかに祈っていた。]

(140) helmut 2010/06/28(Mon) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[銀の首輪がしゃら、と鳴る
其れは黒猫に誂えなおしたもの。
死闘の果てに漸く首に輪をつけた時のことを思い出す。
酷く憤慨した様子で、暫くは傍に近づくのを警戒していた。

其れも今となっては昔の話。
猫は気まぐれに傍へ近づき、足元にまとわりつく]


 ……構ってほしかったのだろう、ロビン
 散々放っておいたからな……おもうさま貪るが良い
 誰もお前を咎めはせぬぞ。


[ただ数年しかもたぬ生き物だと、知っている。
言葉のわからぬ獣
黒猫の添えた彩に、其れでも今は穏やかな時が流れていた**]

(141) Ayame 2010/06/28(Mon) 21時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[闇の帳が下りる頃――
女は一人白薔薇の庭園で時を過ごす。

ふ、と――優しい風が亜麻色の髪を攫う]


――……、……。


[懐かしさを感じ女の唇が無意識に名を紡いだ。
知らず女の頬には一筋の涙が零れた]

(142) helmut 2010/06/28(Mon) 21時半頃

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