24 明日の夜明け
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少
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花売り メアリー は 小僧 カルヴィン に投票した。
若者 テッド は 小僧 カルヴィン に投票した。
始末屋 ズリエル は 小僧 カルヴィン に投票した。
鳥使い フィリップ は 始末屋 ズリエル に投票した。
小僧 カルヴィン は 若者 テッド に投票した。
小僧 カルヴィン は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
若者 テッド が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、花売り メアリー、始末屋 ズリエル、鳥使い フィリップの3名。
[そのとき]
[校舎の屋上から、赤ん坊が溢れた。
……文字通り。入りきらなくなった赤ん坊が、フェンスの上からぼろぼろ零れた]
[きゃっきゃとどこか楽しげに笑う声がけたたましくなって。
――すぐにぷつんと消えた。
グラウンドに、体育館に、溢れていた赤ん坊は水に溶けるみたいにぽしゃっと消えて]
[後に残るは色が薄まりつつある月と、いつの間にか給水塔の上に戻っていた巨大な狼]
[狼の背中には、すやすやと安らかに寝る赤子が1人。
狼の口元には、最初の赤い月の時つけられたマーキング部分で千切られた、カルヴィナの首]
[狼は、満足そうに尾を一振りすると、渦巻きに飛び込んだ]
(#0) 2010/08/12(Thu) 00時頃
―― 太陽は、まだ登らない
.
(#1) 2010/08/12(Thu) 00時頃
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―― 部室棟 壁際 ――
[部室棟と、体育館のちょうど境。 壁際に、いた。上を見れば、否が応でも狼の姿は目に入って]
………… 。
[口の中で紡いだ言葉は、自分でも良く分からない。 こうなると、半ば分かっていて、置いていった。
自分の、せいだ]
[またきっと、皆に軽蔑されるのだろう。 でも、この責任を忘れてはいけない。 なかったことにしてはいけない]
[ずりずりと座り込んだ。 爛れた右手は、もう肩から使えない。 足ももうぼろぼろで、携帯電話はどこかに行ってしまった。ぼろきれの様相を呈しているシャツは、自分のものとも赤子のものとも知れぬ血で真っ赤だ]
(0) 2010/08/12(Thu) 00時半頃
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[細かい切り傷や痣、噛み痕は全身に]
[ずりずりと、よりかかるように座り込んだ]
……疲れた、な。眠い………
[この世界に来てから感じなかった欲求。 ここで目を閉じるのは、脳の中で警鐘がなる。
目を開いていることだけに全力をつくして、しばし茫洋としていた。誰かに話しかければ、ゆうらりと手を振って、目を上げるのだろうが**]
(1) 2010/08/12(Thu) 00時半頃
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――伝説の樹――
[あれほど、現実に夢を語ろうが。 生きるのだと。帰るのだと。明日の話をしようが] [現実は非情で。 ――また、目の前で緑色のナニカへと化して、溶けていくテッドは、 現実以外のなにものでもなくて] テッ……ド。
[驚愕は、……なかった]
俺こそお前を一発殴らせろって……言いそびれちまったなァ……
[ただただ、寂しそうに。その様子を、メアリーはどう思うだろうか。 メアリーはどんな表情をしていただろうか] [――そんな自分は、カルヴィナの最後の姿を、まだ、*知ってはいない*]
(2) 2010/08/12(Thu) 00時半頃
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−伝説の樹−
[屋上から、赤ん坊が溢れて落ちてきた事に、気付いて。 落ちてきた先を辿って、気付いた。 狼の口元にある、ドーン先輩の首に。 そして渦巻きに消える瞬間を見る]
[血の気が引いた様にびくりとして、駆け出そうとしたその刹那。 傍に居たテッドが、緑に溶ける]
[ズリエルの漏らす呟き>>2には、何も言えずに。 悲し気な表情で返してしまう。そしてそのまま。 笛の音>>5:211がした方、体育館へ向かった]
(3) 2010/08/12(Thu) 03時半頃
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−体育館→部室棟−
[体育館を覗いても、その姿は無く。 部室棟まで足を伸ばしかけた所で、その姿を見つける>>1]
……フィル。 ……ばか。
[傷だらけのその姿に、残りの医薬品で手当てをしながら悪態をつく。 その顔は、泣きそうだけれど]
[そうして、手当てが終われば]
……フィル。これ、さっきの、答え、なんだよね?
