人狼議事


24 明日の夜明け

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……会長……、

[腕を伸ばし、少しの間だけ服を掴んで。
頭を預けるように、絶対に表情だけは見せないように]

……もう、終わるのかな。

[主語のない呟き。風に、樹の葉のざわめく音が響く]


[懐かしげに生徒会室を見廻して]

あれ?そろそろ時間…なのか


―― 屋上 ――

[気がつけば夜だった。屋上に横になる形で、天を見ている]

…今日もたくさん泳いだね…。
あー…そういえばシチューのメール、気づくのもう少し早ければなぁ…。

[とはいえ、約束はこちらにあったので、こちらに来たのだが。傍にはクラスメイトの金髪の少女]

『今日ほど綺麗に見える日もなかなか無いと思うよ』

そう。…そうなのね。……じゃあ、ゆっくり、眺めておこうね。

[そして、あの子犬はマーゴを守る様に傍に座っているのだった]


 …… 、ちがう よ。

[何処かで、ギターの音色がした。終わりの音楽。
涙は止まらない。
さっき、それを止めてくれたクラスメートには、もうきっと、頼れない。

だから、自分で泣き止まないと。
きゅ、と手に力をこめれば、やっぱり震えてしまうんだけど、掠れる声で、のろのろ顔を上げ。
にへりと笑ってみせるのは、出来た]

 わがまま、言わなきゃ良かった。
 高校卒業するまではなんて、甘えてないで、はやく、お兄ちゃんから一人立ちしたらよかったんだ。

[もう何も無い、小指を握りこむ。
なににもならなかった、契約]


 お兄ちゃんは、わるくないんだ。
 …… ごめんね、あたしが……、いつまでも、置いてかれたくなくて、あと、ついて回ってたから。

[見なくていいものを、見せてしまったのは。
きっと自分のせいだから。

ごめんね、と謝るのは、自分のほうで。
ごめんね、と笑うしか出来なかった]


[気がつけば屋上に立っていて、星をさがす準備をしているマーゴの背中に声をかける]

ここの空には 星がみえる?

[手を伸ばした空には星もなくたた暗闇が広がっていたのを思い出す。
なぜか自然と声はおちついていて]


 終わりも、別れも、始まりも。

[始まり、だけは少し遠慮がちに。]

 いつか訪れること、全て。

[ふ、と木を見上げ、屋上を見上げる。強く、抱きしめた後。]

 ……星、見に行きましょうか?



[それから、アイリスの姿を見つけて、傍に寄る。
 笑顔でいるけど、頬には涙の跡があるから、抱き寄せた]

 アイリス。

 ……――星が見たいんだ、一緒に。

[流星群が見られると、テレビか何かで言っていたと思う。
 もう良く覚えていないのだけど。

 出来れば、皆で見たかったのだけど]


―― 屋上 ――

『楽しい?』
そうだね。
『満足した?』
まだまだ流星群が来てないよ。
『じゃあ眠ってしまわないようにね』
そうだね。
『もしかしたら、これが夢なのかもしれないけど』
そうだね――。でも。
覚めない夢は無い、よ。良い夢も、悪い夢も、ね。
『わかってるってこと?』
んふ。そうだね。とてもとても…前から、ね。


マーゴちゃん、サイモン君、カルヴィナ、ズリエル君。

たとえ『敵』に捕まってしまったとしても。
ここがただの理想郷だったとしても。
皆と一緒に過ごせて、嬉しかった‥‥‥。
でも、どうして‥‥‥。

なんで、最後まで一緒に居られないの?
なんで、私たちだけ‥‥‥。

[ふっと、辺りが暗くなる、そこはもう学校ではなくて、赤い月の世界]

フィリップ君、メアリーちゃん、二人も、間に合わないんだね。
『敵』は理不尽だね‥‥‥。
別れは、いつも唐突だから、『死』は皆に忌避されるんだよね。
こんな形でみんなとお別れなんて、したくなかった。

ごめんなさい、私は皆と一緒に逝けなくて。

[がくりと崩折れて、口を押さえ声を殺しながらただただ泣く事しかできなくて、何も力がない自分がもどかしかった]


【人】 花売り メアリー

[途切れ途切れの、友人の声が聞こえて、びくりとして。
そちらを見た刹那。
フィルの声>>64も重なる。間違いない。あれは]

 ……ズリエル君!!
 フィル、ごめん。ちょっと実、お願い。

[そう言って、駆け寄った。そして、聞いた]

 『まだ、君の友達で――……』

 何!?しっかり、して!!!
 ズリエル君!!

(65) 2010/08/13(Fri) 00時半頃

[カルヴィナが来ていた ]

あ。――カルヴィナ先輩。
見えますよ。綺麗な星空が。
見たいと思った星空を――きっと。見る事が出来ると思いますよ。


【人】 花売り メアリー

[手を握って、名を叫ぶ。
『君』が自分を指すとは気付かない。だって。
自分にとっては途切れる事なく、疑い様なく。
大切な友人だったのだから。けれど]

 ズリエル君を、『大切な友達』を失うのはもう嫌!!

