人狼議事


54 CERが降り続く戦場

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【人】 会計士 ディーン

― 回想:《契約者》 ―

[人の過去。

それは宇宙の、あるいは神代の物語の中では一瞬の出来事。

万物の記録《ユニヴァースレコード》にも刻まれない、
取るに足らない一雫。]

 

(322) 2011/06/12(Sun) 14時頃

【人】 会計士 ディーン

[中央都市ノイに《雨》が降り始めたのは、数年前。
 静かに降り続く雨は、人を獣に変えた。

"「殺し合い」「惨殺」「暴動」「自然災害」「人災」"

[《雨》は慈悲もなく全てを奪った。
神と等しき存在の所業に、人に為す術はなく。
枯れる事なき悲《ヒ》の雨は、血に塗れた地に堕ちる。

奪い奪われた者の恨み、嘆きは都市を覆い
雨は陽を閉ざし、救いの虹さえ拒んだ。


復讐の連鎖は終わることは無い――]

(323) 2011/06/12(Sun) 14時頃

【人】 会計士 ディーン

[男は、まだ少年の面差しを残していた年の頃だった。

《Rebirth》に起き始めた異変の原因調査は始まったばかりで手掛かりもなく、無意味に調査に時間ばかりを費やす日々。
しかし、命に変えてでも、世界に秩序と希望を取り戻す事こそ、己の使命と疑っておらず。

彼女が、不安そうな眼差しで街を見ていた事にも気付かなかった。]

(324) 2011/06/12(Sun) 14時頃

【人】 会計士 ディーン

レナ――!!

["その日"栄光《グロリア》を祀っていた小さな聖堂は、
獣と化した暴徒の手に堕ちた。

敬虔な修道女《シスター》であり、
誰よりも秩序を重んじた彼女(レナ)は、
最期まで暴徒《かれら》の心を取り戻そうと
言の葉を紡ごうとしたという。

かつて、《栄光》が《獣》にしたとされるように。

しかし、言葉は届くこと無く彼女は殺され
聖堂には火を放たれた。]

(325) 2011/06/12(Sun) 14時頃

【人】 会計士 ディーン

彼女を独りにしなければよかった。
俺は、間に合わなかった。
俺は、"助ける事ができなかった"。

紅蓮の炎の中、血に塗れ息絶えた彼女《Lena》の骸を
ただ――抱くことしかできなかった。


[後悔と自責と、恨み、嘆き――

"その日"、少年の中で、"正"と"悪"は反転する。]

(326) 2011/06/12(Sun) 14時頃

【人】 会計士 ディーン

『ヒトが冥獄摩天楼(こんな所)まで――吾に何用だ。』

『愚かな。
如何なる理由があっても
一度冥府に堕ちた者を地に戻す事はできぬ。』

『律法(サダメ)を……秩序(ルール)を破るというのか』

『くっ――それほどまでに"あの娘"が大切か?
面白い。ならば条件がある。』

『"《栄光》の失墜と、《獣》の解放"』

『いいだろう――ならばお前の《真名》をもって吾を《契約》するがいい、人の子よ!』

(327) 2011/06/12(Sun) 14時頃

【人】 会計士 ディーン




[死者《Lena》の黄泉還りを望んだ者《Need》は

"その日"より契約者《Deen》と成った。]


 

(328) 2011/06/12(Sun) 14時頃

【人】 会計士 ディーン

― 現在:蝕《デーフェクトゥス》 ―

[呼ばれるように、男はそこに姿を現す。
目の前には、《獣》の姿をした―― 《闇》]

俺が望むのは――世界の反転《Rebirth》

秩序ではなく、混沌を。
希望《虹》ではなく、絶望《雨》を。
光ではなく、闇を。
再生でなく、終焉を。

(329) 2011/06/12(Sun) 14時頃

【人】 会計士 ディーン

獣《ベースティア》!! 俺と最後の《契約》を果たせ!

(330) 2011/06/12(Sun) 14時頃

さぞかしがっかりしたろうな?

