人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 執事見習い ロビン

―城内・廊下―

[一歩を踏み出す度に、靴の音が鳴り、銀の首輪が軽やかに歌う。澄み切った氷の青はある一点を見つめ、眼鏡の間にある鼻は、血の臭いを嗅ぎ分ける。]

――…ああ。今宵はひどく愉快だ。

我はヒト、彼は眷属。
その壁は越えられぬ、その壁は越えられぬ。

ならば永遠の隔たりの中に己が身を投じよう――…

[2本のダガーを廊下に捨て、男は惹き付けられるように、ある場所へと向かう。]

(16) leeha 2010/06/25(Fri) 23時半頃

【人】 靴磨き トニー

 ……貴方は、セシルさん、だよね。

[血に赤く染まった薔薇に振り返る。
白薔薇の瞳に蒼穹の青が揺れるならば、静かに近付いて]

 一緒に行こう。
 ヘクターだって、望んでるはずだよ。

[そっと手を差し伸べた]

(17) ひびの 2010/06/25(Fri) 23時半頃

【人】 本屋 ベネット

>>15
[あの日 咬まれたあの日に体温などなくなった筈なのに、吐く息が熱い。]

……喉が、渇いた……

[ぽつりと洩らし。抱きとめていたドナルドの体を扉に押し付ける。頭の中に城主の声が、響いている――「その男を、眷族に……」]

……っ。

[頭に乗せられた手。其処から流れ出る紅。強い強い、甘い香り。本能が理性に勝る――ドナルドの首筋に顔を埋める。牙が皮膚の下の紅を求めて突き刺さる――]

(18) gakuhara 2010/06/26(Sat) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

[はっと気がついたときには大分友人の血を飲んでしまった後のようで。慌てふためいて抱えなおす。]

……ど、ドナルド……?ドナルド!

[まだ、生きている。だけど、このままでは、死んでしまう。
城主の声と、イアンの声。二つの声を思い出す。「ドナルドを眷族に」「死ななくて、よかった」泣きそうに顔をゆがめ――殺さない方法はそれしかないと、今度は喰うのではなく分け与えるために、その首筋に噛み付く]

(19) gakuhara 2010/06/26(Sat) 00時頃

【人】 奏者 セシル


 ――あぁ……、

[差し伸べられる手、
ずっと望んでいたものを齎された気がした。

けれど魔の血を取り入れすぎたその躯に、
残された血は僅か、思うようには動かない]

 ――……、

[指先はいちど、掠めて、落ちる]

[屑折れそうになりながら、白薔薇は微笑んで。
――望むのは、少女がその門を無事に越えてゆく姿、
それが見たいのだ、と――震える唇は、音なく言葉を紡ぐ、


                  いきなさい――と] 

(20) sen-jyu 2010/06/26(Sat) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―最上階―
[朱に染まり散っていく白薔薇の、気配が遠く薄く消えていく。
哀れな小さいネズミは、そうあのときの少年と同じだ
同じ言葉
同じ――――]

 
 其れは、やがて朽ち逝く魔だろうに

 …………何処へなりと、逃げるが良い
 幼き子供
 ただひとり、その小さな身ひとつを持って


[再びう時、同じ結末が用意されているのか
其れとも
ただもう、この城に白い薔薇が咲く事は無い。
新たな墓標が必要だろうと、窓の下へ視線を落とす]

(21) Ayame 2010/06/26(Sat) 00時頃

【人】 執事見習い ロビン

―最上階へ―

[最上階、城主の部屋へと続く階段は、永遠に続く螺旋階段のようでもあり、牢獄に続く一本道のようでもある。靴音を鳴らして歩くのは、己の来訪を主に告げる為でもある。]

――…旦那様。失礼致します。

[恭しい言葉と共に、城主の部屋へと続く扉の前に立った。]

(22) leeha 2010/06/26(Sat) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―私室―
[もぞり
影がざわめく。
扉の向こうから聞こえる靴音を察し、
従者の声がかかった其の直後
内側から其の重厚な扉はゆっくりと開く]


 ――…何用だ、黒薔薇?


