人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 奏者 セシル

 ―最上階・城主の間―
[御堂を出れば、白薔薇はただ思いのままに駆け出して、
振り乱される髪もそのままに、城主の間へと向かう。
その扉が己が為に、開かれているはずだった。]

 ―――……、
 
      もう、忘れてしまいたいのです、

   死することなど適わないのなら、

         己の心乱す記憶など――……

[震える声音の白薔薇、天上の青は濡れた眸に雫を浮かべて、
部屋が主に縋るように闇の褥へとその手を伸ばす**]

(126) 2010/06/25(Fri) 04時頃

[蝕む絶望は深く]


  翼を、

   ――私にお与え下さい、旦那様。


[こんなにも求めたことなどなかった。
それは、救いを求める祈りにも似て非なる。
白薔薇には宵闇の他、縋るべきものはない。]


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 04時半頃


 嗚呼、お前の
 望むままに――…私の愛しい白き薔薇


[薄い微笑みを口元に湛え、薔薇の香を其の腕で包む]

 
 堕ちた天使に与えてやろう
 私と同じ
 闇の翼を


[甘い囁きは、呪縛でもあり解放でもある。
やがて彼が意識を飛ばすと、城主は窓辺に向かい空を見上げた。
霧の立ち込めた其処からは、蒼天など見えるはずも無い**]


【人】 奏者 セシル

 ―最上階・城主の間―
[濃厚に満ちる魔の気配、白薔薇は招かれるまま
歩み寄れば、屑折れるように主が元に、縋りつく]

  ……はい、
  ありがたく頂戴いたします。

[畏怖と崇拝、どこか惧れを伴ってた主が傍らが今は酷く安らいだ。白薔薇の素肌が宵闇に抱かれる、まこと高貴なる血の香り、本能のままに薔薇が棘をさらけ出せば、魔の口唇が皮膚を掠める]
 

  ―――ッ、 生まれ 変わる……では、
         今度こそ、本当に終わるのですね、
 
   この ゆめ が………

(137) 2010/06/25(Fri) 13時半頃

【人】 奏者 セシル


 ―――ぁ   くッ……

[掠めたものは忘れたいと願ったものか、
それを手放すべくここにいるというのに何故であろう。
幸せ、不幸せ、狂気より醒めた女の言葉、矛盾。

過ぎる想いはけれど一瞬、
巡る血の齎す官能に、はしたなくも薔薇は啼いて堕ちていく]

(138) 2010/06/25(Fri) 13時半頃

[呪いのような甘き囁き、
幾度も聞いた彼女への言葉が、今は己に向けられる]

 ――……、旦那様……

[昂揚に思考を霞ませたまま、白薔薇は不思議そうに首を傾いだ。
未だそこに残る枷のしゃらりと鳴る]


 ………同じ、翼を

[白薔薇は天上が色を映したその双眸を滲ませて、
嬉しげに微笑み、まどろみの中へと耽溺すれば――己が目覚めの時を待つ]


[御伽噺の正しい道筋。
そんな終焉は訪れない。
白薔薇の囁きを思い出し眉を寄せる]


私達は間違ってしまった。

何処から運命の歯車が
狂ってしまっていたのかしら。


[小さな呟きは深い闇に溶けた**]


奏者 セシルは、闇のまどろみの深くに堕ちれば、ただ目覚めの時を待つ**

2010/06/25(Fri) 14時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 16時半頃


 愚かな情など捨てるが良い、同胞達よ
 ……お前たちは最早ひとではない
 同じものを見る事など叶わぬ

 
[淡い微笑みを白の薔薇に見る。
意識が戻るまえ、耳の傍で戯れに囁くこえ**]


 ひとの思う幸せとやらは
 我等には訪れぬ。
 我等は我等の歯車があろう。
 
 間違えたと言うならば、其れは私に見初められた事と思え。


[白薔薇は恐らく初めて人を憎んだ。

信仰と祈りを礎となし、善美を求めたその心の博愛、
それは生ける者に区別なく平等に齎されるべきもの。

無為なる日々の中、罪を犯しながら己のあり方を捨てられぬ。
自死に至らなかったのは、己の本質に染み付いた嫌悪より。
既に信仰も祈りも失くしたのだから、形だけ戒律に沿うても意味などないとわかっているのに――そう、どこかで捨てきれぬ何かがあった。それが己の血ゆえかどうかは、知らない。