[別れた後>>5:83、自分のいる場所を、恐らく知っていたのに来なかった。 それは、2つ目の選択肢を選んだという事だと、思う。 それに、そうでなくても、傷だらけで。 事態は一刻を争うと。早く帰さなければ、いけないと。思う]
(4) 2010/08/12(Thu) 03時半頃
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……ズリエル君、ごめ……。
[掠れる声。聞こえるか聞こえないかの極々僅かな声で。 許されない謝罪を口にする]
……最後まで、一緒に戦って、欲しいの。
[それは先程誰にも届かない声で呟いた、囁きと似たもの。 ――……あぁ。あの時は『もう少しだけ一緒に』だったけれど]
[そうして、そんな言葉を口にしたら、目の前に突きつけられた気がした。……『この先』を。 フィルを帰して、ズリエル君を帰して。 そしてその、後は。 『命の実』が生るまで、一人で逃げ続けるという事。 それとも、生るまでにこの世界は終わるのだろうか? 想像して]
[現実味を帯びて近付いてきた終焉と孤独に、恐怖に身を震わせる]
(5) 2010/08/12(Thu) 03時半頃
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花売り メアリーは、帰りたい。帰るって、約束した!{6}
2010/08/12(Thu) 03時半頃
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(絶対、最後まで諦めないよ……)
[恐怖に心が折れそうで。でも。首をふるりと振る。そして。 ……けれども。 言った]
……フィル。 今まで。
[16年間]
ありがとう。 ……さよなら。
[そう言って、頬に唇で、触れる。 顔を離せば、できる限りの笑顔で―少し泣きそうだったかもしれないけれど。でも。できる限り―、微笑んで。 くるり方向を変えて、立ち上がって。 その場を後にしようとする]
(6) 2010/08/12(Thu) 04時頃
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[別れの言葉]
[諦めたわけじゃない。絶対に最後まで諦めない。でも。 先程覗いてしまった終焉に。 一抹も後悔を残したくないと、*思った*]
(7) 2010/08/12(Thu) 04時頃
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―― 部室棟 壁際 ――
……メアリー……?
[足音に顔を上げて、ふにゃっと笑った]
ぶじだ。よかった。
―― 生きてるよ。俺、生きてる。
[手当てをしてもらいながら、何度も呟いた。 誓えないものの、代わりに]
……ありがとう。
(8) 2010/08/12(Thu) 07時頃
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[自分の答えを、確認される]
……………。
[ただ首を横にふって。すぐには答えられなかった]
[メアリーの掠れた声。細かくは聞き取れない。 ただ、目を上げて、寂しげな色を奥に灯した]
[赤い月の時間が終わってアドレナリンが全身から引けば、 身体を操るのがまた困難になる。
目の前の彼女に手を伸ばし、その手をとる]
[それだけの動作が完了したのは、別れを告げられてから]
(9) 2010/08/12(Thu) 07時頃
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[頬に与えられた感触に、目を細めた。 彼女の手へと伸ばした手に、力を入れる]
[それは、ちゃんとつかめただろうか。 それとも、力なく落ちただけだろうか]
[ふはは、と小さく穏やかに笑った。 目に、悪戯っぽい光を浮かべて]
勝手に、人の事、ころすなよ。 まだ生きてるよ。生きてる。
……答えを出した、ってわけじゃない。 こんな状態だから、軽々しく誓えない。
だけど一緒にいたいよ、メアリー。 まだ走れる。まだ動ける。まだ、戦える。
(10) 2010/08/12(Thu) 07時半頃
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一番はじめの記憶は、引越しの挨拶の時。 彼女の両親の足の向こうからメアリーがこっちを見ている。 ……今までの自分の記憶の全てに、メアリーがいる]
最後まで一緒にいたいよ、メアリー。
[そんな蜜月は高校で終わるものだと、周囲の大人にしたり顔で言われた。まさか、高校生活がこんなことになるとは思わなかった]
[皆で、生きよう。 そんなメールはもう痕跡が残っていないけど。 確かに受け取った]
[未来は見えない。 けれど、今、自分は生きていて。 どんなに足が動かないと思っても、きっと身体が前のめりに倒れそうになれば、自然、一歩足は出る]
最後まで一緒にいようよ、メアリー。
[もう一度、言った**]
(11) 2010/08/12(Thu) 07時半頃
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[きっと、テッドが緑色のナニカに変わった、その直後だったろうか? 貯水塔を見上げたメアリーは、声をあげただろうか。 走り出そうとしただろうか。 その視線を追いかけて、狼が咥えたものも、きっと理解できてしまっただろう]
……カルヴィナ。
[頭だけになった、カルヴィナの姿]
[信頼していた。こんなとき、彼女ならなんだかんだで生き延びるだろうと。 だが、現実に見えたのは、その無残な姿で]
はじめて……かもなあ
[その呟きは、フィリップの元へ向かおうとするメアリーに聞こえていたかどうか]
(12) 2010/08/12(Thu) 13時頃
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[手を掴まれて、言われた言葉に。グラリと、心が揺れる。だけど]
……だめ。 だめ、だよ。だって。
その怪我じゃ、無理だよ。 死んじゃうよ。 ……無理、だよ……。
[ぽそり、ぽそりと、なんとか言葉を押し出して。そして]
死ぬの怖いって、言ったじゃない。 私と最後まで居たら、後悔するよ。絶対、だよ。
[ここがどこで、この先自分と居たらどうなるか、とか。 話せない事が沢山あって。でも。 それでも何とか危険を伝えたいと、そんな言葉を紡ぐ]
(13) 2010/08/12(Thu) 19時頃
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だから……。
[帰って。今すぐに。生きて、帰って]
ごめ、ん、なさい。
[言ったら、胸が痛くて。涙が零れそうになって。でも。 なんとか、堪えた]
(14) 2010/08/12(Thu) 19時頃
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−回想・部室棟へ行く前−
[ズリエルが失った仲間の名を呼ぶ声>>12には、胸が締め付けられる様で。 胸の辺りをぎゅっと押さえるけれど]
[その先の呟く声に**]
……はじめて?
