人狼議事


216 宵闇駆けるは天つ星

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[血が抜けると同時に、受けた毒も抜けていくらしく、皮肉な事に、おかげで鬼丞は未だ、意識を保っていた。
樹怪が己を喰らう気が無かったと言うのは意外ではあったが]

は...楽しみ、ねえ...

[判らぬではない。と、思ってしまうのは鬼丞が妖に心寄っているせいか。
めんどうと、口では言いながら、妖を祓う時、より強い相手をと、求める性分。
それはただ生きようとするならば、選ぶ筈無い道だった]

出たい、のか...?

[白いままの髪は、樹怪が妖気を失っていることを示すのだろうか。ぼんやりとそう重い、無意識のうち、ゆるりと動いた手がその髪に触れた]

なぜ...?

[なんのために、と鬼丞は問う。亀吉と同じ理由で、そのための近道は教えるつもりはなかったけれど**]


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[樹怪は髪に触れる手を避けず、触れた手から鬼丞は、この妖が最早大きな力を使うのは無理な状態であるのだろうと悟る。
だから結界を抜ける方法を問い「さや」を助けたいと言うのは、恐らく本当に逃がしたい、という意味なのだろう。

余四朗とさやの様子はもう、鬼丞には窺い知れず、そも「さや」が生き延びる程の力を残しているかも知らなかったが]

けほ...

[首から妖の手が離れれば、鬼丞はひとつ咳き込んで、喉に溜まった血を吐き出し、低く笑った]

ほん...に、変わった...妖だな...

[ひゅうるりと、ほとんど力を失って、ただのそよ風のようになった風が、ゆるく辺りを巡る。
ふたつの闇星は、どうしていたか]

妖が...ここを抜けるにゃ...妖でなくなるしか、なかろうよ...

[そうして、告げたのは、そんな言葉**]


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[投げられた問いにぼかした答えを返しつつ、視線はぐるりと周囲を廻る。
鳩羽色の小鳥との同調は辛うじて繋がっているが、そちらに意識を向ける余裕はなかった。

また、全力持って当たらねばならぬ、と判じたが故に煌星宿した風の戦いにも意識は向けておらず。
視界に入った様子に、ありゃ、と小さく声を上げたが──それよりも]

 ……丁助?

[目に入った様子、時折ぶれて見える姿>>*21に、小さく名を紡ぐ。
ぽつりと零れたその声は、すぐ傍の妖に届いたか。
届いたとしても、それに構ってはいられなかった]


 ……なに、へたばっとるん。

[小さく小さく、紡ぐ言葉は、鳩羽色の小鳥の弱々しい囀りと重なるもの]

 気ぃ、確り持て……自分の内の闇に呑まれんな。
 そのまま、震えとったら、お前自身が闇星に喰われる、で……。

[そうなったらどうなるか。
それは、自身が少年の時分に体験した事だから]

 ……俺の二の轍は、踏まんでいいんや。
 だから……気、確り、持て。

[掠れた声に籠もるのは、切なる願い。
普段は飄々とした態度に紛らす、本音の一端。*]


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[とぼけた声が上がったのは、単純に驚いたからで他意はない。
むしろ、とっさにはったりを使うには、いささか余裕に欠けていた]

 ……頭領からの指令は、この地の妖の気配を消して。
 村がこうなった原因調べてこい、てもんやった。

[そこを誤魔化す必然性はないから、淡々とした口調で告げる。
低く唸った後、何やら思案巡らせる様子に、駆け引きを持ちかけるべきか否かの思考を巡らせた時。

鳩羽を介し、惑い帯びた声>>*23が届いた]


 ……阿呆、泣き言言うな。
 御師さんに見られたら、どつかれるじゃ済まんぞ、そのザマは。

[向ける言葉は、ほんの少し厳しさを帯びる]

 ……気ぃ、鎮めぃ。
 お前には、お前の力だからできる事がある……御師さんにも、そう、言われとらんか?

[具体的にどうしろ、というのは自分にも出せないが。
動く事ができる丁助だからできる事は、どこかにあるはずだから、と呼びかけた後]


 ……ああ。
 俺の、可愛いかわいい、弟分や。

[知り合いか、という問いかけ>>*26に、はきとこう返した後。
続いた言葉に、青年にしては珍しい、険しい視線を妖へと向けた]

 ……喰わせん。
 闇星にも、他の何にも。

 星に飲まれて、鬼に転化するような阿呆は、俺一人で十分や。

[紡ぐ声は掠れてはいたけれど、籠もる響きはいつになく真摯なもの。
ついさっき知り合ったばかりの相手ではあるけれど。
自分にとっては、弟妹は何としても守らねばならぬと位置づけられている。

それが、記憶から消えた遠い過去──何も守れなかった事への悔恨に基づくとまでは、知る術ないけれど。*]


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[闇星の一つ、若い男の声が>>*18鬼丞の耳に届いた。ひどく狼狽えた声と揺れる闇の気配は、彼が妖との命の遣り取りに慣れぬ事を思い知らせる]

(だから、闇は鬱陶しいってんだ...)

