人狼議事


164 天つ星舞え緋を纏い

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視点:


トリ4人が投票した。
雪客1人が投票した。

トリは村人の手により処刑された。教会の鐘が厳かに鳴り響き、法の執行を宣告した。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?


トリ村人のようだ。


村人達は自らの過ちに気付いた。
人狼達は最後の食事を済ませると、新たな犠牲者を求めて無人の村を立ち去っていった。


広場のお告げ (村建て人)

 
 
 
──陽の喰らわれし、冥きそら。

──高く響くは、羽音がひとつ。
 
 
 

(#0) 2014/02/22(Sat) 01時半頃


広場のお告げ (村建て人)

 
陽を飲み込んだ月は、ゆるりと離れ行く。

天つ星舞う、その時の。

幕が降りるを、告げるよに。
 

(#1) 2014/02/22(Sat) 01時半頃


広場のお告げ (村建て人)

 
天より下りし天つ星。

力を秘めし禍つ星。

永劫、螺旋描くもの。

二つの力の行き着く先は──。
 

(#2) 2014/02/22(Sat) 01時半頃


広場のお告げ (村建て人)

 
 
 
── それ宿せしものの、心のままに ──
 
 
 

(#3) 2014/02/22(Sat) 01時半頃


広場のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2014/02/22(Sat) 01時半頃


法泉は、華月斎をハリセンで殴った。

fuka 2014/02/22(Sat) 02時半頃


法泉は、トリをシッポで巻き込んだ。【もふもふもふもふm】

fuka 2014/02/22(Sat) 15時半頃


法泉は、ちなみに保険>>3:-20

fuka 2014/02/22(Sat) 15時半頃


法泉は、/*一カ所中記号飛んだが、独り言使用じゃからまあええか。

fuka 2014/02/22(Sat) 16時頃


法泉は、お風呂に呼ばれた~**

fuka 2014/02/22(Sat) 17時頃


法泉は、兄弟喧嘩がホラー対決なのを把握?

fuka 2014/02/22(Sat) 21時頃


法泉は、日向の頭を撫でた。

fuka 2014/02/23(Sun) 00時頃


一平太は、日向をぽふぽふした。

akIka 2014/02/23(Sun) 00時頃


法泉は、沼太郎おやすみーノシ

fuka 2014/02/23(Sun) 00時半頃


【人】 落胤 明之進

─ むかしばなし ─

[都から、里へと移り住んだばかりの頃。
遊んでおいで、と送り出されはしたけれど。
少し年上の姉様たちに囲まれる日々に慣れていた子は、同じ年頃の少年たちの輪に入る術を思いつけず。
駆け回る彼らを遠目に見つつ、人気の少ない神社に通うのが常となっていた。

そこなら、ひとりで居られるから、と。
だから、その時も誰もいない、誰も来ないと思っていた──けれど]

……え?

[いつもいる境内から外れて、裏手に回って。
都では見た事もない草木に見入っていたら、足音が聞こえた。
は、と振り返った先には、見知らぬ里の子が、ひとり。
常ならば、そのまま踵返してそこから離れるのだけれども]

(0) tasuku 2014/02/23(Sun) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

…………誰?

[その時は。
なんとなく、他の少年たちとは違うものを感じて、こう問いかけていた。
それから、逆に名を問い返されたなら、少し口ごもってから]

……あき。
それ、みてた。

[それ、と言いつつ指差したのは、小さな草花。
里ではありふれたそれも、子には初めて見る珍しいものだったから、と。
その理由までは、説明しきれなかったけれど]

(1) tasuku 2014/02/23(Sun) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

[それから、幾許か言葉を交わし。
夕暮れ時、母が探しに歩く声を遠くに聞いて、慌てて駆け出して。

別れ際に何も言わなかった、と気がついたのは、床に就いてから。
それが気になったから、また神社の裏へと行くようになって、また会って。
突然駆け出した事を謝って]

じゃあ、また。
……えっと…………ぺーた。

[その日の別れ際、今度はちゃんと挨拶したけれど。
名前をちゃんと覚えていなかった、と知るのはもう少し先のこと]

(2) tasuku 2014/02/23(Sun) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

[それから、少しずつ、色々な事を話すようになった。
少年が土をこねて色々なものを作る様子にじっと見入って。
できたものが何かわからなくて首を傾げている間に、壊されてしまうそれを少しだけ勿体無い、と思ったり。

密かに笛の練習をしていたのを聴かれて慌てたり。
そんな風に、時間を過ごす内。

里に来てから、ほとんど笑う事のなかった子は、少しずつ、表情を取り戻して。
少しずつ、他の者たちとも馴染むようになった。

里にはないと思っていた『居場所』がちゃんとある、と。
それがわかったから──気づかせてもらえたから。

だから]

(3) tasuku 2014/02/23(Sun) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

(……だから、二度と得られないんだよ、な)

[現と泡沫、狭間に揺らぎ、ふと思うのはそんな事。

この先、新たな縁を得る事があったとしても。
それだけは、二度と得られないから、なくせない、と思っていた。

『一番最初の友』と呼べる存在は、何をどうやっても、唯一無二の存在だから]

……まあ、言わないと伝わらない事の多いヤツだし。
ちゃんと、言わないと、なぁ。

[零れる呟きは、どこかぼやくような口調ではあるけれど。
そうする事を、厭う気配はどこにもなく。
新たな『時』を刻む意志は、確り、強く固まってゆく。**]

(4) tasuku 2014/02/23(Sun) 00時半頃

【人】 説法師 法泉

[琥珀に鬼火を見せた宵、ふとどこかから、誰かの泣き声が聞こえた気がした]

[探そうという意識があったわけではなく、聞こえた声を気にかけた、その心の動きが、鬼火を泣き声の主の近くへと飛ばしたらしい]

[宵闇の向こうから、心細げに歩いてきた幼い少女を見て、琥珀は声をかけただろうか]

[坊主の記憶に、それは残ってはいなかったが]

[微かな鬼火の明かりに照らされた、泣き濡れた少女の白い顔だけは、どこかに引っかかっていた]

(5) fuka 2014/02/23(Sun) 00時半頃

【人】 説法師 法泉

…また迷子になったような顔じゃったな。

[雪客に鬼火を残し、琥珀との決着へと向かいながら、坊主が笑み含んで呟いたのは、誰も知らぬことだった*]

(6) fuka 2014/02/23(Sun) 00時半頃

法泉は、雪客の>>4:74へのお返し。思いついたので、さっくりとw

fuka 2014/02/23(Sun) 00時半頃


説法師 法泉は、メモを貼った。

fuka 2014/02/23(Sun) 00時半頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

tasuku 2014/02/23(Sun) 00時半頃


法泉は、一平太おやすみーノシノシ

fuka 2014/02/23(Sun) 01時頃


法泉は、明之進もおやすみーノシノシ

fuka 2014/02/23(Sun) 01時頃


法泉は、日向おやすみーノシノシ

fuka 2014/02/23(Sun) 01時頃


【人】 機織り 雪客

……かも、しれない。
どう好きにしたらいいのか、わからないもの。

[俯き顔を少しだけ上げれば、途方にくれた表情。]

[迷ったのはあの時と同じ。
けども、あの時は迷っても戻る場所があった。
今はそれがない。]

いっそ、仏門に降ればいいかしらね?

[そうしたところで、結局は自身はバケモノのままだろうと、*女は思う*。]

(7) mooncalf 2014/02/23(Sun) 01時半頃

【人】 説法師 法泉

[迷子のような顔だったと、女自身に告げる機会が巡ったのは、全てが終わったその後で、いまも迷っているのだと、その言葉と表情は告げている>>7]

仏門になぞ降っても、良い事はないぞ?それに、もったいない。

[雪客によって冷やされ、いくらか感覚を取り戻しつつある右手を上げて、そ、と僅かに変わらぬ白い頬に触れた。今は鬼火は浮かばぬが]

せっかくの良い女ぶりじゃ、仏になぞくれてやることはない。

[とことん罰当たりな坊主だった]

(8) fuka 2014/02/23(Sun) 02時頃

【人】 説法師 法泉

迷うておるなら、わしと来るか?
片腕無くした人殺しの生臭坊主じゃ、平安なぞとは遠い旅路となろうが、ここで座り込んでいるよりは良かろう。

[自分の女になれ、と、揶揄うように言った先刻よりは、いくらか真面目な顔で、そう言って]

まあ、惚れた男が他におるとでも言うなら別じゃがのう。

[付け加えたのは、琥珀のことが頭にあったからか*]

(9) fuka 2014/02/23(Sun) 02時頃

説法師 法泉は、メモを貼った。

fuka 2014/02/23(Sun) 02時頃


法泉は、昼ご飯作りにいかねば〜*

fuka 2014/02/23(Sun) 12時頃


【人】 機織り 雪客

[手が近づく気配、一瞬身を固くするも。
頬に触れるのは、法泉の熱と、自身の氷が混じったような、心地よい温度に息を緩めた。]

(10) mooncalf 2014/02/23(Sun) 13時頃

【人】 機織り 雪客

……馬鹿、じゃない。
私よりいい女なんて……きっと、いっぱいいるわよ。

[言葉とは裏腹。
頬触れる手に、自身の手を重ねたのは半ば無意識。]

え……。

[惚れた男と言われて、面食らいつつも、浮かんだのは華月斎……否、琥珀の顔だった。
しばしの沈黙。
一瞬だけ視線を落としてから、真っ直ぐに法泉へと向け。]

(11) mooncalf 2014/02/23(Sun) 13時頃

【人】 機織り 雪客



  ……そんな人、いないわ。

 

(12) mooncalf 2014/02/23(Sun) 13時頃

【人】 機織り 雪客


 ねぇ……

 あんたが、私に、自由を見せてくれる?

(13) mooncalf 2014/02/23(Sun) 13時頃

法泉は、琥珀が鈍感狸だったのを、把握したwwwww

fuka 2014/02/23(Sun) 13時半頃


法泉は、琥珀と明之進をとりあえず銀色シッポで殴っておたい(ボフボフ!)

fuka 2014/02/23(Sun) 15時頃


【人】 説法師 法泉

[触れようとすると、身を硬くする女の様子>>10は、先の時にも見えたもので、里の噂だけでは知れぬ傷痕が、その白い膚の内に隠されていることを忍ばせる。
しかし坊主は、構わず頬に触れて、重ねられた手に目を細めた]

[雪客が、何を考えているかは、坊主には知れぬ。けれど、子を為し育てるのが女の役目などとは、この生臭坊主が考えているわけもなかった]

(14) fuka 2014/02/23(Sun) 16時頃

【人】 説法師 法泉

さて、美しい女は他にも、おるかもしれんが、わしの焔に灼かれず傍に有れるのは、お前くらいではないかと思うしの。

[氷を操る女だから、という意味だけではないのは、伝わろうか]

そうか、他におらぬなら、わしに惚れてみい。

[一瞬の沈黙に、気付きはしたけれど、拘りはみせずに、そう嘯くと]

(15) fuka 2014/02/23(Sun) 16時頃

【人】 説法師 法泉

光も闇も、人も妖も、所詮はこの世の有象無象じゃ、己の命と心だけは繋がれぬ自由が欲しいなら、いかにもわしが見せてやろうぞ。

[躊躇いもなく言い切って、嗤った*]

(16) fuka 2014/02/23(Sun) 16時頃

説法師 法泉は、メモを貼った。

fuka 2014/02/23(Sun) 16時半頃


法泉は、ここに鬼火を飛ばしたら、一気に百鬼夜行に...

fuka 2014/02/23(Sun) 21時頃


【人】 門下生 一平太

―過去ばなし―

[幼い頃の遊び相手は土だった。
同じ里の子には仲間に入れてもらえず、時々入れて貰えたかと思えば苛められるばかり。
だから構ってくれる兄がいない日は、いつもひとりでこっそり遊ぶようになっていた。
その為にできるだけ見つからないような場所を求めて、いつしか神社の裏に入り浸るようになる。土の質が気に入ったというのもあった。
境内ならともかく、こんな場所にわざわざ来るひとがいるわけがない――はずだったのだけれど]

(17) akIka 2014/02/23(Sun) 22時頃

法泉は、雪客おかえりーノシノシ

fuka 2014/02/23(Sun) 22時頃


【人】 門下生 一平太

……え、あ、っ。

[その日、いつものように覗いたその場所には先客がいた。
振り返ったのは知らない子>>0。目が合った。
里の子にない空気を纏うその子に戸惑ううちに、訊こうとしたことを先に尋ねられてしまった]

ぃ、っぺいた。だよ……

[緊張の為か、名乗る最初の文字が小さくなってしまって。
名前をちゃんと覚えられていなかった>>2のは、その所為だったかもしれない]

(18) akIka 2014/02/23(Sun) 22時頃

【人】 門下生 一平太

[それ>>1と指差された草花は、里では珍しいものでもなんでもなかった。
少なくとも里の男の子は興味も向けないだろうそれと、線の細い容姿、更に最初に聞かされた名前も相俟って]

あきちゃんのことさぁ。
最初な、女子かと思った。

[ちゃんとお互いの名前も覚えて、色んな話もして、だいぶ打ち解けたと思っていたある日。
何気なく言ったその一言で、相手が急に不機嫌になってしまい。
何で怒らせたのかが分からないままその日は別れてしまい、兄だか母だかに付き添ってもらって漸くごめんなさいができたのが数日後。
そんな事が数回に渡った挙句に、どうやら女子みたいだというのが禁句らしいというのを漸く悟ったのだった。
それまでの呼び方を止めて、明之進と呼ぶようになったのもその時からのこと]

(19) akIka 2014/02/23(Sun) 22時頃

【人】 門下生 一平太

[それからは喧嘩することも殆ど無くなって。
神社だけでなく、お互いの家に行き来するようにもなった。
笛が吹けることを初めて知ったときには、慌てる相手を余所にすごいなぁと羨んだり。
土遊びの技術だけは悲しいくらいに上達しなかったけれど。
兎も角、あの頃は毎日がとても楽しかったのだ]

