人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 花売り メアリー


    ──…マリーねえさま…。

 
[かつて、兄が愛した"海の泡"
うつくしく懐かしき、Rosmarin.


 記憶をとり戻せしことは、嬉しいこと──





          であった、はず なのに。]

(96) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー




     … マリー、ねえさま…?



   [何故、こんなにも くるしいのでしょう。]
 

(97) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

花売り メアリーは、水商売 ローズマリーの翡翠の瞳から零れる雫に息を詰めて──、

dia 2010/06/28(Mon) 12時頃


【人】 花売り メアリー


──…ねえさま、マリーねえさま。


[死者の声は届かない。
 …いいえ或いは、この意識すら既に、幻影であるのやも知れません。]



 …ねえさまは、このお城で幸せだったの 、…?


[それは、怖れていた問い。
 口に出せなかったのは、──我儘な想い。]

(98) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー

(もうひとには、きっと戻れない)(…嘘)

     (──記憶など、ない方が幸せなの?)

(ひとに戻せるかも、知れないわ)(記憶はきっと、苦しめる)



   (… … でも… …)



  ( わたしたちを、 おもいだし て … )



        (──…どうか、しあわせに。)


[ひとりに向けた、矛盾を孕む"ねがいごと"]

(99) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー

[ごめんなさい。と、儚き声は灰の薄闇へと掻き消されて。

 ふと横を見上げれば、いつの間にでしょう。
 兄の幻影が、同じく城を見つめているようでありました。]


サイモン兄さま…?




 わたくしは──…。

   わたくしたちは、間違えていた、の──…?

(100) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー

[暗い色の瞳へと、縋るように問い掛けます。

 問いにこたえは、かえらないまま。

 沈黙と共に、哀しき城を見つめる兄の瞳は、
 ひどく、穏やかな光を湛えているようでした。]


────…。

[沈黙。
 やがて視線を降ろした兄は、ゆるく首を振ったのです。]

(101) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー

[──或いは。

 これはすべて、わたくしの見たひとときの夢。
 慰めを求めて迷いしこころの、儚き幻影。

  ───それでも、




   遺した想いは、真実であったのだ、と──…]

(102) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー

[ひとの想いを、たれが断罪し得ましょうや。

 或いは間違えていたのでしょう。
 或いは正しかったのでしょう。


 ───けれど、そのこたえを返せるひとに、




  死者のこえは、もはや届かず、]

(103) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー


────…。


[ただ、風が吹き渡ります。

 黄昏の城、儚き葬送の乙女が散りし塔の上に、
 魔の血を受けて死んだ者等の墓標の上に、


 風は森を抜け、とある屋敷へと至り───

 白薔薇の庭へと吹きぬけるのです。>>68

(104) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【人】 花売り メアリー

[天上の白薔薇がかつて住まいし、部屋の一隅。
 古びたペンと一冊の書が、小さな棚に並んでいます。


 …はらり。


 セピアに染まる部屋の中、忘れ去られた手記のページが、
 音なき風に揺れていました。**]

(105) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【独】 花売り メアリー

終わり ました!

マリーねえさまと、白薔薇さまとマーゴさまに愛とか諸々お返し、しつつ。
>>92のアンカーミスった。 >>5:+39でしたね( ノノ)

なんでここだけ、4にしちゃっただろうw

(-905) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

【独】 花売り メアリー

最後のあれは、セシルさんの>>-189から。
頂きました、折角なので置いときました…!!!

もっと諸々入れ込みたかった気がしたけれども、しかたない。
これで墓からの心残りは、果たせましたの。

あんしんして、離れますのよ。**

(-906) dia 2010/06/28(Mon) 12時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

dia 2010/06/28(Mon) 12時頃


【独】 墓荒らし へクター

/*
おおう、ベネットとメアリーのエピロール来たw

籠の鳥なベネットは城主に愛されてそうだなぁ。
これだから「宴」は止められない的な出会い。

メアリーのほろほろと落ちてくる感じの文章もこう、絵入りの大きな古いおとぎ話を読んでいるようで趣深いねぇ。
想いで綴る物語は佳いなぁ。

(-907) enju 2010/06/28(Mon) 12時半頃

【独】 墓荒らし へクター

/*
にまにましなから、ハニーと昼飯&お買い物デートに行ってくるわ。

また夕方になー**

(-908) enju 2010/06/28(Mon) 12時半頃

【独】 水商売 ローズマリー

/*
ベネットはさびしんぼのお兄様と末永く仲良くね!
父と呼ばれてお兄様が一気に老け込んだ頭の中。
危険、危険だわ。

(-909) helmut 2010/06/28(Mon) 13時頃

【独】 水商売 ローズマリー

/*
メアリーは何これ切ない。
この深い愛に何が返せるだろうか。
でぃあさんの拾い力はぱない、なぁ。
素敵な物語をありがとう。

(-910) helmut 2010/06/28(Mon) 13時頃

【独】 水商売 ローズマリー

/*
暫く余韻に浸っていましょう。
ごろごろ**

(-911) helmut 2010/06/28(Mon) 13時頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ――…何処へなりと、好きに行くが良い
 お前は……自由だ。


