ラルフ
……いや…用意してあるんだが…まともな夕食……
[…は小さくつぶやいた]

……まあ、いいか……
[…は一人納得すると急いで出て行ったラルフを見送り、ミッシェルの髪をなで続けている]

もぐもぐ…ぐちょぐちょ……へんなあじ……
むぐむぐ…ぐ？

ん〜……？

[ぱたり]

　ヤニク
食・わ・す・な・っつっただろおおおおおおおおおっ！！
［…はヤニクにアイアンクロー］

　レティ
レティーシャ、死ぬな！！！　まだ死んだらあかん！！
オスカーに伝えたい事、あるんだろ？！

…？！　レティーまで…？！


あ、ああ…わかった…
[…は怪訝な顔をしながらも、うなずいた]

[ミッシェルの頭をそっとクッションに乗せ、レティーシャをまた別のソファーに寝かせた]

オスカー……く……ん…
う〜ん……

　赤頭巾
「面倒見てやってくれ」じゃねぇだろ、このやろぉぉぉぉぉっ！！！
お前、わかっててやってんだろ…　こうなるってわかっててやったんだろ？！

せっかくダッシュで買って帰ったのに、意味ねぇし！！

またミッシェルのソファーに戻り、髪をなではじめた

　赤頭巾
寝てるんじゃなくて気を失ってるんだよ！！！！！

こうなるって予想してたからだよ、ちくしょう！！！！

う〜…
[...はうっすらと目を開けた。]

うーん…ドナル…ド……？

　ミッシェル
うあ、ミッシェル起きた！！
ミッシェルごめん、ほんっとーにごめんっ！！
だだだだだだ大丈夫か？　ドナルドいるから大丈夫…か？

　赤頭巾

ミッシェル…！
気がついたか…？　体の調子はどうだ…？
[…はミッシェルの顔を覗き込んだ]

うー…おなか痛い…気持ち悪い…
なんでラルフ謝ってるの？

�煤c…！？
[...は横になったままふらりと周りを見渡してから、
　膝枕されている事に気づいてうろたえて目を泳がせている。
　が、まだ顔色が悪いからか顔は赤くならないようだ。]

ドナルドに顔を覗きこまれて更にどぎまぎしている。ぷしゅー、とオーバーヒートしそうな雰囲気だ。

ミッシェル
まだ…具合悪いのか…？！　大丈夫か…？！
[…はミッシェルが目を泳がせているのを見て、心配になったのかさらに顔を近づけた]

え…あ…あぅあぅあぅあぅ…

ｏＯ（ち…近い、近いよー…！！！）
[...は恥ずかしさに耐えられずドナルドの顔から目をそらした。]
だだだ…だいじょーぶ…心配させてごめん…ぁぅ。

はえてみた。にょき。

ミッシェル
そうか…？　でも…大丈夫なら良かった…
…本当に…良かった…
[…はよほど安心したのか、少し瞳を潤ませている]

[生えてきたホリーに気づき、目元をぬぐい顔を上げた]
ホリー、おはよう…？

ｏＯ（うう、気持ち悪い……　あ、ホリーがにょきって出てきた可愛い。）

おはよ…
なんかレティ倒れてるけどらいじょうぶなの？


ん…ごめんなさい…

[...はそっと手を伸ばしてドナルドの頬に触れ、]
泣かないで…？

[困った顔をした。]

ホリーおはよー

ミッシェル
ん…ああ、すまない…大丈夫だ…
はは…看病していたはずなのに心配されちゃ…だめだな
[…は目元をぬぐい、触れたミッシェルの手を優しく握り微笑みかけた]

ヤニク
闇鍋は足りたのか？　追加しなくて大丈夫か？

そ、そっか…ならいいんだけど。


[…は手を握られて安心したように息をついた。]
ううん、ありがとう。

[膝枕をして貰って嬉しいような、みんなの前で気恥ずかしいような、と一人悶々と葛藤しているらしい。]

うーん…フィリップとモニカのすれ違いっぷりが
なんというかある意味凄いね…

[...はコーヒーを飲みながら]
あの二人の行方はどうなるんだろうね…。

と、えっと、ごめんね。ショックがちょっと大きくて…。
ちょっとだけ落ち着きました。ごめんなさい。

ミッシェル
そうだな…思いを伝える…それ以前の問題で…話し合えないなんてな…
[…はミッシェルの髪を撫でながら、本会場を眺めている]

アイリス
お疲れ…ん、元気が出てきたならよかった。

おっ！　フィリップが言った！！

おっと進展ありだね。

そうだよね…
んん…
[...は撫でられて心地良さそうに目を細めている。]

[...はぼーっと表の部屋を見ながら]
わぁ…、フィリップ、すごいな…。

いいなぁ…。

[...は少しため息をついた]

会場をどきどきみながら、闇鍋を温めなおした

どきどき。あ、ヌマタロウ久しぶりだぁ

おお！　ヌマタロウおかえりー。さて…本会場はどうなるか…

こんばんは、皆さん。

合コンも終了を目前にして、フィリップ君-モニカさんのペアがクライマックスのようだね…
頑張れ、フィリップ君…！

闇鍋…？

[...は鍋の中を見た…そこには深淵が広がっていた]

深淵を覗き込むものは、そのとき、自分も深淵から覗き込まれているだ…

[...はショックのあまりか、わけのわからないことを呟いている]

スティーブンもおかえりー！　モニカ…こないのか…？

静かに見守っている。

[...はサイケな夢から覚めて]

はっ！？

レティさんが倒れている！？
だ、大丈夫かい！？

[...は闇鍋の方を見て]

ムラサキテングダケとマボロシチョウの幼虫…ともに幻覚作用のあるものだ。

さっ、これを飲むんだ！

[...はレティーシャに携帯していた気付け薬を飲ませた]

うむ、これで、後は待てば快方するはず…