人狼議事


17 吸血鬼の城

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視点:


[白薔薇が声、それに感情は伺えない]

  試しても、よろしいのですか?

[人たる身であれば、
冗談でも言わぬだろうことを紡ぐ。
ぬくもりを失った心に残る感情は、負たるものばかり]


 ――ああ、でもそうでした、
 それでは役割が逆でございますね。

 正しき役割であらば――私は既に刺された身、でしょうか? 

[やわりと微笑う音は途切れる]


――…………。


[良いとも悪いとも言わなかった。
ただ長い沈黙だけが落ちる]


 嗚呼……


[柔かな女の甘い囁き
其れが偽りだと、己が人としての生を奪った結果だと
知っているのに、空虚な胸がひととき塞がる心地]


 愛しいローズ
 お前はお前の望むとおりに、あれば良い
 

[けれど其の口で泡と消えると言う
彼女にかける言葉は
傍に居て欲しいと願うものではなくなっていた]


[書庫に置かれた幾つかの手記
城主が知らぬものなど、無い

あれを燃やし、灰としなかったのは
何故か

何時か記憶が戻り
この手をすり抜けて逝く事を
諦めていたのか
其れとも、其の上でまだ此処へ残ると
可憐な口元から紡ぎだされるのを、望んだのか

今になっては動機も遠く霞む**]


正しき道筋ならば――…
王子様は刺されはしないわ。

別の娘と幸せに暮らしました、でしょう?


[やがて白薔薇の眷属
御伽噺の結末を語る聲には少しだけ懐かしむ音]


私の望みはお兄様と共にある事――…


[城主の言葉に返す聲には揺らがぬ音色**]


 そう、では其の望みを叶えよう。
 ……永久に私の傍らに……

 愛しい、私のローズ


[意思の篭った風に響く聲
城主は満足気に囁き返す**]


【人】 小悪党 ドナルド

>>42>>43

到底勝ち目のないゲームにゃあ夢中になれねーなぁ。
[腕の中で花が綻ぶような笑みを浮かべた女は
殺したくないと言う。]

気紛れのせいで殺してもらえないのは…
なんちゅうか、情けない話だ。
俺でよければ人肌の温度まで暖めさせていただきますよ、お嬢さん。
[誘う言葉に深い接吻に男も答える。
唇を首筋に沿って落として――
テーブルへと押し倒す。

どこか無常感とともに城にさく亜麻色の花を貪った]

(157) 2010/06/24(Thu) 19時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

― 食事の間 ―

[テーブルに体を預け、胸の上には亜麻色の―。]

…大丈夫か?
お嬢さんにゃあ場所が悪かったな。
お望みであればお部屋までお送りしますよ?
[手持無沙汰に女の髪を梳き、そして持ち上げて口付を落とした。
ピロートークなど慣れてないと言いたげな表情は
紳士然とした口調よりも雄弁に心情を語る。]

(158) 2010/06/24(Thu) 19時半頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/24(Thu) 19時半頃


小悪党 ドナルドは、執事見習い ロビンに話の続きを促した。

2010/06/24(Thu) 19時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

>>160

[鼻先に一瞬の感触、それは人の温度を持った吸血鬼の唇。
離れていく体を支え、ふと思い出したように
身体を起こしローズマリーの手をとった。
手のひらを合わせるように指を絡めて、そして笑う]

―ほら、もう同じ温度だ。
あったかいよ。
[そう言って繋がりを解いて、手を持ちかえ
初対面時のような拝謁の礼を落とす]

またの機会が得られるのなら。

[女の行く末は知らねど、手を振りつつその背を見送る心算で
]

(162) 2010/06/24(Thu) 21時頃

お兄様――…

あのこが、呼ぶの。
あのこの呼び声が、聞こえたの……


[今はもう其れも届かなくなり
感じるのは血の気配と死の匂い。

気が焦るばかりで上手く情報を集められない。
こめかみが酷く痛みを訴えていた]


 ――…私のローズ


[揺らぐ気配
僅かに眉根を寄せる]


 其の娘は
 取るに足らぬただの人の子だ。

 お前とは別の存在だろう?


[言い聞かせるように囁きを送る]


 白薔薇が食事を終えただけのこと。
 片付けは影が間も無く。
 ……何が呼ぶと言うのだ。 


別の、存在……
私とは違う世界の、こ……

分かってる
分かってるのに……


[行かなくてはいけないのだと
無くしたはずの記憶の欠片が告げている]


――……っ!
食事を、終えた……?
白薔薇が…、あのこを……?


