54 CERが降り続く戦場
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気を使うなんてそんな! 違うわ、私が心配なの!
ただ、勝手に心配して、
ただ、勝手に不安になっただけなの
だって数え切れないほどお世話になったわ
たくさん助けてもらったわ
まだ私、何一つお礼、できてないもの
[でも、続いた言葉にきょとんとした声を、ひとつ返したわ。]
……私が、強く…?
[ミスティアが何を思っているか、私には解らない。解らないけど――、彼女の言葉をただ聴いて、ずっと変わらないという言葉に、ただ。]
ずっとだからね
…約束よ、ミスティア…
へへ、いつもどおりの目覚めを
私も一緒に待つんだから
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キミは……わかった。
[その言葉に、何らかの「覚悟」を感じ取った。 ミスティアに向ける言葉は非常に端的だった。 しかし、言葉以上に雄弁なのは彼女に向けて立てた親指。]
この《雨》の中体力は使いたくはないが。 加速装置《Oklahoma》BOOMER,SOONER起動!! えぇい!行くぞキミたち!!
[ブーツからキィィィィと音がする。 殿から全員を押すようにして加速。]
(155) 2011/06/14(Tue) 22時半頃
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…何をする気だ!?お前…
[ミスティアが自分達の前に立ったのを見て少々驚いた。悪魔達は眠りに絡み取られ、動きが鈍る。だがそれ以上に驚いたのは]
…複合集積されし星々の叡智の殿堂《セラエノ・パビリオン》が!? 三重構造の次元防護壁《ヘルメストリスメギストス》だけでない、絶対たる封鎖空時《グレイプニル》や三千神霊障《ツァバトトライタウゼンタル》も展開してあったのに! もう少し持つと思っていたんだがな…!
[誰も見た事のないような焦りがその貌に浮かんだのが見えたかもしれない]
確かにお前を引きとめている余裕はなさそうだ… 一気に距離を詰めるか!
[そう言うと、『槍』を構えた
(156) 2011/06/14(Tue) 22時半頃
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お礼か…ふふ…。
ありがとう。
でも、それならこっそり返して、何か言われたときに『返しましたよ』って言うのよ?
そうじゃないと『これが礼? なるほど、そんなジョークもあるのだな』なんて言われかねないから。
[くすくすと、おかしそうに笑う]
えぇ、ずっと。
今までもこれからも…ね。
[微かに感じる罪悪感は…『一緒』には待ってあげられないであろうことを、なんとなく察しているからだろうか]
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この『槍』は運命を紡ぎ断ち切る槍。 鍵の半分にして、人知の及ばぬ力を誇るもの。 この槍は世界構造より時空の歪みを断ち割ろう!
[その言葉と共に『槍』を振りおろすと、目の前の空間が瓦礫のように崩れ、冥獄魔天楼《ハデスタルタロス》の直前であることを示す濃密な闇が目前に広がった]
行くぞ、この中だ!
[ミスティアを一度だけ振り返った後、闇の中へ向けて声をかけた]
(157) 2011/06/14(Tue) 22時半頃
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ヤニクは、『秩序もとめし者達』をこっそりと夢の力で癒している
2011/06/14(Tue) 22時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/14(Tue) 22時半頃
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[私はフィリッパの言葉>>157にコクリとうなずきながら、オスカー>>154へと答える]
えぇ、嘗てないくらいヤバイわね。 …でも大丈夫、アナタたちなら絶対上手くやれるわ。 なんたって…
[…ふふ、まさか、私がこんなことを言う日が来るなんて…]
(158) 2011/06/14(Tue) 22時半頃
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完全にパーフェクトな私達がついてるんだから!
[…ねぇ、ヤニク?]
(159) 2011/06/14(Tue) 22時半頃
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[HEROのブーツが加速の唸りを上げ、凄まじい速度で一行が奥へ奥へと進む。 時には、悪魔を捌く必要すら無く遥か後方に置き去りにもする]
――この闇……! 皆気を付けて!もうすぐだよ!!
[目前の空間が崩れ、濃密な闇が辺りを覆う。 だが、先の方には以前、更に濃密な闇と、先程からずっと感じている、神聖に思える気《アウラ》が感じ取れる。
もうすぐ、目的地《封印地》だ――! そう思った刹那]
(160) 2011/06/14(Tue) 22時半頃
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ううううっ
それは確かに言われそう…
でもさ
なんだかんだで、受け取ってくれそうよね
ヤニクさん
優しいもの
[おかしそうに笑う声に、楽しげな笑い声をかえした]
うん…
[今はまだ何にも気付かない。
今気付いたら、きっと私は。]
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ミリオン・ゼブルリット ≪- 囀る幾兆の闇蠅軍 -≫
(161) 2011/06/14(Tue) 22時半頃
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[ ウワァアンッ! ]
[墨を撒き散らされたかの様に一行に襲い掛かる『ソレ』。 『ソレ』は、その一匹一匹が微弱ながらも≪闇≫を携えた、その数数えきれない程の。
――『蠅』だ]
………っ……!! 熾せ――熾天領域《セダヴィックフィールド》!
