6 偽りの聖戦《ｲﾐﾃｰｼｮﾝ･ｼﾞ･ﾊｰﾄﾞ》
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『…−−−で、貴方はあたしに何をさせたいわけ？』
[彼の言葉に息を飲み、次に発した言葉は決意を秘めたそれ]
漆黒の王《モーリアン》の魂の中に居る、翔太君を呼びさます。それを手伝って欲しい…−−−
直接魂の可能性を拓く君≪リィン≫にしかできない事…−−−だがそれは
『翔太の魂に、また漆黒の王《モーリアン》を封じるという事？』
(105) 2010/03/28(Sun) 22時半頃
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いいや、違う。
それでは、何の解決にもならない…−−−
俺が考えるのは…
【 翔太君と漆黒の王《モーリアン》の融合 】
(106) 2010/03/28(Sun) 22時半頃
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ちょっｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ予想外ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ融合したらｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ一体どうなるんだｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ相容れない気がｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗするんだがｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
(+164) 2010/03/28(Sun) 22時半頃
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『貴方何言ってるかわかってるのっ？！ それは翔太を殺す事となんら変わらないわ！』
違う！ わからないか？
漆黒の王《モーリアン》が何故翔太君の姿をとっているのかを…
翔太君は漆黒の王《モーリアン》と違う存在であり
同じ存在でもある二律背反≪パラドックス≫
(107) 2010/03/28(Sun) 22時半頃
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−彼、君の大切にしていた翔太君はいなくなった訳ではないよ。
−君の力で<<漆黒の王>>モーリオンを封印すれば翔太君はまた君と戦う事が出来るよ。
−君の存在理由である彼が戻ってくるんだ。君にもここにいる意味があるさ。
これからは漆黒の王<<モーリオン>>を封じるための鍵として戦いなさい。
−そして今回の件で彼も成長した事だろう。大好きな彼を受け入れてあげなさい。
[鍵<<リィン>>に優しく話し掛ける]
(108) 2010/03/28(Sun) 22時半頃
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融合ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
その発想はなかったわ
(+165) 2010/03/28(Sun) 22時半頃
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[翔太と漆黒の王<<モーリオン>>を融合させると聞いて戸惑ったような表情をする亮とラルフ]
えっ……融合させるってどういう事ですか？
翔太と漆黒ならば圧倒的に後者の存在が大きいのに、消えてしまうかもなのにそんなこと……。
(109) 2010/03/28(Sun) 22時半頃
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俺の言葉はもとより、愛すべきリンデルの言葉も届かない今…
翔太君の心を呼び戻せれば…漆黒の王《モーリアン》の心に一番近いのは彼…
『翔太と同一化して…もう一度この世界での生活を送らせる…ってこと？』
[リィンの声に呆れが混じる。
それはとても絵空事で…だが、再び漆黒の王《モーリアン》がこの世界で”幸せ”を求めるならば…−−−]
(110) 2010/03/28(Sun) 22時半頃
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[リィンの心に創造主の声が優しく届く（>>108）]
『マスター…ここの馬鹿は漆黒の王《モーリアン》を封印じゃなくて、翔太と融合させて…彼にもささやかでも幸せな生き方の方法を模索したいって言ってます…
あたし、かなり無茶だと思うけど…馬鹿で、考えなしで、空絵事だと思うけど…−−−−−
やってみたいって思います』
(111) 2010/03/28(Sun) 22時半頃
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[流れる涙。雫(ひかり)の伝うその頬に、左手で触れようと、伸ばそうとするが、叶うだろうか。]
……ううん。
きみは、そらだったよ。
いつでも――私の、陽輝(ひかり)だった。
[見つめる、黄昏。微笑む、焔。]
……きみは、ずっと此処にいるの？
今までも、これからも。 永久に《ずっと》？
(+166) 2010/03/28(Sun) 22時半頃
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うわ！リィンから亮の声が…！
[融合に対して翔太の身の危険への懸念を口にする（>>109）亮に、最初驚いた彼は、すぐに真剣な表情に戻る]
翔太君の力は…決して漆黒の王《モーリアン》に負けるとも劣らないと思います。それに…−−−−−−
[いったん口を閉じたベネットは、ほんの少しだけ逡巡して、ふっと笑顔を浮かべる]
翔太君には俺が…俺やリィン、皆がついています。
(112) 2010/03/28(Sun) 22時半頃
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ＹＯＵ☆ＧＯ
その発想はなかったなｗｗｗｗ
ラルフの反応>>109が初めてまともに見える件
(+167) 2010/03/28(Sun) 22時半頃
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でも、まずは翔太君の魂を呼び起こす事が先決…！
[視線を上げれば、黒き雷を纏いし一撃とリンデルがグレーテルを通して放った焔の一撃とがぶつかり合う瞬間…−−−]
リンデルっ…！！！
[すぐにその粉塵の中から、リンデルと漆黒の王《モーリアン》の姿が現れる。漆黒の王《モーリアン》の猛攻を大鎌で受け止めるリンデルの姿は危なっかしい]
リィン！ しばらくは俺に力を貸してくれっ！
『仕方ないわねっ！』
(113) 2010/03/28(Sun) 23時頃
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翔太と合体したい、と聞いて。
(@4) 2010/03/28(Sun) 23時頃
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>>+167
初めてまとも吹いたｗｗｗｗ
今日のラルフは頑張ってるわよｗ
(+168) 2010/03/28(Sun) 23時頃
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ベネット…！
