54 CERが降り続く戦場
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なぁに、彼…いや、彼女、か。 彼女が自由気ままなのは、今に始まったことじゃあない。
[店主の言葉>>302にはおかしそうに笑いながら同意して、続く言葉に、しばらく闇を見つめていたが、ふとその力を弱める]
そうか…。 まぁ、こちらとしても…できるなら君と事を構えたくは無い。 順序良く片付けて行くのが吉…急がば回れ、というやつか…。
[またいつものように冗談めかして笑うと、腕組をして考え始める]
ふむ…そのデートのお誘い…受けるか否か…。
(308) 2011/06/12(Sun) 03時頃
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/* 多分、ディーンのことだよね。 ディーンの立ち位置だと、僕以外のほうが良い気がする…どうなんだろう。
(-97) 2011/06/12(Sun) 03時頃
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/* アレ、結局ディーンって何者なんだろう…超長生きしてるし、ニンゲンじゃあないと思うけど。
(-98) 2011/06/12(Sun) 03時半頃
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…いや、やめておこう。
[たっぷり数秒、問いかけ>>303の回答を考える]
それは多分、私の役目ではない。 今は君のことを確認できただけで良しとするさ。 …だが、時が来たら…そのときは…。
[彼の誘いにはその場では乗らないことにしたようだ。 そして、今でないにせよ、役目は変わらない、ということを目で語りかけた**]
(313) 2011/06/12(Sun) 03時半頃
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―???―
[ヤニクは、空を進んでいた。 闇<ベースティア>と別れ、己の役割を果たそうと。 しかし、ソコへ]
…ん?
[降り続く雨…それが空中にたまり、徐々に形を成していく>>4:517]
これは…。
[『その者が最も戦いたくない相手』…それを具現化させる雨…ヤニクの目の前に現れたそれは]
…ミスティア。 ―――私だ!?
[そう、己の片割れの姿だった]
―――ヤニク…アレは…。
(361) 2011/06/12(Sun) 22時頃
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わかっている…。 皮肉だな、守るべき対象と戦うことになるとは…なんとも悪趣味だ。 しかし。
[ヤニクは肩を一度すくめ、直後]
…はぁ!
[片割れの姿をしたソレを切り裂いた]
…私が守るべきは本物(私)自身。 まがい物は所詮まがいモノだ。邪魔をするならば消し去るのみ。
―――…。
どうした、ミスティア?
―――…いや、流石に自分の形をしたものを躊躇なく消されちゃうと…ね。 …喜んでいいのか…ソレとも悲しんでいいのか微妙だなーって…。
(362) 2011/06/12(Sun) 22時頃
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[『夢』は『記憶』の言葉に、なんだそんなことかと小さくため息をついた。 …そうこうしているうち、飛び散った嘆きの雨が、再び形を成し始める]
ふん…今度はなにになるつもりだ? なにになろうと、結果は変わらんがな。
[ヤニクはつまらなそうにその塊りを見つめる…。 と、今度のソレは、先ほどと異なり、軽く十メートルを超える巨大な球体となった]
…はて、こんなに丸々と太った知り合いはいないはずだが?
―――そんなこと言ってる場合!? くるわよ!!
[『記憶』が叫ぶのとほぼ同時。 球体がすさまじい勢いでヤニクへと突っ込み、そして]
…!
[そのままヤニクを飲み込んだ]
(363) 2011/06/12(Sun) 22時頃
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―嘆きの雨 内部―
―――ヤニク、大丈夫!?
[球体内部に取り込まれたヤニクの中。ミスティアの声が響く。 内部はまるで暗黒空間のように、上下左右の感覚もなく、何処がどうなっているのかもわからない]
大丈夫だ、問題ない。 …しかし、なにをするつもりかと思って取り込まれてやったら…まさかここに閉じ込めるだけで終わりじゃあないだろうな?
[ヤニクのつまらなそうなその声に反応するかのように、空間の中心に光が生まれる。 暗い光を放つそれは瞬く間に広がり、あっという間に空間全体に広がった]
…これは…。
[そこには、いつの間にか『町』が出来上がっていた。 本来のそれと違わず、色鮮やかな世界。 そこに暮らす人々までも再現され、ヤニクはその中に立っていた]
…成る程、確かに、最も戦いにくい相手だ。
(381) 2011/06/12(Sun) 22時半頃
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[少し感心したように呟く。 『世界』は別段攻撃を仕掛けてくるわけでもなく、ただそこにあるだけ。 …しかし、見てみると、微かにマントの一部が溶けかけていた]
取り込み、攻撃できないようにしておいて、じわじわと食い殺すつもりか。 有効な手段だ。 …だが。
(382) 2011/06/12(Sun) 22時半頃
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[ヤニクが再び力を溜め、『セカイ』を砕こうとしたその刹那]
…!?
[ヤニクの懐で何かが眩い光を放つ。 暖かく、力強い輝き…それは『セカイ』を照らし、セカイ<嘘>を浄化していった]
―――この光は…!
[一層光の力が増し、そして収まると…そこは、もといた空の上だった]
―――アキラ…テッド…。
[ヤニクの懐に入っていたのは、アリスから預かった陽の欠片…テッドの力…]
…ふ、そういえば返し忘れていたな…。 まずはこれを返しにいくとするか。
[ヤニクはそっと欠片を握り締めると、一路砂漠へと向かった]
(385) 2011/06/12(Sun) 23時頃
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―地裂け雷嵐渦巻く砂漠の町―
これはこれは…テルテル坊主が必要かな?
