人狼議事


47 Gambit on board

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艇長 イワノフは、メモを貼った。

2011/03/28(Mon) 01時頃


メモを貼った。


【人】 艇長 イワノフ

― PJ ―
>>1>>7
[テオドールとディーンが命令した件で異議を言う。それはもちろん道理である。]

 ――…そうだ。だから、ずうっと説得をしていた。
 この命令を訊くも訊かぬも彼次第だ。

[……その途中に、ふいにナユタは静かになっていくだろう…。]

 ――……さすが、前線で鍛えこまれた兵士だ。
 睡眠薬もなかなかに利かん。

[男は、グラスの縁をチンとはじく…と同時にPJも顔を出した。
 アンジェラはナユタが眠ってしまったのを案じているのか。]

 大丈夫だ。手荒に扱うなどしない。
 旧友の教え子だ。安全面を考慮し、一服もらせてもらった。城に戻り、目が覚めてから、どうするか決めればいい…。

[そして、ベネットとディーン、店外のテオドールを向いて…運ぶのを手伝ってくれるか?と訊いた。]

(9) 2011/03/28(Mon) 01時半頃

イワノフは、ナユタが残したベネットへの問いかけは静聴する姿勢。

2011/03/28(Mon) 01時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。


―救護室―
[運び込まれ、すぐに点滴を始められる。
蒼白な面差しは深い眠りに落ち、目をさます様子は無い]

 ――…

[静かな寝息を立てる師団長の様子に、副官ロミオは普段通りの得体のしれない笑みを浮かべて処置をしていく。
誰かが容態を問えば、回復してきている、と応えるだろう
そして事実頬には血色が戻りつつある**]


【人】 艇長 イワノフ

>>14

 テオドール、落ち着きたまえ。
 ナユタの状況は自分も知っている。

 では、君はだから、力が抑えられない彼が市民や城の者を巻き込んで、損壊や負傷をさせ、なお苦悩する姿のほうがいいというのか?

 彼は自分は襲撃者と一緒だと悩んでいた。
 ならば、彼をそうさせない為に周りがサポートするのは大事なことじゃないか?

 ――……鷹?

[アンジェラを見れば確かに怯えているように見えた。]

 なるほど、動物は感知が鋭いというからな。
 ならば、なお、わかるだろう。
 罪を犯す気もないナユタを君は罪人にしたいのかね?

[それは冷静に返しただろう。]

(17) 2011/03/28(Mon) 01時半頃

メモを貼った。


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メモを貼った。


【人】 艇長 イワノフ

>>25
[鷹を見て、運びたくなさそうなディーンには、少しジト目。嫌なら一人でやるさ、と、話が終わればどっこいしょと担ぐだろう。]

 まぁ、体裁はいろいろ頼もう。

[>>26テオドールの言葉には、ちらりと見るが。]

 対処が遅れれば取り返しのつかないことになる。
 それにナユタは今までもずうっと一人で抑えてきたんだ。
 大丈夫、と声をかけるのはもちろんのことだ。

[それから一拍おいて…。]

 君やゲイルが言っていることはわかるし、否定はしない。
 ただ、それでは遅いこともある。
 大丈夫だと言って、危険な状態をそのままにしておくことは、自分にはできない。

 それで多くのものを失うことのほうが怖い。
 自分はナユタのこともとても大切なのだよ。
 大丈夫とはこれからも言ってやってくれ…。

(31) 2011/03/28(Mon) 02時頃

【人】 艇長 イワノフ

[ベネットのナユタへの返事を聴きながら、ふとカウンターの壊れた通信機に見やる。]

 ――……

[せっかくサイラスに用意してもらったものだったが…ほとんど使わずに壊れてしまった。
 結局、目的をほぼ同じとして話したのはほんの少し。知っていたのは、サイラスがサイモンを襲ったことだけ。あとは、ズリエルのことも、ゲイルのことも、他のみんなと同じ時に知った。


