228 【誰歓人狼騒動】滄海のカタストロフィ
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危ないっ!
[暴れるソフィアを取り押さえようと飛びかかりながら、凶器を振り回すその姿がメルヤのものと重なった]
――ぁっつ、……っく
[首元に衝撃が走った。 恐る恐る手をやると硬いものに触れる。引き抜くと赤いものが吹き出して、一気に気が遠くなる。
ソフィアの視線を感じることもできず、ふらふらと、世界が回る*]
(28) 2015/06/27(Sat) 13時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/06/27(Sat) 13時半頃
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[もう少し挑発が必要か、と、振りかざされた凶器を冷静に観察しながら考えていると、先に動いたのはグレッグだった。 闇雲に振り回されるソフィアに飛びかかり、そしてその首に刃を受ける>>28──それは幕引きの合図。]
──グレッグ!
[ソフィアはどんな顔をしていただろう? 昔なじみの名を一声呼ぶが、走り寄るように踏み出された足はゆるり、霧に溶ける]
(29) 2015/06/27(Sat) 13時半頃
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[船内に入る前、投げかけられた言葉に嗤う>>+14]
選んだ相手が悪かったね。
[後向きで手を振って遠ざかった。]
(+15) 2015/06/27(Sat) 13時半頃
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──貴女のご両親と同じところへお行きなさいな。
(30) 2015/06/27(Sat) 13時半頃
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[人の言葉と共に、霧の中から現れるのは金の色をした大型の獣。 ダークグレーの瞳には笑みのような慈愛のような色をたたえているそれは、哀れな最期の犠牲者の元にゆるりと歩み寄った。
彼女が何か言うならば話くらいは聞くだろう。 そうでなければ──女をなぶる趣味はあまりない。ひと思いに息の根を絶とうと、体勢を低くして襲いかかる*]
(31) 2015/06/27(Sat) 14時頃
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[生きてる人間のところに戻れば]
……あぁ、終わったのか
[グレッグが倒れている。まだ話せないところを見ると虫の息か]
(+16) 2015/06/27(Sat) 14時頃
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/* 文句言いまくりでごめんねー エピになったらさっさと消えたほうがいいかなぁ…
(-15) 2015/06/27(Sat) 14時頃
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[――とぷん]
[自分が海に落ちる音は、どこか遠くに聴こえた。 ゆらゆら、ゆらゆら。 水面に太陽の光が反射して、眩しい。
苦しくはなかった。 ああ自由なんだと、思う。
沈んでゆきながら、白いリボン>>1に指を伸ばし、胸に抱く。 記憶は全部泡になって消えていく]
(+17) 2015/06/27(Sat) 15時頃
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[瞳を閉じる。 ごめんなさい、ごめんなさい。――ありがとう]
[さようなら*]
(+18) 2015/06/27(Sat) 15時頃
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[そして]
(+19) 2015/06/27(Sat) 15時頃
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―屋上デッキ―
[身体を海の底に眠らせた女は、椅子の上で微睡んでいた。 しばらくすればゆるゆると目をさまし]
――。
[眦から零れ、頬を濡らしていく水。 唇に触れたそれはしょっぱくて。
海色の夢を思い浮かべながら、拭うこともしない]
(+20) 2015/06/27(Sat) 15時頃
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これ、
[気付けば手の中にあった、艶やかな生地の美しいリボン。 しばらくじっと見つめていたが、 傷も跡も浮かばない自らの首に、そっと結ぶ*]
(+21) 2015/06/27(Sat) 15時頃
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/* ま、なんだかんだ言って名簿にないのも 楽しんで昇華させてもらいました。 もうなんか灰書くほどに墓穴ほってる感じなのでごめんなさいごめんなさい。
(-16) 2015/06/27(Sat) 16時半頃
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/* ちなみに、私の氏の“スケイル”はhttps://ja.wikipedia.org...ここから。
北欧神話の太陽を追いかける狼、古ノルド語で「嘲るもの」「高笑い」を意味し、他に「騒音」「まどわし」の意味があるとされる、と。 実際には日蝕のことを表しているのでしょうね。
霧を呼ぶ狼にはなかなか相応しい名前だと思うのだけれど、きっと学者さんとか詳しい人がいると危ないのかも知れないわね? まあ、もう地球から遠く離れたところまで人間達も進出しているみたいだし、名前の由来も忘れられて久しいのでしょう。
(-17) 2015/06/27(Sat) 20時頃
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[朝、目覚めて不思議に思うことがある。 なんでみんないつもと同じなのかと。 私には理解できない ああ 理解出来やしない どうしてわたしはきょうもいきているのか。]
(+22) 2015/06/27(Sat) 21時頃
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[サミュエルがスタイリストになったのは、お姫様になれなかったから。 子供の頃、ヒーローよりもお姫様に憧れた。姉の服を勝手に着て両親に叱られた。同世代の女の子の様にお洒落をしたかったが世間はそれを許してくれなかった。男の人を好きになる事は間違った事なのだと教えられた。 自分はお姫様になれない代わりに幾人もの女の子達を仕立て上げた。]
