人狼議事


17 吸血鬼の城

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【独】 奏者 セシル

アメシストを一つ、奪う。

(-42) 2010/06/24(Thu) 14時頃

【人】 奏者 セシル


 ああ、つまらない……

[――――許しがたき負感情、
 その対象が失われることの、空虚であること。

白薔薇は香気漂わせ、城内へと戻る。
かすかな血の渇き――それは婦人の血を見たせいか]

 ――…仕事を果たさねばなりませんね。

[求められた薬をと――廊下を歩く。
その足音が ひたり 音を捉えて止まった]

(106) 2010/06/24(Thu) 14時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/24(Thu) 14時頃


奏者 セシルは、足を止めたは書庫の前

2010/06/24(Thu) 14時頃


【人】 奏者 セシル

[人ならざる耳に届く紙を捲る音、
>>67 何かをたしかめるようなその呟き、
それは、あの深紅のドレスの少女のものであったか。

――彼女は果たして何をみたのか。
確かめるべく、書庫の扉を開ける]


 ―――……おや、
      何をご覧になっていらした?


[深紅の花は書庫の奥、
戻されゆく書に、眼差しを向ける。
その所作と共にほのかな薔薇の香気]

(109) 2010/06/24(Thu) 14時頃

【人】 奏者 セシル

[書庫の影が持ち上がった。
散った書物を即座にもとどうりに並べ、戻してゆく]


  ……なにも?
 いいえ、聞こえておりましたよ。

 あなたがお嬢様の名を呟くのも、すべて。


[白薔薇は語る
人には聞こえるはずのない音を、聞いたと。

そしてゆるりと微笑めば]

(111) 2010/06/24(Thu) 14時半頃

【人】 奏者 セシル

[問いに答える白薔薇は首を傾ぐ]

――……さあ、詳しくは存じ上げませんが、
ただ、余り宴を楽しまれておいでではないご様子。

あなたの兄君に心乱され、
同属の死もありましたゆえに
日々その憂いは増すばかりでございます。


[そして小さく呟くは、
「海の泡」などという単語、その意味は知れずともよい]

(114) 2010/06/24(Thu) 14時半頃

【人】 奏者 セシル

[「どうして?」その問いには、いまだ答えず。
 ただ視線は再び整頓された書棚へ一度、ちらと向かった。


 背表紙と位置は覚えている。
 あれは恐らく確かめる必要がある。


果たして 少女が見たものは、
 ――――城の禁忌に触れるが否や]

(115) 2010/06/24(Thu) 14時半頃

【人】 奏者 セシル

ええ、なかなか人の身では……
すぐに魔性にはなりきれぬもの、なのですね。
永の年月でも流れれば、少しは異なるのでしょうけれど。

[重ねる言葉に意図はあったか、
揺れる眼差しを捉えれば、目を細めた白薔薇はまた甘く香り] 

人殺しの宴、などではありませんよ?
――我々には甘美なる食事、なのですから。


[そして白薔薇はゆっくりと手を伸ばす――]


[書棚との間に少女を挟むようにして、
手の伸ばされた先は書棚。
片手では少女の背を抱きすくめるようにして、書棚から離した。

きつくはない拘束、けれど 
人ならざるその力に少女に抗う術があろうか]

(118) 2010/06/24(Thu) 15時頃

【赤】 奏者 セシル

[白薔薇が声、それに感情は伺えない]

  試しても、よろしいのですか?

[人たる身であれば、
冗談でも言わぬだろうことを紡ぐ。
ぬくもりを失った心に残る感情は、負たるものばかり]


 ――ああ、でもそうでした、
 それでは役割が逆でございますね。

 正しき役割であらば――私は既に刺された身、でしょうか? 

[やわりと微笑う音は途切れる]

(*27) 2010/06/24(Thu) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

[触れれば香る、乙女が赤き甘露
 朝露に濡れる摘みたてのの野いちごを思わせる]



       ―――…ああ、

[湿った吐息は少女のうなじをくすぐって、
 けれどゆるゆると首をふる――まずは、こちら、と]


 しばらく大人しくしておいでなさい。
 痛いのは、お嫌でしょう?