 なので、それもまた皆と同じ時に知るだろう。
 ヨーランダが襲われたこと。

 しかも、もし、それがベネットの仕業ではないとすれば、一体誰なのかと……。**]

(36) 2011/03/28(Mon) 02時頃

艇長 イワノフは、メモを貼った。

2011/03/28(Mon) 02時半頃


[あの後、結局蜜柑は食べることになった。柑橘類独特の酸味の中、甘さと焦げ苦さ、それから燃えた樹のにおいが混じりあって口に広がる。
正直吐かないので精一杯だったが、あの時『PJ』で聞いたメニューよりはましだ、と何度も自分に言い聞かせて飲み込んだ。

二つ目は、空腹でないのでと丁重に断った。襲撃される前に医療班の世話になる気しかしない。
どうにか胃に蜜柑を放り込んでから、髪結いを再開する。
髪を編み、結い上げる行為は少しだけ、現実から逃げられた。]


[それからどうしていたろうか、日も落ちだいぶ辺りが暗くなっていた。
夜も付き添う、と申し出ていたバーンフィールド師団長と廊下を行く。焼き蜜柑の味を聞かれたなら、思い出したくもない、とだけ。



正直、夜も監視を、と言われた時点で、どことなく勘づいていた。
襲われるだろう、こと。]


[ただ、他愛もない、そのくせ真面目な会話に、ほんの少し気が緩んだ。その瞬間だったのだ。]

――っ、!?

[重い音がして、痛い、と感じる前に視界が揺らいだ。遅れて痛みを感じるが、それよりひどい目眩に苦しめられる。布の避ける音、目を塞がれ、声の自由も奪われた。薄れそうな意識を振り絞って、眼を開く。
自分を襲う男の顔は、いったいどんな表情で、]

んむ、ぐ、ぅ……っ、ぁ……!

[しかし完全に視るより前、下肢から全身を走るような痛みと、鈍い音に叫びに似た声があがるだけで、意識はそのまま、暗くフェードアウトした。]


メモを貼った。


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― 救護室 ―

――ガーランド師団長……!

[運び込まれてきた姿に、驚愕の声をあげた。襲撃されたのだと、一目でわかった。咄嗟に座っていた寝台から立ち上がり、其方に駆け寄る。手際良く処置をこなすロミオから容態を聞き、静かに眠る様子を見れば、安堵の息を吐き]

……また、被害が出てしまったのですね。

[拳を握り、呟く。動ける身でありながら何も出来ないという事が、口惜しくて仕方がなかった。それから、やがてもう一つの姿が増えたなら――より一層、沈痛な面持ちをした事*だろう*]


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[沈痛な――だが共にそれと同等の、あるいはそれ以上の困惑を湛えた表情を]

……ハッセ師団長。
何故、貴方が……?

[己を襲った犯人である筈のヨーランダが、襲われた。この部屋に来ている以上、負傷が拘束の延長線だとは考え難い。偽りの記憶と現実との間に生じる矛盾。燻り続けてきた違和感が増幅される。喉の奥が鈍く痛むような気がした]

……私は……

[混乱する思考を整理しようとするように、頭を押さえ、目を*瞑って*]


メモを貼った。


―回想:PJ―

[イワノフへと頷いた。
生まれたときから付き合い続けた体質だ。
休息を取り、不安定となっている精神と能力を安定させるべきだと分かっている。]

 だけどボクはまだ話が…―――。

[くらりとした眩暈に言いかけた言葉が止まる。]

 それは、答えじゃない。
 貴方が襲撃者なら……――。

[ベネットの肯定でも否定でもない返事は聞こえている。
更に言葉を紡ごうとするが、話すどころか瞼を開けているのさえ、困難になっていく。

何故?最初から?

一服盛られたとしたら、この店に来て最初に唯一口にしたジュース以外にない。
イワノフを見遣るが朦朧とした意識は、疑問を口に出させることもさせてはくれず。]


 ……―――!

