人狼議事


216 宵闇駆けるは天つ星

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


[駆けつけた退魔師に投げっ返した視線は、
若干、興が削がれたと、言いたげなものだった。
もっともそれもほんの一瞬のこと。

こちらの首傾げを受けひとつ頷き笑ってみせた退魔の者には、]


………おかしなやつじゃな。退魔の者にしては。
それに、……別に礼を言われるためにやったんではないわい。

[やはり、どこかそっけない言葉が最初に飛んだ、が。
ゆるりと立ち上がり退魔の者達ともう少し距離を置こうとする間際、
一度だけにやりと笑ってみせたのだった]


[影の力による結界の端の端、ある程度距離を置けたところまでくれば、
地面を平らな台の形に盛り上げそこに座す。

どれほどたった頃か。
ふと空を見上げれば、頭上を横切る、紅の翼。
この村を覆う呪が解けるように消え行くのを感じて一息つく]


さて、と。
誰か後始末に来そうな気もするんじゃがなあ……。

[とはいえまさか頭領自身が赴くとまでは思っておらず。
また、どうももうひとつ(いや二つか?)の結界はまだ解けていないようなので、
引き続き座して虚空に視線を向けていたが、
何らかの力の鳴動を感じると少しだけ身震いした。わけもわからず]


[いつ時を操る力が必要となるか分からない。
怪我人を運ばねばと走って結界を出ようとして]

ン?

[村に張られた結界と同質の力の接近を察知し、男は足を止める。
それと同時にその力の主の声が聞こえてきた。]


【人】 薬売り 芙蓉

― 岩場 ―

[冷たい海水に触れた蔓は、妖力を送る傍から枯れていく。
 それでもどうにか保ち続けたそれに、引っ掛かるものがあった>>22
 人の大きさほどの、滑らかな表面を持つそれを、蔓を巻き付け引き上げていく]

[姿は変わってしまっていたが、間違えるはずもなかった]

 沙耶……!

[くたりとして動かぬウミヘビを、それでもその名を呼んで抱き締める。
 熱い血潮は持たぬが、それでも少しでも冷たい体を温めようと]

 良かったよ、間に合って……。

[呼び掛けに答える声はない。
 それでも、微かな吐息とちろりと見えた舌が、確かに彼女がまだ生きていることを教えてくれた>>23]

 でも、このままでは凍えてしまいそうだよ。
 少しでも、傷を癒さないとねえ。

(24) suzukake 2015/02/18(Wed) 00時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

― 村外れ ―

[沙耶を抱えたまま、ゆっくりと、土のある方目指し歩き始める。
 それは必然的に退魔師たちへ近付くことにもなったが、今は気にしている余裕はなかった。
 ようやく片足が土を踏んだ所で、どさり、と頽れるように座り込む]

 ああ……あたしも今日は、派手に動き過ぎたよ。
 少し……眠くなってきた……ね……。

[沙耶の頭を膝の上に乗せ、見守る妖の首がうと、と傾ぐ。
 樹怪の身は本来、土を離れ長く動き回るようには出来ていない。
 妖気が尽き、再び微睡みの刻が来た――そう、妖は解釈する]

 大丈夫……沙耶をこのまま放っておきは、しな……い……。

(25) suzukake 2015/02/18(Wed) 00時半頃

【人】 薬売り 芙蓉

[座り込んだ妖の周囲から草が芽吹き始める。
 妖気孕むその草は、人にとっては毒だが、妖にとっては傷を癒す薬草であり、柔らかな寝床ともなるだろう。
 それが少しでも、沙耶の回復を早めればいいのだが――樹怪が意識を保ったまま、それを見届けるのは難しかった]

 すまないね……気が向いたら、起こしておく……れ……。

[沙耶に覆い被さるようにして眠りに就く妖。
 やがてその身は地へ根を張った、小さな樹へと変化する。
 妖気が満ちれば、再び人型を取り動くことも出来るようになるだろう。
 しかし――もう人が訪れることもない、滅びた村の片隅で。
 人喰いの妖に、妖気が満ちるはいつのことになるのだろう*]

(26) suzukake 2015/02/18(Wed) 00時半頃

薬売り 芙蓉は、メモを貼った。

suzukake 2015/02/18(Wed) 00時半頃


【人】 薬売り 芙蓉

[沙耶>>46の声ならぬ声は聞こえない。
 ただ、微かな吐息や、寄せられる身から、彼女の思いは確かに伝わっていた]

 ……ありがとう……。

[頬に舌が触れる>>48のを感じ、重い瞼を持ち上げ沙耶を見る。
 眠りに就く前の最後の思い出に、彼女の姿を記憶に刻もうとするかのように。
 そして、囁きの余韻が消える頃には樹怪の瞼は閉じられ、溶けるように樹の肌へと消えていった]

[冬の海風とは違うやわらかな風>>50が、妖の樹の枝を揺らし通り過ぎていく。
 血の通わぬ妖の身の内には、消えることのない温もりが確かに宿っていた。
 遠くない春に開く、蕾のように*]

(55) suzukake 2015/02/19(Thu) 23時半頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:芙蓉 解除する

生存者
(5人 75促)

芙蓉
7回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.085 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび