人狼議事


17 吸血鬼の城

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靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/24(Thu) 23時頃


【人】 靴磨き トニー

 ――……。

[用意されたパンとミルクを無言で口にしながら、セシルの言葉に瞠目し――これで、何人目だろうと悲しく瞳を伏せる]

(9) 2010/06/24(Thu) 23時半頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/24(Thu) 23時半頃


【人】 靴磨き トニー

 ――……また、なんだね。

[少女では新たに現れた魔性を感じ取ることは出来なかったが、
「食事」ではないと言うならば、そういうことなのだろう]

(25) 2010/06/25(Fri) 00時頃

【人】 靴磨き トニー

[俯いたまま考え事をすれば、華やかな香りに顔を上げる。
グロリアが隣に座るのと同時に、服に何かを差し込まれたことに気が付く。

指先だけで探ればそれは小さな紙片で、
セシルの様子を覗いながらこっそりと開き、書かれた文字を読む]

 ――……えっ?

[その内容に思わず声を上げそうになり、慌ててグロリアの顔を見上げた]

(31) 2010/06/25(Fri) 00時頃

【人】 靴磨き トニー

 グロリアさん、どうして……?

[彼女が大事な武器を手放す理由がわからない。
それに、困ったらリンダを頼れという言葉。

それはまるで、遺言のように思えて。
少女は息を呑んだ]

(37) 2010/06/25(Fri) 00時頃

【人】 靴磨き トニー

――食事の間――

少女の視線は受け止められる事はなく。
グロリアの玉を転がすような笑声を耳に――どうして、とその意味を考えた。
その真情は、自分のような子供には理解出来ないものかも知れない。だから――]

 ……ありがとう、ございます。

[もう問うことはせず、立ち去るグロリアに小さな声で礼を述べた。
また、気紛れだと彼女は言うかも知れない。
それでも優しくしてくれて、助けてくれたのは確かなことだ。
 
セシルが此方に柔らかな視線を落としたことには気付かず。一人でぽつりと食事を続けた]

(52) 2010/06/25(Fri) 01時頃

【人】 靴磨き トニー

――食事の間――

[中庭でセシルに示唆され、グロリアの言葉と意思を受けたことで。自分に何ができるか、何をしたいのかを考えた]


『ヘクターの仇を討って、この城を出る』


[そう出来れば最善――けれど、非力な刃が魔物に届くとは到底思えない。
ヘクターが視た自分のトーテムは卑弱なスナネズミで。
それは、怯えて逃げ回るだけの自分を象徴するように思えたけれど]

 ――それでも、スナネズミにも立派な牙と爪があるんだよね。
 
[両腕に浮かび上がった紋様に視線を落とし、人狼の牙に手を触れる。それは、大切な人がくれた力。
スナネズミに与えられた、ささやかな武器だ]

(74) 2010/06/25(Fri) 01時半頃

【人】 靴磨き トニー

 私のしたいこと――……私の出来ること。

[出来ることは――魔物たちの隙をつき、この城から逃げること。
したいこと、後のことは――それから考えれば良い。
此処を出られれば時間は幾らだってあるのだから]
 
 ……よし、はじめようか。

[食事を終え、ぱんと頬を叩いて気合を入れる。
城主や召使達に脅されれば、すぐにへし折れてしまうかも知れないけれど。

それでも、目を瞑って待ち続けても悪夢は醒めないから。
誰かが手を差し伸べてくれるのを待つだけの、自分が嫌だから。

少女は立ち上がる]

―― →グロリアの客室へ―― 

(81) 2010/06/25(Fri) 01時半頃

【人】 靴磨き トニー

――客室――

 結構、重たいなぁ。
 私に扱えるかな……。

[ベッドの上に座り込み、グロリアの部屋から持ち出した猟銃を矯めつ眇めつ眺める。
弾丸もあるだけ持ってきてはみたものの、そもそも装填の仕方すら分からない。下手に弄くって暴発させたら拙い]

 使い方は後でグロリアさんに聞くしかないか。

[食事の間での遺言じみた言葉が気になったけれど、振り払うように首を振った]

(98) 2010/06/25(Fri) 02時半頃

【人】 靴磨き トニー

 さて、……次は、と。

[猟銃を枕の下に隠し、窓から外を見下ろした。
飛び降りるには高さが有り過ぎるようで、
まさか、影に脱出用にロープを調達させるわけにもいかない]

