人狼議事

216 宵闇駆けるは天つ星


【人】 半の目 丁助

「当たり前よ。
そんなもんに捕まる程、落魄れちゃいねぇ。」

[>>36笑みと共に軽やかな語り口で紡がれた冗談めかした言葉には鼻を鳴らす。

独り立ちして四十年余り。
退魔師としての生の中、死線を越えた経験は両手では足りぬ。
襤褸切れのようになっても生還し、こうして本卦還りに手が届く年まで生きてきた。
体力は後進の若者に劣っても未だ現役の退魔師として任務をこなす男は、杖郷や耳順にはなる心算はない。]

「――ふむ。」

[四弦の音の余韻を感じながら、左手で己の顎を摩る。
弟弟子が出来て悪い気はしない、と応えを返す様子からは
己から逃げ回る背中も、闇星に飲まれかけて己に噛みついた鬼の姿も感じられない。]

(38) 蒼生 2015/02/19(Thu) 02時頃

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