じゃあわたしがマユミの王子様になるね。
氷のお城で眠るマユミにキスして目を覚まさせてあげる。

[眠り続ける少女に約束。
とても遠くてすぐ傍にある世界のお話**]

失恋したし、もうちょっとふて寝してようかと思ったけど…
待っててくれる人がいるなら、起きないと…だめよね。

[幼馴染とその相手の幸せそうな姿を見るのは嬉しくて、だけどやっぱり少し辛くて。
だからもうしばらく寝ていようかと思ったけれど。待っていてくれる人がいるのなら、起きてもいいかなと、そんなことを想う自分は調子がいい。]

ただスキーは…きっと絶対転ぶのよね、私。

[かまくらの中。お餅でも食べながら、滑るモニカを見ているので勘弁してもらえないかしら？と、少し先の未来を思い浮かべて。**]