(15) 2010/08/12(Thu) 19時頃
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―― 部室棟 壁際 ――
[途切れ途切れに言われる言葉。 視線を上げて、はっきりとメアリーの目を見た]
今でも、怖ぇよ。死ぬのは怖いし、死にたくねぇ。 でもメアリーと一緒じゃないなら、そっちも後悔する。絶対。
[ゆっくり言葉を重ねようとして。 それでも彼女に謝られると、そこにこもる悲痛な響きに目を細めた。何かが、繋がらない。何かが足りない]
[カルヴィナの遺した最後の言葉を思い出した。 けれど、今は何も言わない。―― 今は、まだ]
(16) 2010/08/12(Thu) 19時半頃
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[メアリーの手をとっていた手が落ちる。 よ、とゆっくり立ち上がって、彼女の頬に手を伸ばした]
……いいよ。分かった。気が済むように、しなよ。 信じてるからさ、メアリーだけは。
[伝説の樹のあるほうを、命の実の方を見た。 建物の影に隠れて見えないが、存在は分かる。 守護神なんて、信じない。彼の言も信じない。 けれど、メアリーはあれを、信じてる]
(17) 2010/08/12(Thu) 19時半頃
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鳥使い フィリップは、早く実がなるといいと思った{3}
2010/08/12(Thu) 19時半頃
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……これだけは覚えてろよ、メアリー。 俺はまだ生きていて、俺はメアリーにさよならも、ありがとうも言わねぇよ。きっと、最後まで言わないし、言えねぇ。
[彼女の頬をそっと指でこすって、軽く頭を撫でた。 彼女がそのまま去るなら止めはしない。 どちらにしろ、もう少しだけ体力の回復を図った*]
(18) 2010/08/12(Thu) 19時半頃
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[はじめてだった。 必死で隠していることをバラそうとしてみたりと、意地悪をしてくることもあるけれど、 参入して初のライヴの時だって、なんだって。 本当に大事なときは、一度だって彼女は、信頼を裏切ったことはなかった] 今回だって、カールだから……カルヴィナだから大丈夫だって、 ……はは。
[忘れてはいけなかった。彼女だって、一つ年上なだけの、ただの少女に過ぎなかったのだと。 ……悔やんでも、既に遅い]
(19) 2010/08/12(Thu) 20時頃
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……そんな事、言われたら。 どうしたらいいか、分からない。
[返ってきた言葉>>16・>>17。なんかもう色々限界で。 堪えていた涙が、ぼろぼろ零れてしまった]
[自分はダメかもしれなくて。 けれどフィルだけはと、思うのに]
[何も言葉にならなくて、走ってそのまま、その場を後にした]
(20) 2010/08/12(Thu) 20時半頃
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アイツは……まだ、生きてるのかね。
[メアリーは、きっとフィリップの元へと向かったのだろうか。 無事ならばいい、と。そう思う。メアリーのためにも] [ひとり、伝説の樹にもたれるようにして、下から命の実を見上げる]
間に合ってくれれば、いいんだけどな……
[あとどれくらいの期間が必要なのか。見ても、わからなかった]
(21) 2010/08/12(Thu) 21時頃
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――伝説の樹――
[『 こんな時まで、ギターさんとして振舞わなくたっていーんだよ?』 聞きたかった人の声が、耳元でささやいたような気がした。 ……ついさっきも聞こえた気がした、その言葉] 無理、だよ。 無理だよ、ソフィア……俺は、俺じゃないと
[泣き叫びたい。身近に近寄ってくる死の恐怖に、押し震えるだけの自分。 もう、こうして『センス・オブ・チェリーブロッサムのズリエル』になりきるしか、 この異常な空間で、自分を保つすべはなかったから]
(22) 2010/08/12(Thu) 21時頃
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始末屋 ズリエルは、『助かりたいなあ……』ポツリと、呟いた。{5}
2010/08/12(Thu) 21時頃
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−保健室−
[保健室に入ると、ベッドに伏せて少しだけ、泣いた。 けれどもすぐに顔を上げて]
……泣いてちゃ、だめだよね。
[泣いていても何も解決しないからと。ふるりと首を振って。 残り少なくなった医薬品を補充する]
[ふと鏡を見たら、『ポルターガイスト』の時にざっくり切れてしまったバラバラの長さのままの髪が映ったから。 はさみで少し整える。それでまた少し、頑張れる気がした]
(23) 2010/08/12(Thu) 21時頃
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−理科室−
[来慣れてしまった場所、理科室の準備室で。 再び薬品棚を探す]
[塩酸の瓶は数本持ち出し済みなのと、ポルターガイストの王水調合に使われてしまったために、もう残っていなかった]
……硫酸。 [塩酸と同じく危険な薬品。 ゾッとするけれど。それを{3}本タオルにくるんで持ち出した]
次は何が、来るんだろうね。
[ぽつり、漏らす。 手にあるのは、バットとメガホンと硫酸と医薬品と。 そしてブラックオニキス。 これで対抗できれば、良いのだけど]