どんなに足掻いても、反転《Rebirth》させても
超上位種《エルダーロード》より更に高次元存在……
"    " の掌の上。
俺にはもう、世界に虹《キボウ》を見る事ができない。

最期の《契約》だ。
お前を満足させられなかったなら命を差し出す。
俺に、終焉《ポストレーレム》を与えろ。

秩序も、再生も、希望も、混沌も、破壊も、終焉も――
俺はもう興味がないんだよ。

[絶望を、嘆きを湛えた"声"で、彼は吐き出すように呟いた。]


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/06/12(Sun) 14時半頃


修道士 ムパムピスは、メモを貼った。

2011/06/12(Sun) 14時半頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/06/12(Sun) 15時半頃


【人】 酒屋 ゴドウィン

  − 終焉《ポストレーレム》は安らぎを −

[《記録》と別れ、獣は気紛れに蝕へと戻っていた。
少し戻らぬ間に、蝕は多くの《記憶》の欠片を集積させていた。

それは《雨》の犠牲者の嘆き、苦痛、悔恨、そして絶望。
闇の色が一層濃くなるその場に、解放者が現れた>>329>>330

……哀れな…擦り切れた命よ…。

[解放者の《表》の破滅への《渇望》と全てに疲れ果てた《赤》い《絶望》

同時に響く二つの《望み》に獣は静かに笑んだ]

もう少し楽しませてくれると思ったんだが。
もういい。
期待した俺がまずかっただけだ。
それより疲れたんだろう。ゆっくり休むがいい。
お前《冥王》の心臓も俺が貰ってやろう。

(331) 2011/06/12(Sun) 17時半頃

【人】 酒屋 ゴドウィン

[ブワッ…と漆黒の闇が獣の姿を巨大な黒狼へと形作る。
そして狼はその顎を開き、解放者を呑みこもうとする。

その口に漆黒ではなく輝く牙もあった。

それこそ獣以外持つ事が許されない唯一絶対の《闇屠》の力。

全てに遍く終焉を与える力。

他者が《同属》《仲間》と表現するモノでも容赦なく、竜も、冥王も、そして冥天邪神すら《屠る》能力をただの男《ヒト》へと発動させた]

終焉(おわ)れ…。少女《そいつ》と共に…。

[獣がそう呟くと蝕の記憶の欠片がキラリと光る。

その瞬きは男の前で姿を見せる。金の髪の満面の笑みを浮かべた少女。

気紛れだが、獣は…抵抗する者には残酷な終焉《マツロ》を…疲れ果て受け入れる者には安らぎの終焉《ネムリ》を与え続けていた。

無論受け入れる者など皆無に近い。

(332) 2011/06/12(Sun) 17時半頃

【人】 酒屋 ゴドウィン

それ故獣の残虐さが増して伝えられたのだろうが、獣には関係の無い事だった。

そして目の前の解放者が自分を落胆させた事も関係ない事だった。

疲れ受け入れた物には終焉《ヤスラギ》を。

少女の《記憶》は男が拒まなければ、その体を母の様に優しく抱きしめて…共に獣に呑み込まれるだろう**]

(333) 2011/06/12(Sun) 17時半頃

  − 回想 −

[初めて男が姿を見せたのはいつの事か。

ヒトにしては禍々しい気配を漂わせていたのは冥王と契約していた為か。
だがそんな事は気にも止めず、獣は男を見た]

俺を解放したいとか面白い事言うな?

俺を解放すればどうなるか判って言ってんのか?

破壊とか、新世界の王になるとか、そんな生易しい願いじゃ俺を御する事は出来んぞ?

それに何より…。

神殺し以上の大罪を負うぞ?

[昏い光を宿した男に店主は笑って声をかけた。

だが男は真剣だった]


……そこまで言うなら…栄光《グロリア》を潰えさせてみろ。

獣は栄光《グロリア》が潰える事で解放される。

なぁ《Need》よ。

[確かに獣の貌で店主はその名を呼んだ。

それはいつの記憶だったか]


…消えろ…哀しみも、嘆きも、憎悪も全て手放すがいい…。

[気紛れで残虐なはずの獣の声が…解放者にはどう伝わっただろう**]


酒屋 ゴドウィンは、メモを貼った。

2011/06/12(Sun) 18時頃


ゴドウィンは、唯一絶対の力…闇屠《デュラハン》の能力を発動させた。

2011/06/12(Sun) 18時頃


漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2011/06/12(Sun) 19時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2011/06/12(Sun) 20時頃


【人】 双生児 ホリー

 ―砂漠の中のオアシス都市・マハール―
[時は、HERO達が到着する、30分ほど前に遡る。
真っ暗な空を見上げて、静かに笑みを浮かべて]

 夜…ね。闇が怖いのかしら?大丈夫?

