47 Gambit on board
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[ゆっくり耳から手を外す。 余波はあったらしく顔を少し歪めていた。
音を叩き付けられて弱まった炎が、 やがて消えるのを見計らってテラスに出る]
二人とも怪我は? ……一体、何があってこうなったんだ。
(169) 2011/03/29(Tue) 02時頃
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バーンフィールド師団長、が。
[続いた名前。ヨーランダを襲撃した、と。 その事実を聞けば、気に留めるように僅かに視線が揺らいだ。]
ええ、また。 ――……マイコフ師団長、貴方の速さで、連れて行って貰う事は……。
[>>164ディーンに答え、マイコフに向き直る。 問いかける前に手首を掴まれ>>167。ゲイルにつけられ、癒された。それでもまだ赤く跡の残る手首に、痛みが走った。]
(170) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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[ユ=シハ、炎壁があったところを跨ぎ テラスにはいる。 音が生身より機械に響くことをイアンは知らないので 身体まで気にするのには微か首をかしげて。]
発砲は………自動操縦なのを知らず 迂闊に近づいた私の不注意です。 キリシマ師団長に落ち度はありませ。
[ユ=シハの言葉には 耳鳴り残るながらも、 そう口にする]
(171) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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/* ありがとうイワえもん! な気もち!>高速移動
(*37) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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[もしかすると、ディーンは従卒時代にも感じたものと一緒だったかもしれない。
そして、もしかしたら、知れるか。 一度捕まえてしまえば……。 速さはそのものも同じになることを。 艇長が身に着けているものは同じ速さで進む。]
(172) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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イアンは、ブランフェルシーにこくこく頷く
2011/03/29(Tue) 02時半頃
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―小テラス―
そうか。迂闊に、な。
[キリシマの表情を伺い、イアンの格好を見遣る]
バーンフィールド殿。 これらは貴殿の物であろう。
[忘れ物を届けるような軽さで、手の中の裂けた軍服をイアンの方へ放った。ヨーランダを戒めていた布。 二人の様子には頓着しないかのような声を発した]
英雄レグザイオンの血は、剣と共に在り。 大陸の覇道を往く王を見極められぬ者には粛清を。
…あれはバーンフィールド師団長殿の意思でもあったか? 理由があるならば聞いておきたいな。
(173) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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イアンは、そして、落ち着き始めれば、ユ=シハの声の隙間、何か倒れる音はなんだろと思案
2011/03/29(Tue) 02時半頃
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物心ついた頃には、既に本物の手足のように難なく動かせていた身体が、酷く、重い。 それでも、 返事よりも先に そっちこそ大丈夫なのかと。 ふらつきながらも近づくイアンを案じる視線を送り。 それから、 ラミケシュから同じように確認の言葉が投げられたなら、 そちらへ眼を向け、頷いて。 片膝をついた。
(174) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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テッドは、イアンの頬>>144を見て、自分の頬を突っついて見せた。「そこだけなら良いが。」
2011/03/29(Tue) 02時半頃
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[イアンは迷いの中にあるように見えていた。 確信的な脅迫状のそれとはあまりに異なる。
襲撃者達に組織と思想統一がないなら……]
貴殿は何を願う。
言霊にする準備はできていようか。
(175) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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……ああ……ええ。間違いありません。 これは、私の軍服から作ったものです。
[放られた布は、己の軍服の一部 裂け目或る裾と合わせれば一致するのを知っている。]
……残念なながら、その手紙は 私のあずかり知らぬところ。
…………私はただ、知りたかった、だけ。
(176) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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イワノフは、ディーンとベネットを連れて、テラスへ現れるだろう。
2011/03/29(Tue) 02時半頃
ミケは、イアンの言葉に琥珀を眇めた。
2011/03/29(Tue) 02時半頃
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自動操縦と言ってもキリシマ師団長の武装が、 そう勝手に動いているような所は見てな――
[議場で手から刃物を出した事はあったが。 思えばあれは本人の意思だったのか、どうか]
不安定になっているのか……?
