人狼議事


164 天つ星舞え緋を纏い

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一平太は、日向をぽふぽふした。

akIka 2014/02/23(Sun) 00時頃


【人】 門下生 一平太

―過去ばなし―

[幼い頃の遊び相手は土だった。
同じ里の子には仲間に入れてもらえず、時々入れて貰えたかと思えば苛められるばかり。
だから構ってくれる兄がいない日は、いつもひとりでこっそり遊ぶようになっていた。
その為にできるだけ見つからないような場所を求めて、いつしか神社の裏に入り浸るようになる。土の質が気に入ったというのもあった。
境内ならともかく、こんな場所にわざわざ来るひとがいるわけがない――はずだったのだけれど]

(17) akIka 2014/02/23(Sun) 22時頃

【人】 門下生 一平太

……え、あ、っ。

[その日、いつものように覗いたその場所には先客がいた。
振り返ったのは知らない子>>0。目が合った。
里の子にない空気を纏うその子に戸惑ううちに、訊こうとしたことを先に尋ねられてしまった]

ぃ、っぺいた。だよ……

[緊張の為か、名乗る最初の文字が小さくなってしまって。
名前をちゃんと覚えられていなかった>>2のは、その所為だったかもしれない]

(18) akIka 2014/02/23(Sun) 22時頃

【人】 門下生 一平太

[それ>>1と指差された草花は、里では珍しいものでもなんでもなかった。
少なくとも里の男の子は興味も向けないだろうそれと、線の細い容姿、更に最初に聞かされた名前も相俟って]

あきちゃんのことさぁ。
最初な、女子かと思った。

[ちゃんとお互いの名前も覚えて、色んな話もして、だいぶ打ち解けたと思っていたある日。
何気なく言ったその一言で、相手が急に不機嫌になってしまい。
何で怒らせたのかが分からないままその日は別れてしまい、兄だか母だかに付き添ってもらって漸くごめんなさいができたのが数日後。
そんな事が数回に渡った挙句に、どうやら女子みたいだというのが禁句らしいというのを漸く悟ったのだった。
それまでの呼び方を止めて、明之進と呼ぶようになったのもその時からのこと]

(19) akIka 2014/02/23(Sun) 22時頃

【人】 門下生 一平太

[それからは喧嘩することも殆ど無くなって。
神社だけでなく、お互いの家に行き来するようにもなった。
笛が吹けることを初めて知ったときには、慌てる相手を余所にすごいなぁと羨んだり。
土遊びの技術だけは悲しいくらいに上達しなかったけれど。
兎も角、あの頃は毎日がとても楽しかったのだ]

―現在―

[疲労に負けてうとうとと微睡む中で、そんな過去の夢を見て。
ほんの僅かに、口角が持ち上がった**]

(20) akIka 2014/02/23(Sun) 22時頃

【人】 門下生 一平太

うぐっ、

[預けられた狸は膝の上。
不意に走った衝撃>>22に、頭がかくりと落ちた]

……え、な……何だ、あきちゃんか……
え。

[犯人を捜し、見えた姿に息を吐く。寝ぼけ半分な為か昔の呼び名が出た。
違和感を感じたのはその後。何度か瞬きして、顔をまじまじと見て]

(23) akIka 2014/02/23(Sun) 23時頃

【人】 門下生 一平太


明之進……

[違和感を辿り――己の所業に思い至って、強張る表情。
眼の色は、何時しかただの黒に戻っていた*]

(24) akIka 2014/02/23(Sun) 23時頃

【人】 門下生 一平太

だって、……あ、

[座り込む様子に手を伸ばすけれど、支えるには間に合わなかった。
少し彷徨わせた後、引き戻した手を握りしめて]

なんで、そんな顔できんだ、よ。
……言い逃げ、って。

[笑う顔を見ていられず、視線を床へと落とした*]

(26) akIka 2014/02/23(Sun) 23時頃

【人】 門下生 一平太

[大きく息を吐く音に、肩が揺れた]

それだって。
おれ、本当に殺すとこだった、のに……

[床を見ていたから、相手の眉が寄ったのは分からなかった。
巣食っていた闇は何処へ消えたのか。
奥底に閉じ込めていたはずの感情はぽろぽろと零れ落ちる]

……。

[言葉が切れた間に、そっと目だけを上げて。
語られる言葉に少し瞬いて、ぐ、と唇を噛む]

(36) akIka 2014/02/24(Mon) 00時半頃

【人】 門下生 一平太

おれだって、……おれも。
同い年でちゃんと話してくれんの、初めてだったし。
家族以外で、一緒で楽しいって思ったの、初めてだったし。
……だったのに、さぁ。

[ごめんと、小さく紡がれる言葉と、苦笑。
大きくかぶりを振った]

(37) akIka 2014/02/24(Mon) 00時半頃

【人】 門下生 一平太

怖かった、んだよ。ひかりが。
みんな、まぶしく見えてさ、……見透かされそうで。
本当は色々思ってる事知られて、嫌われんじゃねぇかって。
そう思ったら、……楽しかったの、全部、忘れてた。
知られるくらいなら、仕方ないって、そればっかりで。