[完全に眠りかけた意識を、思わず身を引きたくなるような冷たさが引き止める。]

 『 ――……僕、ですよ。』

夢現に聞いた言葉
反射的に攻撃を仕掛けようとした為か、暴走が続いていた為か。
ぱり、と静電気が弾けた。

それ以上、自らを案じるアンジェラの鳴き声も師団長達の声もなにも耳に入らないまま、蒼灰を閉じ。
深い、眠りに落ちた――。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


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艇長 イワノフは、メモを貼った。

2011/03/28(Mon) 18時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


―拘束室―

[大部屋の中の個室のひとつ。
意識のないまま運び込まれ、簡易ベッドに寝かされる。
鋼鉄を編み込んだマフラーは一応武器であり、拘束室に入り磁力の恩恵を受けなくなると運搬が困難であるため取り外され首元にはない。

そして、昏々と眠るその胸の上には、主を護るよう近づくものを威嚇し続けている鷹の姿があった。]


メモを貼った。


【人】 艇長 イワノフ

― PJから城へ ―

[担ぎ上げようとして気づいたことだが、ナユタは半端なく重かった。]

 ――……ええと、これか。

[そのマフラーをはがすのも結構な力がかかったのは間違いなく…。
そして、持ち運びなどできるわけもなく、そのままPJに置いてきた。]

 本当に……。

[こんな力を持っておきながら、あれほどにまっすぐひたむきなのは、ワットがデキた人間だったからか。
 だけど、思うのは、それでも早すぎる。]

 君はもう少し、人のように生きてみるといい。

[それでも完全に人となれ、といえないのは、その身がもう既に、血塗れていること、それはナユタにしろ、この師団長はすべて、そうなのだと…。


                     わかっているから。]

(64) 2011/03/28(Mon) 20時頃

【人】 艇長 イワノフ

― 城内 ―

[城内、空いた客室にナユタを運び込んだ。
 そこからのナユタの行動の詳細はわからない。
 ただ、翌朝、もう彼は拘束部屋へ移動したと報告だけ受けるだろう。


 もちろん、その夜にヨーランダをイアン襲ったこと、朝の段階ではまだ知らぬ。]

(69) 2011/03/28(Mon) 20時半頃

【人】 艇長 イワノフ

― 城内 ―

[思い出すのは、ヨーランダにラミケシュのことを視てくれといった依頼。
 人前で確認する内容ではないと踏んで、あえて、みなの前では問わなかった。

 それを思い出して、ヨーランダは起きていないかと見回してみる。]

(71) 2011/03/28(Mon) 20時半頃

―回想 城内客室―

[運び込まれた客室のベッドの上。
去っていくイワノフの姿を見る。]

 (……待っ………クは……そん…な………。)

[運ばれる振動での半覚醒。
呼び止めようとする声は出ず、差し出す手を動かず。
それでも引き止めようとする朧な意識は磁力となり周囲の金属を揺らし始める。

それでも呼び止める事は敵わず。
異変気に気づいた兵が代わりに飛び込んでくる。
何を言っていたのか殆ど覚えていなかったが、緊急措置で拘束室へと運ぶ事の了解を求められ。
そこでまた、ぷつりと意識は途絶えた。]


メモを貼った。


―回想:第二師団医務室―
[足りない、そして己を諭すような言葉を掛ける”襲撃者”に苦笑を洩らす。
自身の身を護る術をという言葉といい。]

 どうしたら貴方を満足させられるのでしょうね。

 まるで咎められたいような物言いですよ。
 私は貴方がこの行動に及んだ覚悟を、軽んじるわけではない。
 だが皆の覚悟を確認せずにいられない気持ちも共感できるのです。