(+23) 2015/06/27(Sat) 21時頃
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[白粉を叩いて真っ白な頬に薇色の頬紅をつけ、黒いマスカラで睫毛を塗って。最後には赤い口紅を一番細い筆で塗って、お姫様に仕立て上げる。綺麗なドレスを着せて舞踏会へ見送るのだ。 女の子はみんなお姫様になれる資格を持っている。きっと、お似合いの素晴らしい騎士がきっと直ぐ現れるのだろう。]
(王子様にもなれない私は、狼に食べられることも泡になることもない。 ないものねだりだっては分かっているの。でも、私だってガラスの靴が欲しいって裸足を見てふと思うのよ。)
(+24) 2015/06/27(Sat) 21時頃
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可愛いリボンだね。
[首に巻いたリボンを見て微笑む>>+21]
女の子だったんだ。 …乱暴にしてゴメンね。
[そう言ってからふわりと浮かぶ]
身軽になれた。 いろんな柵(しがらみ)から解放された気分だよ
[それなのに、まだ消えないのはグレッグが気になっているせいかもしれない。]
(+25) 2015/06/27(Sat) 21時半頃
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「……俺は人狼じゃねぇっ!」
[グレッグの叫び声に一瞬はっ、となり。 振り上げた手を止めようとした時には既に時は遅く―]
ああ……ああ、あ……グレッグさん…… ぁ……
[彼から吹き出した、赤い赤い生命の証>>28]
(32) 2015/06/27(Sat) 21時半頃
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ああああああああああああああああああああ……!!!!
(33) 2015/06/27(Sat) 21時半頃
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/*このこ よく みたら お人形 [壁]д・) (表を回そうね)
(-18) 2015/06/27(Sat) 21時半頃
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[生きなきゃ>>24 そんな若者の願いも、両親の名誉も守れないままに。
目の前に現れた、金色のケモノと対峙する自分は 声すらも失って。
糸の切れた人形のように、かたりと崩れ落ちる]
(34) 2015/06/27(Sat) 21時半頃
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[そう、思ってたのに。 琥珀色の欠片を人狼の心臓へめがけて振り下ろした同時に、喉を噛み付かれて生命を終えた。マスカラが溶けて黒い涙が頬を伝った。]
あら、熱烈なキスマークね。 オトコノクンショーって奴かしら?
[眼前には、喉から赤い血を流す自身の遺体。*]
(+26) 2015/06/27(Sat) 21時半頃
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…………め……ん、な、さ……
[構えたケモノが自らの喉に噛み付く。
彼と同じように、身体からは赤が吹き出して。
それを二つの目は見開いたまま。 意識の遺る最後の最後まで、その痛みを、 苦しみを、哀しみを。
この魂が忘れぬように、刻みつける―]*
(35) 2015/06/27(Sat) 22時頃
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[崩れ落ちる娘、その白い首元に食らいつく。 彼女はどんな顔をしていただろう。
──ごきり、鈍い音がすれば、それで終わり。]
(36) 2015/06/27(Sat) 22時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2015/06/27(Sat) 22時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2015/06/27(Sat) 22時頃
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/*サミュさんとリーさんが向こうで幸せならいいかなって
つくづく役立たずだったねこのこ
(-19) 2015/06/27(Sat) 22時頃
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/* リーに会えないままEPだーしょぼーん
そういえば、おねえでもイメージはギャリーだったから。 はじめは女の子を護るキャラで行こうと思ってたなあ。おねえでも男らしいキャラでいこうと思ってたけど女々しくなって吃驚。 あと、リーを好きになるのは予定外だったなあとかぼんやり。
(-20) 2015/06/27(Sat) 22時頃
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[濃い霧の中、狼の遠吠えが響く。
──霧が、晴れる──**]
(37) 2015/06/27(Sat) 22時頃
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/* ソフィアがんばった!!お疲れ様!!と結社員のサミュエルは労いたくなったり。 最終日の皆さんはお疲れ様よ♡
(-21) 2015/06/27(Sat) 22時頃
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[倒れたまま、ソフィアが自分の名を呼ぶのを聞いた]
(なんでそんな、泣きそうな声出すんだよ)
[長い叫びを聞いて、ぎゅ、と目を閉じる。 グロリアがソフィアへ死の宣告をするのが聞こえる]
グロリ、 さん?
[薄目を開けた。そこにはグロリアの代わりに金の獣がおり、ソフィアをねめつけていた。 かっと目を見開いて、悠然と歩く獣を視線で追う]
――おれ、 まちがっ 、
[獣を掴もうと手を伸ばす――届かない*]
(38) 2015/06/27(Sat) 22時頃
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