―現在―

[疲労に負けてうとうとと微睡む中で、そんな過去の夢を見て。
ほんの僅かに、口角が持ち上がった**]

(20) akIka 2014/02/23(Sun) 22時頃

法泉は、よし、フィギアのエキシビション録れとった♪

fuka 2014/02/23(Sun) 22時頃


法泉は、げっ歯類怖い、おぼえた...

fuka 2014/02/23(Sun) 22時半頃


【人】 落胤 明之進

[漂う意識は、『時』刻むと定めた事で曖昧に。
薄れたそれが返る場所は── 一度離れた、器の内]

……ん……。

[目が覚めて、最初に感じたのは息苦しさ。
意識落とした要因が呼吸奪われた事を思えば、已む無しか。
身を起こして、数度咳き込む。

苦しいけれど、それが逆に、生きている、という事を実感させて]

…………っはぁ、ったく。
謡えなく、なったら、どうしてくれ、る。

[ようやく出せるようになった声で、もらしたのはこんなぼやき]

(21) tasuku 2014/02/23(Sun) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

……さて、と。

[ぐるり、周囲を見回す。
自分がどこに運ばれたかは見ていたから、そこで混乱する事はなく。
覚束ない足取りで立ち上がり、探すのは話さなくては、と思っていた相手。
やがて見つけた当の相手は、微睡みの内。>>20

先の自分と同じく、遠き日の泡沫に沈んでいるとは思わぬまま]

……っ、た、く。
暢気、すぎ、だろ。

[まだ少し掠れた声で呟いた後。
ぺし、と軽く、頭を叩いてやった。*]

(22) tasuku 2014/02/23(Sun) 22時半頃

村の更新日が延長されました。


【人】 門下生 一平太

うぐっ、

[預けられた狸は膝の上。
不意に走った衝撃>>22に、頭がかくりと落ちた]

……え、な……何だ、あきちゃんか……
え。

[犯人を捜し、見えた姿に息を吐く。寝ぼけ半分な為か昔の呼び名が出た。
違和感を感じたのはその後。何度か瞬きして、顔をまじまじと見て]

(23) akIka 2014/02/23(Sun) 23時頃

【人】 門下生 一平太


明之進……

[違和感を辿り――己の所業に思い至って、強張る表情。
眼の色は、何時しかただの黒に戻っていた*]

(24) akIka 2014/02/23(Sun) 23時頃

【人】 落胤 明之進

……おまえ、な、ぁ。

[がくり、と頭を落とした後、向けられた呼び名。>>23
刹那、不機嫌になる表情は、幼い頃によく見せたもの。

けれど、表情を強張らせて名を呼ぶ様子>>24に、ふ、と表情は緩んで]

なんて、顔、してるんだ、よ。
……いきてる、よ。

[そう言った直後に身体を支えきれなくなって、その場に座り込み]

……さす、がに。
言い逃げてそのまま、ってわけには、いかないから、な。

[冗談めかした口調で言って、笑って見せた。*]

(25) tasuku 2014/02/23(Sun) 23時頃

【人】 門下生 一平太

だって、……あ、

[座り込む様子に手を伸ばすけれど、支えるには間に合わなかった。
少し彷徨わせた後、引き戻した手を握りしめて]

なんで、そんな顔できんだ、よ。
……言い逃げ、って。

[笑う顔を見ていられず、視線を床へと落とした*]

(26) akIka 2014/02/23(Sun) 23時頃

【人】 機織り 雪客

買いかぶり過ぎ、かもよ?

[ふぅ、と息を吐く。
男女の機微など、よくは知らない。
けども。
そう言われて悪い気はしない。
触れた手も相変わらず心地よくて、手放したくはない。

何より。
この先、法泉の見せてくれる自由に、期待が膨らんでいる。

なにかに期待することなど、もうないと思っていたのに。]

(27) mooncalf 2014/02/23(Sun) 23時半頃

【人】 機織り 雪客

……。


[嗤う法泉へ、無言のまま小さく頷いて。
頬の火照りを自覚してそのまま俯いた*。]

(28) mooncalf 2014/02/23(Sun) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

[彷徨った後、引き戻される手>>26に僅か目細め。
は、と大きく息を吐く]

なんで、って。
……また、話せる、か、ら?

[どう答えればいいか、少し悩んでから返したのはこんな言葉。
床に落ちる視線に、ほんの僅か、眉が寄る]

実際、言い逃げ、だった、ろ。
だから、ちゃんと、話さないと、って。

[そこで一度、言葉を切り。
続く言葉を捜すように、しばし、目を伏せる]

(29) tasuku 2014/02/24(Mon) 00時頃

【人】 落胤 明之進

……俺、さ。
ここに来る前、ずっと、ひとりだった。

ここに来てからも、中々、周りに馴染めなかったし。
どうしていいかわかんなくて、ずっと、都に帰りたい、って思ってた。

[間を置いて、語り始めたのは今まで誰にも話した事のない想い]

……そんな時に、お前に会って。
ここに来て、まともに話せたのって、あれが最初だったんだよ、な。

あの時、ちゃんと話せて。
その後、また、話せて。

色々、積み重ねてる内に、ここにいるのが楽しい、って思えるようになったんだ。

(30) tasuku 2014/02/24(Mon) 00時頃

【人】 落胤 明之進

……だから、さ。
そんな切欠くれた奴が。
自分の苦手なまっくらやみの中にいるのが、嫌で。

だから、何とかしたくて。

……でも、今にして思えば、勝手だったよなぁ、って。

[は、と息吐く表情は、苦笑]

まっくらやみには、まっくらやみのいいとこもあるのかも知れないのに、それ、聞きもしないで、さ。
……だから、そこは、ごめん。

[その表情のまま、小さく紡いで。
さて、もう一つはどう切り出すか、と。
少し迷うように、口を噤んだ。*]

(31) tasuku 2014/02/24(Mon) 00時頃

【人】 説法師 法泉

[頷いた雪客の頬に、赤味が差しているのを見て、坊主は笑みを深くする。もっとこの女が、心を揺らすのを見たい、と、そう思った]

では、共に参るか。

雪...

[わざと耳元に唇を寄せ、縮めて呼ぶ名は囁くが如く]

(32) fuka 2014/02/24(Mon) 00時頃

【人】 説法師 法泉

[やがて錫杖と、雪客の手も借りてか立ち上がったのは、明之進が目覚める頃か、或は沼太郎の意識も戻りかけていたかもしれないが、そちらに構うことはなく]

夕顔、其方はどうする?一緒に来るか?

[夕顔にだけ声をかけたのは、少女の影が、少し薄く見えたせいかもしれない*]

(33) fuka 2014/02/24(Mon) 00時頃

【人】 双子 夕顔

[明之進を連れて戻った屋敷。
法泉が沼太郎へと真言を唱えた後、その傍らにと控えたのは、この場を離れ難かったから。
老人が目を覚ました時、一番に詫びと、礼を言いたいと。

だから、法泉や雪客、一平太がどうしているかまでは知らず。

>>33声をかけられて、ようやくお傍にいらしたのかと気が付いた。]


  いっしょに ですか?


[不意の問いかけ、それが何を意味するかが瞬時には解らなかった。
きょとり、瞬きの間の後、瞳を伏せて、頭を振る。]

(34) nadia 2014/02/24(Mon) 00時半頃

【人】 双子 夕顔



   いいえ

       ゆうがおは ここに居ります

    おかあさまも おじいさまも

     おいていくわけには まいりませぬし


[瞳を伏せたまま、胸の内にも語りかけるように口にする。
次に見開いた瞳は、闇の色濃く変わって。**]


   ゆうがお は これから ずっと

    あさがお と いっしょに いるって

     やくそく したんだから

(35) nadia 2014/02/24(Mon) 00時半頃

【人】 門下生 一平太

[大きく息を吐く音に、肩が揺れた]

それだって。
おれ、本当に殺すとこだった、のに……

[床を見ていたから、相手の眉が寄ったのは分からなかった。
巣食っていた闇は何処へ消えたのか。
奥底に閉じ込めていたはずの感情はぽろぽろと零れ落ちる]

……。

[言葉が切れた間に、そっと目だけを上げて。
語られる言葉に少し瞬いて、ぐ、と唇を噛む]

(36) akIka 2014/02/24(Mon) 00時半頃

【人】 門下生 一平太

おれだって、……おれも。
同い年でちゃんと話してくれんの、初めてだったし。
家族以外で、一緒で楽しいって思ったの、初めてだったし。
……だったのに、さぁ。

[ごめんと、小さく紡がれる言葉と、苦笑。
大きくかぶりを振った]

(37) akIka 2014/02/24(Mon) 00時半頃

【人】 門下生 一平太

怖かった、んだよ。ひかりが。
みんな、まぶしく見えてさ、……見透かされそうで。
本当は色々思ってる事知られて、嫌われんじゃねぇかって。
そう思ったら、……楽しかったの、全部、忘れてた。
知られるくらいなら、仕方ないって、そればっかりで。

[膝の上で握った拳が、震えて]

ごめんで、済むことじゃないって、わかってっけど。
……ごめん。

[絞り出すように言って、暫し、沈黙する*]

(38) akIka 2014/02/24(Mon) 00時半頃

【人】 説法師 法泉

そうか。

[夕顔の瞳と、声の調子が変わるのを、坊主は顔色ひとつ変えずに見つめ。その答えに頷いた]

それがお前の望みなら、そうするがいいよ。

[幼子を一人残して行く事をそれ以上案じる事も、闇の色濃く夕顔の内に在る朝顔を厭う事も無い]

朝顔、と、言うたか。

[ただ闇色の瞳を覗き込むその時には浮かんだ笑みに、僅かに苛烈な焔の色が混じる]

夕顔と共に在るが望みなら、互いを見失うでないぞ。

[けれど言い聞かせる声音は静かなまま]

オン アスラ ガーラ ラヤーン ソワカ...

[背を向ける前に唱えた阿修羅の真言は、これまでと違い、坊主の身をそれ以上削りはしなかった*]

(39) fuka 2014/02/24(Mon) 01時頃

【人】 子守り 日向

 ― 自宅 ―

[彷徨っていた霊体が、か細い糸に導かれるまま肉体の在処へ戻っていき。
 そうして目覚めたのは、法泉が皆に真言を唱えてからどれだけ経った頃か]

 ん…………うぐっ

[見慣れた天井が瞳に映り、常のように起き上がろうとして。
 全身、特に脇腹の引きつれるような痛みに体を折る。
 法泉の真言に活力を与えられ、雪客の氷は結果的に止血にもなっていたのだが。
 傷が塞がった訳ではなく、放っておいて治るような状態ではなかった]

 や……駄目だ。ここで止まってる……訳には。

[しかし、他にも倒れ、生死の淵を彷徨っている者がいる。
 彼らの状態がわからぬが故に、助けるためにもまずは動かねばという意志が固まっていた]

(40) suzukake 2014/02/24(Mon) 01時頃

【人】 子守り 日向

[俯せからどうにか半身を起こすが、立ち上がるには至らずへたり込む。
 手が触れたせいか、風車が帯から外れ床へ落ちていった]

 あ…………

[だが、そのまま転がるかと思われたそれは、床に刺さった訳でもないのに柄を下にして立っていた。
 そして日向の方を向く形でからからと回った後、力を失ったようにぱたんと倒れた]

 かあ……さん?

[思わずそう口にして、風車へ手を伸ばす。
 体の動きが、やけに軽い。そして痛みも和らぎ、未だ氷の残る体に僅かな暖かさすらも感じていた]

 それだけじゃ、ないか……。
 みんな、見守ってくれてた、んだ。

[風車を胸に抱くようにしながら、瞑目する。
 役目を終えたかのように、動かなくなった風車。
 それは日向に、宿命に縛られた刻を終え、先に進めと伝えているようでもあった]

(41) suzukake 2014/02/24(Mon) 01時頃

【人】 子守り 日向

 あり……がと。
 あたし、行く、よ。

[風車を床へ寝かせるように置き直す。
 本来ならば皆を弔うべきなのだろうけれど、この体ではすぐにそれを為すことは出来ないから。
 代わりというように、風車に向けて手を合わせる]

 落ち着いたら皆のこと、ちゃんとした場所に寝かせるから。
 今は、生きてる人の所に行かせて……な。

[それから、そろそろと体を持ち上げて、膝立ちになり。
 時折動きを止めつつも、ゆっくりと戸のある方へ向かっていった*]

(42) suzukake 2014/02/24(Mon) 01時頃

【人】 機織り 雪客

……はい。

[もう一度頷いて顔を上げ。
男の事をなんと呼ぶのがいいのだろうと思いながら、その背に手を回し、立ち上がるのを助ければ。

夕顔への問い。
女には、法泉のように夕顔の影の薄さを感じる事などできなかったけども。
夕顔の言葉の意味がわからず瞬けば、その間に、瞳の色は先に見たよりも色濃いものに変わる不可思議。]

そ、か……。

[一つの身に二つの心を宿している事など、女は知らぬし、 朝顔の名も理解できなかったけども。]

いっしょがいれば、寂しくない、かな……。

[ぽつり*。]

(43) mooncalf 2014/02/24(Mon) 01時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

suzukake 2014/02/24(Mon) 01時頃


【人】 落胤 明之進

……そっ、か。

[語られる言葉>>37、ようやく知れた思い>>38
それらを聞いて、最初に零れたのは短い言葉。
膝の上、握られた拳が震える様子と、絞り出すようなごめん、という言葉に。
どう返すか、しばし、悩んで沈黙する]

……ほん、とに。
なんで、そんな風に抱え込むんだよ、お前って。

色々思ってるのなんて、多分、みんな、同じ、だろ?
それ知ったからって、そんな簡単に、嫌うとかなるか。
……そんな簡単に、切れるようなら。
大事、なんて言えないだろーが……ばかぺーため。

[どこか、呆れたような口調で言い放つ、けれど。
紡ぐ表情は、穏やかで]

(44) tasuku 2014/02/24(Mon) 01時頃

【人】 落胤 明之進

でも、さ。
そんな風に思ってるの、気づけなかったのは、俺も、悪かったし。

だから、やっぱり、こっちがごめん。

[そこで、言葉を一度切って]

……な。
こうやって、謝りあってても、きり、ないし、さ。
どっちもどっちなら、お相子、なんだし。
……謝るの、終わりにしない、か?