(24) 2010/08/12(Thu) 21時頃
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ハハッ……
[小さく、笑って。 この聞こえてくる『幻たち』の声の、なんと優しく、甘やかに聞こえることだろうか。 消えてしまった、溶けてしまったはずの彼らの声が。 世界を隔てて、それでも、こちらを見てくれている彼らはなんと、優しいのだろうか――] 馬ァ鹿。 ……最後の瞬間まで、足掻いてみせるさ。
それで、もし、もう一度、逢えたら――
[その時は、きっと。 心配そうにこちらを見てくる幻の『兄妹』を見ながら動かした唇は、その続きは言葉にはならなかった]
(25) 2010/08/12(Thu) 21時半頃
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まだ身体は、動く。 腕だって足だって、どこも欠けちゃいねェ。 俺は……俺は、やれる。
……帰ってみせるさ。 メアリーと、……あいつと、俺と。 三人で、――おまえたちのところに帰ってみせるさ。
だから……待っててくれよな
[伝説の樹に、その言葉を彼らに伝えてくれと――祈るようにして、呟いた]
(26) 2010/08/12(Thu) 21時半頃
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/*
ちょっとすみません。
せかすわけではないんですが、ラスボス(霧)対策のため、ちょっとだけ前倒しして赤い月の時間をはじめたいなと思う村建てです。
なんで、おのおの、心が決まって準備ができたなーと思いましたら、少し早めの投票をよろしくお願いいたします。
(#2) 2010/08/12(Thu) 21時半頃
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−部室棟前→伝説の樹−
[充分かどうかは、分からないが。 準備が終われば、部室棟の前へ行って]
……私、伝説の樹、守らなきゃいけないから。 行くね?
[そう声を、かける。 伝説の樹の前は、前回と同じく危険だろうから、むしろこの場に居た方が安全かもしれないと思うのだけど。 一人も危険かもしれないという気持ちがあって。 止まるにしろ、一緒に行くにしろ、こくりと頷くだろう。 そして]
[伝説の樹の前に戻る]
[用意した武器を、すぐに使える様に準備すれば。 あとは体育座りで、腕に頭を埋めて。赤い月を待つ]
(27) 2010/08/12(Thu) 21時半頃
|
/*
メアリー、せかしてしまったらごめんなさい。
ご協力ありがとうございます。
さて、ズリエルは心の準備をお願いします
(#3) 2010/08/12(Thu) 21時半頃
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―― 部室棟 壁際 ――
[メアリーが戻ってきた。伝えられた言葉に]
……すぐに、行く。先行っていて
[少し俯いたままそういった。 ちょっとまだ上手く動けないらしい**]
(28) 2010/08/12(Thu) 21時半頃
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[月は、静かに瞬いている]
[やがて、ゆっくり白い霧が出てきた。
霧は月の光の変化を通さない。
十メートルくらい先までの視界を与える、霧]
[霧に、あなたたちは警戒するだろうか。
白い霧は、その白さで周囲を明るく見せる。
やがて、その霧の中からがやがやと人の声が聞こえるだろう]
[―― まるで、普段の学校にいるような]
[そして、霧の中、何者かがあなたの名前を呼ぶ]
(#4) 2010/08/12(Thu) 21時半頃
[それは、あなたのよく知っている声。
よく知っている人物の気配]
[今、この場にいる3人の誰かかもしれない。
もうこの場を去ってしまったPCかもしれない。
NPCかも知れない。
もしかしたら、あなた自身かもしれない。
誰であれ、あなたに大きな影響を与えた人物だ]
[その人物は、あなたを呼ぶ。
白い霧の中に、その人物の姿をあなたは見るだろう]
[それは、まるで日常の風景]
[ただし、近づいてみれば分かる。
その人物は、本来の人物とよく似ているが、よくよく見れば1箇所だけ違うところがあるだろう。どんな風に違うかはお任せする。
いずれにせよ、彼らは近づいてきたあなたたちにニヤッと笑って――]
[―― 悪意を持って攻撃してくるだろう]
(#5) 2010/08/12(Thu) 21時半頃
/*
今回の敵は、皆大好き「ドッペルゲンガー」です。
いつの時点で月の色が変わったことに気付くのか、偽者だと気付くのかはお任せします。
また、最後まで誰かを象った姿でいるのか、それとも偽者と看破されたあと、何かおどろおどろしい化物の姿に変わるのかもお任せします。
自分のPCがどんなにいじられても「あいつ偽者だし。むしろもっとやれ」と思っていただければ幸いですが、もしどうしても「自Cの姿でそんなことしちゃだめ」「いくら敵でも自Cにそんな攻撃したら嫌」とかありましたらメモ申告どうぞ。
では、村建ての箱がこのバッドなタイミングで固まったため遅くなってすみませんでした。何か質問有りましたらいつでもどうぞ
(#6) 2010/08/12(Thu) 22時頃
|
[突然、周囲が白に染まった。近くにいたはずのメアリーも、何も見えなくなる、白い霧]
[蝉の音が聞こえる。待望していた騒音――人の声が近づいてくるのが、わかった]
(29) 2010/08/12(Thu) 22時頃
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|
『はにゃ、ギターくん、こんなところで何してるの?』
[下から見上げるようにして、満面の笑みを浮かべているのは、センス・オブ・チェリーブロッサムの大ファンで、 ……溶けてしまったはずのクラスメイト] ……ソフィア?