[呑まれまいとして足掻いた挙げ句、自滅した退魔師も見たことがある。何が鬱陶しいと言って、傍でそれを祓おうとする己の星を抑える苦労ほど鬱陶しい物はなかった]

面倒かけんじゃねえよ...祓っちまうぞ。

[亀吉が言葉に重ねるように、風の力を借り、鬼丞は無理矢理に丁助に向かって声を張る]


[生まれた時から妖で、それ以外にはなれぬという、芙蓉に、鬼丞は、そうだろうな、と頷いて]

...妖の...気配は、妖気だ...

[少し強い力をつかったせいで、目が霞む。が、意識を落とせばそのまま目覚めぬことになりそうだったから、鬼丞は言葉を繋ぎ思考を続けた]

星に、惹かれた妖が...集まって、妖気が増したせいで...ここは、塞がれた...妖気が...薄れれ、ば...

[結界が張られる前にも妖達はここにいた。だが、その時彼等はまだ争いの中には無く、或いは人に擬態して、妖気を抑えていたはずだった。
今はもう、妖気を高める一因となっていた星に惹かれた妖達も、殆どが消えている、だから...と]

...その爪も、根もひっこめて...綺麗な姐さんの姿に、戻ってみなよ。

頭領は、意外と綺麗どころにゃ弱いから、な...

[巫山戯たような言葉は、それが不確実な手段であることを暗に示す。
鬼丞を喰らって結界を破る方が早いとは、もう芙蓉も気付いているだろう。
どちらを選ぶかはあくまで、妖達の胸三寸*]


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 ……お役目なんぞ、関わりない。

[熱心>>*31、という言葉は、きっぱりと否定した]

 そんなモンとは関係なく、俺が、嫌なんや。
 ……なんもできずに、ただ、失くすのは。

 なんでそう思うんかは覚えとらんけど、それだけ、はっ……。

[獣の腕が動くのが見える。
紅桔梗、と名付けた大薙刀を振るう力もなければ、式を生み出し操る力もないに等しいが。
それでも、と、気力を振り絞る]

 だか、ら……。

[そのためなら、なんでもやってやる、と。
言葉にする前に身を支える力が弱まり、その場に膝を突く。
それでも、瞳の力は、まだ衰えず。*]


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[樹怪の姿が鬼丞の目の前で、美しい女の姿を取り戻していく。
諦めぬから、諦めるな、と、見降すようにして告げられた言葉に、鬼丞は困ったように眉を下げた。

それはこの妖に対して、初めて見せた顔だったかもしれない]

ここまで...やっといて、それを言うかよ...

[無茶言うにも程がある、と、ぼやくように呟いて、鬼丞は片手を己の裂けた喉に当てた。
今、出血が一番ひどいのはその傷と知っていたから]

ひゅう...

[掌の内、風が凝って、溢れる血をその圧で押さえつける。長くは保つまい、意識がなくなるまでの間に助け手が無ければ、どちらにしても命は枯れる。
だが...]

...お前こそ、逃げ損ねて、他の退魔師に、やられんじゃねえぞ...


芙蓉―――

[女怪の名を呼ぶ鬼丞の目に強い光が戻る]

また会ったら...次こそ、成仏させてやる、から、な。

[意趣返しは、見事に為されたと、血に濡れた鬼丞の刺すような視線が伝えたろう*]


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[なくす事、失う事。
妖に喰われる記憶、その前にあった全てを失った青年が何よりも忌避するのがそれ。
かつて暴走から鬼と転じた時、人の側へと引き戻す要因にもなり得たほどに、その想いは強いもの。
強すぎるが故に、時に危うい事態を招く事もあるが、それが今の青年の礎となっているのは確かな事で。

揺るがぬそれに基づいて言い放った言葉に返されたのは──大げさなため息と、額への衝撃。>>*36]

……っだっ……!