[膝の上で握った拳が、震えて]

ごめんで、済むことじゃないって、わかってっけど。
……ごめん。

[絞り出すように言って、暫し、沈黙する*]

(38) akIka 2014/02/24(Mon) 00時半頃

【人】 門下生 一平太

なんで、って。
そりゃぁ、皆そうだろうけど……

[何時からだったか。
ひとに口出しをしたり、我儘を言ったり、そんな資格は己には無いのだと、そう思い込むようになっていた。
それ程までに劣等感は強く育っていた。
自ら曝け出した今だって未だ、嫌われてしまうのではと恐れていた、けれど]

良い、のかな。
大事、だなんて。

[呆れたように言い放たれて。
少し目を上げて見た表情>>44は穏やかなもので]

(53) akIka 2014/02/24(Mon) 21時頃

【人】 門下生 一平太

え、なんでお前が。

[続く謝罪に、目を瞠って。
更に続けようとした謝罪は、差し出された手に止まる。
それと、明之進の顔を交互に見て――唇を噛み締めた]

…… なんだよ、もう。
お前、ほんと、 まぶしい。

[一瞬泣きそうに顔を歪ませて、俯き。
そのままで手だけを伸ばし、触れた指先を恐る恐る、掴んだ]

(54) akIka 2014/02/24(Mon) 21時頃

【人】 門下生 一平太

……それで、他の話って。

[漸く顔を上げられたのは、それから少し後になって*]

(55) akIka 2014/02/24(Mon) 21時頃

【人】 門下生 一平太

……。
とんでもねぇ、お人よしって意味だよ。

[問う声としっかり掴まれた手>>57
俯いたまま出した声は少し掠れていた]

(60) akIka 2014/02/24(Mon) 22時半頃

【人】 門下生 一平太

[少し口ごもる様子を見つめ。
>>58に瞬きをひとつ、ふたつして、少し表情が緩む]

そんなの、こっちだって。
お前が居なかったらきっと今頃、飲まれて、戻って来れなかったって思うんだ。
……ありがと。

[言いながらちょっと照れてしまって、少し横を向いて。
すぐに話が切り替わった>>59のは、正直少し有難くもあった]

(61) akIka 2014/02/24(Mon) 22時半頃

【人】 門下生 一平太

……嗚呼。
そう、だな。

[同じ屋敷に居た光は目を覚ました頃か。
膝の上に視線を落とす。
そこには、法泉から預かった狸がちょこんと座っていた]

返しておけって、言われたもんな……

[その本人が目覚めて居るのか否か、此処では分からないけれども*]

(62) akIka 2014/02/24(Mon) 22時半頃

【人】 門下生 一平太

[膝の狸から目を上げた]

そっちはゆうちゃんが見てくれてっしな。
わかった。じゃあ、頼む。

[日向を見てくるという言葉にも頷いて。
その次にさらりと告げられた言葉に少しばかり、視線を揺らしたが]

そ、だなぁ。
折角、お節介してもらったんだし、……ちゃんと、見てこねぇと。
……ありがとな。

[冗談のような、本気のような、どちらともつかない言葉の後で、もう一度礼を向ける。
未だ迷うような色は消えないけれども、狸を一度きゅっと握りしめてから、立ち上がった*]

(65) akIka 2014/02/24(Mon) 23時半頃

【人】 門下生 一平太

……ん。
うん。

[一度目は、未だ少しだけ迷いながら。
肩を叩かれて、意を決したように、もう一度頷き]

嗚呼。
また、後でな。

[歩き出す相手を見送ってから、己も歩き出す]

(69) akIka 2014/02/25(Tue) 00時頃

【人】 門下生 一平太

……あの、

[一平太へ兄の居場所を示したのは法泉か夕顔か。
頭を下げてから、狸と共にその場所へと向かった*

(70) akIka 2014/02/25(Tue) 00時頃

【人】 門下生 一平太

……ありがとなぁ。
あ、明之進がさっき目開けてな。ひなの方見に行くって。

[教えてくれた夕顔>>71へは礼と共にそうも伝えて。
目を覚ましたらしい沼太郎へも、可能であれば幾つか言葉をかけてから、その場を辞した]

(72) akIka 2014/02/25(Tue) 00時半頃

【人】 門下生 一平太

―川辺―

[言われた通りの場所に、その姿はあった。夕顔のものらしき羽織も遠目から確認できた。
恐る恐る近寄って、上から覗き込み]

目ぇ、覚ましてないかぁ。

[落胆したような、けれど少しだけ安堵したような、複雑な溜息を吐いた。
目を覚ましてほしくないわけではないけれど、何を言われるか、少し怖くもあった。
あの時と違い、此処には父も母も居ないのだから]

……っ、

[己の犯した罪を思い、また少し手が震えるけれども]

(73) akIka 2014/02/25(Tue) 00時半頃

【人】 門下生 一平太

……、あ、の。
お坊様から、頼まれた、ので、……これ。

[聞こえないだろうと思いながら、振り絞る声はここ最近の硬い口調となる。
狸の人形をそうと胸の上に置き、すぐ傍に座り込んで、酷い火傷に眉を顰め。
それから、今はちゃんと見えるその顔をじっと見詰めた*]