[兄の囁く事実に目の前が白むような感覚]


 わかっているのに――…
 なお、行こうと言うのか


[重い呟き]

 ………………――――好きにするが良い。


[やがて間を置いて
突き放すような一言が返った]


【人】 小悪党 ドナルド

>>167

[満開の花のような笑顔と声に見惚れて
しかし突然、その笑みが途切れて男は眉をひそめる]

おお、引き留めて悪ぃ。
[掛ける女の姿はすぐに遮られて見えなくなる。
人の耳に何も聞こえなかった事を思い出して
やはり吸血鬼なのだと再確認のような実感する。

改めて周りを見渡せば散らばり、光を反射するワイングラスの破片と絨毯にしみてしまった赤のワイン。
赤く染まる織物は、まるで血を吸ったかのようにも見えるだろう。
それを少し美しいと、男は思った。

影に声をかけ、片づけを頼んで
テーブルに有る未だ無事のワインをボトルから一口呷った]

(176) 2010/06/24(Thu) 22時頃

 
 
[ 兄の突き放すような聲に 心が 痛む ]
 
 


 ひとつ
 先に言っておこう
 ……其れの墓を作ることは、まかりならん。


 わかっていような?


[書庫の様子に、城主は何時に無く厳しい聲を向ける。
彼女の揺らぎのもとを
特別に扱う事は絶対に、避けねばならなかった]


【人】 小悪党 ドナルド

あー死にてー。

[ワインが美味いと口にするような気軽さで一言。
傍らでは影が蠢き、破片を集めている。


ふと入口に気配を感じて振り返る。
吸血鬼ではなく人だと確信めいた気持を持つのは息苦しさがないから。]

よおイアン。
あの…殺された現場の部屋はどうだった。
[友人だと知れば振り返った首を戻して、また一口ワインを飲んだ。]

酒飲みたいならグラス用意してくれ、ここにあるやつぁ割っちまった。

(179) 2010/06/24(Thu) 22時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/06/24(Thu) 22時頃


――…ぅ、……くっ


[酷い頭痛が女を苛む。
城主の聲が、何処か遠く聞こえた]


 私のローズ
 お前が誰のものか……言えるだろう?


[僅かな嗚咽。
城主はうって変わって、穏やかな聲を響かせる]


――…お兄様、の……


[穏やかな城主の聲に返す聲は何処か虚ろで]


 愛しい私のローズ……
 そう、お前は私のもの。


[閨で情人にかけるような囁き。
彼女のひととしての嘆きを拭い
魔へと――己へと繋ぎとめる為の]


 其処にあるのは、遠い夢。
 ……早く此方へ、戻ってくるのだ。

 今其れを影に片付けさせよう。


[白薔薇の嫣然とした吐息、
満たされた今、揺らぎはなく、それは目覚めの時のように]


御伽噺の正しき道筋……


嗚呼、そんな終焉は訪れはしないのですから、

ではどちらにしても

我々は間違ってしまったのでしょうね?お嬢様――…


[彼女が「為した」者の手で、
彼女の「大事なもの」が奪われる、その因果]


【人】 小悪党 ドナルド

>>183
[聞かれたとは思っていなかったの言葉に反応されて驚くが
軽口だと受け取られている、と思って真意を説こうとはせず軽く笑って済ませる。
殺されたのは、刺青の――]

…そうか、ヘクターか。あのおっさん、
なんかやりそうな雰囲気あったんだけどな。
[そう言って持っていたボトルを乾杯するように掲げて弔いとした。
下ろしたところで脇から伸びてきた腕にボトルを奪われて]

あ、ちょ…!
……俺から酒を奪うたぁいい度胸じゃねーか。
お前と酒飲むのは久しぶりだな、どういう心境の変化だ。
[多少むくれるが素直にボトルを渡しておいた

>>188そこに声がかかって、テーブルに腰を据えたまま振り返る。
女だと認識して乱れていた服を漸く直した]
おう、酒を今持ってきてもらうから待ってな。

(195) 2010/06/24(Thu) 22時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[この城に来て以来どれだけの人が死んでいるのだろう。
誰かが死ぬ一方で、サイラスのように吸血鬼と化す人間がいるのか。

死にたがりが死なないで他の人間が死ぬのは皮肉だ、と考えたところで
メアリーの言葉を思い出した。
吸血鬼化した人間を助けようとしていた彼女。
彼女は救いの女神となるのだろうか。]

(200) 2010/06/24(Thu) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>196
[現れたトーニャを見て、ヘクターの死を知ったばかりの
男はどんな表情をするべきか迷って。
出てきたのは、苦い表情]

よお、久しぶり。
…大丈夫か?

[その言葉の返答を待つ前に新たに現れた人影>>199に目をやった。
息苦しさと、刺青がじわり泡立つ感覚。
しかしそれは城主ほどでもなく。

どこか見覚えのある銀色のペンに男は首を傾げた]

(204) 2010/06/24(Thu) 23時頃

[甘い囁きが耳朶を擽る。
其れを心地好いと女は思う。

全てを思い出しても
其れは変わらず――]


貴方が好きよ、
ヴェスパタイン……。

でも、如何して私に優しくして呉れたの?
私は、貴方を傷付けたはずなのに……
如何して妹として慈しんで呉れたの?


[抗ったあの瞬間を思い出し
問う声は何処か不思議そうに――]


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