罪深き優しさ。案ずることも優しく接することも、それはそのように造られているのだから当たり前のことなのだ。本質を失った紅茶のように、優しいだけの欺瞞。

けれど、白薔薇は初めて人を憎んだ。]


[そして憎しみという糧は白薔薇を生かした。
対象が失われれば行き場のない感情だけが残った。

―――ただ、それだけのこと]


【人】 奏者 セシル



   [それが目覚めるは闇の中]                                             

(141) 2010/06/25(Fri) 18時半頃

【人】 奏者 セシル

[瞬き思い目蓋を開ければ、くらり、思考は揺らいだ。
確かに何かが欠けた気がする、何が欠けたのだろう。わからない。わからないと思ったけれど、わからないと思う己自身がわからない]


 ――……あ、わたし は……


[ゆると、顔をあげる。高貴なる魔性の血色の眸を探す。
ただ、その声だけを覚えている]


  私は、白薔薇 ――あなたの白い薔薇……


[躯を何かが脈動している、それは時に己自身を引き裂きそうなほど。強い魔の血、同化を拒絶する祈りの血が己の中が蠢いている**]

(143) 2010/06/25(Fri) 19時頃

【人】 奏者 セシル

 ―最上階・城主の間―
[髪に触れた指先から、甘い囁きから
いばらのように絡みつく、呪縛――

天の青は闇の血色を見つめ
黒い夜着に触れようと、白い指先の伸びる]

 愛しい方――
 私はあなたの為だけに咲く、薔薇……

[目覚めた魔性は夢見心地のまま、微笑んで]


 ――ええ、
 あなたが為に誰よりも美しく咲きましょう、
 我が身が深紅に染め上がるまで……

[そして、白き薔薇は、
己が花弁を染める贄を求めて、紅の月下へと]

(149) 2010/06/25(Fri) 20時半頃

【人】 奏者 セシル



 ―――ああ、硝煙とネズミの匂いがする。


               [厭わしそうに呟いた**]

(150) 2010/06/25(Fri) 20時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 20時半頃


 
 
[漂うは虚無感。
女はただ静かに聲に耳を傾けるのみ――]
 


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 21時頃


【人】 奏者 セシル

 ―霧の中―
[玲瓏たる捕食者は獲物との距離を縮めている、
纏うは風に乗る薔薇の香、その気配は魔性のもの。
前よりも、深く濃い闇の気配――]


  ああ、……
 

[口唇が弧を描く、獲物を甚振る猫のように]

(158) 2010/06/25(Fri) 21時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/06/25(Fri) 21時半頃


【人】 奏者 セシル

 ―城門前―
[気配は3つ――、 1つは同胞。
とりあえずの獲物は、硝煙をまとうネズミ。
薄れ始めた霧の中――白薔薇にはそれが視得る]


 ――――…、ああ

          み  つ  け  た


[小さな娘を見つめて、天使が如き微笑みを浮かべる。
しかし眸の青は蒼穹を示さない、
煌々と輝きを持ったそれは裁きにも似た雷鳴の青――

ローズとドナルド、
2人の姿など気にも留めず、弄るがようにゆっくりと歩みを進める]

(168) 2010/06/25(Fri) 22時頃

【人】 奏者 セシル

[ふと、歩みを止める。
確かなものは唯一つ、あの方のこえ]

[あの女の手で、あの男を眷属にすること]

 ――……命に、背くと?

[白薔薇の眼差しは、冷たくローズマリーを見遣る]

 ……使えぬこと。
 こちらの戯びが終わったら、

 手伝ってさしあげても、よいですよ?

[くすり、と笑みを浮かべれば、娘へと向き直った]

(175) 2010/06/25(Fri) 22時頃

【人】 奏者 セシル

[名を呼ぶ声には訝しげに首を傾げる]

 ――なんですか、それは?