[手を握りながら、叫んだ]

(66) 2010/08/13(Fri) 00時半頃

[ラルフに抱き締められれば、そこは夜の学校で]

‥‥‥うん、大丈夫、ここは『夢』だから。
きっと、無理な事なんてないよ。

[愛しい人の腕をぎゅっと掴んで崩壊を目の前にした理想郷の屋上へと場面は切り替わる、そこにはアリスや黒い子犬を引き連れたマーゴの姿もあるだろうか]

マーゴちゃん、もっと、お話したかった。
水泳、教えてほしかったな。

ねえ、どうしても逝かなきゃいけないの?
一緒に戻る事は出来ないの?


そう…

[マーゴの返事に静かに頷き]

恐ろしいように怖いように感じられても
…実は死は誰にでも平等に優しいものかもしれない

[なんとなくそんな事を考えると遠く狼の鳴き声が聞こえた気がする]


[訪れること、全て。小さく、でも強く頷いて]

――うん、見に行きたい。

[抱きしめられたとき、ひとつ、涙が零れた。
自分でもそれに気付かないまま、屋上を見上げていた]

マーゴちゃんも、いるかな。

[立ち上がり、無理矢理ではない笑みで、手を差し出す。
そうして屋上へと向かえば、夜空が広がっているだろうか]


星に願いをかけるというのは――。
遥か昔から、祈られてきた事。

私の祈りは――誰かに届くかしら。ね。


始末屋 ズリエルに、祈りを託した。{6}


[涙には、何も言わずに、見に行きたい、と言う言葉に、屋上を見た後、目を見て、頷いた。]

 ……いますよ。みんな。

[そっと、軽く胸に抱きしめて、零れた涙を受け止めて。笑みを返して、手を取った。

屋上は、いつの間にか夜空で、けれど、不思議とは思わなかった。]



[崩折れる彼女の肩を抱いて、傍にいる。

 泣かないでとは、言えない。
 自分達と彼等の境界線を嘆く事ももう出来なかった。

 ただ、もっと強く願えていたら。

 何か変われたんだろうかって思う]

 ……でも、そんな謝り方をしたって、

 逆に悲しませるだけだ、アイリス。

[やがて、映画のシーンが切り替わるように、視界は屋上へ]


おま。
こんなタイミングで、そゆこと、いう。

[告げられた言葉に、ちょっとだけ、くらりとした。
気づけなかった、気づこうとしなかった事。
自分の鈍感さに、頭が痛くなる]

……置いてく気なんか、ねぇよ。
その気があったら、そも、ここにいねぇっての。

[それだけ、ぽそり、と言って。
いつの間にか、屋上に現れていた気配にひとつ、ふたつ、瞬いた]

あ、そっか。
流星雨。

[聞こえた言葉に、小さく呟いて、空を、見た]


 ええ。お疲れ様。チョコは頂いておきますね。

[抑揚の無い表情、抑揚の無い声。そして、瞳の色がどこかしこかぼんやり薄かったり濃かったり。]

 先輩たちのお姿は、もう、眩しすぎですよ。僕にはそろそろ見えなくなってます。


[ アイリスが泣いている]

んふ。何のことかな。わからないよ、先輩。
…どうだろうね。もしかしたら、そういう結末はありえたのかもしれないけれど。

わたしは、約束したから。ね。…泣かないで、先輩。



メーちゃん、約束のお話、聞かせてくれる?
そうしないとわたし、フルート吹いてあげないよ?

[どこかで自分がそう微笑むのを、聞いた気がした。
屋上へ着いたなら、マーゴやカルヴィナ、アイリス達の姿]

わ、今日の空、凄い……。

[頭上に瞬くのは、幾つもの星。
燃えて、いつか消える運命のそれは、きれいで輝いていた]


[マーゴとカルヴィナの姿が見えた。ソフィアやテッド、アイリスにラルフも。

サイモンの姿は分からなかったけれど、そう言われると。ここにはいない誰かも含めて。いるのかな、とも思った。]


ただ、星空を、眺めた。*


【人】 始末屋 ズリエル

[もう、何も聞こえない。
 小さく、誰かのぬくもりが伝わったような気がして。
 
 最後の息を吐き出すようにして、口を動かす]
 
……ありが、と……

[誰かの祈りに支えられるようにして、細々と――
 ちゃんと伝えられただろうか? もう、確認することはできない]

(67) 2010/08/13(Fri) 00時半頃

エド君。ソフィアちゃん。

…元気で。メアリーをよろしくね、って言いたいんだけど…。
ボーダーライン、かも。ね。
んふ。


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