他にも、さ。
言いたい事、ある、から。

[言いながら、緩く首を傾いで手を差し伸べる。
幼い頃の喧嘩の後、仲直りを求めた時と同じ仕種で。**]

(45) tasuku 2014/02/24(Mon) 01時頃

【人】 釣り師 沼太郎

[不意に意識が薄れたかと思えば、気がつくとさっきまで高みにあったはずの目線が随分と低くなっている。背中に固い感触を感じ、ゆっくりと体を起こそうとする]

 ……っ! ……むぅ。

[力がうまく入らず、渋々起き上がるのをあきらめると周りを見渡す。見覚えのある調度品と周囲にいる人物……さっき見たばかりだ。自分が雷門邸にいることを知る]

 ……やれやれ。雷門のとこはちぃと御預けかのぅ。

(46) tuchiya2 2014/02/24(Mon) 01時半頃

【人】 双子 夕顔



  なによ 

   いわれなくても そうするもん


[法泉の言葉>>39が気に入らなかったのか、幼子の頬は軽く膨らむ。
名を呼ばれたことで更に不機嫌は増したけれど、沼太郎と対峙した時の様に癇癪を起こす程ではない。
この名を呼んで欲しいと思っていた人がもう呼んでくれないことを知ったから。
ただ、むすりと不貞腐れた顔を法泉へと向け、黙ったままでいたのだが。]


     ……… ?

(47) nadia 2014/02/24(Mon) 01時半頃

【人】 双子 夕顔



      いまの なぁに?


[向けられた真言のその意味は解らぬものの、施されたそれが薄い膜のように己と身の内の”妹”の意識を包みこんだのは解った。
闇に溶け込んでしまった心が力と共に消え行くを防ぐものと理解できたのは、身の内にと入れ替わったもう一つの心の方。
一つ、二つ、瞬いて。]



    お坊さま ありがとうございます


[右目には闇色を、左目には黒檀色を宿した少女が微笑み礼を向けた*]

(48) nadia 2014/02/24(Mon) 01時半頃

法泉は、/*くて〜

fuka 2014/02/24(Mon) 19時半頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 現世と常世の狭間 ─

……色惚け坊主め。

[法泉と雪客のやり取りに呆れ顔で呟く。
彼は覚えているのだろうか。
雪客が、奇しくも鬼火を目にしたあの少女であることを。
顔見知りだった華月斎が雪客に声をかけ、家まで送り届けて。
法泉はその日を境に姿を消した。
その日だけの出逢いだったはずだ。
これもまた奇なる再会と言えようか]

…ま、馬に蹴られたないし、あんまし関わらんとこか。

[夢を目指し里を出た青年は良くも悪くも真っ直ぐだったから、己に密かに向けられていたものには気付くこと無く。
ひたすら己を磨き続け、今も浮いた噂の一つもない。
これまた気付いていないだけの可能性は否めないが]

(49) rokoa 2014/02/24(Mon) 20時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[現世の様子を眺めながら漂い、一平太の下へと戻って来ると、弟はいつしかまどろみの淵へと落ちていた]

……なぁににやけとんねん。

[口角が持ち上がるのを見て、額を指先で弾く仕草。
当然擦り抜けるために起きることはなく、狸の上に立つように浮かぶ]

───お、明、起きたかぁ。

[死んでいないと言うのは一平太の言葉で分かっていたから、目覚めたことに僅かばかり安堵。
一平太を起こすために頭を叩くのを見て、くつくつと可笑しげに笑った]

明が居りゃ、大丈夫やろ。

[二人の仲の良さは知っていたから、今回のことがあろうがきっと問題無いだろうと。
そう確信を得て一平太の膝から宙へと浮かぶ。
狸から繋がる糸を伸ばし、天井を擦り抜け上昇した]

(50) rokoa 2014/02/24(Mon) 20時半頃

【人】 手妻師 華月斎

沼爺も、日向も無事やんな。

[明之進と同じ場所で目覚めた沼太郎、日向の姿も家屋を通り過ぎることで確認出来た。
これで、倒れているのは、自分だけ。
傷は法泉の真言である程度の治癒が施されていたが、全身の火傷の痕は残り、左腕は医者による治療が必要な程。
生命活動に重要な喉や気管の治癒は十分だったが、戻れたとしてもしばらくの間動くのは難しいだろう。
尤も、自分の躯の下へと向かわなかったため、華月斎の知るところではないのだが]

………あいつら以外、だぁれも居らんようなってもうたなぁ。

[上空から里を眺め、ぽつりと零す。
里の者達の骸は道や広場に残ったまま。
一部は火葬されたようだが、まだ多くの者が弔われずにいた]

(51) rokoa 2014/02/24(Mon) 20時半頃

【人】 手妻師 華月斎


どないなってしまうんやろな──…

[自身然り、里然り。
見通しの利かない靄の中に居るようだった**]

(52) rokoa 2014/02/24(Mon) 20時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

rokoa 2014/02/24(Mon) 20時半頃


【人】 門下生 一平太

なんで、って。
そりゃぁ、皆そうだろうけど……

[何時からだったか。
ひとに口出しをしたり、我儘を言ったり、そんな資格は己には無いのだと、そう思い込むようになっていた。
それ程までに劣等感は強く育っていた。
自ら曝け出した今だって未だ、嫌われてしまうのではと恐れていた、けれど]

良い、のかな。
大事、だなんて。

[呆れたように言い放たれて。
少し目を上げて見た表情>>44は穏やかなもので]

(53) akIka 2014/02/24(Mon) 21時頃

【人】 門下生 一平太

え、なんでお前が。

[続く謝罪に、目を瞠って。
更に続けようとした謝罪は、差し出された手に止まる。
それと、明之進の顔を交互に見て――唇を噛み締めた]

…… なんだよ、もう。
お前、ほんと、 まぶしい。

[一瞬泣きそうに顔を歪ませて、俯き。
そのままで手だけを伸ばし、触れた指先を恐る恐る、掴んだ]

(54) akIka 2014/02/24(Mon) 21時頃

【人】 門下生 一平太

……それで、他の話って。

[漸く顔を上げられたのは、それから少し後になって*]

(55) akIka 2014/02/24(Mon) 21時頃

【人】 落胤 明之進

そ、みんなおんなじ。
……俺だって、色々抱えてるもの、あるしさ。

[男手として扱われぬ事への苛立ちや劣等感、自分にないものを持つ者への羨望。
そんなものはずっと、抱え込んだままで。
ただ、それに負けまい、潰されまい、と足掻き続けているから。
自分にしかできない事がある、と認めてくれているものがいる、とわかっているから、囚われずにいられるだけで]

……悪かったら、言うか。

[良いのかな、という言葉>>53にも、さらり、返すは是の返事]

(56) tasuku 2014/02/24(Mon) 22時頃

【人】 落胤 明之進

なんで、って。
多分、俺が一番気がつけるところにいたのに、全然気がつかなかったし。

[目を瞠る様子に、ほんの少しだけ、苦いものが過ぎるがすぐに飲み込んで。
視線が彷徨う間、何も言わずに、ただ、待った]

……って、なんだよ、それ?

[まぶしい、という言葉と共に、一瞬だけ歪んだ顔。
それに、小さく息を吐いて──触れてきた手>>54を、しっかり、掴んだ]

(57) tasuku 2014/02/24(Mon) 22時頃

【人】 落胤 明之進

ん。そんな、大げさな事じゃない、んだ、けど。

[他の話、と問われて>>55、少し口ごもる。
いざ、言おうと思うと、少しだけいい難いな、と思いつつ、それでも]

……あのさ。
ありがと、な。

俺が、光に飲まれずにすんだのって。
俺のままで、いようと思えたのって。
……お前のおかげでも、あるから。

[他にも要素はあるけれど、でも。
その存在が大きかったのは確かだから。
それをそのまま言葉に変えて笑って、それから]

(58) tasuku 2014/02/24(Mon) 22時頃

【人】 落胤 明之進

……ところで、さ。
俺がこうやって、目を覚ました、って事は。

他のみんなも、起きたんじゃないか、って思うんだよ、な。

……様子、見に、行かない、と。

[光宿した他の者たちはどうしているのか、と。
話題を切り替えたのは、半分くらいは、照れ隠しと言えるやも。*]

(59) tasuku 2014/02/24(Mon) 22時頃

【人】 門下生 一平太

……。
とんでもねぇ、お人よしって意味だよ。

[問う声としっかり掴まれた手>>57
俯いたまま出した声は少し掠れていた]

(60) akIka 2014/02/24(Mon) 22時半頃

【人】 門下生 一平太

[少し口ごもる様子を見つめ。
>>58に瞬きをひとつ、ふたつして、少し表情が緩む]

そんなの、こっちだって。
お前が居なかったらきっと今頃、飲まれて、戻って来れなかったって思うんだ。
……ありがと。

[言いながらちょっと照れてしまって、少し横を向いて。
すぐに話が切り替わった>>59のは、正直少し有難くもあった]

(61) akIka 2014/02/24(Mon) 22時半頃

【人】 門下生 一平太

……嗚呼。
そう、だな。

[同じ屋敷に居た光は目を覚ました頃か。
膝の上に視線を落とす。
そこには、法泉から預かった狸がちょこんと座っていた]

返しておけって、言われたもんな……

[その本人が目覚めて居るのか否か、此処では分からないけれども*]

(62) akIka 2014/02/24(Mon) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

[掠れた声で言われた言葉>>60に、ほんの一瞬眉が寄ったのは僅かな間。

言わずにいた言葉を告げ、表情緩めて返された言葉>>61に、心の内が軽くなったような、そんな気がしていた]

……うん。
沼太郎さんはここにいるから、大丈夫かな、とは思うけど。

[そこまで言って。
膝の上に落ちる視線>>62を追い、狸を見て]

(63) tasuku 2014/02/24(Mon) 23時頃

【人】 落胤 明之進

で、さ。
日向は、俺が家に連れてったけど……俺よりも怪我、酷かったから。
目、覚ましてたとしても、ほっとけないから……俺、行って来る。

だから、一平太は、兄さんの方、頼むな。

[狸の謂れや、そこにあるものは知らぬから、それには触れずにさらりと言って]

……ちゃんと、自分で確かめろよ。
今なら……見えるだろ?

[狸から、一平太へと視線を移しつつ、続ける声音は冗談めかした響きを帯びていた。*]

(64) tasuku 2014/02/24(Mon) 23時頃

【人】 門下生 一平太

[膝の狸から目を上げた]

そっちはゆうちゃんが見てくれてっしな。
わかった。じゃあ、頼む。

[日向を見てくるという言葉にも頷いて。
その次にさらりと告げられた言葉に少しばかり、視線を揺らしたが]

そ、だなぁ。
折角、お節介してもらったんだし、……ちゃんと、見てこねぇと。
……ありがとな。

[冗談のような、本気のような、どちらともつかない言葉の後で、もう一度礼を向ける。
未だ迷うような色は消えないけれども、狸を一度きゅっと握りしめてから、立ち上がった*]

(65) akIka 2014/02/24(Mon) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

[頼む、と言われて>>65ひとつ、頷き返して。
視線は揺れども、返された言葉に揺らぎはないように思えたから]

……ああ。
ちゃんと会って、見るのが一番確実だからな。

[冗談とも本気ともつかないそれにもう一度頷きつつ、礼には笑みで返して、自分も立ち上がる。
迷う色はまだ消えきっていないようだけれど。
きっとちゃんと向き合えるだろうから、それ以上は言わずにただ、ぽん、と肩を叩いて]

……じゃ、また、後で。

[いつもと変わらぬ挨拶ひとつ、向けた後。
もう一つの光の元へ向かうべく、歩き出す。**]

(66) tasuku 2014/02/24(Mon) 23時半頃

【人】 双子 夕顔

[>>39唱えられた阿修羅の真言。
光宿していた者達に向けたそれと違い、御坊の身を削るものでなかったのは、同じ星宿す同士だったからだろうか。
多面多臂である神の力は、二つの心を一つの身に収める己に最も馴染むものだろう。
最も、夕顔にもそこまでは解りはしない。
解るのは、唱えられたそれが自分と姉の心を護り、闇に溶けるを抑えてくれているとだけ。

それさえ解っていれば良いのだとも、思う。]



   お坊さまは あさがおと ゆうがおが

    いっしょに おきていられるように

      してくださったのよ

 

(67) nadia 2014/02/24(Mon) 23時半頃

【人】 双子 夕顔


[こちらの礼に、法泉はどのような反応を返したか。
なんでお礼なんか言うの、と闇色の瞳が瞬き、己の行為に不服を零す。

法泉はともかくとして、理由知らぬ雪客>>43には尚更こちらの行動が不可思議に映っただろう。
問われたならば、朝顔と夕顔はこの身を共にしている姉妹だと話し。
問われないならば、特には何も言わぬままになっただろう。

どちらにしても、詳しい説明はできなかった。]


    おじい さま 


     気がつかれ ました か ?