[街の中で怯えているヒト達を見つめて、優しく頭を撫でる。]

 そう、闇が怖いのね。安心して。私はとても慈悲深い女神よ。
 心配しないでも、あなた達に優しい慈悲を与えてあげるわ。

[救ってもらえる。そう思った街の民達は、彼女にすがりつく。
その様を見て、小さく笑うと、指先を空に向ける。
小さな円を描き、その円の中から光が飛び出す。]

   ―――太陽の子《サンズ》

[術を唱えると、飛び出した光が空の闇を切り裂いて、
その一部から太陽光が差し込んだ。]

(334) 2011/06/12(Sun) 20時頃

【人】 双生児 ホリー

[直に降り注ぐ光は、破壊的に熱を与える。
周囲の気温は確実に高くなり、街にいた者たちの体からは、水分と言う水分が失われている。
人々は再び彼女に救いを求める。]

 え?暑いの?やりすぎちゃったかしら…。
 じゃあ、涼しくしてあげるわね。

[優しい笑みを浮かべると、続けざまに…]

   ―――凍てつく吹雪《デッドブリザード》

[突如、降り注いでいた陽光は、消え失せて、街を凍える吹雪が襲う。
次の瞬間、街の人々も、そこにいた悪魔も、全て関係なく凍りついた。]

 これでいいかしら?私って本当に慈悲深い女神よね。

[くすくすと優しげな笑みを浮かべて、街の奥までのんびりと歩き始めた。]

(335) 2011/06/12(Sun) 20時頃

【人】 会計士 ディーン

― 全て解法せよ《OmmiReleaseCode》 ―
[……黒狼の巨大な顎が開き、男を呑み込む。>>332

《闇屠》の牙を、男は抵抗する事なく受け入れる。

それが己の身を貫く瞬間、見えたのは――>>333]


レナ《ネル》…


[憎悪から、悔恨から、絶望から。
全てから《解放》された男は

蝕の記憶が見せた少女の腕に抱かれ、獣に呑まれていく。

ただ一雫。
伏せた男の瞳から、紫色の涙がこぼれ落ちた**]

(336) 2011/06/12(Sun) 20時半頃

―― ありがとう。

[ 世の全てから《解放》され、終焉(やすらぎ)を得た男は
獣の声に、そう答えた]


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2011/06/12(Sun) 20時半頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/06/12(Sun) 20時半頃


【人】 修道女 ツェツィーリヤ

―青紫の魔女がその目を伏せた時―

[それはいつの事であったか。
瞬きの刹那、瞼の裏の暗闇に、修道女は青紫の魔女の幻視《ウィーシオー》を《視》る。

凍てつく風に晒されて、魔力も枯渇した彼女の体はどんどん冷え切っていく。
そんな悲しい最期なのに、何故か彼女の表情は穏やかで]

…良い夢でも見てんのかな。

[それがどんな夢なのかまでは、修道女には分からない。ただ――
生かす業 殺す業 そんな強き"力"を抱え永き時を生きて来た彼女の生の一旦を《視》て
その眠りが安らかなものであることを願った]

(337) 2011/06/12(Sun) 21時頃

修道女 ツェツィーリヤは、メモを貼った。

2011/06/12(Sun) 21時頃


【人】 双生児 オスカー

― 慈悲《ザンコク》深き女神微笑む 氷雪のオアシス『マハール』 ―

 ……これは…………

[砂漠の街マハールに踏み込んだ四人の英雄《HERO》達が一番最初に感じたのは、極端な冷気だっただろう。
 まるで吹雪が吹き荒んだかの様に、人も、悪魔も、街ごと凍て付かせた様な氷像が随所に散乱していた]


 ヒドイ……
 こんな地獄に閉じ込めるなんて。

 ――何とかならない?

[その様子を地獄と断定したのは、或いは、二千年物の間自身を縛めた氷結の事もあったか。
 何とか氷像にされた人を救う事が出来るかと試ようとするが、槍真を含め、誰にも元に戻す術はなかっただろう。
 それだけ強力な力が籠められているのだ]

(338) 2011/06/12(Sun) 21時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2011/06/12(Sun) 21時半頃


【人】 童話作家 ネル

―冥獄摩天楼《ハディスタルタロス》―


   ≪- ――"     "―― -≫

           ≪- ――"     "―― -≫

     ≪- ――"     "―― -≫



[鳴動《賛美》に包まれ、冥天邪神《ネルギウス》は昏睡(ねむ)る。
目を塞ぎ、耳を塞ぎ、口を塞いだ冥府君臨する女帝《カミ》は、眠るままに冥府にすら安息を与えている。]

(339) 2011/06/12(Sun) 21時半頃

【人】 童話作家 ネル

[闇屠《デュラハン》の輝く牙が、冥王とその契約者へと振るわれた時>>332>>336。]


 ―――"    "―――?


