人狼議事


159 せかいのおわるひに。

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【人】 地下鉄道 フランク

   ー 原稿用紙の向こう側 −

[もう誰も戻らない、読まれる事も続きを書かれる事の無い
原稿用紙が、その重さから机から床に落ちて舞い上がる。
その一枚に在りし日の出来事がただ淡々と書かれていた]

トレイル君? どうしたんだ?

[まだ20代だった男は公園で泣いている
近所の男の子を見つけて声を掛けた。
生まれた時から光を持たない少年は、よく虐められていた。
空が赤から紫、闇に変わろうとしても、彼は1人でいる事が多く。
杖を持たず、泣いている様子に心配になったのだ]

(4) pannda 2014/01/24(Fri) 21時頃

【人】 地下鉄道 フランク

杖無くしちゃったのか?
お兄ちゃんが探してやるからちょっと待ってろ。
その間、これ飲んでていいぞ。

[子供が喜ぶものなんて判らない。
急いで自販機から炭酸飲料を買って、プルタブを開けて
少年の手に握らせる]

この杖でいいのか?
折れたりしてないから、ちゃんと使えるから安心だな。

[それからどれ位時間が掛かったか。
少年はジュースを飲んでいただろうか。
見付けて来た杖を缶ジュースと交換に握らせて、
少年に泥が付いているのを見つければ、濡れたハンカチで
拭ってやったりもしただろう]

(5) pannda 2014/01/24(Fri) 21時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

1人で頑張ったんだね。
えらかった。
お兄ちゃんと一緒に帰ろうか。

[1人で耐えていただろう少年の頭を撫でて、
触れた手でそのまま少年の空いた小さな手を繋ぎ歩きだす。

そんな何でもない日常の一部が書かれた原稿用紙が一枚**]

(6) pannda 2014/01/24(Fri) 21時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

   − 1ヶ月前の話 −

[ちまちまと肉まんを食べる理由が、
自分があげたものだから>>9と言われると更に混乱する。
そんなに不自由しているのだろうかと、困惑するが、
隣のデメテルにそれをうかがわせるものは感じない。
自分が鈍感なだけだろうかと、首を傾げるが]

肉まん位ならまた分けてやるから来いよ。
齧り付いて食べるのが男だ。

[また食べようと約束して、ちょっと側に寄った]

確かに誰かといるとあったかいな。

[トレイルの言葉を体現する様にカイロ代わりにひっついて]

デメテルちゃんにくっつくわけにはいかないからな。

(13) pannda 2014/01/25(Sat) 01時頃

【人】 地下鉄道 フランク

デメテルちゃんも素敵だけど、なんつーかな。
トレイルとデメテルちゃん2人でいるから
お互いいい物語になる気がするんだよ。

[小説の話に、自身が出ると思っていなかったのか。
困惑するトレイルに、2人がいいと力説する。
いつもいつも引いてばかりのトレイルを輝かせるには
どうすればいいか。
それを口にするつもりはないが、そっと耳に唇寄せて]

何したいか言ってみ?
小説の中なら何でも出来るぞ。

[叶わない夢でも、小説の中なら望めばと。
問うた言葉に返事はあっただろうか**]

(15) pannda 2014/01/25(Sat) 01時頃

【人】 地下鉄道 フランク

お前達兄妹は何お互い遠慮してるんだか。

[トレイルもそうだが、
デメテルまで自分の事をつまらないと言い出した>>14
やれやれと、整える気の無い自分の髪をがしがしと
手で乱しながら苦笑する]

ほんと、よく似た兄妹だな。
お互い思いやる事が出来るって、それだけでも充分魅力だぞ。

もっと自信持てよ。

[そう言ってはみたものの、結局2人は互いを思いやる事と
自身に何処か負い目を感じる様な陰は
消えなかったのかもしれない]

(28) pannda 2014/01/25(Sat) 22時頃

【人】 地下鉄道 フランク

恋愛か。

[小説の中でやってみたいとトレイルが望んだのもの>>18
すぐに訂正した分、本音のように思えた。
トレイルの世界は狭い。
だからこそ拓けて欲しいと思う。

少し目を丸くして、顔を近付けた]

誰か好きな奴いるのか?

[彼はもしかしたら自ら知らぬ世界に足を踏み込もうと
しているのかもしれない。
出来るなら背を押してやりたい、と彼の想いを知らぬまま]

(29) pannda 2014/01/25(Sat) 22時頃

【人】 地下鉄道 フランク

誰かを好きになるってすごい事だぞ。
自分以外を大切にするって大事な事だ。

トレイルはまだ若いからな。
きっとこれから色んな経験する。
デメテルちゃんも。

そうだな。

恋を知ったトレイルとデメテルちゃんも書いてみたいな。

[現実に恋を知った彼らがどう変わるのか判らないが。
自分の中で彼らがどう変わるのか、書いてみたい。
そんな想いを込めて]

(30) pannda 2014/01/25(Sat) 22時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

小説とかそうじゃなくて。2人の物語を最後まで書いてみたいな。

[………辿り着けない物語を書こうと決めたその日の話**]

(31) pannda 2014/01/25(Sat) 22時半頃

フランクは、トレイルにむぎゅうした。

pannda 2014/01/26(Sun) 21時頃


【人】 地下鉄道 フランク

書かなきゃ…………。

[空に融けた声]

(57) pannda 2014/01/26(Sun) 22時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

    − ある日の日常 −

[何度頭を掻いても文字が出てくるわけではない。
真っ白な画面の前で悩み続いて数日経った]

だぁぁぁぁあ。
気分転換気分転換。

[数日前にもやった気がするコンビニへの逃避を
図ろうと立ち上がる。
身も心も満足していないとこの物語はきっと書けない。
泣いてばかりいた盲目の少年と、少年に寄り添う
心優しい妹の幸せを。
偽物でもいいから書いてやりたい。
希望となるように。

甘い考えだと思っていても、挑戦せずにはいられなかった]

(58) pannda 2014/01/26(Sun) 23時頃

【人】 地下鉄道 フランク

幸せになって欲しいよな。

[子供の時は会う時はいつも泣いていた少年の幸せを願いながら、
廊下に出ると呼び鈴がなった。
編集が訪ねてくるとは思わないが、と不安になりながら扉へと向かい、その不安が希望に変わるのは数歩先の事*]

(59) pannda 2014/01/26(Sun) 23時頃

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