 身を押して動く事が今回相応しくないと…?
 戦場で、被害が最小限に済む為なら、貴方だって命に別条のない傷など問題になさらないはずだ。
 これは、戦いです。意志の強さを問う戦いだ。
 そして、貴方も私も兵士だ。―――そうでしょう?
 私は師団長だからこそ、貴方の同僚だからこそ、今この行動を恥じても、悔いてもいない。


メモを貼った。


[力、をグレイシアの力を誤解したベネットに目を細める。]

 能力のことを、私は『力』とは言わないのです。
 意志力、生命力。
 貴方自身のその強さと冷静さは、脳筋の多い15師団に於いていかに貴重なものであるか、ご自覚がないらしい。

 そうそう…護身術位は心得ておりますが、貴方に不意打ちされて気づけという方が無茶というものです。
 前線では貴方方に、護られている身ですからね。

[吐き出すように囁き返した言葉。笑み混じりに語るも、其れ以上を紡ぐ体力は残っておらず。
ベネットには流されたかもしれないし、そうだとしても言いきって満足して眠りに落ちた。*]


―救護室―
[搬送されて半日ほど眠り続け、ロミオにより落とされた点滴が終わる頃、目を覚ます。
その顔色は元の血色を取り戻しており、傷口は僅かに痛みはあるが、ほぼ完全にふさがっていた。
驚異的な、非人間的な回復速度であることは明らかだ。
己が第7師団長の座につけた所以である。]

 ああ、ロミオか、すまない。
 流石に専用にブレンドしておいた奴は効くな。

 ふふ、士官学校からやり直すなど、あんな面倒なことは願い下げだ。
 どれくらい無理をしたら自分が死ぬのか位、第7師団長の私が心得ていない訳があるまいに。

[けれど、眉間の皺も周囲の苦言は己の身を心配してかけられたものであることもわかっていた。
ギリギリまで動いて、後は医務室に用意させておいた専用の能力増幅液での回復で賄える事は自分しか知らない]

 ……まあ、説明する余裕がなかったのは、悪かった、な。

[むしろさっぱりしたような表情で目覚めると、心配そうなズリエルに逆に容体をきき、割合平気そうと見れば血で染まった軍服から着替えるべくシャワーへと向かった。]


―救護室―
[シャワーで血を洗い落とし、シャツとスカートのみ纏い、上着は肩にかけて戻ってくると救護室のベッドへと腰かける。
ふと視線を上げると、鉄格子が目に入った]

 ああ、隣は拘束室だったな。

[ぽつりと呟く。]

 さて、目出度く此処に監禁された私には最早どうすることもできないわけだが。
 やれることはやった。後は皆がどうにかしてくれる。

[ベネットに信じる、と言った通り、信じている。
味方が護ってくれると信じねば、最低限の武装しか持たぬ衛生部隊は存分に力を発揮することができないのだから。]

 どういう結末になるにせよ、
 全部終わったら私はミッシェルと飲みに行くぞ。

[士官学校時代からの友人で飲み友達の名を上げて、うんうんと頷くのであった]


―拘束室―

 …アン…ジェラ………――?

[酷い眩暈がする。
こめかみに手を当てながら上半身を起こす。
頭の両側の制御装置は不安定に揺れるも、今だ浮かんでいる。]

 ……待って……。
 待ってアンジェラ……。
 ちょっと……静かに…して。

[主が目覚めたのに喜ぶ鷹がばさばさと羽ばたき、隣りの救護室にも届きそうなくらいの鳴き声を上げ騒ぐ。]


メモを貼った。


メモを貼った。


[ ヨーランダがぐったりとした様子で運ばれてくれば、立ち上がり傍に寄り、様子を見る]

 ヨーランダ殿…
 ………、
 うん、大きな怪我はないようだな。

[ベネットの言を聞いて以来、さして心配はしていなかった。
己が大きな出血を伴う怪我を負わされたのは、矢鱈丈夫な体質故、ズリエルやサイモンの傷の程度を見ればそれは確信となる。]

 ………不器用な人たちだ。

[軍人とはそういうものなのかもしれない。
そうこうしていれば、に気づく。
この帝都で鳥の羽音が聞こえるような人物は一人しか知らない。]

 ……アンジェラ、おいで

[来ないかなと思いつつ、さして一生懸命呼ぶでもなく、鉄格子から少し離れたところで保存食のビーフジャーキーを振って見た]


 ここは……?