(74) akIka 2014/02/25(Tue) 00時半頃

【人】 門下生 一平太

―川辺―

[身体を揺すったりしなかったのは、傷に触れるのを恐れたからであったり、――或いはやはり、長く空けてきた距離のせいでもあった。
見詰めた顔に何を思ったかは口に出されることなく。
不意に洩れた低い声に、肩を揺らした]

え、……、

[言われた言葉の意味を考えるよりも、今は驚きのほうが優る。
呼気が吐き出され、薄らと瞳を開けるまで、思わず息を止めて見守り]

あ、……よか、った。

[昔から変わらない呼び方で、己の名前が呼ばれる。
吐く息と共に零れた安堵は、紛れもない本音だった。
視界が戻っていれば、少しだけ泣きそうにも映ったかもしれない]

(83) akIka 2014/02/25(Tue) 01時半頃

【人】 門下生 一平太

―川辺―

……はん、ぱつ?

[何の事を言っているのか分からず首を傾ぐ。
唇に笑みが乗るのを見ていると]

あ、や、別に、泣いてねぇ、……です。

[本当はもう、零れそうなぎりぎりのところまで来ていたのだけれど。
指摘に慌て、元の口調で話しかけ。
取り繕うように付け足した語尾は、未だ昔のように接することを赦されていないとの思い込み故。
それが反発のように見えていた可能性など、思いもしていなかった**]

(87) akIka 2014/02/25(Tue) 02時頃

【人】 門下生 一平太

―川辺―

[兄の表情が急に不機嫌なものへと変わって>>92、緩みかけていた表情は固くなり、唇を引き結ぶ。
それが己の言葉の所為だとはやはり気づかないのだが]

あ……はい。

[手を貸せと、頼みには素直に手を伸べながら。
傷に触れないように注意を払っていた所為もあって、起こすだけで随分と時間が掛かってしまった]

……。

[それから目に入るのは、己を呼ぶような指の動き。
一瞬表情を強張らせたが、逆らう事はせずに近づいた*]

(93) akIka 2014/02/25(Tue) 19時半頃

【人】 門下生 一平太

―川辺―

[頭に載せられた手に昔を思い出すのも束の間。
指に籠った力が地味に痛くて顔を歪めつつ、そろりと目玉を動かした。
けれどもそんなものは序章で、


              《 ゴッ! 》


頭蓋の内まで響く程の音と、]

――……ぅぐ、

[遅れて到来する痛みに、先までと別の意味で涙が浮かぶ]

(98) akIka 2014/02/25(Tue) 22時頃

【人】 門下生 一平太

[痛みはやがて引いても、額は離れず。
至近距離である為に目を逸らしきる事も出来ない]

…… っ、

[低い声に籠る意味を悟るより前に、耳に残るのは、『お互いしか』という言葉。
動揺に揺れる視線はうろうろと彷徨った挙句]

振り、も、何も。
……だって、他人、なんでしょう。

[声と共に、下へと落ちた]

(99) akIka 2014/02/25(Tue) 22時頃

【人】 門下生 一平太

─川辺─

……。

[大きな溜息に、何も言えずにいた。
俯いた頭から手が離れ、額も離れ、それでも目を上げられずにいると]

―― っ、

[先ほどとは違う種の衝撃と、大きな声>>103
もとより鈍く、ぐらぐらする頭は、それでもその内容を、ゆっくりと理解して。
漸く、己の勘違いに気づいた。けれども]

(107) akIka 2014/02/25(Tue) 23時頃

【人】 門下生 一平太

…… だったら。
だったら、なんで、出てったん、ですか。
なんで、居てくれなかった、の。

[口をついて出たのは、隠してきた本音。
彼にだけは知られまいとしてきたそれが、繕う間もなくぼろぼろと零れ落ちて]

他人じゃねぇなら、……そうしなくて良かったなら、
もっと早く、そう言ってくれよっ。
言われなきゃ分かんねぇって、そんくらいの馬鹿だって、知ってんだろっ。

[無茶苦茶な事を言っているとは分かっているのに、止める術を己でも見つけられない。
相手の顔を見るのが怖くて、俯いたまま目を固く瞑る。
溜まっていた雫が一筋の涙となって落ちて行った]

(108) akIka 2014/02/25(Tue) 23時頃

【人】 門下生 一平太

もう他人だって言われて、文も出すなって言われてっ、
あんたの決めたことだから、邪魔しちゃいけねぇんだって思って、
おれだって、……他人みたいにすんの、本当は厭だったのに。
慣れ慣れしくしたら嫌われるって思ったから、我慢してきたのに、
なんだよ、今更……っ。

今更、そんな事言われても……
もう…… 殺しちまったの、に。

[墓地での会話を、物言わぬ父を思い出すにつれ。
語尾は震え、掠れて、最後には消え入りそうになって]

どの道、……家族だなんて、言ってもらえる資格、もうねぇんだ。

[膝に置いた手を握り締めた*]

(109) akIka 2014/02/25(Tue) 23時頃

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