[どうかまた聞けますようにと願ったその声>>46が、耳に届いたから。
夕顔はほっとした顔を、朝顔は気まずそうな顔をして、沼太郎へと声をかけた*] 

(68) nadia 2014/02/24(Mon) 23時半頃

【人】 門下生 一平太

……ん。
うん。

[一度目は、未だ少しだけ迷いながら。
肩を叩かれて、意を決したように、もう一度頷き]

嗚呼。
また、後でな。

[歩き出す相手を見送ってから、己も歩き出す]

(69) akIka 2014/02/25(Tue) 00時頃

【人】 門下生 一平太

……あの、

[一平太へ兄の居場所を示したのは法泉か夕顔か。
頭を下げてから、狸と共にその場所へと向かった*

(70) akIka 2014/02/25(Tue) 00時頃

【人】 双子 夕顔

[目覚めた沼太郎と何言か声を交わした後。
自分が光を喰らった相手が目覚めたなら、光を宿していた他の皆様も気がつかれたろうかと、そんな思いが頭を過ぎた。

この屋敷へと運んできた明之進はともかく、居場所のわからぬ日向と、川辺に伏したままの華月斎は大丈夫だろうかと。
不安と心配に立ちかけたところで>>70一平太から声がかかった]


  華月斎さま は かわの ほとりに


  …ゆうがお一人では おはこびできなかったので

    はおりだけ おかけして はなれてしまいました


[法泉からも説明があったかもしれないが、こちらからも川辺の詳しい位置を教え。
頭を下げて向かう青年を見送った。*]

(71) nadia 2014/02/25(Tue) 00時頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

nadia 2014/02/25(Tue) 00時半頃


【人】 門下生 一平太

……ありがとなぁ。
あ、明之進がさっき目開けてな。ひなの方見に行くって。

[教えてくれた夕顔>>71へは礼と共にそうも伝えて。
目を覚ましたらしい沼太郎へも、可能であれば幾つか言葉をかけてから、その場を辞した]

(72) akIka 2014/02/25(Tue) 00時半頃

【人】 門下生 一平太

―川辺―

[言われた通りの場所に、その姿はあった。夕顔のものらしき羽織も遠目から確認できた。
恐る恐る近寄って、上から覗き込み]

目ぇ、覚ましてないかぁ。

[落胆したような、けれど少しだけ安堵したような、複雑な溜息を吐いた。
目を覚ましてほしくないわけではないけれど、何を言われるか、少し怖くもあった。
あの時と違い、此処には父も母も居ないのだから]

……っ、

[己の犯した罪を思い、また少し手が震えるけれども]

(73) akIka 2014/02/25(Tue) 00時半頃

【人】 門下生 一平太

……、あ、の。
お坊様から、頼まれた、ので、……これ。

[聞こえないだろうと思いながら、振り絞る声はここ最近の硬い口調となる。
狸の人形をそうと胸の上に置き、すぐ傍に座り込んで、酷い火傷に眉を顰め。
それから、今はちゃんと見えるその顔をじっと見詰めた*]

(74) akIka 2014/02/25(Tue) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

[歩き出しはしたものの、歩みはどこか覚束ない。
先ほどまでの状態を思えば、こうして歩けるだけマシになっている、とは思うのだが]

……さすがに…………無理か。

[光鎮まったが故か、単に消耗しているだけかは定かではないが、時駆け抜ける技は使えぬよう。
気は急くが、一歩ずつ歩むしかない、と。
人の気配絶えた通りを、歩いて進む]

……無茶してなきゃいいんだけど。

[は、と。
ため息と共に零れたのは、こんな言葉]

(75) tasuku 2014/02/25(Tue) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

[ほっとけない、とそう思うようになったのがいつからかは覚えてはいない。
年下なのに、自分よりもよっぽどしっかりしていて、こちらが気にかける必要などない──とも見える、けれど]

……ああいうのは、逆に危ないからなあ。

[そんな風に思えるのは、多分、幼年期の経験故。
幼い頃に周囲にいた年上の少女たちは皆、強かなようで繊細で。
そんな中で育ったせいか、女子はどんなに強く見えてもちゃんと守らなくてはならないもの、という認識はごく自然なものとして根付いていたから。

とはいえ、里の女性は色々な意味で強いひとが多い事もあり。
そんな気質が表に出る事は、今までなかった訳なのだが]

(76) tasuku 2014/02/25(Tue) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

[歩みは緩く、それでも目指す場所はやがて見えてくる。
先に凍てついた体を運び込んだ家までたどり着くと、呼吸を整えて]

……ん?

[家の中から聞こえる物音に、眉を寄せる。
どうやら、人が動いているらしい、とそれで察しがついて]

……日向?
目、覚めたのか?

[とはいえ、動ける状態ではなかったはず、と。
そんな焦りから、断り一つ入れることなく、戸を開けていた。*]

(77) tasuku 2014/02/25(Tue) 00時半頃

【人】 釣り師 沼太郎

[どうやらこちらの覚醒に気が付いたのだろう。可愛らしい、そして最後に聞いた声が飛んでくる>>68]

 おお……夕顔。

[顔だけそちらに向けて応じる。自分を気遣うような発言から"朝顔"でないことを察する。

というより起き上がれない今、状況は読めないが下手に煽ってもいい事が無い。それに……今ここがそういう空気ではないことは肌で感じる]

 お前さんを休ませるためにここまで来たのに、儂が休んではどうしようもないわい……ほっほ、怪我はないかの。気分はどうかな?

(78) tuchiya2 2014/02/25(Tue) 00時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 現世と常世の狭間 ─

[そらから里を眺めていると、くん、と足元が引かれる感覚が伝わる。
少し前に体験したものと同じ──狸が移動したことを伝えるもの。
それに釣られるように意識を向けると、糸の長さは瞬時に短くなった。
引き寄せられた場所は、華月斎の躯が横たわる川辺]

……おっまえ、……

[起こすでもなく狸を胸の上に置く弟の様子>>74に、呆れと微苦笑の混じる表情。
弟はこんなにも控えめだったろうか、と思うのも、長らく距離が離れていたせいか。
硬い口調を耳にして、華月斎は大きく息を吐く]

おちおち死んでられんわ。

[顔を見詰める一平太を見下ろす視界がぐらりと歪んだ]

(79) rokoa 2014/02/25(Tue) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 川辺 ─

[先程まで見下ろしていた視界は闇の中。
トクン、と跳ねる鼓動に呼応して、浅い呼吸を一つ]

───……ね こみ で も、 おそ う きぃ か

[長らく使われなかったために、低く掠れた声を絞り出して。
引き付けを起こしたように息を吸い込むと全身が悲鳴を上げた。
走る痛みに一旦呼吸を止め、やや緩和した後にゆっくりと時間をかけて吐き出す。
そうしてから瞼を小刻みに震わし、薄らと瞳を開けた]

一……?

[長らく機能していなかった目は霞んでいて、視力を取り戻すまで弟を探すように瞳が揺れた*]

(80) rokoa 2014/02/25(Tue) 01時頃

【人】 子守り 日向

 ― 自宅 ―

[手を伸ばしかけていた戸が、ひとりでに開いた>>77]

 わ、……明にい!?

[今までならばもっと早くに足音に気付いていただろうが、今は力のほとんどを失っているせいか、完全に不意を衝かれる格好となった。
 思わず立ち上がりかけて、着物の裾を踏ん付け]

 ひゃっ……

[思いっ切り前のめりに姿勢を崩す。
 咄嗟に踏み止まろうとはしたものの、傷の痛みにそれは阻まれ。
 受け身も取れない体勢で、そのまま倒れていく*]

(81) suzukake 2014/02/25(Tue) 01時頃

村の更新日が延長されました。


【人】 落胤 明之進

─ 日向の家 ─

[状況がわからぬが故の焦りから、勢い任せに開けた戸の向こう。
そこにあったのは、前のめりに倒れる姿>>81で]

……って!

[とっさ、手を伸ばして抱きとめる。
対峙の際に打ち付けた部分が痛んだものの、崩れるのはぎりぎりで、耐えた]

……あぶな、かっ、た。
まったく……大人しくはしてないんじゃ、とは、思ってたけど。

[ひとつ、息を吐いた後、ぼやくような口調で言って]

……大丈夫、か?

[それから、投げかけたのは、案ずる問いかけ。*]

(82) tasuku 2014/02/25(Tue) 01時頃

【人】 門下生 一平太

―川辺―

[身体を揺すったりしなかったのは、傷に触れるのを恐れたからであったり、――或いはやはり、長く空けてきた距離のせいでもあった。
見詰めた顔に何を思ったかは口に出されることなく。
不意に洩れた低い声に、肩を揺らした]

え、……、

[言われた言葉の意味を考えるよりも、今は驚きのほうが優る。
呼気が吐き出され、薄らと瞳を開けるまで、思わず息を止めて見守り]

あ、……よか、った。

[昔から変わらない呼び方で、己の名前が呼ばれる。
吐く息と共に零れた安堵は、紛れもない本音だった。
視界が戻っていれば、少しだけ泣きそうにも映ったかもしれない]

(83) akIka 2014/02/25(Tue) 01時半頃

【人】 子守り 日向

 ― 自宅 ―

[床にぶつかるかと思った体は、明之進>>82の腕に抱き留められていた。
 傷に障ったかとも思ったが、どうにか共倒れにはならなかったようで。
 体を預ける姿勢になった後、ゆっくりと息を吐く]

 ごめ、ん。
 他の人らが、どうなったのかわからなかったから……心配、で。

[ぼやく口調に、顔を伏せたまま呟く。
 案ずるように問われれば、小さく頷き]

 大丈夫。
 とりあえず、動ける、し。

[目を伏せたまま、預けていた体を離そうとする。
 と言っても、ほとんど縋りつくのと変わらないような、のろのろとした動きにしかならなかっただろうけれど*]

(84) suzukake 2014/02/25(Tue) 01時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 川辺 ─

[手を伸ばそうと思ったが、しばらくそのままだった身体が直ぐに動くわけもなく。
自ら起き上がることも出来ずに瞳だけが動いた]

──…なん や… はん ぱつ は、 しま い か?

[安堵の声>>83が空気を震わせ、耳へと届く。
声は低く掠れたままだったが、緩く唇を動かしながら薄らと口端に笑みが乗った]

……なに ないとん ねん…

[揺れる瞳は動くにつれて視界を回復させていき。
瞳が一点へと向かった時、ようやく弟の顔を確認することが出来た。
泣きそうに見える顔を指摘し、呟いて笑うように、は、と短く息を吐いた**]

(85) rokoa 2014/02/25(Tue) 01時半頃

【人】 落胤 明之進

─ 日向の家 ─

謝らなくていいよ……心配なのは、わかるから。
俺が、ここまで来たのも、同じ理由だし。

[呼吸整え、預けられる形になった身体を支えながら、返す口調は先よりは穏やかなもの。
けれど、問いに返された答えに、ほんの少し、眉を寄せる]

……とりあえず、ってなぁ。
お前、俺よりは重症なんだから、無理するなよ。

[離れようとするのに小さく息を吐いた後、ぽふ、と頭に片手を乗せて]

みんな、大丈夫。
沼太郎さんには夕顔ちゃんがついてるし、兄さんは、一平太が様子見に行ってる。
すぐに動いたりなんだりは、みんな辛いだろうけど、きっと、大丈夫だから。
……お前も無理しないで、ちゃんと休め。な?

[諭すようにいいながら、緩く首を傾いで見せる。
自分の事を棚上げするのは、いつもの事。*]

(86) tasuku 2014/02/25(Tue) 01時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

rokoa 2014/02/25(Tue) 01時半頃


【人】 門下生 一平太

―川辺―

……はん、ぱつ?

[何の事を言っているのか分からず首を傾ぐ。
唇に笑みが乗るのを見ていると]

あ、や、別に、泣いてねぇ、……です。

[本当はもう、零れそうなぎりぎりのところまで来ていたのだけれど。
指摘に慌て、元の口調で話しかけ。
取り繕うように付け足した語尾は、未だ昔のように接することを赦されていないとの思い込み故。
それが反発のように見えていた可能性など、思いもしていなかった**]

(87) akIka 2014/02/25(Tue) 02時頃

【人】 子守り 日向

 ― 自宅 ―

 無理した訳じゃ……

[明之進>>86に抗議するように唇を尖らせるが。
 頭に片手を置かれ、諦めたように床へ座り直す。
 実際、風の力を借りてどうにか立ち上がったようなものだったから、一度緊張の糸が切れたら立て直すのは難しかった]

 そっか。
 沼じいや華月さんのとこにも、みんなが行ってくれてるんだ。

[その事を聞いて、幾らか表情には安堵が戻る。
 無理を推してでも誰かを助けに行く必要は、とりあえずはないらしい。
 だが、そうなると必然、気になるのは目の前の相手で]

(88) suzukake 2014/02/25(Tue) 02時頃

【人】 子守り 日向

 でも、明にいだって、無傷という訳ではないんでしょ?
 さっきあたしを受け止めた時だって……。

[何処が原因とまではわからなかったが、体の強張りや何処かを庇うような不自然さは感じられていた。
 思わず口をつきそうになった謝罪は飲み込んだものの、申し訳なさそうに瞳を伏せ]

 なんか……助けられてばっか、だな。

[心配に駆られるまま、痛みを堪え動こうとしたのに、結果は裏腹で。
 情けなく眉の下がる顔を隠すように、膝を抱える**]

(89) suzukake 2014/02/25(Tue) 02時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

suzukake 2014/02/25(Tue) 02時半頃


【人】 落胤 明之進

─ 日向の家 ─

無理じゃないなら、無茶、に言い換えるか?

