人狼議事


17 吸血鬼の城

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小悪党 ドナルド! 今日がお前の命日だ!


……っ……

[「喰わせたくないのならお前が喰うと良い」咬まれたときの言葉を思い出す。城主にドナルドを咬ませるのは確かに嫌だ。だけど、かといって友人を吸血鬼になどさせたくない――]


 どうする、ベネット?
 ……そうだな

 お前が其の男にうまく血を分け与えられたなら
 イアンは逃がしてやっても良いが。


[唆す為の囁きは、酷く甘く]


……!?

[囁かれる、甘い誘惑。2人とも大切な友人で、どちらを選ぶこともできない。それに、約束など守るかどうかわからないではないか]

……それはつまり……ドナルドを眷族にしなければ、イアンさんも逃がすつもりはないと……そういうこと、ですか。

[漂ってくる甘い香りが 甘い 美味しそうな匂いが――喉が渇きを訴えている。ごく、と唾をのみこみ。そんなものでは渇きは癒えない]


 嗚呼、飲み込みの早い子だ。


[闇の底から湧く虚無
眷族の聲が其れを遮る。
城主は恐ろしくも妖しげな微笑を浮かべ、肯定を返す]


 お前のすべきことは一つ。
 ……わかるな、ベネット?

 ドナルドは永遠の生を得、イアンはここを無事に出る事が出来る。
 お前の望みどおりだろう?
 

[ドナルドは人としての生を失い
イアンとは恐らく二度と会う事も叶わなくなるだろうけれど]


[頭がぼーっとする。だけど眷族の、城主の声はしっかりと耳に届く]

……そんなの、僕の望みじゃ……――


[囁く声音は甘く
惑わせるように優しく語り掛ける]


 お前の望みは、二人無事でいきること
 ……そうではないか?


[まやかしと
何より傍で香る強い血の芳香
狂わせるに足る其れ等を前に、果たして何時まで我慢のきく事か]


 ローズマリー


[妹と呼び愛でていた娘へかける聲
海の泡と消えてしまうのだろう、そんな予感を胸に抱きながら
名を呼ぶ]


 お前も――食事に来るが良い。
 よもや、彼女らを逃がそうなどとは、言うまいな?

 同族喰いは、避けたい所だが。


[嘗て白薔薇達に迫った選択と、似ている気がした。
万一ひとの娘を助けたいと思うなら
代わりにその身を差し出せと。
さて、その後の話はまた後ほど語る事としよう]


 ――この世ならざる世界で――

[それは薔薇のかぐわしき香を漂わせ、
かつての薬売りが傍ら、
毒華のさいていようとも、躊躇うことなく歩み寄る。
白手袋を外せば、襟ぐり掴みあげて平手を一発、頬へ]


 ―――さて、あなたの為された所業の数々、

      どのように詫びていただきましょうか?




[ふと、気配を感じ、振り向くと、白薔薇。
 いや、白薔薇と呼ばれていた、かつての同胞というべきなのか。]

 セシル……

              ――?!

[そして、いきなり頬を張られ、しばし茫然と……。]

 ――……侘び?

[思い出すのは、なぜ、庇ったかと詰め寄られた記憶。]


[一度見遣れば、手袋をはめなおし]

ああ……
貴方はなにもわかってらっしゃらない。
何も知らずに、人をこれだけ好き勝手するとは対したものですね。

フロレスクの名で私を抉り、
血を吸った上に勝手に慰みを施して、
その上、私を勝手に生かした挙句、自分ばかりは自死も同然。
罪悪感の自己満足で亡くなられたのでしょう?

人を殺す罪と 人を生かす罪と 

ねえ、どちらが罪深いのでしょうね?




[茫然としたまま、彼の言い分を聞けば、段々と、表情は厳しいものになる。]

 ――……そんなつもりは……。
 生かす罪……だと?

[その言葉を聴いて、またしばし考え込む。]

 ――……君はやっぱり、死にたかったのか……?


[その問いかけに眇められていた眼差しを、
 投げやりに華やかなあの微笑みにかえれば]

 あなた、私の恥を暴かれておいて――
  今更そのようなことを問うのですか?