[もがく少女を宥めるような声を落として。
薔薇の蔦は一度だけ、きつくその身を抱けば]

(121) 2010/06/24(Thu) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

[触れた指先、日記帳―――はらりと捲れば見覚えのある書体、
そしてその描かれた内容、それが“彼女”の失われた断片であろうことは、察しが付いた。]


 ―――……これは、


[恐らくこれは、本来あってはならぬもの]
[彼女にこれを見せることは、主が望まれぬだろうもの]
 

   ああ あなたは これを

 
       ご覧になって しまわれたのですね――……


[腕の中の少女を優しい青は見下ろして、
けれどその双眸は煌々と濡れた輝きを放つ]

(122) 2010/06/24(Thu) 15時半頃

【独】 奏者 セシル

/*
ところでやっぱり
お嬢様に嫌われちゃったよね

でも仕方ないんだ、くっ
愛に生きては仕事ができない……!

(-45) 2010/06/24(Thu) 15時半頃

【独】 奏者 セシル

/*
いや、愛なんだ。
ただ私の愛がどえすいだけなんだ……

旦那様とどうかお幸せに…!

(-46) 2010/06/24(Thu) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

[はしばみ色の睨みあげる様、
か弱き乙女の抵抗のなんといとおしいこと。
白薔薇は優しく微笑む]


 ひとつ、教えて差し上げましょう。

 望まぬ私を「このように」為されたのは、

 
 
         あの方 なのですよ?


[そして遺す言葉を問うように、
白薔薇の口唇は静寂を保ち、書を書棚に戻せば]

(125) 2010/06/24(Thu) 16時頃

【人】 奏者 セシル

[その指先、
白い手袋のそれはそっと、無防備に曝された首筋に触れる。
乱れた髪を直せば、とくり、暖かい脈動が伝わる]


 ――…ああ、お可愛らしいこと。


[乙女の小鳥が如きか弱き抵抗に、
白薔薇はその翼を折る愉悦を知る]


 もっと囀って――…

[冷たい舌が一度その首筋を舐れば、
白き牙はその皮膚へと、深紅を飾る]

(126) 2010/06/24(Thu) 16時頃

【人】 奏者 セシル

[化け物、と罵る言葉に、
一度赤く染まる唇を離す、とろり滴る赤い雫]


 私とあの方は、同じもの、なのですよ?


[少女の耳朶を一度食めば、
その深紅は紅玉のように耳を飾る]

(130) 2010/06/24(Thu) 16時頃

【人】 奏者 セシル

[縋るような乙女の瑞々しき肢体を抱きすくめれば、
やわらかな弾力白い肌のぬくもり、鼓動の儚さ
その全てを愛しむように、空いた指先は甘く曲線をなぞる]


――……ああ、甘い…


[流れる命の蜜が如く、
乙女の血のまこと甘美なる。

人の身には過ぎたる愉悦を齎すそれは、
白薔薇にもまた陶然たる昂揚をもたらし、

白薔薇の芳香は書庫を満たす
目を閉じれば、そこはまるで花園のよう]

(131) 2010/06/24(Thu) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

[憐れに囀るはしばみの小鳥、
色ととりどりの あか に彩られ、珠玉がごとく涙を流す。

花の吐息は、甘露を一層甘いものとなし]


 ――――……、

[愉悦に震える花の稚さ
愉しみが苦痛に変わらぬうちに、
慈悲もてその命を手折らんとすれば――]

(135) 2010/06/24(Thu) 16時半頃

【人】 奏者 セシル


 ―――……ッ、

[赤く染まる白薔薇の口唇、
滴る赤の軌跡を残して、頬を掠めたるそれを見やる。
皮肉なこと――それは己が所持を許した彼女の兄の遺品]

 ……慈悲はいらぬ、ということですか。

[乙女が肢体を掻き抱いた腕を離す。
頬を掠めた傷は、即座に塞がる――薔薇の身は金属では傷つかない]

(136) 2010/06/24(Thu) 17時頃

【人】 奏者 セシル

[悩ましげな吐息を落とす、
甘い血で満たされ充溢する魔性の体。

いまだその首筋より、
流れ出でる乙女が甘き生命を青い瞳は優しく見つめる]


 ……我ら皆、
 ガラスの囲いの中の薔薇、


 ―――……もう、
   人の世では、咲けぬのですよ。


[それが>>132散り行く乙女が言葉への答えであった]

(139) 2010/06/24(Thu) 17時頃

奏者 セシルは、見上げた乙女を見下ろす眼差しも柔らかく、

2010/06/24(Thu) 17時頃


【人】 奏者 セシル

[白薔薇の口唇は謳う。
甘く優しい天上の音楽を]

 ええ、苦痛なく
    夢見るように甘き終焉を――

    そう、あなたの兄君のように


 それともそのまま、ここで、


        命がただ流れ出るを待ちますか?