[額に伝わった衝撃が身体を揺らし、それが傷にも響いて呻くような声が上がる。
よどみなく告げられる言葉、それを聞く表情はどこか幼さを感じさせる、睨むような、悔しげな上目づかい。
それはそれで、妖にとっては見知ったものだろう。
以前、悪戯に引っかかった時に見せていたものだから]


 ……力の均衡が大きく崩れれば。
 呪は、自ずと消える。

[にんまり顔で離れていく背に向けて、ぼそりと零したのは、先はぼかした界の解き方。
妖の力が鎮まるか、退魔師の星の力が途絶えるか。
そのどちらかが生じれば、呪は力の均衡を欠いて消えるはず、と。
そこまでの仔細は説明せぬまま、ではあるが]

 …………二藍。もう、ええよ。

[腰を下ろした妖の声>>*37が届けば、ぽつり、と呟く。
同化していた方が傷の治りは速いが、それは己を再び狭間のものへと回帰させる事へと繋がるから。
声に応じてゆらり、湧き立った二藍色の霞は小鬼の形を作り出し。
キィ、と疲れたように一声鳴いた。*]


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[渾身の力を振り絞った沙耶の行動に、男は咄嗟反応出来なかったらしい。
>>*13男から視線逸らさぬまま海へと向かう沙耶に、男のその手がかかることは無かった。
>>*14だが、その代わりに先も沙耶の身を焼いたあの雷が追ってきた]


─────…っ!!


[限界をとうに越えている沙耶に避ける余力などある訳がない。
だから沙耶は、避けなかった。
男と、男から放たれた雷双方を見据えたまま海へと向かい]



…おまえには、やらぬと、いった。

[雷を身に受けるに合わせ、海へと跳ぶ。
男の手の届かぬ位置まで行く為に、男が放った雷の衝撃をも利用しようと。
>>*15最も、こんなことをせずとも男は何かに気をとられ、沙耶を止める事は出来なかったろう。
それでも沙耶は、男から目を逸らさず──勝ち誇った、笑みを浮かべた]

さやの、いのちは。

おまえには、やらない。
 


[男が沙耶を食うと言っていたなら。
偽りでも、沙耶を食うと言ってくれていたならば。
沙耶はこの命を男に差し出すを、祓われるを厭わなかっただろう。
これまで沙耶が食べてきた魚、獣、鳥達のように、男の命繋ぐ糧になるのだと。
男の言葉を、受け入れただろう。

けれど、この男は沙耶を食わぬと言った。
沙耶の命を、誰の糧にもせぬと言うならば。

沙耶は、この男に。
命をくれてやる、訳にはいかぬ]




──…おまえが、かってを、いうように。

さやはさやの、かってを、いう。



それで、あいこだ。

にん、げん。


[男が男の信念を通すように、沙耶は沙耶の信念を通すと宣をした。
>>*30どこぞへと駆け出した男の耳には届かなかったかもしれないが**]


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[追い返して生き延びる...その女の言葉に、鬼丞は僅か、目を伏せる。
どうやらこの妖は、どこまでも、星を喰らう気はないらしい]

は...

[樹怪が、背を向けた後に、鬼丞はそこに、ごろりと寝転がった。
正直半身起こしておくのも既に辛い。

ぼんやりとした頭に、聞き覚えのある声が聞こえた]

...余の字?

[亀吉と重ねた結界の内から、徐々に煌星の力は失われている。村の結界が消えるより前に、この場の結界も解かれるだろう]


[駆け寄って来た余四朗に、鬼丞は目を細め]

まだ、死なねえ、よ...

[途切れがちな息の下から、そう嘯いた]

余の字...その刀と、力、貸してくれや...

[早急に血止めが必要なことは、鬼丞にも判っている。
だから、この場で唯一それが叶うと思える法をとることにした]

お前さんの、雷を...刀に通して、傷を焼く...
そうすりゃ、血は止まるだろうし...残った毒もうまくすりゃ消える...

[雷をそのまま身に受ければ身が保たない、だから刃に通して傷に触れろと...それは、相当に無茶ぶりだとは、鬼丞にも判っていたが]


俺の命、お前に預ける...

[そう告げれば、この男は断りはしないだろう、と、やはり判っていて、口にした*]


[樹怪が去り、入れ違うようにやって来た余四朗が鬼丞の許へ向かうのを遠目に見つつ。
さて、弟弟子はどうしたか、と視線巡らそうとした所に聞こえた声。>>*47]

 ……そんくらいは、考えぃ。
 俺より長く生きとるんやろ?

