人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 靴磨き トニー

 さて、……次は、と。

[猟銃を枕の下に隠し、窓から外を見下ろした。
飛び降りるには高さが有り過ぎるようで、
まさか、影に脱出用にロープを調達させるわけにもいかない]

 何とか城内を通らずに済ませたかったけど……仕方ないか。

[逃走経路を吟味するべく、中庭へと向かった]

(99) 2010/06/25(Fri) 02時半頃

 私は言ったぞ?
 「早く此方へ戻って来い」と。
 お前は
 私よりもあの娘を選んだ。
 
 事実は消えぬ。


[僅かな呟きを耳に受け
気だるげな溜息を零す]


 汚名返上したければ、我が望みを叶えて来る事だな。



 お褒めいただき嬉う存じます。
 ……旦那様、私はもっと己の魔を深くしたいのです。



 深く、深く。

 忘れてしまえるように。

[それが唯一つの絶望を忘れる縁。
白薔薇は憂いのため息をひとつ]


[自分に血を分け与えた吸血鬼の言葉に、血がざわつく。咬み付きたい、飲み干したい、今すぐにと。
続けて聞こえる白薔薇の言葉に冷や汗が流れる。体が震える。我を忘れて噛み付いてしまえば加減もできない。そうなって、本当に命を奪ってしまったら]

……間違えなければ……

[頭の中でぐるぐるとその言葉ばかりが回り続ける]


 嗚呼、ならば後で私室へ来ると良い
 直接にこの血を循環させてやろう。

 下らぬ世迷い事など、全て消し去るほどに与えてやる。


[憂いを帯びた溜息を零す白薔薇へ
己の領域へ踏み入ることを許す。
未だ決心のつかぬ様子の眷族へは、後押しするように
薄く笑みを零した]
 

 あまりに乾きに囚われ続けると
 血だけを求め続ける……
 理性の飛んだ、人の言うただの化け物に変じるやもしれんぞ?


――……ッ


[城主の指摘に息を飲む。
確かにあの時、彼女を選んだ。
言い訳など出来るはずもなく。

ふ、と過るのは諦めにも似た色]


[眷属が呟く声には微笑う気配]


 ――……旦那様、


[その許可の言葉に、白薔薇の声音は震えて、
今しがた、女の呟きに乱れた心が、ただ闇の救いを求める]

 とても……とても、
 ありがたく、存じます――…


靴磨き トニーは、中庭を城門へと向けて、歩き出した**

2010/06/25(Fri) 03時頃


 嗚呼


[在り難いと
震えた声音に、城主は柔かに囁く]


 お前が望むままに、与えよう
 人との境から飛び立てる魔の翼を。

 ……部屋で待っている**


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 03時頃


[蝕む絶望は深く]


  翼を、

   ――私にお与え下さい、旦那様。


[こんなにも求めたことなどなかった。
それは、救いを求める祈りにも似て非なる。
白薔薇には宵闇の他、縋るべきものはない。]


 嗚呼、お前の
 望むままに――…私の愛しい白き薔薇


[薄い微笑みを口元に湛え、薔薇の香を其の腕で包む]

 
 堕ちた天使に与えてやろう
 私と同じ
 闇の翼を


[甘い囁きは、呪縛でもあり解放でもある。
やがて彼が意識を飛ばすと、城主は窓辺に向かい空を見上げた。
霧の立ち込めた其処からは、蒼天など見えるはずも無い**]


[呪いのような甘き囁き、
幾度も聞いた彼女への言葉が、今は己に向けられる]

 ――……、旦那様……

[昂揚に思考を霞ませたまま、白薔薇は不思議そうに首を傾いだ。
未だそこに残る枷のしゃらりと鳴る]


 ………同じ、翼を

[白薔薇は天上が色を映したその双眸を滲ませて、
嬉しげに微笑み、まどろみの中へと耽溺すれば――己が目覚めの時を待つ]


[御伽噺の正しい道筋。
そんな終焉は訪れない。
白薔薇の囁きを思い出し眉を寄せる]


私達は間違ってしまった。

何処から運命の歯車が
狂ってしまっていたのかしら。


[小さな呟きは深い闇に溶けた**]


 愚かな情など捨てるが良い、同胞達よ
 ……お前たちは最早ひとではない
 同じものを見る事など叶わぬ

 
[淡い微笑みを白の薔薇に見る。
意識が戻るまえ、耳の傍で戯れに囁くこえ**]


 ひとの思う幸せとやらは
 我等には訪れぬ。
 我等は我等の歯車があろう。
 
 間違えたと言うならば、其れは私に見初められた事と思え。


[白薔薇は恐らく初めて人を憎んだ。

信仰と祈りを礎となし、善美を求めたその心の博愛、
それは生ける者に区別なく平等に齎されるべきもの。

無為なる日々の中、罪を犯しながら己のあり方を捨てられぬ。
自死に至らなかったのは、己の本質に染み付いた嫌悪より。
既に信仰も祈りも失くしたのだから、形だけ戒律に沿うても意味などないとわかっているのに――そう、どこかで捨てきれぬ何かがあった。それが己の血ゆえかどうかは、知らない。

罪深き優しさ。案ずることも優しく接することも、それはそのように造られているのだから当たり前のことなのだ。本質を失った紅茶のように、優しいだけの欺瞞。

けれど、白薔薇は初めて人を憎んだ。]


[そして憎しみという糧は白薔薇を生かした。
対象が失われれば行き場のない感情だけが残った。

―――ただ、それだけのこと]


 
 
[漂うは虚無感。
女はただ静かに聲に耳を傾けるのみ――]
 