『もうすぐ授業はじまっちゃうよー? ロレンツォせんせー、怒らせると怖いし、早く行こうよ?』
[いつのまにか、周囲には喧騒が戻っていた。グラウンドではサッカーを楽しむ生徒がいて。 あの、暗い夜の世界のことがまるで冗談だったかのような――日常の、光景]
あ、……ああ。行くよ……
[空を見ても、そこに月は出ていなかった]
(30) 2010/08/12(Thu) 22時頃
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−伝説の樹−
[違和感を感じて顔を上げれば、いつの間にか周囲には霧が立ち込めていた。 そこから出てきたのは、日常の風景]
[今までの事は、全て夢だったのだろうか。 そう思いたい程、穏やかな、求めている日常。 むしろそのまま夢を見ていられたら幸せかもしれない。だけど。 ――……私はここがどこで、何が起きたのか。全て知っているのだから]
……ダメ!!
[そちらへ進んでいくズリエルに気付いて>>30、止めようとする。 その手は、届いたかどうか]
(31) 2010/08/12(Thu) 22時頃
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みんな、きっと敵だよ。 ここに居るはず、ないの!!
[根拠など、説明できないのに]
(32) 2010/08/12(Thu) 22時頃
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『この公式は、連立式の左辺がこの形であるときのみ成立する特殊なもので――』
[いつもどおりの光景。 隣では、理数系が得意なソフィアが熱心にノートを取っていて。 斜め前を見ればサイモンが教科書を盾にするようにして、隠れて音楽を聴いている] [眠気を誘う、ロレンツォ先生のこの語りですら、いつも通り]
[何かがおかしい。そんな気が一瞬したが、授業の終了を告げるチャイムが鳴れば、かき消されてしまって]
『ふむ……では今日はこれまで。ちゃんと予習はしておくように』
[授業が終わっても、混乱した思考をまとめきれずに、座ったままだった]
なんだよ……これ。 戻って、これた……のかね。
[ぼうっと、周囲を眺めていた自分を覗き込んできたのは、やはり彼女で]
(33) 2010/08/12(Thu) 22時頃
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―― 部室棟 壁際 ――
[目を閉じる。焦げ臭い匂いがする。 目を開く。ゆっくりと匂いと痛みが消えていく。 メアリーが伝説の樹へと行くという]
(………動かないと)
[少し身体を前に倒すだけでいい。 そうすれば、きっと足が出る。 なのに、上手く動かなくて]
[周囲が明るくなって、喧騒がいつのまにか聞こえてきたのはそんなとき]
『はぁ? おっまえ馬鹿じゃねー? 先輩に見つかったらまたボール磨きだぞ』 『ばーか。ばれなきゃいーんだよ。偉い人も言ってるだろ』
[下らない馬鹿騒ぎ。苦笑した]
(34) 2010/08/12(Thu) 22時頃
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『話したいことがあるんだ。ちょっと、ついてきてもらってもいーかな?』
[にっこりと微笑んで、彼女はそう言った。 ソフィアに手を引っ張られるようにして四階への階段を登り、そのまま屋上へ。 途中、つながれた手を誰かが囃せば、彼女は嬉しそうに、『いいでしょー?』と、笑って] [夢のような出来事。願っていた光景、その、予感]
[心のなか、どこかで警鐘が鳴り続けていても]
[誰かが、必死に止める声が聞こえたような気がしても]
[信じてしまいたかった。……溺れてしまいたかった]
(35) 2010/08/12(Thu) 22時頃
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……イアンたちか。自分たちだけだと元気だなぁ
[同じ部活の、1年生たちの声。 目を閉じて、笑った。 前にもこんな風に彼らの話を盗み聞いたことがあったな、と思う]
[目を開けた。ふらりと体が揺らぐ]
[途端、金属バッドが、今、頭のあった所を凪いだ]
(36) 2010/08/12(Thu) 22時頃
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―― 霧の中 部室棟近く ――
『あー、先輩避けたっすね。やだなー、殴られてくんないと』 『いーじゃないっすか、どうせレギュラー俺らなんだし』 『先輩いなくなったとこで、なーんも変わらないっすよー』
[けらけらと、周囲にある2つの人影が笑った。 楽しそうに。けらけらと]
……なっ!
[どくん、と心臓の鼓動が大きくなって、ひしゃげたバッドと彼らの顔を交互に見た。一気に全身に血がまわる]
『って、ことでー』 『先輩ちょっと死んでくださいよ』 『そうそう、先輩いると、邪魔なんすよね。 いかにも俺らがずるしたみたいに言われちゃって』
『迷惑だよなぁ。 どうせ、―――』
(37) 2010/08/12(Thu) 22時半頃
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|
[帰した誰か、失った誰か、ここに居ないはずの友人。 誰を見ても、騙される事はない。けれど]
『メアリー!』
[先程別れた、ここにまだ居るはずの幼馴染。その姿が見えれば。 少し気は緩んでしまうわけで]
……フィル!