[口尖らせる様子>>88に、からかうようにこう言って。
床に座り直すのに合わせて、自分も腰を下ろす。
安堵が戻った表情にうん、と頷いた後、自身の状態への指摘に僅かに眉を下げた]

……そりゃあまぁ……さすがに、無傷ではないけど。

[斬られたり焼かれたりしてはいない分、見た目は軽傷が内側には相応衝撃が通っている。
だから、そこは否定しなかったが。
瞳伏せ、膝を抱える様子>>89に、先よりも大きく息を吐いた]

(90) tasuku 2014/02/25(Tue) 10時頃

【人】 落胤 明之進

助けられてばっかり、って。
……俺が好きでやってる事だし、そこを気にする必要、ないだろ。

[言いながら、手を伸ばす。
頭を撫でるのは、半ば癖のようなもの]

お前、自分後回しにして動いたりするから……心配なんだよ。
今だって、自分より他、で動こうとしてたし。

こんな状況だけど……いや、こんな状況だからこそ。
周り、頼れ。

[静かな口調でそこまで言って、一度言葉を切り]

……言ってる俺に、頼りがいがないのは認めるけど。
それでも……な。

[冗談めかした口調に変えてこう言って、笑って見せた。**]

(91) tasuku 2014/02/25(Tue) 10時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

tasuku 2014/02/25(Tue) 10時頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 川辺 ─

[当て付けのように他人行儀にするのは終わったのかと思ったが、そうではないらしい。
付け加えられた語尾>>87を耳にすると、口端にあった笑みは消え、不機嫌そうな表情へと変わった]

……………
っ、ふ……ぅ

一、ちょお、手ぇ 貸せ

[繰り返した深呼吸により幾分声が出しやすくなる。
先程よりもはっきりした声で弟を呼ぶと、起き上がるための手助けを頼んだ。
どうにか上半身を起こし、座るような形になることが出来たなら、今度は一平太に対し、面貸せ、と言わんばかりに人差し指を動かし近付かせようと*]

(92) rokoa 2014/02/25(Tue) 17時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

rokoa 2014/02/25(Tue) 17時半頃


【人】 門下生 一平太

―川辺―

[兄の表情が急に不機嫌なものへと変わって>>92、緩みかけていた表情は固くなり、唇を引き結ぶ。
それが己の言葉の所為だとはやはり気づかないのだが]

あ……はい。

[手を貸せと、頼みには素直に手を伸べながら。
傷に触れないように注意を払っていた所為もあって、起こすだけで随分と時間が掛かってしまった]

……。

[それから目に入るのは、己を呼ぶような指の動き。
一瞬表情を強張らせたが、逆らう事はせずに近づいた*]

(93) akIka 2014/02/25(Tue) 19時半頃

【人】 子守り 日向

 ― 自宅 ―

 でも、明にいだって大変な時、なのに……

[気にするな、の言葉>>91に反論しかけるけれど、頭を撫でられてしおしおと口を噤む。
 子供扱いされてるよう、と感じても反発出来ないのは、それを素直に受け入れてしまうくらい弱っている証拠でもある。
 明之進が手を伸ばしてくるのは、大体そういう時だとも思う]

 ……わかってる。
 動いたらいけないような怪我してることも、他の人に任せた方がいいんだってことも。
 でも……

[膝を抱える手に力が籠もる。
 額を膝に着けるようにして、顔を伏せ]

(94) suzukake 2014/02/25(Tue) 20時頃

【人】 子守り 日向

 じっとしてたら……色んなこと考えちゃいそうで……
 もう立てなくなりそうで、怖いんだ。

[陽が月に喰われ、一変した状況の中を、ひたすら前だけを見て駆け抜けてきた。
 そうすることで振り切って来た辛さが、立ち止まってしまえば一気に押し寄せて来るような気がした]

 動いてれば、……体は痛くても、余計なこと考えずに済む、から。

[頼りがいがない、と、冗談めかしていう明之進に首を横に振る]

 明にいが、悪いんじゃ、ない。
 ただ、頼ったら本当に甘えて……潰れてしまいそう、だから。

[これまで保ってきた自分が、壊れてしまうのが怖い。
 そんな自分の弱さを隠そうと言葉を重ねるけれど、声や体の震えは、きっと隠せてはいなかっただろう*]

(95) suzukake 2014/02/25(Tue) 20時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

suzukake 2014/02/25(Tue) 20時頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 川辺 ─

[不機嫌そうな表情のまま右手で一平太を呼びつけて、その手を近付いて来た弟の頭に乗せる。
ぽん、とただ乗せたかと思いきや、指に力を入れて相手の頭を固定して]

…………ふー………

[大きく息を吐き、少しだけ吸い込んでから息を止める。
そうして自分の頭を後方へと引き───]


              《 ゴッ! 》


[動きはやや緩やかではあったが、一平太の額目掛けて頭突きをした。
骨同士がぶつかる鈍い音が響く]

(96) rokoa 2014/02/25(Tue) 20時頃

【人】 手妻師 華月斎

………えーかげんにせぇよ。

[ぶつけた額はくっつけたままに低く、呟く]

わいが居らん時ぁ兄ちゃん呼べて、面と向かっては出来んのかい。
もう、お互いしか家族居らんねやぞ。

そんでもまだ、他人の振りしよるんか。

[低い声が怒りを含むことは明らか。
今まで奥底に沈めていた不満が口を突いて出ていた*]

(97) rokoa 2014/02/25(Tue) 20時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

rokoa 2014/02/25(Tue) 20時半頃


【人】 門下生 一平太

―川辺―

[頭に載せられた手に昔を思い出すのも束の間。
指に籠った力が地味に痛くて顔を歪めつつ、そろりと目玉を動かした。
けれどもそんなものは序章で、


              《 ゴッ! 》


頭蓋の内まで響く程の音と、]

――……ぅぐ、

[遅れて到来する痛みに、先までと別の意味で涙が浮かぶ]

(98) akIka 2014/02/25(Tue) 22時頃

【人】 門下生 一平太

[痛みはやがて引いても、額は離れず。
至近距離である為に目を逸らしきる事も出来ない]

…… っ、

[低い声に籠る意味を悟るより前に、耳に残るのは、『お互いしか』という言葉。
動揺に揺れる視線はうろうろと彷徨った挙句]

振り、も、何も。
……だって、他人、なんでしょう。

[声と共に、下へと落ちた]

(99) akIka 2014/02/25(Tue) 22時頃

【人】 落胤 明之進

─ 日向の家 ─

[頭を撫でるのは、大抵は無理をしている、と思えたとき。
力を抜け、と言葉ではなく仕種で伝えたい時が主なもの。
そうやって、撫でてやりながら、語られる言葉>>94 >>95を黙って聞いた。
声と身、双方の震えは、押し隠そうとするものを端的に物語るようで]

……まったく、もう。

[間を置いて零れ落ちたのは、呆れたような声とため息、ひとつ]

(100) tasuku 2014/02/25(Tue) 22時頃

【人】 落胤 明之進

なんで、そこで抱え込むかな、お前も。
辛い時は辛い、って、素直に言えばいいだろ。
甘えちゃいけない、なんて誰も言ってないんだし……そうでなくたって、お前、まだまだ誰かに甘えていい年頃なんだから。

[紡ぐ表情は、どこか苦笑めいたもの]

前から、言おうと思ってた事でもあるんだけど。
……一人で立とうとするなよ。
甘えて潰れてもいいだろ、別に。
潰れたら、二度と立てないわけじゃない。
そこから、ゆっくり立ち上がって、また進めばいいんだから……違うか?

[ぽふぽふ、と頭を撫でる手は止めずにこう言って、それから]

(101) tasuku 2014/02/25(Tue) 22時頃

【人】 落胤 明之進

……それに、な。
何にもできずにただ見てるだけっていうのも、辛いんだぞ。

周りがそんなのばっかり、っていう、こっちの苦労もちょっとは考えろ。

[そういう口調はどこかぼやくよう。
とかく、自分の周りには、本心を晒さず立とうする者が多すぎて。
それに、何もできない──頼られる事がない、というのも、密かに重ねた劣等感の一つとは。
表に出した事はないのだけれど。*]

(102) tasuku 2014/02/25(Tue) 22時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 川辺 ─

[体勢はそのままに、彷徨う一平太の視線>>99を自分の瞳で追う。
視線が下へ落ちると共に零された声にきつく眉根を寄せた]

……本気でそないに思うとるんか。

[一度眼を閉じ、溜息の如く大きく息を吐く。
それからようやく額を離し、一平太の頭から手も離して]

わいは……おまえも、親父も、お袋かて、

            一度も他人や思うたこと無いわ!

[離した右手を平手にして、手首の捻りを効かせて弟の頭をスパンと叩いた]

(103) rokoa 2014/02/25(Tue) 22時半頃

【人】 手妻師 華月斎

他人や思うとったら何で毎年戻って来んねん?
顔合わせたないんやったら、来んかったらええ話やろ。
お袋ん会うだけやったんなら、居らんなった時から来んでええはずやろ。

───……墓地でわいがなんであないに怒った思うとんねん。

[声は徐々に語気が弱まり、表情も眉尻が下がっていく。
それでも言い切って、ぎり、と強く唇を噛んだ*]

(104) rokoa 2014/02/25(Tue) 22時半頃

【人】 子守り 日向

 ― 自宅 ―

 ……明にい。

[苦笑交じりに掛けられた言葉>>101に、ぐ、と声を詰まらせ]

 そんなこと言われたら、あたし……

[心の奥、仕舞い込んだ感情を堰き止めているものが、ぐらぐらと揺らいでいる。
 甘えられないという戒めは、本心の裏返しでもある。
 それはきっと、明之進に迷惑をかけると思っていて――
 けれど明之進のぼやき>>102が、やわらかな後押しをする。
 その言葉が、自分だけに向けられたものではないとしても]

(105) suzukake 2014/02/25(Tue) 23時頃

【人】 子守り 日向

 わかった。
 なら、本気で、甘える……か、ら。

[もう我慢しなくていいと思った途端、喉の奥が震えて声が裏返る]

 覚悟しろ、よ……。

[あの時思いと一緒に口に押し込めた風車は、今は手の届く場所にはなく。
 だから日向は、感情が迸るに任せた]

 う…………ぐすっ

 うあああぁぁ――――……

[言葉にならない声で叫びながら、明之進の方に向かって崩れ落ちる。
 目からはぼろぼろと、何処に溜まっていたのかというくらいに雫が溢れ、零れ落ちていった*]

(106) suzukake 2014/02/25(Tue) 23時頃

【人】 門下生 一平太

─川辺─

……。

[大きな溜息に、何も言えずにいた。
俯いた頭から手が離れ、額も離れ、それでも目を上げられずにいると]

―― っ、

[先ほどとは違う種の衝撃と、大きな声>>103
もとより鈍く、ぐらぐらする頭は、それでもその内容を、ゆっくりと理解して。
漸く、己の勘違いに気づいた。けれども]

(107) akIka 2014/02/25(Tue) 23時頃

【人】 門下生 一平太

…… だったら。
だったら、なんで、出てったん、ですか。
なんで、居てくれなかった、の。

[口をついて出たのは、隠してきた本音。
彼にだけは知られまいとしてきたそれが、繕う間もなくぼろぼろと零れ落ちて]

他人じゃねぇなら、……そうしなくて良かったなら、
もっと早く、そう言ってくれよっ。
言われなきゃ分かんねぇって、そんくらいの馬鹿だって、知ってんだろっ。

[無茶苦茶な事を言っているとは分かっているのに、止める術を己でも見つけられない。
相手の顔を見るのが怖くて、俯いたまま目を固く瞑る。
溜まっていた雫が一筋の涙となって落ちて行った]

(108) akIka 2014/02/25(Tue) 23時頃

【人】 門下生 一平太

もう他人だって言われて、文も出すなって言われてっ、
あんたの決めたことだから、邪魔しちゃいけねぇんだって思って、
おれだって、……他人みたいにすんの、本当は厭だったのに。
慣れ慣れしくしたら嫌われるって思ったから、我慢してきたのに、
なんだよ、今更……っ。

今更、そんな事言われても……
もう…… 殺しちまったの、に。

[墓地での会話を、物言わぬ父を思い出すにつれ。
語尾は震え、掠れて、最後には消え入りそうになって]

どの道、……家族だなんて、言ってもらえる資格、もうねぇんだ。

[膝に置いた手を握り締めた*]

(109) akIka 2014/02/25(Tue) 23時頃

【人】 落胤 明之進

─ 日向の家 ─

[名を呼んで、声詰まらせる様子>>105に、緩く首を傾ぐ。
そのまま、裏返る声が紡ぐ言葉>>106を聞いて]

……覚悟、って、お前なぁ……。

[少しだけ、呆れた様子は束の間。
言葉にならぬ声を上げて崩れ落ちる身を受け止めて、腕の内に抱え込む]

……まったく、もう。

[口調は呆れを帯びてはいても、表情に滲むのは微かな安堵の色]

甘えたい時は、甘えていいんだよ。
……それが、女子の特権らしいから、な。

[冗談めかした口調で言うのは、幼い頃に遊び相手たちに言われた言葉。
そうなれるようになれ、との意も込められていたそれに。
ようやく、手が届いたような、そんな気がしたのは、ほんの束の間のこと。*]

(110) tasuku 2014/02/25(Tue) 23時頃

【人】 双子 夕顔



  おじいさま    よか った
 

[こちらの呼びかけに、夕顔と名を呼んでくれる沼太郎の声>>78
それを聞いた少女は、安堵の息を落として泣きそうな顔で微笑んだ。
けれど、泣き出しそうな顔は、気まずそうなそれに変わって。]


    ごめん なさい


[こちらを気遣う老人に向けた謝罪は、小さくか細い幼いこどもの声。
朝顔と夕顔、二人でこの身を使っていることがこれで伝わったろうか。
少なくとも今の謝罪が朝顔のものだとは、伝わるだろう。]

(111) nadia 2014/02/25(Tue) 23時半頃

【人】 双子 夕顔

[ごめんなさいと謝ったのは、自分の老人に対しての怒りが理不尽だったと理解したから。
頭に血が上ったまま癇癪を起こし、そのまま殺そうとしたのに。
この老人が最後までこちらを傷つけようとはしていなかったことは、夕顔に言われて気付いたこと。
ころさないでと願った妹の想いを、守ってもくれた。]


     わたし おじいさまに

      ひどいこと した


[ふぇ、と。
こどもは、上手く言葉にできない感情を泣き出すことで表に出した。
老人からはどのような反応を返されたか、それに朝顔も夕顔も言葉を返して。
法泉と雪客が傍にいるなら、二人からも何言かあるだろうか。
それから程無くこちらにやってきた一平太から明之進や日向達のことを聞けば、ならば自分は此処に残って沼太郎の傍についていると返し、この場を離れる彼を見送った*] 