[白き薔薇は、その鈍感さに呆れたようなため息を]


花売り メアリーは、薬屋 サイラスさまを撫でた。分かりますわ・・・・

dia 2010/06/26(Sat) 09時頃


花売り メアリーは、メモを貼った。

dia 2010/06/26(Sat) 09時頃


花売り メアリーは、長老の孫 マーゴさまをぎゅむり。

dia 2010/06/26(Sat) 09時頃




[微笑みとため息に、目をそらす。
 彼がフロレスクとして、目覚めることをどこか期待していたのかもしれない。

 いや、その覚醒を男が見ることはなかったのだが…。]

 違う、恥を暴いたわけじゃ……。
 いや、でも、




               すまない。

[目は見ないまま]



[目をそらすのなら、その指先は頤へ]

 たとえ
 あなたがそんなつもではなくとも、なしたことは変わらない。

 
 それに
 だから、よいと……

 ―――吸血の快楽に浸された身の、私なら
 私にならなにをしてもよい、と思ったのでしょう?

[その双眸を青はどこまで追って]



[視線を感じて、チラと視線を戻す。
 貌を掴まれると、苦しげに呼気を整えようと…。]

 そんなことは……あのときは、自分は……

[そうあの時、吸血の魔族になったとき、
 自分からなかったもの、そしてあふれ出していたもの。
 それは、理性と、欲望と……。]

 ――……ッ

[認めざるえない感情にやはり目を伏せる。]

 そうだ、そうだな、
 自分は、君が………

            欲しかったんだ。

[最初に見た蒼穹、そして、フロレスクであるという事実。きっとその時から、彼には特別な感情があった。]



[目を伏せたそれからは、触れた手を離して、
 白薔薇は断罪者の如くそれを見下ろすように]


 ―――…なんて、罪深いこと。


 あなたはつまり、自分の欲望を魔の本性と挿げ替えて、
 己自身をも騙そうとしたのではありませんか。

[青はその眼差しを狭める]

 そのその事実から目を覆い、逃げたのでしょう?
 己の本心を認めたく、なくて。

[足元には広がるは、棘持つ白薔薇、漂う薔薇の香気]




[己さえも騙して、の言葉にはっとするけど、
 また眸を閉じて…]

 ――……

[否定はできず、でも肯定をできる強さもなく、
 ただうなだれた。]



[沈黙が返れども、
 白薔薇は容赦なく断罪の言葉を紡ぎ続ける]


 そして逃げ出したまま、命をも投げ出した。 
 あれはあなたが施したもの、なのでしょう?
 ――…責任でもとったつもりですか。


 さぞ、満足でしょうね。
 醜い己自身の欲望と向き合うことなく、綺麗に死ねたのですから。
 
 ――…あなた自身は、私にフロレスクたる汚辱と、
 己の浅ましさと、向き合うことを強いたというのに。




[白薔薇の呪うような言葉は止むことなく、
 逃げ道を塞ぐように己を責めてくる。

 否定はやはりできず…だからといってもう、為してしまった業にどう応えていいのかもわからない。]

 ――……そうだな。
 吸血鬼たる自分からも、逃げたかった。


[認めるといった口調で、深く深く息をついて、


 やっと、逃げてはいけないのだと、その眸に向き直った。]

 ――……で、君は私に何を?
 君の怒りをどうすればいい?

[じっと、乱れた髪の向こうから彼を見つめる。]



[揺らがぬ白薔薇とて裁く立場になどあろうはずがない。
 けれどその言の葉は止まず]

 己の欺瞞もお認めなさい。
 ――…本当に、救いがたいこと。


[しばらくして、その沈んだ色が向き直れば、
 向けられる問いに、ただ、問いを返して]


 赦されたいですか?
  ―――それとも、償いたいとでも?


[そして自らの言葉に微笑う。
後者もまた罪悪感よりの欺瞞に過ぎないだろう、と蔑むように]



[白薔薇は開放しないとでもいうように問いを問いで返して……。

 そして、赦されたいか、償いたいか、と訊いてくる。]

 赦されるのか?
 ましてや、償えるのか?

 君は私をどうしたい?
 私は君に何ができる?