[そう呼ぶけれど。『それ』が傍に来た瞬間。 座った瞳で、躊躇いもせず硫酸をかけた。かなり怒ってます]
アクセントが違う。 怪我してた場所も違う! 私の前でフィルに化けるとか、(07)(02)年早いのよ!
[カッキーン。ホームラン?]
ふん!
(38) 2010/08/12(Thu) 22時半頃
|
|
……っせェ、よっ……!!
[それ以上聞きたくなくて、叫んだ。 再び左右から金属バッドが頭を狙って襲い掛かってくる。 地面を駐輪場の方へと転がって、難を逃れた]
[今までの色々な敵との戦いで、壊れ、転がっているコンクリート片。後ろ手に握り締める。見上げれば、彼らの瞳は黒と白が反転していて……]
(39) 2010/08/12(Thu) 22時半頃
|
鳥使い フィリップは、思い切り、彼らに向かって石片を投げつけた*一等賞*
2010/08/12(Thu) 22時半頃
|
――屋上?――
[重い扉を押し開けてみれば、先客は誰もいなかった。 入ってきたのを確認すると、彼女は鍵を取り出して――また先生から借りたのだろうか――施錠する] ソフィア? なんで鍵なんかかける必要が、あるんだ?
[きっと、ここで気づくべきだったのだろう]
『えへへ。ギターくんとの、大事な話。ほかの誰にも聞かれたくないから……ね?』
[あどけなく笑って。『ソフィア』は、ゆっくりと歩み寄りながら、口を開いた]
(40) 2010/08/12(Thu) 22時半頃
|
鳥使い フィリップは、後輩の偽者たちの、頭がはじけた。[06]
2010/08/12(Thu) 22時半頃
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『まずはギターくん、サマーフェスタ成功おめでとー! メジャーデビューももうすぐだね!』
ああ……そうだな。カールが卒業したら、きっとそのころにはデビューできるかもな。
[一歩ずつ、だが確実に。『ソフィア』は歩み寄ってくる。右手を、背中に隠すようにして]
『このままだと、ギターくんはきっと、わたしの手の届かない、とおいところに行っちゃうから。 そのまえに、言おうと思ったんだ』 [叶うはずなんてない、と、そう思っていた、夢。視線は彼女にはりついたようで、 手も足も動くことすらなくて]
[彼女はぎゅっと、背中に手を回すようにして、抱きついてきて。 潤んだ瞳で見上げながら、彼女はささやく]
『ねえ、ギターくん。わたし、ギターくんのこと――
(41) 2010/08/12(Thu) 22時半頃
|
始末屋 ズリエルは、{6}(1-6) 心のなか、どこかで望んでいた光景に、抵抗を忘れてしまっていた――
2010/08/12(Thu) 22時半頃
|
[ぎぃやぁあああああ]
[高い声を上げて、2人の後輩たちの胴体が暴れまわる。 正直、見ていて気持ちのいいものではなかった]
[彼らは、よろめくように北門から出て行って。 肩で、息をした。泣きたくなった]
馬鹿に、すんじゃねぇぞっ!!!
[泣きそうな声で、渦巻きに怒鳴りつけた]
……あいつらは、なぁ。 あいつらは。
まいんち、まいんち。俺と一緒に、練習してたんだよ。
[知ってる。彼らの願いを知ってる。 直接的な単語は、聞かなかったから推測だけど。 でも、彼らがあの樹に願をかけたこと、その願いを、知ってる]
(42) 2010/08/12(Thu) 22時半頃
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[彼らは、個々に、願ったのだ。
『バスケが、もっともっと上手くなりますように』
毎日の自手練の延長として。 人事を尽くした後の、天命として]
[だからこそ、あの樹に守護神が本当にいては欲しくなかった。 存在しては、いけなかった。 それはダメだと、自分の中の何かが囁き続けていた]
(43) 2010/08/12(Thu) 22時半頃
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――ずっと、殺したいほど邪魔だと思ってたんだよ
[背中を、灼熱が灼いた。脇を見れば、深々とナイフが埋まっていて。 それを握っているのは、――抱きついてきた、少女] 『いい夢は見れた? ……テッドお兄ちゃんがいるのに、あんたなんかにそんなこと言うはず、ないじゃない』
[突き放すようにすれば、それだけで血が散った。 想い人にそっくりの外見を持つ少女は、しかし彼女が一度も見せたことのない悪意に満ちた嘲笑を浮かべていた]
(44) 2010/08/12(Thu) 22時半頃
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[そして次に目の前に、現れたのは] 『本当は、怖いんでしょ?』
『諦めれば、いいじゃない』 『楽に、なるよ』
『ずっと傍に、居てもらいたかったくせに』 [自分自身]
……違う!!!!