[ぼそり、と反したのはそんな素っ気ない一言。
声音がどこか拗ねた響きを帯びているのは隠しようもなく。
どこまでも楽しそうな表情と共に問い>>*48が向けられると、不機嫌さは更に増した]


 ……次は、ぜってぇ、どつく。

[低く言い放った後、ふい、と視線を逸らす。
向けられる表情は悔しさを覚えさせると同時、何か、違うものを呼び起こすような心地がしていた]

 …………。

[それが何かはわからない。
わからないけれど、悪いものではないような気もするから余計にもやりとして、は、と息を吐いた後。
ふる、と小さく首を振り、改めて見やるのは同じ闇星宿すものの方。**]


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[元より無茶は承知。余四朗の言葉にも薄く笑って鬼丞は頷いた]

俺あ、鍛冶だ...火傷にゃ、慣れてる。

[痛みに叫ぶようでは刀鍛冶は勤まらぬ、と、口にする。傷を焼く痛みはそれに勝りはするだろうが、意地が鬼丞を支えていた]


[余四朗が刀に力を乗せる間に、舌を噛まぬよう、自ら着物の袖を丸めて噛み締める]

ん...グゥッ!

[刃が傷に触れた瞬間、身に奔った衝撃と痛みは、構えていても耐え切れるものではなく、噛み締めた口から引き攣るような呻きが漏れ、全身に冷や汗が噴き出す。

それでも、どうやら身体が大きく動かず済んだのは、余四朗が素早く処置したおかげだろう]

く...あ...

[肌の焼けた焦げ臭いが鼻を衝く中、声を出す事はまだ出来ずに、鬼丞は、緩く握った拳を、身を支える余四朗の胸に軽く当てた。
同時に、さわ、と、弱い風が余四朗の頬を掠めたのは、礼を伝える代わりにはなったろうか]


[苦痛に痙攣する身体を抑え、それでも意識を手放すまいとする内に、近くで不安定に結ばれていた闇星の結界が、解けて散る気配が伝わって、鬼丞は、小さく息を吐いた**]


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[短い答えと呼吸整える気配>>*53に、小さく息を吐く。
少なくとも、ただ状況に惑うだけ、からは抜け出せそう、と思えたから後は口を挟む事はない。

というか、自分にそこまでの余裕がなくなった、とも言うがそれはそれとして]

 ……他に方法ないんはわかるけど。

[喉の傷を雷で焼いて塞ぐ、という荒療治に、口を突いたのはこんな呟き。
同時、感情の昂ぶりで一時忘れていた肩口の痛みが蘇って眉を寄せた。
小鬼がキィ、と短く声を上げる]

 ……あー……結構、がっつりやられとる、なぁ。

[逆の手を回せば、ぬらりとした感触が手に触れる。
血を好む妖がいなかったのは幸いか、と妙な方向に思考が逸れた。
傍目呑気なその様子に、小鬼は場合か、と言わんばかりに横手突っ込み入れてくる]


[そんなやり取りをしている所に感じたのは、結界の崩れる気配。
どうやら、自力で立ち直ったらしい弟弟子の様子>>*55に僅かに目を細めた後]

 ……んー……いや、大丈夫や。

[焼くか、という問い>>*58に、ふる、と首を横に振る]

 俺はそちらの旦那さんほど、我慢強くないからやぁ。
 下手に力に触れると、おかしな方に転びかねんしなぁ。

[冗談めかした口調で言いつつ、転がったままの紅桔梗をつついて影へと戻した。*]


メモを貼った。


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[向けられた視線>>*62には、微かな笑みを返して見送って。
縛るだけは、という余四朗の言葉>>*61に、ほんの少し眉を下げた]

 あー……ありがたいけど、気持ちだけもらっとくわ。
 今の状態だと、ほんと、色々危ないんでなあ、俺。

 ま、人手は何とかなるから、ご心配なく―。

[人手、という言葉に応じるようにキィ、と小鬼が一声鳴く。
妙に偉そうに胸を張った姿は、「まかせろ!」と言わんばかりのものだった]


 ……あー……いや、何とかなるんやけど。

[銀宿す者の助力は受けにくいものの、同じ黒宿す者となれば、話は別……では、あるのだが。
最初に遠慮が口を突いたのは、色々な気まずさも多少あるから。

それでも、こっちの手はかりろよ、と言わんばかりの声を上げる小鬼の突っ込みに、は、と一つ息を吐き]

 ……まあ、ここは大人しく手ぇ借りとく。
 ありがとな。

[妖に向けて一礼した後、こちらに向き直る弟弟子>>*63に、向けたのは苦笑交じりの了解と、短い礼。*]


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沙耶
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