[まだ薬の効果が残っているのか、眠気残る頭を振る。
ぼんやりする頭で考えて、一緒に食事に行った先でイワノフに薬を盛られたのだと思い出す。]

 ……信用、なりませんか。
 ボクは、判断ができないと。

[ぽつりと呟き。
ベッドに腰掛けていると、ピィと慰めるように鷹が鳴く。
微かに笑んで翼を撫でてやる。
とりあえず、場所の把握をすべく小部屋から出ようと歩き出して―――壁にぶつかった。]


 ………?

[今度こそ扉へと、歩き出す。
今度は扉にぶつかった。

制御装置に加え、能力を封じる結界内。
磁力を完全に抑え込まれた結果、完全に方向・平衡感覚を失った。
へたり込んでいると名を呼ばれた鷹が急に肩から飛び上がる。]

 アンジェラ……!

[鷹は天井近く、鉄格子の向こう側を覗き込んでいる。
ふらふら壁にぶつかりながら、必死にその後を追う。]


メモを貼った。


メモを貼った。


― 拘束室・個室 ―
[簡易寝台と小さなデスクがあるだけの狭い個室だったが、能力を封じる結界が張られてあるせいか、部屋を動きまわる自由は与えられているらしい。]

とはいえ、退屈ですねえ…

[ひとりごちて、欠伸を一つ。
力を持つ聖典は念の為取り上げられ、代わりに読み尽くした聖書を持ち込んだが、ページを捲る事に睡魔に襲われる始末。]


メモを貼った。


[鉄格子の隙間は鷹一匹なら通れる程度。
顔をのぞかせたアンジェラに笑み、自身は動かぬままビーフジャーキーを翳す]

 おいで。

[鷹はどうしただろうか。その丸い瞳を眺める。
壁の向こうでガンゴン音が聞こえるのは気にしない]

 お前が私の所に連絡を持ってきたことは一度もないね…駄目かな?

[手に持っているのとは別のビーフジャーキーをぱくりと自分も食べた]


―回想・拘束室―

…義理を受ける資格も無いとは、俺自身も思います。

[彼の皇子殿下にしては、聊か冷たい物言い
――良くも悪くも、ランドルフ皇子殿下が“優しい”事は、
これでも長らく帝都に勤めていた身だ、…知っている。
だからこそ、というべきか。何故か思わず小さく笑みが漏れた。

喩え、切り捨てる方が酷く簡単で、時には其れが最も賢い方法だと気付いていても。
実際どうなるかはさて置き――救済の道を、最後まで捨てぬのだろうと容易に想像できたから。]

…それは数字上の損失の話ですよ、殿下。
――ヴェスパタイン皇子殿下が居たとしても、
それはランドルフ皇子殿下の代わりとして存在している訳ではありませんし

其れを『代わり』だと称するならば、師団長共にも言えることです。
…希少価値高く、存在が少なかろうと。我々の代わりは確かにいる。


そうですね。…落ちついたら、お話します。

[話すべきだと、そう告げる言葉には、薄く笑うのみ。
言いたい事も理解出来る。
奥底では、そうすべきなのだろうとも、思っている。
それでも、その場で語る気は何故か起きなかった。

まだ、その時ではないと。
そう言いたい訳では――無いが。

ふと、窓の向こう。
壁から離れる気配に、この会話が暫しの終息を迎えたのだと理解する。
ともすれば、此方から話しかける事はしない。
己も窓へと見上げていた視線をゆるり落として、口を閉ざした。]


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