[手で耳を塞いで、目を閉じて叫んで。 すぐに手を外すと、きっと自分の姿をしたモノに向き直って]
(45) 2010/08/12(Thu) 23時頃
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諦めないって、決めた。 必ず帰るって、約束した。
傍に、は。居て欲しいよ。でも。 [何が正しいのか、どうするべきなのか。まだ分からない。でも]
絶対、負けない!!!
(46) 2010/08/12(Thu) 23時頃
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花売り メアリーは、私に力を貸して!!!*末小吉*
2010/08/12(Thu) 23時頃
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[投げたブラックオニキス。それで、敵は去っていったけれど]
[見上げた『命の実』は、まだ熟れていなかった**]
(47) 2010/08/12(Thu) 23時頃
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ハハ……馬鹿だ。 馬鹿だ、ほんとに……足掻くって、帰るって約束したのによ……
[ナイフを、抜いた。傷口を触れば、手は朱に染まる――脚が、濡れていく]
[冷静に考えれば、疑う余地はあった。 ソフィアはギター「くん」などと呼ばない。 そもそも、なんで今、授業なんてやっているんだ。 すべては、――もう遅すぎる]
(48) 2010/08/12(Thu) 23時頃
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―― 駐輪場 ――
……行こう。
[敵さんのおかげで、大分滑らかに身体は動く。 もう、慣れっこになってしまった焦げ臭さ]
動け、足。もう少し。
[自分自身を叱咤して、駐輪場から霧の中を、歩く。 伝説の樹を探して。
メアリーが、自分そっくりの相手に躊躇なく酸をかけていたのは知らぬまま]
(49) 2010/08/12(Thu) 23時頃
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[『ソフィア』は、哂う。 見慣れた顔で、聞き慣れた声で、悪魔のように、裁きを下す閻魔のように]
『もし百歩譲って、お兄ちゃんがいなかったとして。 どうして、わたしがあんたを好きになると思えるの? 本当の自分を隠してるあんたを。嘘しかないあんたを。偽者同士でも、ごめんだわ』 [呵呵と笑う少女を尻目に、ドアノブを捻る。 『ソフィア』によって施錠されたドアが、開くはずもない] 耳が痛ェよ……
『ほら、この期に及んでその口調。あの人に言われてしかたなく? センス・オブ・チェリーブロッサムのイメージを壊さないため? 嘘。あんたは怖かっただけ。人に傷つけられるくらいなら、自分から遠ざければいいって、強がって』
(50) 2010/08/12(Thu) 23時頃
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よわむし。よわむしらしく、絶望しながら死になさいな!
[ドアノブが、ぬめった。 ナイフを拾った『ソフィア』が、振り返りざまに入り込んできて――今度は、腹] [避けずに――彼女の懐から、鍵の束を抜き取って、……優しく、突き飛ばす。 たとえ偽者であるとわかっていても、殴れはしなかった。 ……鍵を開けて、彼女を閉めだして――下へと、向かう]
[階段は、もう降りるというよりは滑り落ちるようなものだった。 足の力が、抜けていく] [いろいろと、わかったような気がしていた。 カルヴィナのあの言葉、溶けていった人たち。だけど、きっと、……すべて、メアリーが。 ここで死ぬのなら、……最後に、一言だけでも、伝えておきたかった]
(51) 2010/08/12(Thu) 23時半頃
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―― 伝説の樹 ――
[霧の中、サイモンの声が聞こえる]
『先輩、どうして僕の代わりに死んでくれなかったんですか。 ひどいですよ』
[カルヴィナの声が聞こえる]
『フィリップ、私があの情況で生き残れると思ってたのか?』
[テッドの声が聞こえる]
『見ててむかつくんすよね。 そんなに言うならさっさと死ねばいいじゃないっすか』
[ソフィアの声が聞こえる]
『てゆーか、なんで私うめられちゃったの……? 暗くて、怖くて、冷たいよー』
(52) 2010/08/12(Thu) 23時半頃
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[ラルフの声が聞こえる]
『皆で生きようって言ったのにね。 次々死なせちゃってるじゃない、俺たちも』
[目を閉じて、全部振り切るように、走った]
……違ぇ、違う、ぜんっぜん違ぇよっ!! そんなんじゃねえ。あいつら、そんなん違ぇよ。
[ぐるりと大回りした先。 霧の中でも光る実が見えて、叫ぶ]
……メアリー!!
[ほんとうのメアリーを探して]
(53) 2010/08/12(Thu) 23時半頃
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……っ!……っ。 はぁ……。っ。
[心臓の辺りを押さえて。ぺたり座り込む。 その時、こちらへ近付く声>>53が聞こえた]
フィル!?
[立ち上がって、名前を呼ぶ]
(54) 2010/08/12(Thu) 23時半頃
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花売り メアリーは、始末屋 ズリエルに話の続きを促した。
2010/08/12(Thu) 23時半頃
花売り メアリーは、鳥使い フィリップに話の続きを促した。
2010/08/12(Thu) 23時半頃
始末屋 ズリエルは、花売り メアリーに話の続きを促した。
2010/08/12(Thu) 23時半頃
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―― 伝説の樹 ――
[伝説の樹の根元。座り込んでいた人影が立ち上がった。 名前が呼ばれる]
……メアリー!