 何とか城内を通らずに済ませたかったけど……仕方ないか。

[逃走経路を吟味するべく、中庭へと向かった]

(99) 2010/06/25(Fri) 02時半頃

靴磨き トニーは、中庭を城門へと向けて、歩き出した**

2010/06/25(Fri) 03時頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 03時頃


靴磨き トニーは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 20時半頃


【人】 靴磨き トニー

――回想 自室―― 

(隠しておいたつもりで、取り上げられたら元も子もないしなぁ。
 ……やっぱり、持ってった方がいいかな)

[枕の下に隠した猟銃を引っ張り出し、背中に担いで上からショールを被る]

 これで、大丈夫……と。

[その場でとん、と飛び跳ね肩を回す。
銃が動きの邪魔にならないことを確認し部屋を出る]

(153) 2010/06/25(Fri) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

――城門前―― 

[石畳の上を音を立てぬよう慎重に歩く。
中庭を抜け城門に至れば、霧の中に人影が見えた。

そっと様子を覗い見れば、寄り添うように佇む
亜麻色の髪の魔物と隻眼の男の姿]

(ドナルドさん、……だめだよ) 

[二人の睦言のような会話が風に乗り、少女の耳に落ちた]

(155) 2010/06/25(Fri) 21時頃

【人】 靴磨き トニー

――城門前―― 

[城主の妹に感づかれ、已む無く紅い月の下に姿を晒す。
二人の表情を交互に眺め、言葉を探せば、微かな笑みを浮かべた翡翠に問われ]

 ……本当に此処から出られないのか、確かめに。
 
[震える声で、それでも瞳じっと見つめて答えた]

 ――…あ。

[また、紋様がぞわりと熱を持った。
霧の中、目の前の城主の妹とは異なる、深く濃い闇の気配が此方を訪おうとしていることに気付いた] 

(165) 2010/06/25(Fri) 21時半頃

【人】 靴磨き トニー

[霧の中、此方に歩み寄る魔性の気配に押され、思わず後ずさる。
いつでも駆け出せるよう、足に力を溜め目を凝らせば
薄らと見えたのは白薔薇の影]

 セシル、さん……?

[その瞳に輝くのは青。
けれど、かつての高い空のような見守るような優しさは失われて]

(172) 2010/06/25(Fri) 22時頃

【人】 靴磨き トニー

 ……貴方、本物のセシルさん、なの?

[弄るように距離を詰めてくる魔性の容は、
少女の知るセシルと変わらなかったけれど]

 ううん。……違う。
 本当に、魔物になっちゃったんだね。

[自分をネズミと呼び、蔑むような眼差しには
ヘクターの埋葬を知ったときに浮かんだ和らぎなどはなく]

(……逃げなくちゃ)

[紋様のざわめきなど既に聞くまでもない。
目の前に立つの白薔薇は自分を殺しに来たのだと理解すれば、
青い瞳に心を射られ、恐怖に足が竦んだ]

(184) 2010/06/25(Fri) 22時半頃

【人】 靴磨き トニー

[セシル――白薔薇の視線が不意に外される。
魔物の視線が切れたことで僅かに圧迫感が緩み、竦んだ足に力が戻るが、今度は背中側から黒薔薇の声が聞こえて]

(逃げなきゃ……。
 逃げないと、殺される。でも、どうやって?)

[躊躇う内に痩せぎすな首筋に手が伸ばされ]

 いやっ!!

[人狼の牙を握り締め、白い手袋目掛けて振り下ろした]

(191) 2010/06/25(Fri) 22時半頃

【人】 靴磨き トニー

[白薔薇の手から流れる血が、少女の顔に降りかかり、
視界の端を赤く染めた]

 あ、あぁ……。っ……。

[恐怖にかたかたと身体を震わせながら、よろよろと二歩三歩後ずさり、転がるように闇雲に走り出した]

(203) 2010/06/25(Fri) 23時頃

【人】 靴磨き トニー

[背後に黒薔薇の哂い声が高く響いた。
白薔薇が追いかけて来るのか否か、振り返り確かめることなど出来ない]

 ……やだ、こわい。……こわいよ。

[恐怖から逃れようと霧の中を駆け出した。
その道はかつて、魔物狩人がまだ幼かった頃、
城を出ようと懸命に走り抜けた道であることを少女は知らない]

(208) 2010/06/25(Fri) 23時頃

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