[身を窓縁に預け、振り返る。
淡く届く月明かりを浴びながら、薄く笑った]

(23) Ayame 2010/06/26(Sat) 00時頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>18
[吐息が、首筋にかかる。
ただそれだけなのに生娘のように背筋がぞくりと反応する。顔が赤らむ。]

ふ、…ぁ?なんつっ
…!? がはっ げほ
[絞り出した声音は強い力で扉に押さえられ途切れる。
そして首筋に感じた痛みと、それに続く快楽。

意識が朦朧とするなかで、とうとう死ねるのだと誰かが嬉しそうに告げた。
よくよく聞いたら自分の声。
友が生きるために必要ならばこのまま死んでもいいかと男も思った。しかし]

(24) birdman 2010/06/26(Sat) 00時頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>19
[薄まる片目の視界に映るのは泣きそうな表情で男の名を呼ぶ友人の姿。
そして再びの首筋に感触。

先ほどとは違う、何かが入り込んでくるような感触に声を上げて。
そして腕を持ち上げる。それだけのことなのに全体力を必要とする行程に、目指した友の頭に手を置くころには疲れ果てて。]

…ばか、なんで泣きそうなんだよ?
[そう言って最後に笑いかけると意識を手放した。
男が目覚めるのは、ほんの僅かな時間を置いてから]

(25) birdman 2010/06/26(Sat) 00時頃

【人】 執事見習い ロビン

―城主の私室―

[淡く届く月明かりを背に浴びる城主の、妖艶にして儚い姿に、一瞬だけ目を細める。そして、再び彼は従者の仮面を被った。]

もう既にご存じかと思われますが。
――…ほどなくして「白薔薇」が散りゆきます。

元より薔薇は対なるもの。
その均衡は守られなければなりません。
尤も、「白薔薇」が眷属となった時から、その歯車は狂い、永遠にそれが戻ることはございません。

ですが――…「均衡そのもの」を戻すことは、できましょう。

[城主の目を、凍てつく氷の青で真っ直ぐに見つめる。]

(26) leeha 2010/06/26(Sat) 00時半頃

【人】 靴磨き トニー

[差し伸べた手に、伸ばされた指先が、僅かに触れて落ちる。

あぁ、と小さく声をあげれば
穏やかな微笑みと、蒼穹の青に浮かぶどこか満足したような相が見えたから。
行を共にすることを不可能と知り]


 ――さよなら。


[白薔薇に別れの言葉を告げ、
振り返ることなく、少女は走り去った]

(27) ひびの 2010/06/26(Sat) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 嗚呼……此処から、視ていた。


[>>26白薔薇と、対なる黒薔薇の口から紡がれる言の葉
城主の口元が僅かに歪む]


 この私に
 お前を、散らせと?

(28) Ayame 2010/06/26(Sat) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

>>26

[そのような戯言は、全て嘘。

 ――ただひとつの望みを叶える為についた、嘘。]

(29) leeha 2010/06/26(Sat) 00時半頃

【人】 本屋 ベネット

はぁっ、はあっ……

[いつの間にか目尻に浮かんでいた涙を袖で拭く。上手くいったのだろうか。ドナルドには、生きてほしい――
いや。ヒトとしては、殺した。自分が、この牙で……その事実に体が震える。頭に置かれた手を取り、頬を寄せ。友人が目覚めるのを信じてただ待つしかない]

(30) gakuhara 2010/06/26(Sat) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

>>28
左様にございます。

私の血をもって、宴の終焉を。
私の死をもって、新たなる眷属を迎え入れる祝祭を。

この私の血がそれに敵うなど、考えるだけでもおこがましいですが――どうか私の血を、お使いくださいませ。

[祈るような姿勢で、城主の元に跪いた。]

(31) leeha 2010/06/26(Sat) 00時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

Ayame 2010/06/26(Sat) 00時半頃


【人】 奏者 セシル

[それはかつて望んだ光景]
[祈りの中で夢見た出来事]


  ―――…… 、


[青ざめた死の影の浮かぶ、
その目蓋が閉ざされる今際の瞬間まで、

天上の青は、闇の果てへ消えてゆく小さな背中を見つめていた**]

(32) sen-jyu 2010/06/26(Sat) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[幾百年生きようとも、ひとの心だけは
恐らくこの先も永遠に解する事は無いのだろう]


 其れがお前の望みか、黒き薔薇よ。


[頭を垂れる長身の男を見下ろす。
薄く開いた唇から、鋭い牙を覗かせて]