[顔が、ほころんだ。彼女の前に駆け寄る。 偽者かもしれないとは、思わなかった]
[樹の周囲を取り囲むように。 サイモンもどき、カルヴィナもどき、テッドもどき、ラルフもどき、ソフィアもどきが徐々に近づいてくる]
(55) 2010/08/12(Thu) 23時半頃
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フィル! ほんものだ。
[傍に来たフィルの腕を、ぺたぺた触って確認しつつ、にこり。 間違いない]
(56) 2010/08/12(Thu) 23時半頃
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だれかの一番になりたい、……誰かの
[ひとりになったあの日から、ずっと願っていたこと。 そのくせ、樹に願うことは、どうしてもできなかった。 性格を変えてくれるように願って、僕が僕でなくなるのが怖かった。 だれかの一番にしてくれと願って、誰かの心を歪めるのも違うと思った。 自分で自分に言い訳をして。 せめて、曲でだけでも。 一部分だけでも一番になれればいいんだなんて、強がって] だれの一番にもなれない、 だれにも必要とされない、 ひとりのままで……
[あるいは、『ソフィア』が言ったように。 勇気を出して、本当の自分を見せていたら――違う結末が、あったのだろうか] [目がかすみはじめた。今、自分がどこにいるのか。 それすらも、もう、よくわからなくなってきていた。 半ば這いずるようにして、メアリーを探していた]
(57) 2010/08/12(Thu) 23時半頃
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[樹の周囲を囲むように表れた、友人、先輩。 偽者だと最初から思っている自分には、むしろ間違い探し状態だ]
みんな微妙に違う!むしろ失礼!!
[ぶん!]
[バットで{4}体迎撃。それはドロリと溶けて。 新たな友人の姿となる]
……。
[トオイメ]
(58) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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―― 伝説の樹 ――
無事で、よかった。遅れて悪い。
[大きな怪我がない様子にほっとした。 次いで、ぺたぺた触られて。首をかしげた]
ほんもの……?
[足音が、聞こえる。 霧の中、偽者たちの迫る音がする。 無事な方の手を差し出した]
……逃げよう。奴らが来るから。
(59) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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[……言ってから。 メアリーの攻撃に、少し目を丸くした]
(60) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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ううん。来てくれてありがと。 うん。さっき偽者のフィルが……。
[言いかけるけれど。 その刹那、沢山の足音が聞こえてびくりとして]
[差し出された手は掴むけれど]
でも、『実』を守らなきゃ。
[ここを離れたら実が危ないと、不安気に告げる]
(61) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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[寒い。重い。……暗い。 暗闇のなかで、探していた少女の声が聞こえたような気がした。 もしかしたら、偽者なのかもしれない。けれどもう、それを確認するほどの力もなくて] そこに、いるか……ねェ? もう、いなくても、いいか。
実は、間に合ったの……かねェ……間に合ってれば、いいねェ……
もし、――
[遺されてしまうのなら、せめて、待っているから、などと。 言おうとした言葉が、伝えようと思ったあまりに不吉だと、そう気づいて] ……は、はっ。 まだ、君の友達でいて、……いいのか、ねェ……
[土の冷たさが、気持ちよくて――いつまでも眠れそうな気が、した]
(62) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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[隣で目を丸くするフィルを見て、言う]
……強く、なったでしょ。 負けないよ。
[少し恥ずかしそうに。でも、くすりと笑って]
(63) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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―― 伝説の樹 ――
[守らないと、といわれて林檎みたいな不思議な実を見上げる]
………ん。あと、ちょっとだ。
[間に合わないなんて、知らない]
おう。頼もしい。負けそうだ
[強くなったという彼女に、そう笑いかけて、向き直る。 それでも、友人の、見捨てた相手の姿をしている敵には眉をひそめて……]
[何かが這いずる音がした]
……メアリー。あれ。
[霧の奥の姿を指し示す]
(64) 2010/08/13(Fri) 00時頃
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[途切れ途切れの、友人の声が聞こえて、びくりとして。 そちらを見た刹那。 フィルの声>>64も重なる。間違いない。あれは]
……ズリエル君!! フィル、ごめん。ちょっと実、お願い。
[そう言って、駆け寄った。そして、聞いた]
『まだ、君の友達で――……』
何!?しっかり、して!!! ズリエル君!!
(65) 2010/08/13(Fri) 00時半頃
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[手を握って、名を叫ぶ。 『君』が自分を指すとは気付かない。だって。 自分にとっては途切れる事なく、疑い様なく。 大切な友人だったのだから。けれど]
ズリエル君を、『大切な友達』を失うのはもう嫌!!
[手を握りながら、叫んだ]
(66) 2010/08/13(Fri) 00時半頃
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[もう、何も聞こえない。 小さく、誰かのぬくもりが伝わったような気がして。 最後の息を吐き出すようにして、口を動かす] ……ありが、と……
[誰かの祈りに支えられるようにして、細々と―― ちゃんと伝えられただろうか? もう、確認することはできない]
(67) 2010/08/13(Fri) 00時半頃
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