[攻防を繰り広げる彼方、彼の声が聴こえる。
少しだけそちらを向き、目を丸くする――]
――その、鍵…！？
……いえ、経緯を問う暇は、ありませんねっ…。
あとは、私の…熾天使の力を注ぎ込めば…。
(114) 2010/03/28(Sun) 23時頃
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このショタコンどもめ！！！ （ＡＡ略
(+169) 2010/03/28(Sun) 23時頃
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応用術式≪アプリケーションエフェクト≫―φ：
羽ばたく囀り≪フラップ・ソング≫
[鍵剣から広がる無数の音の波紋が一つ一つ剣となり、漆黒の王《モーリアン》の力を…−−−無数の影を散らしていく]
(115) 2010/03/28(Sun) 23時頃
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リンデル…！
『宵闇…いいえ、セラフ！！お願い貴女の力を貸してっ…！！！
この馬鹿の力じゃ、光が強すぎてしまうのっ…！！！』
[彼女にかけた声は、リィンの声にかき消され…−−−
ちょっとだけ、背中が寂しそうだったのは秘密の話]
(116) 2010/03/28(Sun) 23時頃
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[ベネットの加勢により、なんとか体制を整えた。
リィンの魂まで復活していることを知れば、ますます仰天し]
リィン……！？本当に、復活したの…。
私の、力ですか……はい。承りました！
…ベネット？
申し訳ありませんが、詠唱中の守護をお願いします。
[寂しそうなベネット。その心境はわからなかったらしい]
(117) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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[鍵<<リィン>>の強い決意を秘めた声が聞こえてくる。]
−そうか、その考えがあるのか。
−……それがお前の考えならばやってみても良いかもしれんな。
−だが、うまくやるんだぞ。
(118) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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>>87
[危なっかしくも父の猛攻を受け止めるリンデル。
歴戦の猛将たる漆黒の王《モーリオン》ならば、そんな防御も容易く弾き飛ばしている筈。
それができずにいるのは、彼の思いに揺らぎが生じているから――]
世界……世界、だと？
それは――！
[続く言葉はない。迷っているのか、下らないと思っているのか。
しかしリンデルを攻め立てる勢いは、弱まり始めているようにも見える。]
(119) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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[リンデル、ベネットの姿を見て亮とラルフも共に力を貸そうとする。]
手伝うよ。二人とも。
相手は漆黒の魔王<<モーリオン>>。どんな力を使ってくるかもわかりません。
だから。お手伝いします。
幸い僕にはまだ力は残っていますから。
[呪文の詠唱を始める]
(120) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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主殿――……
[わかる。感じる。この者たちは、主殿さえも救おうとしてくれていると。それがどんなに危険でも、どんなに可能性の低い事でも、１％でも希望がある限り、この者たちは――]
(121) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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ねえ、とうさま。
……私にとって。
私にとって《世界》は――
――存在の証。
……それは、今は目に見えない者たちにとっても同じこと。
ドナルド、祭門、ザック、姫様、リル、オスカル、にいさま。
みんなが、存在した証なの！
無に戻せば、その証が全て消えてしまう――。
…………させない。
みんなの存在した証を、あなたに否定などさせないッ！！
(122) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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[しかし。それでも。
妻を封じ。
息子を殺し。
彼はもう、戻れない所まで来ていた。]
世界……世界など……！！
[残る力を振り絞り、詠唱中のリンデルへと迫る。
しかしその闇の波動も、羽ばたく囀り≪フラップ・ソング≫にかき消されてしまうだろう。
その秩序の光を目にすると、漆黒の王《モーリオン》は明らかに動揺の色を見せた。]
秩序の鍵《コズミック・キー》…だと…！？
どういうことだ…それは私が、この手で折り捨てた筈……！！
[彼が恐れるのは、解放。
内なる希望の光《エスポワール》の解放だ。]
(123) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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あ、あぁ。任されて。
[そう言って、鍵剣を構える。彼女に向かう刃は全てそれで叩き落としただろう]
(124) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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― 深層世界・翔太の心の障壁 ―
[光が、見える。声が、聞こえる。
いつも見ている光。うるさいぐらいに話しかける声。]
リィン……リィンなの？
どうして、どうして！？
死んじゃったんじゃないの、リィン！
ベネットさんと、一緒にいるの！？
[動揺と喜び、二つの感情が少年に力を灯す。
暗い闇の中、顔を上げて光を追おうと手を伸ばした。
しかし――まだ、届かない。]
(125) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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そういえば私、まだ生きてたのよね…
(-50) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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[ベネットに一礼し、彼の後方へと下がれば…
――唄う。
お世辞にも、自分には歌の才があるとはいえない。
母や兄や《月夜》のような才ある者が聞けば、拙いと失笑してしまうような旋律（しらべ）かもしれない。
それでも――声だけは。
言霊（こえ）だけは、魂の底から震わせながら――唄う]
(126) 2010/03/28(Sun) 23時半頃
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