[カァッ!] [熾気を注ぎ、領域は更にその聖なる気を『結界』と為す。 一行の周囲で、数多の『蠅』が弾け飛び、辺り一面に漆黒の煙がぶしゅわあ!と噴き出す]
(162) 2011/06/14(Tue) 22時半頃
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≪- くけ……秩序《ルール》の豪華なる『餌』が。 『救い』を求めて食卓に並ぶ……くけ…… -≫
[津波が引く様に、闇の『蠅』が引っ込むその深奥から澱む耳障りな聲。 ――奥に感じる、確かに≪闇≫に属さぬ、清浄な気《アウラ》を放つ何かの前に立ち塞がるのは。 まるで王冠を被った巨大な『蠅』の主。
底知れぬ堕気を纏う、冥府の大公爵《グランデューク》]
(163) 2011/06/14(Tue) 22時半頃
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―――"お休みなさい。 『夢』潰えるまでの束の間の安息を。"
[悪魔達が『夢』>>146により眠らされる。 HIRO>>155による加速。 超上位種《エルダーロード》>>157による早道。 順調に進む様子にゆったりと腕を組むと少しばかり思案し。]
―――"挨拶のひとつもするべきかな。"
[パチン、と指を鳴らす。 冥府の大公爵《グランデューク》>>163が一行の前に立ちふさがるのはそれと同時であった――!]
(164) 2011/06/14(Tue) 22時半頃
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……その≪闇≫を神にまで届かせる冥府の『四闇皇子』…… 『驕慢皇子』、蠅皇帝《ベルゼブブ》か……
≪- ………くけ…… -≫
[立ち塞がるは、冥府でも十本指に入ろうかと言う超大悪魔。 中でも『四闇皇子』とは、無価値、慟哭、驕慢、滅亡、の異名を冠する、《冥王》に次ぐ魔界の覇者だ。
待ち構えていたかのようなその出現に、微かに身構えを取るか]
……僕が相手をする。
[自分一人で大丈夫かもしれない、と。 槍真は皆に振り返り、そう言ってから『弓』を『槍』へと転じさせる]
(165) 2011/06/14(Tue) 22時半頃
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ー 記憶の跡地で −
[複合集積されし星々の叡智の殿堂《セラエノ・パビリオン》は獣から言わせれば既に廃屋と化していた。
その中で夢見人から受けたダメージを一休みしながら癒す。
グルグルと喉を鳴らしながら、夜の翼が再生する気配を感じ取る>>113]
あの子悪魔も案外神経質だな。
[ふわあ、とまた欠伸を噛み殺した後、身体をゆっくりと起こし幾重にも護られていた筈のパビリオンから何の障害も無く、出て行く。
厳重に守られたパビリオンを内包していたイクスペリヤに、やはり妨げを知らぬように姿を現す]
……オモチャ一つ残っていないか…。
[悠然と命の無くなった地に歩を進める。 歩く度に踏み締めたその場所は消滅し、次元は灼かれる灰燼となりイクスペリヤそのものが消滅しようとしていた]
(166) 2011/06/14(Tue) 22時半頃
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[>>158>>159ヤニクさんお決まりのせりふを、ミスティアが言う。 私は気付いていない。まだ気付いていない。
声は離れていても聞こえるけれど、存在を確認できるのは今しかない。 私はミスティアに一度、ぎゅう!っと抱きついて、すぐに離れ、駆け出した。]
ミスティアっ 『約束』だからねっっ!!
[彼女の姿をその目に焼き付けた後、私たちは物語のように加速する!]
きゃあっ!?
[>>155後ろから押されるようなブーストがかかり、その加速は物理的だ。 けれど見えてくる―― あれが、目的地! 濃密な闇の中、その時!]
(167) 2011/06/14(Tue) 22時半頃
|
/*
オスカー1人で世界がピンチwww
ところで、ピッパって、今どこにいるの??
|
!?
[突然ぎゅっと抱きしめられて、かぶっていた紅いフードが脱げる]
ちょ…アリス…!?