[暁の瞳は、微睡みより開かれる―――。]

(340) 2011/06/12(Sun) 21時半頃


 ………ディーン………?

[何故?と問いたげな"声"は、鳴動《賛美》に掻き消される。]


童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/06/12(Sun) 21時半頃


【人】 こひつじ アリス

― マハールの街へ ―

すごい…!
先輩、これ……

[大きな鳥に乗っての移動。空を飛ぶのは初めてじゃなかったけど、こんな風に大きな何かに皆で乗って移動するのは初めてで。
ふかふかした手触りに、少しだけ目を細めて、「ありがとう、お願いね…」と、その巨鳥にお礼を言って、そうっと撫でた。
空が夜に染まった事に、見上げ、不安そうな顔をしてしまったけれど、私は…大丈夫。

 けれど 空を飛び 移動する その間にも 雨はふる 雨をうける ――


  私の瞳は 少しだけ 闇色にそまった ]

(341) 2011/06/12(Sun) 21時半頃

【人】 こひつじ アリス

― C・E・R ―


『ゆーこ!』


――― あれは イリヤくん…?


[私の目の前に現れた人物は、紛れもなくイリヤくんだった。あの崩壊の日以来、会っていないクラスメイト…。星《ステルラ》の煌きを纏った彼は、”流星《ペイォ・サヘ》”の輝きを放っている。]

『俺さぁ、自分の道を進んだ結果が

            ――― このざまなんだけど 』

(342) 2011/06/12(Sun) 21時半頃

【人】 こひつじ アリス

[そう呟いた彼の声、その姿は赤く染まって、私は両手を口元に当てて、目を見開いて――、そして、次の瞬間に、彼の姿がぶれ、]

『アリス…』

タバサさん、 と  ……アメリア――…

[アメリアを抱きかかえ、うつろな瞳をしたタバサさんの姿にかわった。]

『あの時あなたが 止めてくれていたら…』

[怨みの眼差しの面影を残した”恋患いの魔女《パエ・オーアェバ》”…、その姿が闇の焔に燃えるように消え、また次の人影が現れた。]

『アリス?』

あ… アキラくん?

『お前は…… 俺の時も、間に合わなかったよな』

[次は、アキラくん。身体から血を流している姿。あの夥しい血の量が物語っただろう”彼《ゲラヘゴラ・ゴエバウ》”の最期はどんなものだったのだろうか?瞬く間に、また、彼の姿が赤く染まって――次は、]

(343) 2011/06/12(Sun) 21時半頃

【人】 こひつじ アリス

ケイちゃん!
もんちゃん!
もとくん!

[次々と、現れては”死”に、消えていく学園の友人たち。口々に助けてくれなかったと言って行く。そうして、次、]

おとうさん、 おかあさん…?
お兄ちゃん、あさこ…

[《Front》での、私の家族。五人家族だった私は、真ん中で。優しい父と母。元気な兄とおしゃまな妹。本当の家族じゃないって知っていたけど、すごした日々はとても幸せで――…。 でもその人たちは既に居ない。暮らした世界は、既にない。]

うううう…ッ

[泣き声がもれてしまう。壊された。殺された。一瞬にして、なくなった。 誰がそれを行った? それを私は知っているけれど。でも。 駄目なの。
奪われたから、恨む。それをしてしまったら、永遠に奪い合いの繰り返し。
解ってる。けれど苦しい。そうしてまだ、”雨”は無慈悲に降り続ける。 次は―――]

…ポーチュラカ…ちゃん

[金色の髪をした、少女。両手を組んで、その手には包帯が巻かれているのは最期に見た姿と同じだけれど、繋がる糸は、13本に減っていた。]

(344) 2011/06/12(Sun) 21時半頃

【人】 こひつじ アリス


『<救って>――  って  言ったのに』

『がんばる って 言ってくれたのに』


[”少女《ホエヘバラ・エライェ》”が零す”救いを願う涙《フプエラ・リトエ》”は、もう世界を救わない。]

わた し


              『アリス!』



[そうして 最後に私の前に現れたのは、はじめてみる姿だった。 髪は白いけれど、私とちょっと似てる気がする。服装も良く似ているけど、スカートではなくズボンで、男の子のようだった。そうして頭にあったのは、――― 兎の耳 ――…。 そして、彼は最期に、]

(345) 2011/06/12(Sun) 21時半頃

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