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 20時半頃


【人】 靴磨き トニー

――回想 自室―― 

(隠しておいたつもりで、取り上げられたら元も子もないしなぁ。
 ……やっぱり、持ってった方がいいかな)

[枕の下に隠した猟銃を引っ張り出し、背中に担いで上からショールを被る]

 これで、大丈夫……と。

[その場でとん、と飛び跳ね肩を回す。
銃が動きの邪魔にならないことを確認し部屋を出る]

(153) 2010/06/25(Fri) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

――城門前―― 

[石畳の上を音を立てぬよう慎重に歩く。
中庭を抜け城門に至れば、霧の中に人影が見えた。

そっと様子を覗い見れば、寄り添うように佇む
亜麻色の髪の魔物と隻眼の男の姿]

(ドナルドさん、……だめだよ) 

[二人の睦言のような会話が風に乗り、少女の耳に落ちた]

(155) 2010/06/25(Fri) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

――城門前―― 

[城主の妹に感づかれ、已む無く紅い月の下に姿を晒す。
二人の表情を交互に眺め、言葉を探せば、微かな笑みを浮かべた翡翠に問われ]

 ……本当に此処から出られないのか、確かめに。
 
[震える声で、それでも瞳じっと見つめて答えた]

 ――…あ。

[また、紋様がぞわりと熱を持った。
霧の中、目の前の城主の妹とは異なる、深く濃い闇の気配が此方を訪おうとしていることに気付いた] 

(165) 2010/06/25(Fri) 21時半頃

【人】 靴磨き トニー

[霧の中、此方に歩み寄る魔性の気配に押され、思わず後ずさる。
いつでも駆け出せるよう、足に力を溜め目を凝らせば
薄らと見えたのは白薔薇の影]

 セシル、さん……?

[その瞳に輝くのは青。
けれど、かつての高い空のような見守るような優しさは失われて]

(172) 2010/06/25(Fri) 22時頃

【人】 靴磨き トニー

 ……貴方、本物のセシルさん、なの?

[弄るように距離を詰めてくる魔性の容は、
少女の知るセシルと変わらなかったけれど]

 ううん。……違う。
 本当に、魔物になっちゃったんだね。

[自分をネズミと呼び、蔑むような眼差しには
ヘクターの埋葬を知ったときに浮かんだ和らぎなどはなく]

(……逃げなくちゃ)

[紋様のざわめきなど既に聞くまでもない。
目の前に立つの白薔薇は自分を殺しに来たのだと理解すれば、
青い瞳に心を射られ、恐怖に足が竦んだ]

(184) 2010/06/25(Fri) 22時半頃

[遠く最上階にありながら、
届かぬはずの声を聞き、薄く囁きを零す]


 優しくして欲しいのか?

 ――…此処に居れば、
 本能に抗わずに生きてさえ居れば
 私はお前を傍に置き、愛でよう。
 立派な吸血鬼に育ててやろうぞ。

 この闇の城で咲き誇るといい。
 血縁を喰らった吸血鬼の、傍らで。


【人】 靴磨き トニー

[セシル――白薔薇の視線が不意に外される。
魔物の視線が切れたことで僅かに圧迫感が緩み、竦んだ足に力が戻るが、今度は背中側から黒薔薇の声が聞こえて]

(逃げなきゃ……。
 逃げないと、殺される。でも、どうやって?)

[躊躇う内に痩せぎすな首筋に手が伸ばされ]

 いやっ!!

[人狼の牙を握り締め、白い手袋目掛けて振り下ろした]

(191) 2010/06/25(Fri) 22時半頃

……やっぱり筒抜けなんですか。

[むっとした声で囁き返す]

……。

[もう人間に戻れないことは分かっている。それでも、自分はどうするべきなのか――未だに答えを出せず]


 お前は私と血を分かつもの。
 何処で何をしていようと……手に取るようにわかるぞ?


[其れはドナルドが扉を開くタイミングにあわせて]


 ――…さあ。
 何も悩むことなど、無いだろう

 お前は最早人にあらず。

 本能のままに、貪り喰らうが良い。
 ひとの情など、捨ててしまえ。


[其の後で、あの薔薇のように苦しいと泣き叫び縋り付いて来るならば、其の記憶まで喰らってやっても良い。
思えども未だ口にはせず、揺れる心情を見つめている]


 どうした……
 お前まで私の命に背くのでは、あるまいな?

 其れを我が眷族に。
 
 お前が喰らわぬなら、私が――…


[ベネットへ
追い討ちをかける聲]


【人】 靴磨き トニー

[白薔薇の手から流れる血が、少女の顔に降りかかり、
視界の端を赤く染めた]

 あ、あぁ……。っ……。

[恐怖にかたかたと身体を震わせながら、よろよろと二歩三歩後ずさり、転がるように闇雲に走り出した]

(203) 2010/06/25(Fri) 23時頃

ドナルドを、眷族に……?

[声に怯えと、恐怖の入り混じる。友人を、自分の手で吸血鬼にしろというのか。怒りがこみ上げてくる]

……嫌だ。誰が貴方なんかの言うことを聞くもんか。


 お前がせぬのなら、私が直接手を下すまで。
 彼の行く末はもう決まっている。

 ならば、せめて
 お前の手で生かせて遣るが良いだろう。

 そのために、お前に血を分け与えたのだからな?


【人】 靴磨き トニー

[背後に黒薔薇の哂い声が高く響いた。
白薔薇が追いかけて来るのか否か、振り返り確かめることなど出来ない]

 ……やだ、こわい。……こわいよ。

[恐怖から逃れようと霧の中を駆け出した。
その道はかつて、魔物狩人がまだ幼かった頃、
城を出ようと懸命に走り抜けた道であることを少女は知らない]

(208) 2010/06/25(Fri) 23時頃

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