[これほど誰かの体温を間近に感じたのはあまり経験がなくて、私は辺にどぎまぎしてしまった。 そして、彼女の言葉>>167に少しだけ…そう、彼女がこちらに背を向けたのを確認してから、さびしい笑みを浮かべた]
えぇ…『約束』ね…。
[そして私達は、闇の中へと飛び込んだ]
(168) 2011/06/14(Tue) 22時半頃
|
/*
というか、何故勝手に戦闘が始まっているのかと。
いや、どうしようかなーと長考に入っちゃったのは申し訳なかったけどwww
ピッパ達が来るなら、戦闘かなあ。笛はどうするのだろう。
|
[獣はもう一度欠伸をする。
超上位種《エルダーロード》がいれば頭から喰ってやろうか位は思っていたが、見当たらなければ仕方ない。
漆黒の霧が再び獣から店主の姿へと殻を作る]
さて…。
Need と言い、ヤニクとか言った《夢》といい…。 子悪魔が気になってるようだから…。 見物でもして来るか。
[今度こそ面白いものが見れるだろうと期待して…。
夜の翼の侵入を許したイクスペリヤ全体を漆黒の霧で包む。
そして…超上位種《エルダーロード》の集いし地は…永遠に消える事になる]
(169) 2011/06/14(Tue) 23時頃
|
|
[>>163>>164立ちふさがるのは蝿の王! その”力”が行使された時、わずかに胸元の紫色《シノイロ》の宝石《ネガイ》が光を放つ。
何かを―― その力を、誰が使ったものなのかを。
教えようとしてくれるように。 ゆるくその宝石に触れて…]
何…っ? ――っきゃ!
[>>162ぶわっとあふれる黒に、虹色の防御壁を周囲に展開させる!皆は大丈夫だろうか?]
(170) 2011/06/14(Tue) 23時頃
|
/*
迷い0だから戦闘に全力投球してんじゃないか?
笛を封印した墓毎壊しそうだけどな、この勢い。
そしておっちゃんはネル様天狼様合同バトル見物ツアーへ。
|
[バサッッッ…漆黒の翼は再び羽ばたいた]
(171) 2011/06/14(Tue) 23時頃
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|
へえ……なかなかに頼もしいな。
時間が許せば見物していきたいところだが、生憎とそうはいかないのが辛いかな。
[《封印地》の目前、蠅皇帝《ベルゼブブ》を前にして1人でも大丈夫と宣言する槍間に軽く笑った。虹色の結界で包まれる。自分の『盾』も強力ではあるが、元はグロリアの持ち分。『槍』のように自在に扱える自信まではないのだ]
(172) 2011/06/14(Tue) 23時頃
|
/*
相変わらず、容赦がないよね。
封印した墓ごと壊せばいいのよ。いっそ。
正直、ストーリー上、助けてとは言ったけど、本人に助けてもらう気ないものwww
|
[相手をすると言った柊先輩へと視線をむける。]
先輩、でも
[>>172見物していく時間もないというフィリッパさんの言葉に、口元をぎゅっと閉じた。 迷ってる時間すらないのかもしれない! でも!
柊先輩に向けるのは心配そうなもの。]
(173) 2011/06/14(Tue) 23時頃
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|
―――"丁重に、お出迎えしてあげてね。"
[音の無い命令《コエ》は蠅皇帝《ベルゼブブ》に絡みつくように囁きかける。 今までの命令《ウタ》よりもずっと近くで発せられた"声"。 溢れ返る堕気に紛れる事も無い清浄な気《アウラ》と共に、それは一行の耳にも届いたか。]
―――"秩序求める者に粛清を。"
[その"声"は紛れもなく彼らが知っていた半神半魔《ネル》のもの。]
(174) 2011/06/14(Tue) 23時頃
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ソーマ!!
[立ちはだかる蝿の王。虹の結界で包まれたHERO。 右手には未だ形にならぬ微かな《栄光》の兆し。]
わかった―……みんな!ヤツの右下の隙間。 潜るだけなら、行けそうだ。 ソーマ!!後で会おう。必ずだぞ!!
[そう言って、一行を後押しするように加速。 蝿の王の右下。その隙間に滑り込むように。]
(175) 2011/06/14(Tue) 23時頃
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[闇の中…蝿の王とオスカーが対峙する>>165]
わかった…じゃあ、私はこっちかな? 大丈夫、後ろはしっかり守ってあげるから。
[私は、飛び込んできた闇の入り口の外を見据える。 地平線の彼方から、『夢』に抗った強い力を持つ悪魔達がやってくる。 しかし、あのくらいなら物の数ではない。 今の私でも十分に相手はできるはずだ。 ちらり、とアリスの方を盗み見る。 もしかしたら、悪魔に一人で立ち向かおうとするこちらを心配しているかもしれない、と思って。 もし彼女と眼があったなら、私は笑顔で答えよう
『大丈夫、私にはこの力があるから』と]
(176) 2011/06/14(Tue) 23時頃
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