 いや、きっと、何もできない。

 だが、一つ確かなことがある。

 これだけ言われてもなお、私は君を……救いたいとも思う。

[まさに欺瞞……。]



[それは噴き出すように笑って]

 ははッ っく……

    ――……ああ あぁ……

[白薔薇が胸の薔薇を手にすれば
 その棘持つ枝葉が、目の前の者を打たんと振り下ろされる]

 なんという傲慢、欺瞞。
 あなたの罪悪感に付き合えとでも?
 そんなものあなたの自己満足でしかないでしょう。

 だいいち、
 何も出来ない者がどのように私を救うというのですか?

[静かな怒りの滲む眼差しが、見据えて]



[笑う白薔薇、振り下ろされる白薔薇、
 それが貌を打って、目の下に引っかき傷を作った。
 じわり、と染み出す赤い色。
 瞬時は目を伏せたけど、それでもまた開いて……。]

 そうだ。
 自己満足で、欺瞞かもしれない。

[打ち下ろされた白薔薇を拾い上げる。]

 でも、放っておけない。

[白薔薇を眺め、その棘に指を押し当てる。
 指先は切れて、やはり赤いものが滲む。]

 薔薇は、棘が痛い。だけど、


                  美しい。



[染み出す赤に打ち捨てられた薔薇を男が拾う、
 清廉な純白を侵す1滴の あか ]

 ――それは、

        今度は私に――
        憐れみでも施すおつもりですか?



 あの、娘に与えたように。

[気高き白薔薇の棘が、
 男の指先を傷つけるをただ目を狭めて、見る]




 ――………。

[憐れみを施す……その言葉は、また心のやわらかいところに刺さる。

 どうすればいいのか  わからない。



 きっと、このまま抱きしめたとしても、
 彼は、なお、閉じこもるだけじゃないだろうか。]

 ――……君に与えられるものはあるのだろうか。
 いや、それを考えるのも欺瞞なのか?



[それでも白薔薇を打ち捨てない。**]




 沈黙は肯定なのでしょう。
 ―――実に愚かな偽善、ですこと。
 
 憐れみだけでも赦しがたいというのに、
 ましてや唯一ならざるものをこの私に――。
 
[気高き白薔薇は、
 その自尊心を害すことを、許さず]


 何故、私に与えたいなどというのです。
 ―――傲慢な。


[偽りを許さぬ、青はただ静か**]


[何を言っても、態度が崩れない。
 段々と、本当にどうしていいかわからなくなる。

 いっそ、放っておけばいいのか、と、思うけど、
 それだけができなくて……。


 なぜだ、と考えて……。
 またその姿を見て……。]

 ――……そうですね。
 君に何か与えてあげよう、とか、無理かもしれない。
 だけど……。

[そこまで言いつつ、言葉に詰まる。]



[与える、その言葉に眉根を顰め、
 迷うような沈黙と揺れる視線に、苛立ちをまた誘われる]



 理由も言えぬとは、
 つまらないこと―――己の意思もないのですか。

 はっきり仰いなさい。
 いまだ己の浅はかさを認めがたいのですか。

[白き薔薇は飽いたように眼差しを流す]




 ――…だから、憐れみとか、そういう気持ちじゃないんだ。

[そして、はっきり…といわれ、向き直り……。]

 憐れみじゃない、
 護ったのも、そして、君に、あんなことをしたのも。



 私は、君を……。


               愛してるから。



[白薔薇は重たげに、
その睫毛を瞬かせながらゆるやかに首を傾いだ]

 ――……ああ、

     ああ、なんて都合のよい言葉。


[男を覗き込む白薔薇の双眸は濡れて]

 あなたはただの欲望に、
 そのような名を付けるのですね。
    ―――よいでしょう、ならばそれが違う、と。


   証明して差し上げればよいのでしょう?