[ナユタを思い起こさせる。"話せる"と言っていた。 相互の影響があったのかも知れない。
ミケの問いに、一部が裂かれたイアンの服装を見る。>>173 自分も知りたかった真意だ、様子を伺った]
(177) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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[耳から手を離し、落とした剣を拾う]
……。
[イアンの声を聞けば、苛立ちが怒りに変わる。 なぜ、あんなことをした、とはラミケシュと同じ問いになるので言わないが。 キリシマとイアンの二人をじろりと睨むようにしながら テオドール、ラミケシュの後からテラスへ]
(178) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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[キリシマの視線に、大丈夫、という風に頷く。 ブランフェルシーの言動に、 改めて、頬に指やり、血を拭い、此方にも頷いた
そうしてから、姿勢をただしユ=シハに向き直る]
…………私は…… まだ、理想を信じる術を知らず。 知ろうと、色々見てきましたが……
現状、であれば、第二皇子ヴェスパタインを
(179) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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/*
とりあえず、投票イアン 襲撃はパスにセットしている。
ベネットも確認お願いする。
(*38) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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へクターは、キリシマが膝をついたのに眉を寄せた。無理をしたのだろうかと。
2011/03/29(Tue) 02時半頃
キリシマは、ミケの言葉に、
2011/03/29(Tue) 02時半頃
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[…………理想を信じることが出来ない]
(180) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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キリシマは、イアンを見遣る。
2011/03/29(Tue) 02時半頃
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[イアンにとって一番大事なのは第15師団。 先帝でもこの国でも、ない。 家も本来の家族も知らない。 ……バーンフィールドという名は、 単に兵役上ファミリーネームが必要といわれ 己が広げる、それを、書き留めた、だけ。
そんな彼は、マック=ドナルドの元 15師団で育ち、人にしてもらった ……ようなものだと思っているから。]
(181) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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[彼らの安寧を、どう、得ればいいのだろう? 戦うに生きるを見る彼らに。]
[愚かではない二皇子。 前線を良く知ったヴェスパタイン皇子が大戦を推すのは 前線をヴェスパタイン皇子ほど知らぬランドルフ皇子が 理想を推すのは…………]
[それに、理想は、本当に理想、なのだろうか?]
(182) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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[>>0:@8未だ、威厳は或る。 故にぐずついた20年はあっても 我国が和平を口にすれば小国は靡く、だろう。 けれど、南国は、どう、だろう?] [威厳が或る、とはいっても 実態は>>0:@5未だ小競り合いは耐えない。 >>0:9長く続く小競り合いで荒廃し、 スラム化した国境付近 >>0:6年単位の紛争地域ローラシア丘陵至っては 満足に物資補給もままならない。程に。]
[国力だけ、ではない。己が気にするのは差別。]
[顕著なのは>>0:77獣人に見られる差別。 ……差別を表に出すことに忌諱がないとも言える。 能力重視の直属師団でさえも 帝都配備、後衛部隊の師団長がつける国章で 赤を見かけることはない。 そして、例えば己が指揮する第15師団の面々、 その配置される場所……それが何を、意味するのか?]
(183) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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[>>168 応じられた言葉に、口唇を引き結ぶ。 想いを語りあうことがあれば、あるいは――彼が踏み外す前に、気づけたのではないか、と。それはシェルベリに対しても感じたもの、己はいつも遅すぎる。 一度向けた問いの答えは返ることなく。]
……城が。
[>>167 浮かぶのはやはりイアンの能力のことであったが、 真新しい手袋の手を掴まれる]
……生憎空挺ではありませんので。 3半規管を鍛える訓練は、しておりません。
[観念したように目を閉ざす。視界を閉ざせば、いくらかはましであろう。感じた風は少しばかり、きなくさい。目蓋を開けば――そこは城内のテラスであったか]
(184) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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[男が思うこの選帝の儀。 それに願うことは、混乱だった。
いや、違う。
それは、ローレンスであれ、レドフォードであれ、 いずれにしても、それほどのことなのだという自覚。 混乱を収める力、そしてなお、それでも変わらぬ信念があるのであれば、
そう、決して、くじけない強固な頭が必要だと思っている。]
(185) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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[故に、差別を考えれば、全体が本当の平和にならなければ 皺寄せきて、社会的立場の弱い者がわりを、食う。] [それらを抱えて、血道の果て 平和的和平 ……理想の示す安寧は得られるだろうか?]