(112) nadia 2014/02/25(Tue) 23時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

nadia 2014/02/25(Tue) 23時半頃


【人】 手妻師 華月斎

─ 川辺 ─

なんでってぇ……───

[問い>>108に返そうと口を開いて。
けれど泣いている気配に続きは途切れてしまう]

………親父ん言われたんか。

[続けられた言葉>>109が誰から齎されたのか、それは容易に想像がついた]

やったら、何で言わんかったんや…。
親父ん言うなりになっとる必要、無いやろに。

……ちゃうか。
わいも、引かんかったら良かったんやな。

[一線引かれたから、壁が出来たから近付かないようにした。
その方が離れた家族のためになると思ったから。
けれどそれは逆効果だったらしい]

(113) rokoa 2014/02/25(Tue) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

……堪忍。
おまえん性格考えおうたら、引くべきやなかったな。

[右手を再び顔を俯ける弟の頭へ。
今度は叩くなんてことはせず、ぽんぽんと撫でるように乗せて。
相手が抵抗しないならば、引き寄せて右の肩口に額を当てさせようと]

あんなぁ。
家族は資格で縛られぇもんやないやろ。

……わいにも非ぃがある。
おまえが背負ってもうたもん、わいも背負うで。

[一平太にそうさせたのは、自分なのだから*]

(114) rokoa 2014/02/25(Tue) 23時半頃

【人】 釣り師 沼太郎

 ほほ……優しい子じゃ。
 夕顔こそ無事で何よりじゃ。

[里に起きた一件が既に終息したことを察する。周囲に見える人影からも殺気は感じない。全てが終わったのだろう……光が消えるという形で。]
 
 よいよい……いや、違うの。儂こそすまなんだ。
 星の使命とはいえ朝g……おぬしを封じ込めようとしたこと、謝らせておくれ。

[ぎしり……と軋む音の聞こえてきそうな重い動きで上体を起こすと、首を垂れる。ふっ、と変わる彼女の表情に、朝顔と夕顔、二人の影を見る。

これでも元教師……子供を見間違えはしない、自信はある。

泣きだされたのには、少し動じてしまったが]

(115) tuchiya2 2014/02/25(Tue) 23時半頃

【人】 子守り 日向

 ― 自宅 ―

[身を受け止め、抱えられたこと>>110に、胸の奥に温かな安堵が生まれるが。
 一度溢れ出した感情は止められず、明之進の胸に顔を寄せるようにして泣きじゃくる]

 おなごとか、そんなん……ひぐっ、
 ちがうから、やめ、て

[どこで言われた言葉なのか、諭すような明之進に言葉に、顔を埋めたまま首を振る]

 そんないつまでも、甘えたりとかしない、もん……

[弱みを見せてしまった今更ではあるが、女子扱いされるのはやはりまだ気恥ずかしいものがある。
 顔から首まで熱を持ってしまったのは、泣いているせいだけではないだろう*]

(116) suzukake 2014/02/25(Tue) 23時半頃

【人】 釣り師 沼太郎

 ……夕顔や、それに……朝顔。

[今の彼女たちは互いを認め、住み分けたのだと思ったから。
もう一度名前を呼んでみる]

 この里も……皆いなくなってしもうた。のぅ、おぬしはまだ若い。ここにはもう何もない、どこか……外に出て見聞を広めてみてはどうじゃろう。琥珀なら旅にも慣れておろう。外に教鞭を取る知人がおる。紹介して……勉学をしても良いじゃろう。

[生き残った人が何人いたかはわからない。それでもこの惨状を立て直すほどの人がいるとは思えなかった。みな何かを頼って、もしくはあてもなく、ここを出て新しい暮らしを見つけるのだろう。]

 ここにはもう……何もないんじゃ。

(117) tuchiya2 2014/02/26(Wed) 00時頃

【人】 落胤 明之進

─ 日向の家 ─

[首振る仕種>>116に、瞬きひとつ。
それから、く、と低い笑い声一つ、落とす]

……意地張りめ。
ま、らしくていいけどな。

[冗談めかした口調のまま、こう言ってぽふ、と頭を撫でる。
熱帯びた様子は気づいているのかいないのか、態度からは伺えない。
そうして、日向の気が鎮まるまでは、そのままでいて]

(118) tasuku 2014/02/26(Wed) 00時頃

【人】 落胤 明之進

……そう言えば。

お前、これから、どうする?
このまま、ここで暮らすのは……色んな意味で、辛いと思うんだけど。

[間を置いて、そう、と投げかけたのはこんな問いかけと]

俺は……さ。
皆の弔い終わったら。

外に……出ようかって、思ってるん、だけど。

[まだ少し、迷いを帯びた、自身の思い。*]

(119) tasuku 2014/02/26(Wed) 00時頃

【人】 門下生 一平太

―川辺―

……最初に呼んだ時、違うって、言わねぇから。
だからあれでいいって、思ってた。

[落ちる涙は一筋に留まってはくれなかった。
目を瞑ったまま、顔を上げられないまま、ぼろぼろと零し続けていた。
先に話した友人は優しかったけれど、役立たずがあんな我儘ばかり持ってたと知られて、きっと兄にはもう嫌われただろうと思っていた。
だから次の言葉>>114と、手の動きは予想外で――思わず目を瞠った]

(120) akIka 2014/02/26(Wed) 00時半頃

【人】 門下生 一平太

なんで、謝んの、さ。
…… こ、はくにいさま、は、悪くねぇ、だろ。

[撫でられ、引き寄せられるままに、肩口が額に当たる。
ほんの少し躊躇って、子供のように拙く、名前を口にする]

なんで、皆、揃いも揃って、
まぶしいんかなぁ。
……ほんと、厭になる。

[呟くその眼に闇は無く、ただ濡れるばかりだった]

(121) akIka 2014/02/26(Wed) 00時半頃

【人】 門下生 一平太

本当は。
父様たちのこと、殺す心算なんか、無かったんだ。

[暫くして、ぽつぽつと零す。
化け物が現れた事。それらを逃がさない為にと、力を使った事。
結果、彼らを巻き込む形になった、と]

でも、ちっと、思ったんだ。
父様が居なくなったら、兄様が戻ってくっかも、って。
そんなわけ、ねぇのになぁ。……思っちまった、んだ。

[きっと、普段なら巻き込むのを恐れて、力を使うことすら躊躇って、結果的に異形に蹂躙される父らをただ見ているだけになっていただろう。
どちらにせよ結末は変わらなかったかもしれないけれど。
犠牲にする方を選んだあの時点で、既に闇に呑まれかけていたのかも知れなかった。
けれどもその引き金となったのは、奥底に沈めていた自分自身の感情で――]

(122) akIka 2014/02/26(Wed) 00時半頃

【人】 門下生 一平太

[それが過ちだと気が付いたのは、墓地での兄の様子を見てからのことだった]

父様を、……家族を、奪っちまって、
……ごめん、なさい。っ、

[もう幾ら後悔しても遅いけれど。
縋るように兄の衣服を掴んで、泣きじゃくった*]

(123) akIka 2014/02/26(Wed) 00時半頃

【人】 双子 夕顔

[穏やかに笑う老人から謝罪を返される>>115
呼びかけられた名が途中で途切れたことに、眉が下がる。
その理由が自分の癇癪だとは解ってるけれど、夕顔の名は呼ぶのにと、半ば拗ねも入った。

言葉に出来ない感情と共に泣き出したこちらにかけられた声>>117、今度は自分の名も入っていることに気付いて、顔を向けた。
切り出された話は、朝顔には半分程しか理解できなかったけれど。]


   わたしは ここに いる

    ここは おかあさまも おじいさまも

     いた ばしょ だから


[里を離れろと言われたことは解ったから。はっきりと頭を振った後。]

(124) nadia 2014/02/26(Wed) 00時半頃

【人】 双子 夕顔



   …おじいさまと おかあさまだけでは ございません

    さとの みなも いるばしょ です

 
[目を瞑り、思い巡らせるように声を紡ぐ。]


   ゆうがおたちは わるいことを いたしました

    おじいさまを死なせ さとのみなを 死なせました


     なかったことには できませぬ
     
 

(125) nadia 2014/02/26(Wed) 00時半頃

【人】 双子 夕顔



   それに ゆうがおと あさがおは

      やみを やどしたままにございます


     このやみは 外に もちだせば また 災いを よぶでしょう



    わたしたちが これから先を いきるには

      何もない この里に のこるが きっと 良い


[そう言って開いた瞳は、右の闇色も左の黒檀色も変わらず真っ直ぐな意志を潜めたもの*]

(126) nadia 2014/02/26(Wed) 00時半頃

【人】 子守り 日向

 ― 自宅 ―

[そうして、明之進が受け止めてくれるのをいいことに、気が済むまでは泣きじゃくっていただろうか。
 笑い声と冗談めかした一言>>118には、少しだけ声が止まったけれど]

 これから……か。

[幾らか落ち着いた頃に投げ掛けられた問い>>119に、腫れぼったい瞼で瞬きしばし考える]

 そう、だな。
 あたしも、ここで暮らすのは……辛い、な。

[色んな意味、を考えつつも、口には出さず]

 だから、外に出ようとは、思う。
 ……それで何をする、とかは、決まってないけど。

[決まった職を持つ訳ではなく、皆の善意に支えられ生きてきたが、今後はそういう訳にもいかないだろう。
 明之進の口調にも迷いを感じ取りつつ]

(127) suzukake 2014/02/26(Wed) 00時半頃

【人】 子守り 日向

 明、にい。

[ぽつり、と、明之進に眼差し向け切り出す]

 明にいが良ければ、あたしはもう少しだけ、明にいと一緒にいたい。
 ……互いに、落ち着くくらいまでで……いい、から。

[さらけ出した弱さ故に、ついそんなことを口にした。
 言いながら、随分な我儘だとつい顔を赤くして。
 言い訳のように一言付け足しつつも、口調はしぼんでいく*]

(128) suzukake 2014/02/26(Wed) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

─ 日向の家 ─

[途中、声が止まったのには気づいたけれど何も言わず。
投げた問いに返された答え>>127に]

ん、そう、か。
それなら……。

[小さく頷き、続けようとした言葉は、眼差しむけて切り出された話>>128に遮られる。
瞬きひとつ。数拍、空白が落ちて]

(129) tasuku 2014/02/26(Wed) 01時頃

【人】 落胤 明之進

……じゃ、一緒に行くか。

[続いた言葉は、あっさりとしたもの]

でも、少しだけとか、落ち着くまでとか、期限きめる必要、ないだろ。
……正直、外に出て何ができるか、どうなるかなんてわかんないんだし、それに。

[言いながら、幾度目か、頭を撫でて]

少なくとも、俺には。
お前、ほっとく気はないから。

[笑いながら告げる表情は、いつもと変わらぬ穏やかなもの。*]

(130) tasuku 2014/02/26(Wed) 01時頃

【人】 子守り 日向

 ― 自宅 ―

 え?

[自身の願いがあっさり受け入れられたこと>>130に、ぽかんとした顔を向ける]

 いい……のか?

[そうしている間にも、頭を撫でられ。
 常と変らぬ様子で告げられる言葉に、ゆっくりと息を吐いて眉を下げる]

 そ……うか。
 ありが、とう。

[相手にとっては、ごくごく当たり前のことだったらしく。
 押し込み抱え込んでいた感情が、雪解けのように解けだしていくのを感じた]

(131) suzukake 2014/02/26(Wed) 01時頃

【人】 子守り 日向

 それじゃあ、これからもよろしく…………っと。

[改めてそう告げようとして、泣き疲れたか頭の芯がくらりとする。
 倒れるほどではなかったものの、予想以上に消耗はしているらしい]

 何にせよ、まずは怪我の治療をしないと……か。

[その呟きと共に、ふっと浮かんだのは穏やかな苦笑の表情。
 先までの思い詰めたような様子は、今は何処にも見られなかった*]

(132) suzukake 2014/02/26(Wed) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 川辺 ─

…わいは、おまえにも見限られたか思うとった。

[すれ違っていた想い>>120を答え合わせするように言葉を紡いで自嘲気味にわらう。
あの時言っていればこんな風にはならなかっただろうか。
そう考えても過去を変えられるわけもなく、仮定の未来は夢想することでしか得られない。
それも、自分の都合の良い未来がほとんどで、正しい未来とは言えやしない]

っはは。
ようやっと呼びおうたな。

[子供のような口調>>121に少しだけ笑って、一平太の頭に添えたままの手で軽く彼の頭を叩く]

可愛い弟助けられんで、胸張れぇ兄がおるかい。
…おまえに辛ぁ想いさせたんは、わいや。
わいは、自分が思うた道ぃ真っ直ぐ行くことしか出来んかったよって。
おまえを置いてってしもうたし、要らん線引いてもうた。
それは、おまえに謝らんとならん。

(133) rokoa 2014/02/26(Wed) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

[悪くないと言われても、自分の中ではそれを容認出来ない。
一平太に行動を起こさせた根底には、華月斎自身の行動があるためだ]

真っ直ぐぶつかることしか出来ん阿呆で堪忍なぁ。

[幼少からそうやって過ごしてきたし、抱えてしまうとまたすれ違いが置きかねないから。
変に偽ることなく、真っ直ぐ弟を見て、想いをぶつける。
相手がどう思うかまでは測ることが出来ないが、悪い結果にはなるまいと信じていた。
しばらくは肩口に引き寄せたままで、ぽつりぽつりと零される言葉>>122を聞く]

………ほぅかぁ…。

[言葉が紡がれる間、返すのは相槌くらいで、弟が抱えていたものを聞くに徹して。
共感出来ずとも理解出来るよう余さず耳へと入れた]

(134) rokoa 2014/02/26(Wed) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

[そうして零れ落ちる、弟からの謝罪>>123
泣きじゃくるのを見て、頭に乗せていた右手を相手の背へと落として緩く撫でた]

……ええねん、  てぇは、言い難ぅけども…。

あぁ、ほんま。
こないにしてもうたんは、わいの行動やんなぁ…。

[あの時里を出なければ起きなかったであろうこと。
けれどそれは止められなかったし、父との拗れを作ったのは馬鹿正直に真っ直ぐ道を進んで行った自分。
そこに一平太の想いが絡んだとは言え、弟一人の責任とは思えやしなかった]

──わいも、『兄貴』奪ってもうて、堪忍な。
ずっと、おまえん兄で居る選択肢取らんで、堪忍な…!