[両の腕は男の首に絡められて、薔薇は微笑む]




[白薔薇の手が首に絡んで…
 そうか、絞めるのかと思った。]

 ――…ただの、欲望じゃな  い。

[否定の言葉を絡みつく前に吐き出して……。
 そのまま、濡れた眸を見た。



 そう、
 瞬時に護ったのも、最初に欲しくなってしまったのも…もうそれしか理由が浮かばなかった。]



[絡んだ指先、一度だけ力が込められると
その指先は掠めるように這わせながら背へとまわされた]


 ――お黙りなさい。


[白き薔薇の口唇、口付けは甘く
 されど情欲を煽るみだらなもの――離れて、吐息を零せば]

[消えない憎悪、それはただ欲望に踊らされるを暴かれたが切欠――男自身はそれをごまかしているというのに。それは同属ゆえの嫌悪にも似て]

 
 ならば、あなたも貴方の言葉を証明なさい。

      ……私は貴方の浅ましい姿が見たいのです。


              [薔薇はその執着の名を知らず]




[その指先は首に食い込むが、すぐに離れ、悩ましげに身体をすべって…

 その指先を目が追った時、口唇が濡れる。]

 セシ……

[黙れといわれて、でも黙る意思の前にそれは塞がれて……目は一瞬見開かれる。]

 ――……

[そのまま、抵抗などするわけもなく……。]




[証明しろといわれて、目を細める。
 もう二度、戯れた躯。離れた口唇をまた追いかけて、押し当てた。]

 ――……

[沈黙は肯定。
 そういわれるまま、無言で……。




              欲望の牙を見せて…。**]


[不意に城主の聲が響きます。
呼ばれた名は私が人であった頃の響き。
私のローズ、と慈しんで呉れた名残は感じられません。
感傷的になっていた心が冷静になってゆくのを感じました]

私はドナルドの血を頂いたばかり。
今は渇きなどありません。

貴方はもう私に興味などないのでしょう?
貴方の寂しさ、私には埋められないのですよね。

愛しいお兄様……
私に時間と慈悲を与えて呉れてありがとう。
――…お別れ、です。

[客人の事には触れず、
必要とされなくなった私は幸せを願った魔性に
別れを告げたのでした]


花売り メアリーは、水商売 ローズマリーに抱きついた。

dia 2010/06/26(Sat) 22時半頃


花売り メアリーは、水商売 ローズマリーねえさまを撫でた。

dia 2010/06/26(Sat) 23時半頃



[追いかける口唇が重なる、
それはかつての官能の記憶を呼び覚ます。
冷たい熱が甘く溶けて重なりゆけば、薔薇の香は漂う]


[布を噛んで押さえ、手袋を外す、
   その指先は男の胸元を弄り――触れたのは刻印
  がりと爪を立てる 欲望が迫る 目元だけで微笑えめば]


  ――――……ん、  ぁあ……



 [咥えた手袋は落ちる]


[白き薔薇はその執着の名を知らず、
されど男に標した刻印は決して消えることはない]



[甘美なる地獄に、救いがたき魂がふたつ 

  行為を愛と呼ぶ者 行為を欲と呼ぶ者

    薔薇の褥に、艶やかなため息は、零れる――**]


花売り メアリーは、ほよん。

dia 2010/06/28(Mon) 00時頃


花売り メアリーは、本屋 ベネットをなでた。

dia 2010/06/28(Mon) 01時頃


花売り メアリーは、水商売 ローズマリーねえさま、それは当然思い出しますものね☆>>-891 **

dia 2010/06/28(Mon) 03時頃


【人】 花売り メアリー







  [かたちなきものの行く末を、
    


     神ならぬ身の たれが一体知りえましょうや?]

(86) dia 2010/06/28(Mon) 11時半頃

【人】 花売り メアリー


 Selig sind die Toten,
     die in dem Herrn sterben,


    [ ─── 幸いなるかな──… ]

 

(87) dia 2010/06/28(Mon) 11時半頃

【人】 花売り メアリー

 [今際の際に、遠のく意識を包み込んだは、
  噎せ返るような白薔薇の馨。

  黄昏の城に咲き誇った魔の花の香は、ひととき、



    ──遠く懐かき、白薔薇の園を映し出します。]

(88) dia 2010/06/28(Mon) 11時半頃

【人】 花売り メアリー


サイモン、兄さま…?

   『…私の、大切な──…』

マリーねえさま…。

   『──どうか、幸せに──…』


ねえさま…


     どうして、ないてるの…?