[なれば、同じ血道ならば 大戦で平らげ、国境をなくすことは出来ない、だろうか? 少なくても大戦は、成れば物理的に国境が、消える。 国境がなくなれば、国境戦は、なくなる。]
[……大戦よりも、和平は難しいのでは、ないだろうか?] [その難しさを、乗り越えることが出来る、のだろうか? それが、とても知りたかった。 だかれ、同じように、知りたい故に 模擬戦を仕組んだ”彼”の言葉に頷いた。]
(186) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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― 城内・テラス ―
[燃え盛る炎、それを沈下できる者を連れてくる判断もあったが、ベネットはどうだろうか。 ともかく、起こっている事態を掌握するために周りを観察する。]
トリ人間…
[キリシマはどんな風だっただろう。]
(187) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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……――。
[すごい速さでやってきたイワノフ達に、険しいままの顔を向け、 何も言わずにイアンへ視線を戻す。
何を思ってこんなばかばかしいことをしたのか、 口を開いて話すのならば聞くだけは聞こう、と。
ただ、それがどんな理由であれ、やはり男は理解は示さないのだろう。
男の考えは至極簡単だ。 やっていいことと、*悪いことがあるだろう、と*]
(188) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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[>>178 睨み付けるグレイブを静かに見る。 彼は、言葉どおり己を敵とみなすだろうか?
今、膝つくキリシマは如何様だろう?
今の決断を口にすれば 後は静かに黙る。]
(189) 2011/03/29(Tue) 02時半頃
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/* がぁーん、ヘクターがタイムアップってしまった!! でももう3時か、ぎゃーす
(*39) 2011/03/29(Tue) 03時頃
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艇長 イワノフは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 03時頃
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ラミケシュの放る布。 軍服はいたるところが裂けて当たり前だ、と思っていたため、 イアンの身につけるそれへの違和はまったく覚えておらず。 彼が紡ぐ言葉に、彼を見上げ。 それをどう、受け取ってよいものか。 思考を巡らせようと。
(190) 2011/03/29(Tue) 03時頃
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ところで。
(191) 2011/03/29(Tue) 03時頃
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イワノフの連れてきた者の姿を確認したならば 左と右 双方の銃口を向け 照準が合うより先に、 自 分 の 意 志 で 、 ぶ っ 放 す 。
(192) 2011/03/29(Tue) 03時頃
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>>179
ハッセ殿を害してなにを知れようか。 知るがために、理想を信じられるか見極める為に、と?
[首を振る]
その為に、見極めるべき肝心の皇子殿下がおられぬ場で――斯様な血を流す手段を選んだならば、了解出来ぬ。
試す相手が違うのではないか。
現状で、ヴェスパタイン皇子殿下を選び……その先に。大戦を得て貴殿は納得出来ようか。 結論を出す為に必要な情報が貴殿に揃っているとは思い難い、な。
(193) 2011/03/29(Tue) 03時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/29(Tue) 03時頃
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…第二皇子を推すだけのために、 ハッセ殿をあんな目にあわせたというのか? 彼女だけではない、ジャーヴィス殿も、 バーナー殿もガーランド殿も。
何故そこまでして推す? …世界から色が消えるのが惜しいのか?
[イアンを睨み据えたまま口を開く。 彼の視界にある色は赤のみだということは、耳にしていたから。
能力を使うこともなく、戦場で散る飛沫のない世界は *望まないのか、と*]
(194) 2011/03/29(Tue) 03時頃
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>>192
[トリ人間がこちらを向いた時、その銃口がベネットとディーンに向けば、すかさず、回避の加速に入る。]
大丈夫だ。
[そう、避けることに関しては、それが他者と一緒だろうと問題ない。]
(195) 2011/03/29(Tue) 03時頃
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