 ――…よかろう
 ならば


[深紅の絨毯の上膝を折り、両肩に手をかける。
銀の髪がヴェールのように広がった]

(33) Ayame 2010/06/26(Sat) 00時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

leeha 2010/06/26(Sat) 00時半頃


良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

Elizabeth 2010/06/26(Sat) 00時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

>>30

ん、……。
[近くで友人が待っていることも知らず
男は死んで、そして生きた。

指先がピクリと動き、数秒遅れて片目が開く。
眠たげな目をして上体を起こした。外見は全く変わりない姿のまま、ベネットをじっと見つめた。
かつて初めてあった時のような冷めた目で。]

誰だ、お前。

(34) birdman 2010/06/26(Sat) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

>>33
――…はい。
それが私の…まごうことなき、望みにございます。

[神秘的に広がる銀糸が己の視界を封じてゆく。
 顔を上げ、眩しそうに目を細めながら、ゆっくりとその首筋を伸ばした。

 どくりと心臓の音が鳴る。
 熱と、昂揚。

 ――死という名の悦楽が、今、己の頭上に降り注ぐ。]

(35) leeha 2010/06/26(Sat) 00時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

gakuhara 2010/06/26(Sat) 00時半頃


【人】 本屋 ベネット

>>34
[指先がピクリと動けば閉じていた目をはっと開け。此方を見る友人の名前を呼び――]

ドナルド、僕――……え?

[目を見開く。誰だと。今、彼はそう言ったか]

(36) gakuhara 2010/06/26(Sat) 00時半頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

helmut 2010/06/26(Sat) 00時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ――…叶えてやろう
 お前に、この世で至上の悦楽を


[露にされた首筋に、薄い唇を寄せる。
黒薔薇を城へ迎え入れてより初めての行為
脈打つ筋に牙を突きたてた。

ゆっくりと時間をかけて飲み干すのは
グラスに注いだ冷えた血ではない
温かな生を感じる濃厚な――――]

(37) Ayame 2010/06/26(Sat) 00時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

birdman 2010/06/26(Sat) 01時頃


墓荒らし へクターは、メモを貼った。

enju 2010/06/26(Sat) 01時頃


【人】 小悪党 ドナルド

>>36

[煩わしげに首を振り立ち上がろうとしたが
失った血液はまだ完全には戻っておらず、失敗に終わる]

だから、誰って聞いてんだけど。

…ああ、ベネットか。合わせ鏡の間で血をいれた。
[だろ?と言いたげに顔をみて。
今の男の記憶は過去の吸血鬼の記憶が変わりに溢れていて。男自身の記憶は底の方に埋没している]

(38) birdman 2010/06/26(Sat) 01時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

Ayame 2010/06/26(Sat) 01時頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

birdman 2010/06/26(Sat) 01時頃


【人】 執事見習い ロビン

悦楽を。死の恍惚を。どうか――…

[鍛え上げられた男の首筋に、城主の鋭い牙が刺さった。城主の牙は肩の筋肉を捕らえ、手は黒薔薇の動きの一切を封じる。]

………っ!

[血管や神経、そして肉を抉るような痛みと痺れの感触が強く走る。手足の指先から血の気が失われ、四肢や内臓からも徐々に血が奪われてゆくのが「分かる」。]

は……あ、ッ……

[口から漏れ出るのは、肉体から生命が漏れ出てゆくことを示す喘ぎ声と、熱い吐息。びくびくと指先は震え、絨毯を這う皮膚から触覚が消える。]

[やがて脳の血が少しずつ奪われ、視界がぐらぐらと揺れる。音も少しずつ聞こえなくなってくる。それから、空気の味もしない。]

[全身の血と感覚が奪われているにもかかわらず――男の下劣な性癖を示す男根だけは、黒いスラックスの下で、無遠慮にびくびくと暴れている。]

(39) leeha 2010/06/26(Sat) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[何時もの食事よりも時間をかけた。
終わるのが惜しいと思ったのは、記憶にある限り初めての事で
熱い吐息が耳朶を擽るたび、城主もまた頬を染め
身の内に暴れる愉悦に歓喜の溜息を漏らした]

 
 ――…私の……ロビン


[睦言のように名を呼ぶ頃には、彼の意識は薄れ始めていた。
肩を掴んでいた右の手が、存在を誇示する怒張へと伸びる]