[夢に響くは、遠き慟哭。>>5:185

(89) dia 2010/06/28(Mon) 11時半頃

【人】 花売り メアリー



   [ ── 白き薔薇の花弁が、舞い落ちる ── ]

 

(90) dia 2010/06/28(Mon) 11時半頃

【人】 花売り メアリー

『ごめんなさい……』

    『ごめんなさい……』


[繰り返される謝罪の声に、少女は首をかしげます。
髪に挿したのは、柔らかな薔薇の花。>>5:156

ふうわり、風に仄かに香ります。]


マリーねえさま…、


  …どこか、いたいの…?


[そ…っと指を伸ばすは、幼い少女の淡い幻影。]

(91) dia 2010/06/28(Mon) 11時半頃

【人】 花売り メアリー

[けれども、伸ばした指先に触れるのは、
 亜麻色の乙女の髪に──では、なく、

   葬列の乙女の、優しき祈りに── >>4:+39



   ──…あぁ…



[穢れなき乙女の祈りが、
 死の恐れを、その痛みを、優しく包み込んで、

  "現在"(いま)の記憶を呼び覚まします。




    ─── 天上の音楽の如くに、慈悲深く。 ]

(92) dia 2010/06/28(Mon) 11時半頃

【人】 花売り メアリー


───…。

[栗色の睫が、ふと震え──
 しずかに、はしばみ色の双眸が見開きました。]


(わたくしは──)


[意識が──或いは、"たましい"と呼ばれるものが、でしょうか。
 ゆるりと、覚醒を果たします。]



    ( わたくしは…、…死んだの、ね…? )



[風無き灰の世界の中に、ふわりと真紅の花が翻ります。]

(93) dia 2010/06/28(Mon) 11時半頃

【人】 花売り メアリー

[開いたはしばみの瞳が映し出すのは、灰の世界。

 なれど。

 二重写しのように見えるのは、心を残したかの黄昏の城。





    ──その、一室。]

(94) dia 2010/06/28(Mon) 11時半頃

【人】 花売り メアリー

  『…私がそれを奪ってしまった……』

[嘆きのさまは、かつての"ヒト"であった彼女のよう。]

  『──…目を開けて、…』


[骸へ手向けられたのは、かの銀の羽根。>>5:201

それへ目を瞠って、思わず栗色の髪に指が触れます。
すると、かつん。と爪に当たるは、花の飾りでは、なく──、]


──…ああ。


[懐かしき、銀細工の羽根飾り。
 握らされた筈の羽根の飾りは、いつしか冥界にあって、
 わたくしの髪を、しずかに彩っていたようでした。]

(95) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー


    ──…マリーねえさま…。

 
[かつて、兄が愛した"海の泡"
うつくしく懐かしき、Rosmarin.


 記憶をとり戻せしことは、嬉しいこと──





          であった、はず なのに。]

(96) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー




     … マリー、ねえさま…?



   [何故、こんなにも くるしいのでしょう。]
 

(97) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

花売り メアリーは、水商売 ローズマリーの翡翠の瞳から零れる雫に息を詰めて──、

dia 2010/06/28(Mon) 12時頃


【人】 花売り メアリー


──…ねえさま、マリーねえさま。


[死者の声は届かない。
 …いいえ或いは、この意識すら既に、幻影であるのやも知れません。]



 …ねえさまは、このお城で幸せだったの 、…?


[それは、怖れていた問い。
 口に出せなかったのは、──我儘な想い。]

(98) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー

(もうひとには、きっと戻れない)(…嘘)

     (──記憶など、ない方が幸せなの?)

(ひとに戻せるかも、知れないわ)(記憶はきっと、苦しめる)



   (… … でも… …)



  ( わたしたちを、 おもいだし て … )



        (──…どうか、しあわせに。)


[ひとりに向けた、矛盾を孕む"ねがいごと"]

(99) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー

[ごめんなさい。と、儚き声は灰の薄闇へと掻き消されて。

 ふと横を見上げれば、いつの間にでしょう。
 兄の幻影が、同じく城を見つめているようでありました。]


サイモン兄さま…?




 わたくしは──…。

   わたくしたちは、間違えていた、の──…?

