人狼議事


270 食人村忌譚

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―神社―
[其処に会話は無かった。
視線は冷たく、容を見据えていて
振り下ろした斧は、間違いなく彼女の頭を割っていた。

ただ、ひとつ
ススムが犯した絶対的な失敗があった。
短刀を避けなかったこと
足先掠める程度、どうという事は無いと
遠慮なしに近づいた、其の代償は
思った以上の返り討ちを受ける事になった]


 ――――え…

[右の足先を狙って振り下ろされた短刀は
ススムの脚を、鼠径部から膝を通り、足先まで
ずぶりと深くめり込んで、彼女の体重をもって下へと振り下ろされてしまった。
熱が襲い、ぱっくりと割れた肉の間からどくどくと血が流れだすのを見て、痛みが襲い掛かってくる]

 あ、いっ……、ぇ……?

[痛いと悲鳴を上げるよりも
ぐらりと視界が揺れる方が早かった。
何故自分は倒れようとしているのだろう]


[どさり、と身体が横なぎに倒れた。
受け身もとれず、全身がしびれたように動けない。
止血しなくては。
流れる血を、止めなくては
割れた肉を繋ぎ合わせて――]

 う……そ ぁ まだ……

[脚が尋常でない熱を帯びている。
血の気が引いてゆく。
刃に何かが仕込まれていたのでは、と
そう気づく事が出来たのは
意識が途絶えるその間際の事だった**]


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【人】 琴弾き 志乃

―昨日―

[共に集会場に入っていけばリツの近くに座り、人の一挙一動を気にしながら渡される弔いの肉に少しだけ逡巡 大丈夫だろうかとリツの顔を不安そうにみていただろう。]


 私が食べて…‥いいのかな……?



[食べて弔ってあげたいとは思っても志乃は咎人、そんな自分が参加して食べてもいいものなのかとやはり躊躇う。
しかししばらくすれば空腹に耐えられず、江津子の肉を少しずつくらっていく]

 ……待てばいいのかな……?

[お探しの人はいないみたい。裁かれる立場として居心地悪そうにちらちらとリツの顔を覗いた*] 

(14) 2017/12/01(Fri) 23時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2017/12/01(Fri) 23時頃


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[娘は眠る]


[意識の途切れる直前だった。
>>*3己を褒める声を聞いた、気がした。

最早焦点の合わぬ眼は
彼を見つめない。

僅かに首を傾け
何故こんなことに、と問う
声もなく、応えを聞く前に絶命したのだけれども*]


[娘は眠る。生の瞼を閉じ、死の安寧へ沈む。しかれども。常世への行く道、その狭間にて。永き眠りの前途、微睡みにて、
 娘は、 目を覚ます]

――……

…… ?

[声が、聞こえた気がした]

…… かかさま、

[優しい呼ばわりが、
 聞こえたような気がした。
 ぼんやりと開いた瞳は、靄めく視界を捉え]


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【人】 琴弾き 志乃

……。

[リツ兄が残ると言うなら志乃も待とう。
どうせ逃げられやしない。

ミナカタと丞が去れば集会所は一気に静かになる。
死体ばかりのせいか、妙に寂しく感じたその集会場で、ゆっくりと肉を置くとリツ兄に向かって静かに口は開く。]

 リツ兄、そういえば理由聞いてたね……

[取り乱して結局話していなかったけれど、優しくしてくれたリツ兄にせめて理由だけでもとリツは話す。
大まかには>>3:178>>3:179をそのまま伝えてユリが偽者だと思ったこと。櫻子は嫉妬で選ばれたことを話しただろう。]

 …リツ兄、私は間違ってる。
 だから。もしこのまま殺されるなら、
 トドメは……リツ兄にころされたいな……

[死にたいと思っていたあの頃、死んでいたならこんな辛い思いもしなくて済んだと心は囁く。怖いから、せめて最後くらいは自分の好きなようにしにたいって、小さな我儘を彼に託せればと*] 
 

(53) 2017/12/02(Sat) 01時頃

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