 私の名は――…… 
 いえ、ネズミに名を名乗るなど、勿体無いですね。

[青はただ蔑むような眼差しで娘を見下ろす]

 さて、どのように甚振ってさしあげましょう。

[そしてにこりと微笑んだ]

(182) 2010/06/25(Fri) 22時半頃

奏者 セシルは、対たる者の気配に―――ふと、一度振り返る

2010/06/25(Fri) 22時半頃


【人】 奏者 セシル

[女の――ローズマリーの言葉にも、
なんら揺れるものを見せずに白薔薇は、怯えたような気配の娘にくすくすと笑う]

 なんのこと?
 わたしは最初からあの方のもの――あの方の薔薇。

[ふわり、漂う薔薇の香]

 逃げないのですか、捕まえてしまいますよ?

[足の竦む娘にそのまま手を伸ばし、
白い手袋のその手は細い首筋を軽く握ろうと]

(188) 2010/06/25(Fri) 22時半頃

[遠く最上階にありながら、
届かぬはずの声を聞き、薄く囁きを零す]


 優しくして欲しいのか?

 ――…此処に居れば、
 本能に抗わずに生きてさえ居れば
 私はお前を傍に置き、愛でよう。
 立派な吸血鬼に育ててやろうぞ。

 この闇の城で咲き誇るといい。
 血縁を喰らった吸血鬼の、傍らで。


【人】 奏者 セシル

[ふ、と首を傾ぐ。娘の後ろに近づいた気配。
その銀の枷を見て――白薔薇は、ああ、と薄笑いを浮かべた]

 従者風情に、
 呼び捨てにされるいわれはありませんが。

 ……ああ、なんといったか、そう。
 私と対の名を持つ者……、邪魔をしないでいただけます?

[ゆるりと笑めば、薔薇の香気は強く。主にも似た闇の気配が、漂う]

(192) 2010/06/25(Fri) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

[伸ばしかけた手に、小さな衝撃]

 ―――…ッ、

[一度手を引けば、白い手袋を切り裂いて
ぱくりと割れた赤い傷跡が手の甲に――それは白を濡らし]

 ……ああ、あの方からいただいた血が。

[見下ろせば、ふ、と哀しげに呟く]

(196) 2010/06/25(Fri) 22時半頃

……やっぱり筒抜けなんですか。

[むっとした声で囁き返す]

……。

[もう人間に戻れないことは分かっている。それでも、自分はどうするべきなのか――未だに答えを出せず]


 お前は私と血を分かつもの。
 何処で何をしていようと……手に取るようにわかるぞ?


[其れはドナルドが扉を開くタイミングにあわせて]


 ――…さあ。
 何も悩むことなど、無いだろう

 お前は最早人にあらず。

 本能のままに、貪り喰らうが良い。
 ひとの情など、捨ててしまえ。


[其の後で、あの薔薇のように苦しいと泣き叫び縋り付いて来るならば、其の記憶まで喰らってやっても良い。
思えども未だ口にはせず、揺れる心情を見つめている]


 どうした……
 お前まで私の命に背くのでは、あるまいな?

 其れを我が眷族に。
 
 お前が喰らわぬなら、私が――…


[ベネットへ
追い討ちをかける聲]


【人】 奏者 セシル

[その哄笑に、己が手から視線を外し、黒薔薇をみやる。
娘の姿はすでに目に入っていないかのように、怪訝にそれを見つめて]

 ……どうなさったのですか。

 なにがそんなにおかしいと言うのです。

[見つめる瞳には冷ややかな怒りの篭る、
しかしその呼び名を聞けば、とくり 鼓動が乱れて]

 おやめなさい。

 笑うのを、おやめなさい――。

[傷ついた手袋を脱ぎ捨てれば、
その手は黒薔薇の頬を打つべく宙に振り上げられ――]

(202) 2010/06/25(Fri) 23時頃

ドナルドを、眷族に……?

[声に怯えと、恐怖の入り混じる。友人を、自分の手で吸血鬼にしろというのか。怒りがこみ上げてくる]

……嫌だ。誰が貴方なんかの言うことを聞くもんか。


 お前がせぬのなら、私が直接手を下すまで。
 彼の行く末はもう決まっている。

 ならば、せめて
 お前の手で生かせて遣るが良いだろう。

 そのために、お前に血を分け与えたのだからな?


【人】 奏者 セシル


   ――……フロレスク、

[呟けば欠けた記憶が揺れる、
祈りの血は脈動する、ふるり首をふれば
血濡れる手でこめかみを押さえて―――

ああ、けれど

そのものに反論をすべく記憶は――もはや何もない。

なにも]

(211) 2010/06/25(Fri) 23時頃

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