(100) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー

[暗い色の瞳へと、縋るように問い掛けます。

 問いにこたえは、かえらないまま。

 沈黙と共に、哀しき城を見つめる兄の瞳は、
 ひどく、穏やかな光を湛えているようでした。]


────…。

[沈黙。
 やがて視線を降ろした兄は、ゆるく首を振ったのです。]

(101) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー

[──或いは。

 これはすべて、わたくしの見たひとときの夢。
 慰めを求めて迷いしこころの、儚き幻影。

  ───それでも、




   遺した想いは、真実であったのだ、と──…]

(102) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー

[ひとの想いを、たれが断罪し得ましょうや。

 或いは間違えていたのでしょう。
 或いは正しかったのでしょう。


 ───けれど、そのこたえを返せるひとに、




  死者のこえは、もはや届かず、]

(103) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー


────…。


[ただ、風が吹き渡ります。

 黄昏の城、儚き葬送の乙女が散りし塔の上に、
 魔の血を受けて死んだ者等の墓標の上に、


 風は森を抜け、とある屋敷へと至り───

 白薔薇の庭へと吹きぬけるのです。>>68

(104) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー

[天上の白薔薇がかつて住まいし、部屋の一隅。
 古びたペンと一冊の書が、小さな棚に並んでいます。


 …はらり。


 セピアに染まる部屋の中、忘れ去られた手記のページが、
 音なき風に揺れていました。**]

(105) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

dia 2010/06/28(Mon) 12時頃


 ――…何処へなりと、好きに行くが良い
 お前は……自由だ。


[低く暗い音
彼女の聲に漏らした音
興味が無いと
埋められぬと
其れは城主自身にもわからぬ事
答えは其れだけしか返せなかった]


 
 私の愛しいローズは――泡と消えた
 そう、思う事にしよう。
 お前の墓は作らぬ。


[ざわ、と風が森を騒がせる。
何時しか霧は弱く薄く
魔の結界はとけて消えた。
喰らってしまうぞと脅しにも屈する事の無かった彼女は
何処まで行くのだろう
もう人には戻れぬ其の姿で。
霧の先を見通す事は、出来ない]


 この黄昏の向こうは……別世界
 あの者とて、数十年か数百年もすれば戻ってくるだろう

 此処より先に
 ひとの住処には我等は立ち入れぬ。
 我等が城に、人が足を踏み入れられぬと同じように

 永遠を願うひとと、終幕を求める魔と
 決して双方が相容れることなど、無いのだ


 ベネット
 私の大事な息子よ

 外を眺めるのは、止めてしまえ。
 黄昏の色も周囲を再び閉ざす霧も
 我が力続く限り、永遠に変わる事など無いのだから


 この城にいる限りは
 お前を怯えさせている魔物狩人も
 獣たちも
 誰もお前を傷つけることは出来ぬ。


 ――そう、私以外には……な


花売り メアリーは、華やかな地獄ですわね**

dia 2010/06/28(Mon) 19時半頃


花売り メアリーは、華やかな地獄ですわね**

dia 2010/06/28(Mon) 19時半頃


――…私の望みは『自由』ではなかった。
けれど、後悔はしていません。

これは私が望んだ事だから。


[兄と慕った魔性の聲は女の耳には届かない。
それでも時折女は語り掛けるように独り言ちる]


ねぇ、お兄様――…
貴方の『望み』は叶いましたか……?
貴方は今、しあわせですか……?


花売り メアリーは、水商売 ローズマリーを抱きしめました。ありがとう…!

dia 2010/06/28(Mon) 22時頃


花売り メアリーは、ランタン職人 ヴェスパタインの銀糸にキスをしました。

dia 2010/06/28(Mon) 22時頃


花売り メアリーは、閉幕前に戻れたいわ**

dia 2010/06/28(Mon) 22時頃



[薔薇は微笑った、男の愚かさに]

 ――嗚呼、  ああ……

    実に、実に愚かしいことですね。


  それが貴方の語る 愛 なのですか。


[声をあげて薔薇は哂えば]


  ―――欺瞞もここまで限度を越えれば、笑うしかありませんね。


[いばらは伝う、男の躯を。
  白き薔薇の怒りはそれを止められず――]

[その青い双眸は濡れていたのけれど]


  ――――…もう、よいでしょう。
    あなたの欺瞞は、聞き飽きました。

[そのいばらはやがては男の魂を砕くだろう**]


花売り メアリーは、ずさっと間に合いましたの!

dia 2010/06/28(Mon) 23時頃


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