[『家族』を奪ってしまったのは自分とて同じ。
泣きじゃくる一平太を見詰める華月斎もまた、涙ぐんでいた*]

(135) rokoa 2014/02/26(Wed) 01時頃

【人】 落胤 明之進

─ 日向の家 ─

……いいのか、って。
悪かったら、言わない。

[向けられるぽかん、とした顔と、いいのか、という言葉>>131にも、ごくあっさりと返す。
放っておけない、と、そう思うようになったのがいつらかは覚えていないが。
少なくとも、それは自分にとっては自然な事だから、それを口にするのに、躊躇いはない。

眉下げて告げられる礼の言葉には、少しだけ、目を細めて]

……ああ……確かに、それが先か。
でないと、動くに動けないし。

[怪我の治療は、最優先と言えるから、返すのは同意の頷き。
思いつめた様子が消えている>>132のに安堵を感じつつ]

それに……傷痕残ったりしたら、やっぱりまずいしな。

[付け加える一言は、やっぱりどこか、冗談めかしたもの。*]

(136) tasuku 2014/02/26(Wed) 01時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

nadia 2014/02/26(Wed) 01時半頃


【人】 門下生 一平太

―川辺―

見限る、わけ、ねぇだろ。

[首を横に振った。
少しずつすれ違いが解けていく分、後悔もまた増えるけれど。
頭に受ける一度目よりも軽い衝撃>>133に、また目を開き、閉じて]

それ、は、いいんだ。
だって、真っ直ぐじゃねぇ兄様なんて、兄様じゃねぇしさ。

[傍に在って欲しかったのも本当だったが、それ以上に、真っ直ぐな兄に憧れてもいたから。
謝罪>>134にはまた首を振って、すこしだけ、笑った]

(137) akIka 2014/02/26(Wed) 02時頃

【人】 門下生 一平太

ちが、 兄様の所為、じゃ、

[泣きじゃくる間、返ってくる謝罪に、言葉を思うように返すことはできず。
一度口を噤む。
脳裏に浮かんだのは、先の友人とのやり取り]

……いい、よ。奪われて、ねぇし。
おれが、勘違いしてた、だけで、……兄様は、ずっと兄様だった、んだ。

[謝罪を繰り返すばかりでは終わらないから、相手を赦す言葉を載せる。
己にそんな権利があるのかはわからなかったが。
後はもう殆ど言葉にならなくて、兄が涙ぐんでいるのにも気が付かなかった]

(138) akIka 2014/02/26(Wed) 02時頃

【人】 門下生 一平太

……兄様。

[その後、漸く、涙が止まった頃に]

一旦、帰らねぇか、……家に。

[傷の手当てもあるし、と。
泣き腫らした顔は返事を待つ間、少しだけ緊張を含んでいた**]

(139) akIka 2014/02/26(Wed) 02時頃

【人】 子守り 日向

 ― 自宅 ―

[明之進>>139に、押し黙って俯く。
 なんだか自分ばかりが一喜一憂しているような気がして、悔しいけれどもそれは口には出せず。
 ただ、話が傷痕のことに及ぶと]

 別にあたしは……ちゃんの動くならそれでいい……し。

[明にいと違って、というのはすんでのところで言わずに呑み込む。
 心配されることは嬉しいけれど、女子として見られるのはどうにも落ち着かない。
 霊体とはいえ相手の舞う様を見てしまったから、なおさらだった]

 まあ。
 見るたび心配されるのもあれだから、治るといいとは思う、……けど。

[結局明之進から目を逸らしたまま、素直になれないそんな一言を呟くのだった**]

(140) suzukake 2014/02/26(Wed) 02時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 川辺 ─

は、はは……ほぅか…。

[里を出たこと自体が間違いだったかと後悔しそうになったが、一平太の言葉>>137でそこまでは思い詰めずに済んで。
笑って、緩く長く息を吐いた]

……おおきにな。
わいも、おまえ責める気ぃは、無いで。

[赦しの言葉>>138は謝罪合戦への更なる発展を食い止め、こちらからも赦す言葉を紡がせるに至る。
自分にも責任があるが故の言葉。
言葉の裡は伝わらずとも、弟の負担を軽減出来れば良いと願う]

(141) rokoa 2014/02/26(Wed) 02時頃

【人】 手妻師 華月斎

ん。
…ほぅ、やな。

……肩貸してくれんか?
まだ、動くに辛ぅてな。

[一平太の涙が止まった頃に向けられた提案>>139
それに対し是を返し、立ち上がろうとするが、残る火傷の痛みで上手く身体を動かせない。
立ち上がるのですら一平太の手を借り、移動も支えてもらう必要があるだろう]

[頼みを口にしながら左腕に視線を走らせる。
一番損傷の激しいその腕は、ただ手当てするだけでは足りないだろう。
手妻が出来なくなる可能性が頭に過ぎるが、今は、すれ違いを解消出来た喜びを胸に抱き。
立ち上がる前に、膝へと落ちた狸と子供の羽織りを右手で掴んだ**]

(142) rokoa 2014/02/26(Wed) 02時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

rokoa 2014/02/26(Wed) 02時半頃


【人】 釣り師 沼太郎

 ……ないまぜにしてはいかんのぅ夕顔、朝顔。

 里の皆のことまでお主が背負うことはない。
 それにそんなことをいいだしてしまえば……お主を止められなかったのは儂じゃ。 
 襲われる里の者を守れなかったのも儂……のう?

[>>125] 

 ……そうかの。お主がそう決めたなら…ふむ、それもよかろう。
 ……儂もいまさらここを出て行くところもない。かわりにいろいろ……儂が教えよう。

[>>126いずれ彼女が自分の闇と折り合いをつけ…やはり里の外に目を向けて欲しいとは思うけど。

それと同じくらい、もしくはそれ以上に。ここに残ると言った彼女が嬉しかったのかもしれない]

(143) tuchiya2 2014/02/26(Wed) 03時頃

【人】 釣り師 沼太郎

[他に里……里だったこの地に残るものはいただろうか。

朝顔を抑えようとした時に挫いた足は年のせいかなかなか治らなかった。雷門邸の軒下に座り込み、そこから何人かが里を出て行くのを見送る。

朝顔に書を、計算を教え、夕顔には外の世界の事、歴史などを教え。

そのほかの時間は目を閉じていることが次第に多くなった。

里のどこか、過ごしなれた風景を心に思い浮かべて念じる……小さな樹の芽が出づるように]

(144) tuchiya2 2014/02/26(Wed) 03時半頃

【人】 落胤 明之進

― 日向の家 ―

[俯き押し黙る>>140、その内面は推し量れない。
良くも悪く真っ直ぐな『時』刻み、感じるままに己を現す青年は、そんな所にはまだ疎かった]

動くならいい、じゃないだろ。
……そういう所が、心配なんだってのに。

[飲み込まれた言葉や、相反するような想い。
思うままの素拍子舞が思わせた事など知る由ないまま、漏らす声音は呆れ混じり]

……ほんとに、この。
意地張りは……。

[素直でない言葉に、幾度目か息を吐く。
口調は僅か呆れを引いていたものの、それは安堵の響きを併せ持つ。
安堵の根にあるもの――なくさずにすんだ、という想いははきと示されてはいないけれど。
宥める時とは少しだけ違う髪撫でる手と、いつもよりも柔らかな笑みには少しだけ、それが滲んでいた。**]

(145) tasuku 2014/02/26(Wed) 09時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

tasuku 2014/02/26(Wed) 19時半頃


子守り 日向は、メモを貼った。

suzukake 2014/02/26(Wed) 21時半頃


【人】 説法師 法泉

― 長の家 ―

[夕顔に礼を言われると>>48坊主は僅かに口の端を上げ]

わしが、してやったのではない、お前達がその在り様を選んだのさ。

[坊主が送ったのはただ力に過ぎぬ。どのように働くかは、送られた側の心次第...では、あったが]

(別の力は働いたかもしれぬがの)

[浮かんだ想いは、口にはしない。
例えば、日向や明之進、そして朝顔夕顔の母の願い、或いは沼太郎の妻の護り...口をついて出た真言は、彼らが呼んだものかもしれぬ、と]

(146) fuka 2014/02/26(Wed) 22時頃

【人】 説法師 法泉

[一平太へ華月斎の居場所を教えることは夕顔に任せたが]

早う行かぬと、野狐に齧られるかもしれんぞ。

[笑み含んで、そんな戯れ言は投げておいた。
実際には、護法の力の強い光明真言に護られておれば、滅多なものは近付かぬはずだった]

(147) fuka 2014/02/26(Wed) 22時頃

【人】 説法師 法泉

では、な。

[目覚めた沼太郎に夕顔と朝顔は預ける形で、それ以上の言葉は紡がずに、背を向ける。共にと誘った雪客が、その傍らに在るだろう]

そう言えば...まだ名乗っておらなんだか...

[思いついたのは、長の家を出た後か]

わしの名は、法泉じゃ。

[かつて住職に与えられた名の一字を、坊主は結局、己にはそぐわぬと知っていて捨てなかった。名には縛られぬという自負の他に、何かがあったかは]

狐でも良いがの。

[じゃらん、と鳴った錫杖の音に紛れて消える*]

(148) fuka 2014/02/26(Wed) 22時頃

【人】 子守り 日向

 ― 数日後 ―

[天つ星の戦いより数日後。
 日向は重い火傷を負った華月斎の見舞いに来ていた。
 これまでも、度々粥などの料理を作りに訪れていたことはあったのだが、今日は改まってという風に寝床の傍らへ正座していた]

 華月斎さん……あの、折り入ってお願いが。

[緊張した面持ちを華月斎へ向ける]

 あたし、近い内に、この里を出ようと思ってるんです。
 それで、その……明にいも、一緒に居てくれるとは言ってるん、だけど。

[言いながら、少しだけ口ごもる。
 改めて口にするのは少々気恥ずかしいが、それはとりあえず脇に置くことにした]

(149) suzukake 2014/02/26(Wed) 22時半頃

【人】 子守り 日向

 あたし、ちゃんとした仕事をしたこともないし、外に出てちゃんとご飯にありつけるかって考えたら……心配で。
 だから、華月斎さんの所で、手伝いとかさせてもらえたらいいな……って。

[そこまで言って、瞳を伏せる。
 何が出来る訳でもない自分が、図々しいお願いをしたものだと思う。
 まだ包帯でぐるぐる巻きの自身の右腕を、無意識の内に撫でた*]

(150) suzukake 2014/02/26(Wed) 22時半頃

【人】 機織り 雪客

[真言唱える声>>39に、思わず目線は法泉への左腕へと。
先とは違い、灰が溢れる事もなく。
女は僅かに安堵の息を漏らしつ、失われてしまった左手を想う。
右手のように、心地よい熱を持ってたのだろうかと。

礼を告げる夕顔に視線を向ければ、両の目は違う色。
不可思議な言葉、二人の気配があるようには思うも、やはり女に正確なところなど解る訳なく、問いかけようとして。
それを呑み込んだのは、声>>46が聞こえたからで。

女は一瞬身を固くしたけども、日向と対峙したときのように、衝動が湧き上がることがなく。
息を緩め、沼太郎を見やる。]

せんせい……。

["沼太郎さん"ではなく、"せんせい"と。
子供の時の様に呼んだ。]

(151) mooncalf 2014/02/26(Wed) 22時半頃

【人】 機織り 雪客

後のこと、お願いします。

[深くお辞儀をして、法泉の後に屋敷を辞した。
ほかの皆……日向も、気付いている頃だろうかと考えながら空を見れば。]

ん……だったよね。

[法泉が迷子の子供を覚えているなど、女は気づいておらぬけど。
あの時は、名を聞く事なく消えていて。

ついぞ聞けた名前。
小さく繰り返し呟いて。]

法泉……
いい名前。
あんたらしくてさ。

けど……。

[あの人形は、法泉を似せて作ったものだったのかな、と子供の頃に見せてもらった人形を思い出しながら、傍らの法泉を見上げ。]

(152) mooncalf 2014/02/26(Wed) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 数日後 ─

[惨劇が終わり数日。
皆が里の者達の弔いを少しずつ進めている中、華月斎は火傷の治癒のため安静にしていなければならなかった。
ここ数日で一人で歩くくらいはどうにかなり始めたが、如何せん左腕の火傷の深度が酷い。
傷を冷やしてもらったり、清潔な布を巻いてもらったりもしたが、作業をすることは出来なかった。
治癒が進まないのは得ていた能力が限られたものになってしまったかららしい。
人形や蝶を動かすことは出来たが、治癒の促進や吸命は出来なくなっていた]




[そんな日々を過ごしていたある日、日向が改まった様子>>149で華月斎の下へとやってきた]

(153) rokoa 2014/02/26(Wed) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

お願い? なんや?