[低く暗い音
>>*34彼女の聲に漏らした音
興味が無いと
埋められぬと
其れは城主自身にもわからぬ事
答えは其れだけしか返せなかった]

(*37) Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 
 私の愛しいローズは――泡と消えた
 そう、思う事にしよう。
 お前の墓は作らぬ。


[ざわ、と風が森を騒がせる。
何時しか霧は弱く薄く
魔の結界はとけて消えた。
喰らってしまうぞと脅しにも屈する事の無かった彼女は
何処まで行くのだろう
もう人には戻れぬ其の姿で。
霧の先を見通す事は、出来ない]

(*38) Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ひとり、またひとり
この手の指の間から逃れていく人間。
歩み寄る>>57>>55同族たちに、視線を向けることもなく
城主はゆっくりと首を振った]


 ……暫し、休む。
 

[疲れたような声音。
霧となり身を移した先は城門の前。
妹だった彼女の背はもう、見えなかった。
地に咲く染まった薔薇を、拾い上げる
思った以上に軽く、其れがまた
城主の胸にしこりを生んだ]

(106) Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 お前も――…外へ行きたいとでも、言うのか?
 愚かな。


[朽ちた薔薇は墓場へと埋葬される。
隣に眠るのは、つかの間の眷族――薬師だった男の墓
墓石の前に立ち、城主は墓石に白のワインを垂れ流した]


 永劫其処で暮らすが良い。
 私の白き薔薇


[並ぶ墓標は眷族達のもの。
死してなお、城主と共にあるようにと
其れは執着の証
其れは孤独の証]

(107) Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

――それから――

[最上階、城主の私室
黒き薔薇の投げ込まれた暖炉
傍らでまどろむのは、先日ベネットが拾ってきた黒毛の子猫。
城のあちらこちらと歩き回る其の姿は、彼の慰めになっているのかもしれないと思う。
血を交えるたび染まる髪はもうすっかり城主と同じ銀に変じていて、地を染めた瞳もまた色素を失ってしまったようだった。

あれが父上と呼ぶようになったのは、大分前。
嫌がらせの心算だったのかもしれないが
ひとの家族の真似事でもする気かと、軽く受け流した。
そのうち改める機会もなく、今ではすっかり定着しているよう]

(108) Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[喉の渇きを覚え、時を止めた同族の元へと向かう。
父上と呼ぶ彼に微笑みを浮かべながら、
影にワインを持ち寄らせた。
この城に白のワインはもう無い。
紅い液体がグラスの中で揺れるのを目を細めて見遣る。
時は移り逝く。
ひとの従者はもう居らず、薔薇は散り
妹と呼んだ同胞は泡と消え、同属にした男は去っていった。
新たに迎えた息子は日々仇だった己と共に有ることに馴染んでいく。
変わらないのは、城主だけ]

(109) Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 この黄昏の向こうは……別世界
 あの者とて、数十年か数百年もすれば戻ってくるだろう

 此処より先に
 ひとの住処には我等は立ち入れぬ。
 我等が城に、人が足を踏み入れられぬと同じように

 永遠を願うひとと、終幕を求める魔と
 決して双方が相容れることなど、無いのだ

(*39) Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃

【赤】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ベネット
 私の大事な息子よ

 外を眺めるのは、止めてしまえ。
 黄昏の色も周囲を再び閉ざす霧も
 我が力続く限り、永遠に変わる事など無いのだから


 この城にいる限りは
 お前を怯えさせている魔物狩人も
 獣たちも
 誰もお前を傷つけることは出来ぬ。


 ――そう、私以外には……な

(*40) Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 さあ、食事にしよう。
 ――――…喉が、渇いただろう?


[グラスを傾けると、唇の端を朱が流れる。
首筋を伝い鎖骨に溜まる其れを見せつけながら城主は
彼等を招き入れた時と変わらぬ
妖艶な笑みを浮かべてみせるのだった**]

(110) Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃


【独】 ランタン職人 ヴェスパタイン

書きながら寂しくなってきた(しゅん

……べねともまた
どっかいっちゃうかもとおもってて
城主は内心いろいろあるようです。
恐怖で縛り付けておくのだぜ**

(-912) Ayame 2010/06/28(Mon) 14時半頃

【独】 水商売 ローズマリー

/*
暑い中おつかいから戻ってきたらロールが!
お兄様ーーーっ!と叫んでおきます。

トーニャちゃんと一緒にお城乗り込んで
お兄様と相打ちするのも美味しいかと思った。
孤独を終わらせてあげる、という
とても偽善的で自己満足な理由なので
可能性の薄い未来だとは思うけれど。
お兄様はべねとといちゃいちゃしてればいいのよ!**

(-913) helmut 2010/06/28(Mon) 15時頃

【独】 薬屋 サイラス

/*

でも、ベネットが傍にいてくれてよかったね!と思う、思った。


いや、中身があやめさんだからは、ちょっとだけw

(-914) nostal-GB 2010/06/28(Mon) 15時頃

【独】 小悪党 ドナルド

epロルラッシュ!
俺も落とすぜ!

(-915) birdman 2010/06/28(Mon) 15時頃

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