(40) Ayame 2010/06/26(Sat) 01時頃

【人】 本屋 ベネット

>>38
え、え。何を……言って……

[ドナルドは、自分が合わせ鏡の間で咬まれたことを知らないはずだ。何が起こっているかわからない。ただ、確実なことはドナルドは今、自分のことを知らない。もしかしたら永遠に忘れたままかもしれない。つ、と涙が流れる。]

これは……罰、なのかな……あはは……

[自嘲気味に笑って。ドナルドの血を飲んだことで変色した銀の髪がさらさらと揺れる。がらがらと、音を立てて世界が崩れた気がした]

2度も抑えきれずに本能に任せて噛み付いて……そうだよ、なんだ……拒絶しなくても、僕は……とっくにバケモノじゃないか……

(41) gakuhara 2010/06/26(Sat) 01時頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

Elizabeth 2010/06/26(Sat) 01時頃


【人】 靴磨き トニー

[紅い月の下、小さな身体が葉脈のようにめぐる蔦を足がかりに高い城壁を登る。一歩、また一歩と。慎重に手足を動かし、長い時間を掛けて、漸く城壁を乗り越えるけれど]

 ――……。

[視界は深い霧に閉ざされ、此処が魔物の棲家の外なのかどうか分からない。 
不安に駆られたまま立ち竦んでいれば、やがて一陣の風が吹き、厚く垂れ込めた霧のヴェールを押し開く]

 わぁ……。

[空に輝く零れんばかりの満月の眩しさに、少女は目を細める。

月は白々として、地にあるものを静かに照らしていた。
小さな背中に柔らかな月光を受け、何かに導かれるように、少女は森の向こうへと歩き出した――**]

(42) ひびの 2010/06/26(Sat) 01時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

sen-jyu 2010/06/26(Sat) 01時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

nostal-GB 2010/06/26(Sat) 01時頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

ひびの 2010/06/26(Sat) 01時頃


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

helmut 2010/06/26(Sat) 01時頃


【人】 執事見習い ロビン

>>40
[城主が纏う衣に、手を掛ける。
 縋り、掻き毟るような動きをもって。

 肉に突き立った痛みは筋肉の上に広がり、組織を砕いてゆく。額の上には珠のような汗が滲み、歯をギリギリと食いしばって痛みに「堪える」。

 城主に無様に縋る己の手が、視界に入る。
 先ほどまでの色は失われ、青白く鈍い色をしている。血管が収縮し、血の量が足りなくなっていることも分かる。]

くっ……あ、あ……!

[生物として藻掻く。
 だが、その藻掻きが堪らなく愉快だ。
 生きている。生きている。己が「死」を迎えるその瞬間まで、この肉体は生きているのだ。]

旦那、さま…… !
いけません、そんな汚いものに触れられては……っ!

[脆弱にして貪欲な肉の塊に、城主の手が添えられた。それは予想外だったのか、羞恥と悦びが入り交じった男の「言葉にならぬ声」が、城主の私室に響き渡る。]

(43) leeha 2010/06/26(Sat) 01時頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>38
[混乱するベネットに、男も何を言っているんだと言いたげな表情をして。
しかし、何か面白いものだと判断して膝の上に肘をつきニヤニヤと眺める。それはいつもの人の悪い笑い。

気紛れに手を伸ばし、ベネットの銀髪を引っ張り口付けを落とす]

バケモノだなんだと楽しそうだな。
俺もバケモノだぜ、お前が血をくれたから。
[一層楽しそうに笑う]

(44) birdman 2010/06/26(Sat) 01時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

nostal-GB 2010/06/26(Sat) 01時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

sen-jyu 2010/06/26(Sat) 01時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―最上階―

 ずっと……是が欲しかったのだろう?


[闇色の夜着に縋る手
肌の色が少しずつ変わっていく。
食いしばった口元から毀れる掠れた悲鳴
ぞくぞくと背筋に走るものを感じた]


 構わぬ
 ……さあ、私に身を任せ――逝くが良い


[再び牙を宛がい、黒い薔薇を散らしていく。
完全に其の身が動きを止め崩れ落ちるまで、
城主は最後の一滴までも貪り尽くすのだった]

(45) Ayame 2010/06/26(Sat) 01時頃

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