[微笑めば、手を差し伸べる]

(140) 2010/06/24(Thu) 17時頃

奏者 セシルは、問いに答えるべく言葉はもたない。

2010/06/24(Thu) 17時半頃


【人】 奏者 セシル

[たおやかな手が差し伸べられれば、
身を沈めて、その手を越えて濡れるほうに指先を這わせる]


 ―――…何を泣くことがあるのです。


[その眦に一度口唇を寄せれば、
乙女が花の唇に落とす口付け、
それは彼女自身の血の味がしたことだろう。

そしてその白き肌を零れ流れた血の一滴まで舐めとろうと、
深紅がドレスに手をかければ、
乙女が柔肌を冷たい白薔薇の唇が蹂躙し―――


白薔薇の香は至上の愉悦と甘き夢とを誘う]

(144) 2010/06/24(Thu) 17時半頃

【人】 奏者 セシル

[少女が語る――

     白薔薇はその言葉に瞬き――] 


 魔性と約束をなさりたいとは――


       なんとも稚いことですね。 


[是とも否とも答えぬままに
 白薔薇はただその花を手折らんとする手を止めず]

(146) 2010/06/24(Thu) 17時半頃

【人】 奏者 セシル

[少女が言葉が、
   白薔薇が心に棘を残すか――それは定かとはならず]


 ……もう、おやすみなさい、

              メアリー・トレイン。


          良き夢を。


[――ただ、定かなこと白薔薇の香気ただよう花園で、
          その花の命はやがて、散り行くだろう**]

(147) 2010/06/24(Thu) 17時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/24(Thu) 18時頃


【独】 奏者 セシル

/*
名前間違ううっかり執事

誤字脱字は文化とはいえひどい。


うわああああごめんメアリー。

(-54) 2010/06/24(Thu) 18時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/24(Thu) 21時頃


【人】 奏者 セシル

 ―書庫―
[ふわり広がったドレスの深紅の花の中、
憐れな小鳥の亡骸の乱れる衣装を整える。
幾分赤に染まった白手袋の指先は――転がるペンを拾い上げた]


 ――…如何いたしましょうか。


[渇望が満たされた白薔薇の嫣然たる微笑、
その眼差しの先が見るは、先ほどの日記帳――

しばし想いを廻らせれば、無言のままにそれを抜き取り、

いまだ消えきらぬ薔薇の香の中、
夢見るように 祈るように、永の眠りについた乙女だけを残してその場を去る。その亡骸が影の手で片付けられる前に、書庫を訪れるものはあるだろうか**]

(164) 2010/06/24(Thu) 21時頃

【人】 奏者 セシル



  [遺されたメアリーの亡骸に、噛み傷は残っていない]                                          

(166) 2010/06/24(Thu) 21時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/24(Thu) 21時半頃


【赤】 奏者 セシル

[白薔薇の嫣然とした吐息、
満たされた今、揺らぎはなく、それは目覚めの時のように]


御伽噺の正しき道筋……


嗚呼、そんな終焉は訪れはしないのですから、

ではどちらにしても

我々は間違ってしまったのでしょうね?お嬢様――…


[彼女が「為した」者の手で、
彼女の「大事なもの」が奪われる、その因果]

(*44) 2010/06/24(Thu) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

 ―廊下―

 ―――…今はだいぶ、
 満たされているのですけれど。
 
[自室に戻り、穢れた衣服を着替えた薔薇は、
約束の通りに薬を手にして廊下を歩く。
憐れな彼女と彼女の兄の形見のペンは胸にさして]

 ……お部屋には、おられぬご様子?

[影へと問えば、足はそのまま食堂へ]

(190) 2010/06/24(Thu) 22時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/24(Thu) 22時半頃


【人】 奏者 セシル

 ―食堂―
[かすかな薔薇の香気を残して、
白薔薇はゆるりと中の者に会釈をする。]

 ――…ああ、こちらにいらした、
  本当はお部屋に伺うつもりだったのですけれど。

[そして3人の傍らへ、歩み寄る]

 なかなか、お客様のお召しをいただかないので、
 ご用件をいただけて嬉しかったのですよ?


[満ち足りて嫣然とした微笑みの浮かぶ、
その胸の薔薇の影には、形見のペン]

(199) 2010/06/24(Thu) 23時頃

【人】 奏者 セシル

[小さな姿には気づかなかったよう、
トーニャの姿にも会釈を向ければ 
婦人の声にゆるり頷く>>203]

ええ、皆様とは別の場所で。
――従者たる者、皆様と同じ食卓を囲むようなことは。

[そして静かに眼差しを伏せれば、微笑う]

(209) 2010/06/24(Thu) 23時頃

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