[先へ進まんと雷を伴う竜巻に立ち向かう一行に、ヤニクは声をかける]
まだ全員無事なようだな。 何よりだ。
[更なる変身を遂げたアリスに驚いた様子もなく、彼女の頭をぽんぽんとたたきながら一同を見回した]
(391) 2011/06/12(Sun) 23時頃
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そうだなオスカー。 ここは『君たち』が切り開くべき場面だ。 私の出番は無い。 …そこで、君たちに強力な助っ人を連れてきた。
[オスカーの言葉>>390に同意しながら、アリスへと向き直り、彼女の手をそっと握る]
…『彼ら』も含め…君たち全員で立ち向かうんだ。
[そう言って、アリスにそっと手渡すは紅遠の欠片…しかし、どうも少し様子が違う]
『彼』だけ仲間はずれはかわいそうだろう? だから…欠片に少し手を加えさせてもらった。
[紅いソレは星屑を纏い、とても幻想的な輝きを放っていたそれはまるで、『流星』の輝き]
…さしづめ、陽星の欠片、とでも言ったところか。 君たちの友人の記憶と夢を詰め込んだ。 …一緒に戦わせてあげなさい。
(396) 2011/06/12(Sun) 23時頃
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HERO! ついでにもう二人分上乗せできそうだ!
[そう、『陽』と『星』の少年の力…。 ヤニクはそれをしっかりとアリスに託すと、一歩下がって戦いを見守る。 彼らを見守るヤニクは、暖かな微笑を浮かべていた]
(399) 2011/06/12(Sun) 23時頃
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/* 『学校』の面々の力をまとめました。 紅星の欠片か陽星の欠片か迷ったんだけどね。名前。
(-135) 2011/06/12(Sun) 23時頃
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―女神降臨>>419の直前―
お見事。
[『みんな』の力で四散する竜巻を見て、にこりと笑みを浮かべる]
…さて…私は私の成すべきを成すか…。
[そうひとりごちた次の瞬間、ヤニクの姿は既にそこにはなかった。 まるで、夢か幻のように…]
(444) 2011/06/13(Mon) 00時頃
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―闇に染まる星の叡智の殿堂《セラエノ・パビリオン》―
やぁ、マスター。
[闇と女神の欠片が集いし殿堂に、ヤニクは姿を現す。 そして、変わり果てた星の叡智の殿堂《セラエノ・パビリオン》を見て、やれやれと肩をすくめる]
随分とイタズラしてくれたな? おかげでこっちは大変だ。
―――うぅ…気持ち悪い…。
[どうやら、少なからず『記憶』(彼女)と繋がりのある場所が闇に侵され、一時的にではあるが彼女の体調(?)が優れないようだ]
全て終わったら、きちんと綺麗にしなくてはな…。 …まぁ、それはいい。 私が用があるのは…。
[いいながら、視線を獣から欠片へと移す]
(541) 2011/06/13(Mon) 01時半頃
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ネル…君を寝かしつけにきた。 …悪い夢はおしまいにしよう。 私は悪夢の中でではなく…穏やかな時の中で、君とまた過ごしたい。 …『友』と食事をする、というのも悪くない、そう思えたのでね。 その未来のために…その世界のために…君を悪夢から目覚めさせ、清浄な眠りにつかせたい。 …どうかな?
[その問いかけは、『欠片』を通し、彼女に…あるいは『ネル』に届いただろうか]
(542) 2011/06/13(Mon) 01時半頃
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ふむ…どうやら信用されていないようだ…。
[困ったな? と、あまり困ってもいない様子で首をかしげる]
しかし…信じようが信じまいが、私の本心だ。 騙すつもりも、裏切るつもりも毛頭ない。 なんなら、そこのマスターの店の酒を一杯…いや、一杯といわず、一晩分の奢りを賭けても良い。
[言ってから、『あぁ、これでは約束を守る証明にはならないか』と呟く]
…私を信じろ、ネル。 いつまでも悪夢にうなされる必要はないんだ。 今の君には静かな眠りが必要だ…そして眼が覚めたときには、世界は変わっている。良い方向に…。 安らかな眠りは、君を『そこ』から解放してくれるはずだ。
[そして、そっとネルの手をとる]
…もう悲しむな。ネル。
(587) 2011/06/13(Mon) 02時頃
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んー? まぁ、大体そんなところだ。
[闇の言葉>>574に、冗談交じりの笑みを浮かべて答える。 実際のところは冥王の抜け殻にはそこまで興味を惹かれなかった、『役割ではない』と思った、とか色々あるのだが…それは言わないでおいた]
(589) 2011/06/13(Mon) 02時頃
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あぁ、悪い夢だ。
[ネルの問いかけにそう答える>>596]
…確かに、セカイを再生しても…君の嘆きを完全になくすことは無理かもしれない。 それは正直、私の『記録』にないことだ。やってみなければわからない…。 しかし…決して同じことの繰り返しにはならない。 そうさせはしない。
[それは、力強い言葉だった]
私が… ―――私達が
…友として、君の嘆きを受け止めよう。 その嘆きが癒えるまで…。 もう一人で嘆きを募らせる必要はない。 だから…ネル…
(602) 2011/06/13(Mon) 02時半頃
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その『嘆き』、一度ここですべて吐き出せ。 私が全身全霊を持って受け止め…そして…
[瞳に篭るは強い光。 友人を新たな世界へ導かんとする光]
君の悪夢を打ち砕こう。 君の清浄なる眠りのために…!
(604) 2011/06/13(Mon) 02時半頃
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ヤニクは、必要とあらば、『彼女』のもとへと赴き、眠りにつかせるつもりのようだ**
2011/06/13(Mon) 03時頃
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