[頼みがあると口にする日向の言葉を布団の上で座り込んだ状態で聞く。
少しばかり口ごもりつつではあったが、内容はきちんと耳へと届いた]

明と一緒ん外に、なぁ。
確かに、外んこと知らんと仕事探すんも大変か。

うちん一座で受け入れられぇかは師匠ん聞かなあかんが、一緒ん来るんは構へんで。
仮にうちん一座に入れた言うても、自分で出来ぃ仕事きちんと伝えて、気張らんとあかんで?
入れんかっても、仕事ん宛出来ぃまではうちんおればええ。
どっかこっか紹介も出来ぃやろし。

[拠点としている家を空けることも多いが、この状態ではしばらく興行にも出れない。
復帰出来るまでは拠点で過ごすことになるだろう。
共に居るならば、里の外で過ごすための知識や手助けをすることも出来る]

(154) rokoa 2014/02/26(Wed) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

それになぁ……


    日向と明がおるんやったら、一も寂しないやろしな。

[弟を置いていくつもりは無かったから、そう言う意味でも日向の申し出を断る理由が無かった*]

(155) rokoa 2014/02/26(Wed) 23時頃

【人】 機織り 雪客

……ううん、なんでもない。

[錫杖の音に紛れて、微かに聞こえたその名。
屈託なくからりと笑った。*]

(156) mooncalf 2014/02/26(Wed) 23時頃

【人】 双子 夕顔

[こちらの礼に対して口端を上げる法泉の言葉>>146に、首を傾げる。
お前達が選んだとはどういう事だろうと思うも、それを問うことはしなかった。
聞こえた沼太郎の声に意識が向いたから、というのもあるが。
目の前の御坊が、それ以上は口にせぬだろうという印象もあったから。
だから、彼の胸の内、どのような想いが浮かんだかも、こちらは知らぬことのまま。
雪客がこちらの様子を不思議に思い、問おうとしていた>>151のにも、気付けはしなかった。

そして沼太郎に声をかけた雪客>>152と法泉が連れ立って出ていった後。
こちらの言葉に返された沼太郎の声>>143に、ぱちり、瞬く。
今口にしたのは自分が為すべきことだと思う故だった。
けれど、ないまぜにしてはいけないと。
里の皆のことまで背負うことはないと言われ、眉が下がる。
解ってはいるのだ。
言い出せばきりがないということは、いかな子供とはいえ。でも。]

(157) nadia 2014/02/26(Wed) 23時頃

【人】 双子 夕顔



    でも おじいさま

      ゆうがおは あさがおは

       せおっていきたいのです


     もう なにも うしないたく ないから

 
[己の手で、他者の手で。失ったものが多すぎるから。
だからもう、自分から手放すことはしたくないのだと、微笑み、告げて。
沼太郎からも此処に残る旨と、教育を授けてくれるという申し出を受ければ、それが驚きに変わった。]

(158) nadia 2014/02/26(Wed) 23時頃

【人】 落胤 明之進

─ 後日 ─

[それに気がついたのは、傷も癒え、諸々が落ち着いてから。
家の中の整理をしていた時、その包みは目に留まった]

……これ……は?

[細身の外見に比して確たる重さを備えたもの。
紫鮮やかな絹の包みは、田舎暮らしには似つかわしくなく。
疑問を感じて開いたその中には]

……懐剣?

[懐に仕舞える守り刀が一振り。
黒い鞘の上には、何か、花を象った紋の細工が施されていた]

(159) tasuku 2014/02/26(Wed) 23時頃

【人】 落胤 明之進

なんで、こんなものが……。

[呟いて、紋に手を触れる。
そういえば、この引き出しは決して触れる事を許されなかったものだったような、と。
そんな事を考えていたら、一緒に包まれていたらしい朱塗りの何かが下へと滑り落ちた]

……櫛?

[拾い上げたそれは、同じ紋が細工された櫛。
そちらには、微かに見覚えがあった。
一度だけ、母の手にあったのを見たような、と。
そんな事を思いながら拾い上げる]

(160) tasuku 2014/02/26(Wed) 23時頃

【人】 落胤 明之進

……かあさん。

[そう言えば、と思い返す。
結局、聞くを叶わなかった事。
先を決めるための、大事な話。
それが、自分の生まれに関わる事なのは、薄々察しがついていた。

まだ都に暮らしていた頃は、外にほとんど出してもらえなかった。
まるで、何かから隠そうとしているかのように。
それがある日偶然、外に出て。
そのまま、見知らぬ者たちに連れ去られそうになり。
……母が、都から離れると決めたのは、その直後だった]

(161) tasuku 2014/02/26(Wed) 23時頃

【人】 双子 夕顔



   いいの ですか?


    あさがおは おじいさまを

     きらいって いっぱい 言ったのに


[朝顔が問うは、殺そうとまでした自分と一緒で良いのかという思い。
夕顔が問うは、一緒にいてくれるのかという想い。
そのどちらにも、この老人は肯定という形で返事を返してくれただろう。
それに、姉妹二人とも同じ安堵の笑みでこたえた。

共に生きてくれると言ってくれる人がいるだけで、こんなにも嬉しいのだと、伝わるように。]

(162) nadia 2014/02/26(Wed) 23時頃

【人】 落胤 明之進

かあさんは、俺がここにいた方がいい、って。
……そう、思ってた?

[零れるのは、もう答えの得られぬ問い]

……もし、そうだとしても……やっぱり、俺は、外に出るよ。
里がこんな事になったから、じゃなくて。

俺自身が、外を見たいから。
だから……行くよ。

[呟いて、懐剣を握り締める。
見知らぬ紋は、未だ知らぬ絆の縁なのだろう、と思いつつ。
それを置いていくという事は、選べなかった]

(163) tasuku 2014/02/26(Wed) 23時頃

【人】 落胤 明之進

……里を出て……それからどうなるかなんて、わからないけど。

それでも。

頑張れると、思うんだ。

[小さく呟き、二つの品をまた、包み込み]

……ひとりじゃ、ない、から。

[小さく紡ぐ表情には、迷いなき笑み、ひとつ。**]

(164) tasuku 2014/02/26(Wed) 23時頃

【人】 双子 夕顔

[自分達の他、里に残るものはいないだろう。
法泉と雪客はいわずもがな、華月斎は元々里を離れた方。
一平太と華月斎は兄弟だと聞いていたし、明之進も日向も此処に残るは辛い思いが大きくなるだろう。
生きて此処を離れていくことは、きっと、人として生きるに最良の道だ。
いずれ、この里を思い出すこともなくなるかもしれない。

それでも。思い出した時、戻りたいと思ったときに。
戻れる場所があるのだと思ってもらえるならば、それはきっと幸せなことだ。]


   ここは みんなの いたばしょ だから


[消えないように 忘れないように 大切にまもっていこう。
たとえ、一人になったとしても。**]

(165) nadia 2014/02/26(Wed) 23時頃

【人】 釣り師 沼太郎

 おお……久しいの雪。
 帰っておるなら顔くらい見せぬか、心配かけおってからに。

[声のする方に体をよじる。先も門の上から見た、里を出た教え子。
 もうここには、彼女を悪しざまに言いつらう老人たちもいない]

 ……また行ってしまうのじゃな。
 よいよい。無事さえ聞ければ満足じゃ。
 ここへは戻ってこんでもええ。ただまぁ、文くらい寄越しなさい。

[後のこと、と言われても自分に何ができるのか。
せいぜい夕顔に物を教える事くらいか……かつての雪がそうだったように]

(166) tuchiya2 2014/02/26(Wed) 23時頃

【人】 子守り 日向

 ― 数日後 ―

[まだ安静が必要な華月斎と話をすることは、躊躇いがあったものの、相手はきちんとこちらの話を聞き届けてくれ。>>154
 彼の言葉に、ゆっくりと頷く]

 本当に、外のことなんて何にも知らないから……ちょっとの間置いてくれるだけでも、助かります。
 もちろん、出来ることはなんだってやる。
 飯炊きと、裁縫と……お手玉くらいしか、出来ないけど。

[大した自慢にもならない特技に、少し顔を赤らめる。
 一座に置いてもらうなら何かしら芸事を身に付けなければいけないのだろうと、そんな思い込みがあったのも、躊躇った理由の一つで。
 だから華月斎の付け加えた一言>>155に、顔を上げる]

(167) suzukake 2014/02/26(Wed) 23時頃

【人】 子守り 日向

 そ……っか。一にいも、一緒なんだ。

[兄弟の溝が埋まったことはうっすら感じてはいたものの、華月斎の一言でそれは確定的となり、つい顔を綻ばす。
 それは華月斎の所に身を置く理由にもなる。が]

 あ、えっと。
 明にいとは……まだちゃんと、話してなく、て。

[共にいたいという胸の内は伝えたものの、落ち着いてみれば面と向かって話すのがどうも気恥ずかしくなり、具体的なことは何も話せないままの数日間だった。
 明之進も反対はしまいと思うのだが、どちらにしろその事を告げるという一仕事は待っている訳で。
 我ながらしょうもないと思いつつ、真っ赤になった顔を俯けた*]

(168) suzukake 2014/02/26(Wed) 23時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

tasuku 2014/02/26(Wed) 23時頃


【人】 釣り師 沼太郎

 ほっほっほ……いいや、忘れたのぅ。(煽りに煽ったからな、儂……)

[自分をきらいと言ったことを気にしているらしい朝顔に、気にしてないことが伝わるように余裕の年長者の笑みを見せる>>162]

 落ち着いたら少しずつ……この屋敷の周りからかの、皆を弔っていこう。
 それと……今はここに残っても、もし将来ここを出たくなればいつでも言いなさい。
 儂や雷門に遠慮はいらぬ。それだけは……覚えておきなさい。

[里を、思い出を守ろうとしてくれる彼女の心は伝わった。
それでも、彼女には人と、他人と触れ合ってほしかったから]

(169) tuchiya2 2014/02/26(Wed) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

─ 数日後 ─

飯炊きと裁縫が出来ぃなら十分や。
一座ん中でも、裁縫は重宝すんで?

[>>167 衣装を作る、とまでは出来ずとも、小道具を作る必要があるためそう言った技術を持つ者はありがたがられる。
興行へついて行くことになれば飯炊きも重要な仕事となろう。
何も一座に必要なのは芸事ばかりではない。
一平太の話>>168になれば、一度瞳を閉じ口端を持ち上げて]

もう置いてくつもりは無いよってな。

[いつかは自立する日が来るだろうけれど、それまでは共に在るつもりで。
ようやく掴み直すことが出来た手を離すつもりは無かった]

(170) rokoa 2014/02/26(Wed) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

ん? 明にゃまだ言うとらんのか?
まぁ、直ぐ出発するわけでもないよって、出るまでに伝わっとればええが…。
早めに言うとけよ?

[顔を俯けた日向を不思議に思いながら首を傾げる。
耳まで赤かったように見えたが、どうしてそうなっているかが察せ無い辺りは、今も昔も変わらないようだ**]

(171) rokoa 2014/02/26(Wed) 23時半頃

【人】 機織り 雪客

― 回想・雷門の屋敷 ―

申し訳ないです。

[ばつの悪そうな表情浮かべて頭を下げる。
本来は挨拶くらいするのが筋とはわかっていても、昔をよく知る人には、変わってしまった自分など見せたくなかったからで。
もちろん、いずれは噂が届くかもとは思っていても。]

先生もお達者で。

[沼太郎の、昔と変わらぬ暖かさにほっとしながら。
子供の扱いにも慣れている沼太郎がこの里に残るのなら、きっと夕顔の事も心配しなくて大丈夫だろうと思いながら、出て行った*。]

(172) mooncalf 2014/02/26(Wed) 23時半頃

【人】 双子 夕顔

[笑顔で返してくれる沼太郎>>169に、朝顔の強張りが解ける。
それから夕顔と二人、安堵の笑みを浮かべ。

落ち着いたら、と切り出された言葉に、その笑みが少し、翳った。
ここを出たくなれば、というその言葉が、こちらを気遣うものだとは解る。
解るけれど、わかるから。否定も、肯定も出来なくて。]


   ゆうがおも あさがおも

    えんりょなどは しておりませぬ


[人と触れ合って欲しいという、沼太郎の気持ちまでは解らない。
だから、ただ、自分が望んでのことなのだ、とだけ伝える言の葉を紡いで。]

(173) nadia 2014/02/26(Wed) 23時半頃

【人】 双子 夕顔

   なにより ここが すきだから

     このばしょを なくしたくないの

[人を避けたいと思う気持ちがあるのは、否定しない。
これから接する人の中、一方の心を封じようとする者が、また現れるかもしれないから。
でも。人を拒絶したいわけではない。それなら沼太郎も、華月斎たちも、みな拒んで。
ここを離れて、一人ひっそりと過ごせる地を探す。
そうしないのは、この場所が、この地が、好きだから。]


   ここが きれいな ばしょに もどったら

    きっと また 人があつまるばしょに なれるでしょう?


[元通りには、なれなくても。人が集えば、里に戻れると。
そう言って、笑った。**]

(174) nadia 2014/02/26(Wed) 23時半頃

【人】 子守り 日向

 ― 数日後 ―

 ……役に立てそうなら、良かった。

[華月斎>>170に言われ、安堵の表情を浮かべる。
 一平太の話にも、良かったと頷いて。
 だが、明之進の話には、う、と小さく詰まった声。
 それから大袈裟なくらいに頷いて]

 わかった。ちゃんと、言う。

[華月斎には余計に不思議がられそうだと思いつつ。
 日向は心の中で、自分にとっては大事な決意を固めた**]

(175) suzukake 2014/02/27(Thu) 00時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

rokoa 2014/02/27(Thu) 00時頃


【人】 子守り 日向

 ― 数日後 ―

 明にい!

[決意が揺らがない内にと、つい小走りになりながら、明之進の家へと向かう]

 あのな、外に出た後のことなんだけど……華月さんが……

[と、華月斎の所にしばらく置いて貰えること、先がどうなるにしろ一旦の行き先が決まったことを告げる]

 だから、あ、明に……いや……

[大事な話なのに、それ以上に舞い上がっているという自覚はある。
 それでも、ここで踏み出さなければと、そんな決意をこっそりと固めていたから]

 明も、それでいいかな、って!

[言って、明之進の顔を真っ直ぐに、見詰めた**]

(176) suzukake 2014/02/27(Thu) 00時頃

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華月斎
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42回 (4d) 注目
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